皆様、お久しぶりでございます。
ようやく三話を投稿する事が出来ました。
お待たせして申し訳ございません
今回も楽しめてもらえればなぁと密かに思っております
では、どうぞ(´・ω・)つ~
翌朝、予告通り今日幻想郷に行くことになっているのだが…
「この穴にゆかりん大好きー!!と大声で叫んだら行けるわよ」
とんだ条件だ…
何故穴に叫ばなければ行けないのですか。しかもゆかりんって流石に…と呆れ顔で思っていたら
「…早く言わないとものすごいことするからね(はぁと)」
その顔からとても考えられない程の声と表情で言われた。なんだかゾッとした。紫さんが言うと嘘に聞こえない。身に危険を感じたのか、瞬発的に身体が動き紫の横にある隙間に向かって叫んだ。
「ゆかりん…だ、大好きイイイイ!!!」
恥ずかしさの余りにその穴に飛び込んでしまった。それから先は余りにも恥ずかしくて覚えていない…
自分から穴に飛び込んだ為か急降下したような錯覚に襲われた。現時点で落下しているのだが、夢でよくある話である。さっき叫んだ自分の声が穴の中で反響してよく聞こえてくる。恥ずかしさの余り顔が赤くなり手で顔を覆う。体を丸め顔を隠そうとした時、気づくと既に足が地面についていた。
辺りが明るい…だが、あの穴に叫んだ事がトラウマになりつつあり、どこかに穴があれば入りたい気分だ。顔の赤さが抜けないまま、辺りを見渡す。どうやら、どこかの神社のようだ。正面には本殿があり、後ろには鳥居が建っている。鳥居には『博麗神社』と、書かれていた。どうやら、ここが紫の言っていた神社のようだ。巫女を探せ、と言われていたので探そうとした。その時、とても冷たい目線を背中で感じた。
巫女らしき少女が、神社の賽銭箱に手を入れた状態でこちらを冷たい目線で見てくる。
あれが、紫さんの言っていた巫女なのだろうか。金に執着した残念な巫女だと逆に哀れんだ目で返した。
その事にイラッ、と来たのかさい銭箱に突っ込んでいる手を抜き、大股でズカズカとこっちに向かって歩いて来た。
「あんた今私のこと残念だなとか思ったでしょ?」
目の前まで顔を近づけて、そう言い放った。思った事を言い当てられ息詰まり、引き下がる。なんて感のいい奴なんだろう。図星で何も言い返せなくなった。
「図星ね…はぁ…だらしない男ね」
「だらしないとはなんだ。お前だって賽銭箱に手を突っ込んで、余程金に困っているんだな」
はんっと巫女を侮辱する感じで鼻で笑った。
その言葉にイラっと来たのか拳を握りプルプルと身体を震わせている。
「そうよ、何か悪いかしら。巫女だって参拝客のお金で生活しているのよ。自分の生活を安定させる為に金に執着して何か悪いかしら?」
正論で返されまた、言葉が詰まってしまった。生意気な事を言われ頭にきた。今度は巫女が、見下しながら鼻で笑ってきた。
当然耐えられる訳がなく、拳を強く握る。こうなったら何かして困らせてやろうと思った。だが、何も出来るはずもない。何か大変な事が起こればいいのな…
チリチリ…
何かが焦げている匂いがした。
これはまさか本当に何かが起こったのか?まさかな…
少し沈黙し、巫女も焦げ臭いに気がついたのか‥キョロキョロと回りを見渡す。
「もしかして…」何かに気がついたかの様に後ろを振り返ると…賽銭箱が燃えていた。
「ぎゃー!!!!やっぱりすぐに消さないと!!ちょっとあんた手伝いなさいよ!!」
少し涙目になりながら頼んでくる。
こんな可愛い感じに頼まれたら断れるわけもなく、
少年少女消化中…
賽銭箱の火はなんとか消化する事に成功した。神社に燃え移る事がなかったのが幸いである。だが、賽銭箱は全体的に焦げてしまい使い物にならなくなってしまった。
「うっ…なんでこんな事に」
巫女が地面に倒れ込み悲しんでいる。確かに何もない所から賽銭箱がいきなり燃えたのだ不自然と思うのが普通だろう。もう使い物になるならなくなった賽銭箱をもう一度見てからこちらを睨みつけてきた。
「全てあんたのせいよ!!!!責任を取りなさい」
火を消すのを手伝ったのにこの仕打ち。不幸だ…確かに昔から運が悪い方ではあるが勝手な言いがかりをされる事はなかった。あのな…と言いかけた時に立ち上がりまた、ズカズカとこちらに迫ってきた。
「アタシは博麗霊夢(はくれい れいむ)よ。この神社の巫女をしているわ。あんた名前は?」
眉をひそめて目がギラギラとしていてこちらを睨んでくる。また一段とイラついている様だ。
「自分は神崎 武瑠と言う。言っておくが賽銭箱が燃えたのは事故だ。自分は関係ない」
キッパリと否定した。賽銭箱に手を突っ込んでいるからそうなるのだ。物が勝手に燃える現象だってあるのだから自分は関係のない事だ。それを聞いた巫女はさらに、こちらを睨んできて
「だから何よっ!!!!あんたがいたからこんな事がおこったのよ。全てあんたが悪いわ。これからこき使ってやるから覚悟しなさい。それから金も払うことね。賽銭箱の修理代、あんたから貰うから」
「不運だ…変な言いがかりは辞めてくれ。全く、紫さんがこいつの手伝いをしろって言うからどんな奴かと思ったがとんだ奴だな…」
その言葉を聞くと表情が一変して
「どういう事か説明しなさい武瑠!!!!」
そこは名前なのかよっ…ついついツッコんでしまったがこの巫女はちょっと頭にくる。イライラしながら、いままでの事と紫に言われた事を全て説明した。
少年説明中...
「なるほどね紫が何考えているかわからないけど......何で紫は私に厄介ごとを持ち込んでくるのかしら(ボソッ」
おい腋巫女!聞こえてるからな!!
ジト目で見られていた事に気付いたのか‥誤魔化すように軽く咳をして話を戻す。
「紫がここに連れてくるということはただの人間じゃないでしょう
あなた何者?」
紫に同じことを聞かれた気がする…
紫さんの場合は殺人鬼と疑われたが今度は人間かどうかだなんて…答えは決まっている。
「自分は人間だ。全く紫さんと同じことを聞いてくるなんてな…」
半分呆れた様に話す。自分だってあの夜の事があったばかりでまだ、頭が整理できていないのだ。人間じゃないのかっと言われると少し心配になる。本当に人間なのかと…
「そう、まあ当たり前よね。自分のことをいきなり人間じゃないなんて言われると、否定するものよね。ここからは話が長くなると思うから、神社の中で話ましょうお茶ぐらいは出すわよ」
急に態度が変わりとても信じられない。神社の中に案内された。疑いの目を向けながら奥にある部屋に移動する。
部屋の中は至って普通でテーブルにタンスに押入れと広くもなく狭くもないスッキリとした部屋だった
「テキトーに座って置いて」
と奥から聞こえてきた。
奥にあるキッチンでお茶の準備しているのだろう。テーブルの前に座る。霊夢が湯呑を持って来てくれた。自分と反対側のテーブルの前に座り湯呑を出してくる。
おかしい、話をした時から急に態度が変わって何かおかしい。
怪しいさを覚え眉を寄せ巫女を睨み付ける。それに気がつき呆れた顔をし
「別に毒とか入れてないから」
お茶の安全をしてくるが自分が疑っているのはそこではない。
「なぜ急に態度が変わったのか気になるのだが」
ボソッと聞こえない程度に言った。
「あっ…そんなことを気にしてたの」
少し声が大きかったらしく聞こえてしまった。
「別にワケありなんだって思っただけでそれから怒る気にならなかったのよ」
「そうか、同情してくれたのか」
少し感動し、目から涙が出そうになった。
「同情!?ふざけないで別にあんたの事を聞いて怒る気が失せただけよ!!勘違いしないで!!」
感動しそうになったが、逆に怒られてしまった。ムスッとしそっぽを向く。頬が少し赤くなっている様に見えた。デレたのだろうか可愛い奴だ。顔をニヤケさせていると
「お~い霊夢ー」
知らないだれかの声が聞こえてきた…
今回は裏話ありますのでよろしければ読んでいって下さい。
武瑠「紫さんお疲れ様です」
紫「お疲れ様 武瑠くん あと…ゆかりんでしょ?」
武瑠「えっ?それは撮影の時だけじゃないんですか」
紫「違うわよ。ふふふ…。今度呼ばなかったら意地悪するわよ(意味深」
スタッフ あ、紫さん武瑠さんお疲れ様です
武瑠、紫「「お疲れ様です」」
スタッフ そういえば紫さん監督が録音しておいたぞって言ってましたよ
紫「あら、じゃあ監督にお礼を言ってこなきゃ」
武瑠「紫さ…ゆかりん…さん。その録音ってなんですか」
紫「それは…こ、く、は、く、よ(キラッ☆)」
武瑠「いやぁぁぁ消してぇぇぇ」
また更新は一ヶ月後になると思います。来年からは出来るだけ早く更新出来たらなぁと考えております。
それではまた次回お会いしましょう
(´∀`*)ノシ