東方災生伝   作:もぬもんもん

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皆様お久しぶりでございます。もぬもんもんです。
最近は寒くなってきましたねぇ。特に耳が冷えてたまりません。こんな時にはコーンスープを家のこたつに入って飲んでいたいものです。もう気づけば12月。今年も後少しですがいい形で新年を迎えられるようにしていきましょう。
では、どうぞ


魔法使いと弾幕

 

「えっ…まさかー」

突然どこからか聞こえてきた声は懐かしいようでどこか恐ろしくもあるものだった。しかも聞いたことのあるものでもあった。

「いや、まさかありえない…」

そう…あの夜に死んでしまった幹太の声にそっくりなのだ。だが、生きている筈がないのだ。この目でしっかりと…

あの夜の光景がフラッシュバックする。血なまぐさい匂いに目の前には四肢を切り刻まれた肉片がたくさん転がっている…それを見ていることしか出来ない自分を見ている自分がいた。その自分が嗚咽と涙が同時に溢れてきて地面に倒れ込んでいる。その時の事をまだ、鮮明に覚えている…

 

 

 

 

「ちょっと……ねぇ……武瑠?聞こえてるの」

気づくと霊夢が目の前に立っていた。

「どうしたのよ急に。涙なんて流して何かあったの?」

目の当たりを手で触ると水滴が目の周りに付いていた。どうやら本当に泣いていたようだ。

「いや、大丈夫だ。少し考え事をしていただけだ」

「そう、とりあえず涙拭きなさいよ。そこのタンスらへんにティッシュがあったと思うから」

「って…アタシを無視するんじゃねぇぜ!!!」

声のする方を向くと、箒を手に持ち大きな三角帽子をかぶった金髪の少女が庭に立っていた。

「魔理沙あんたいたのね」

「いやいや、呼んだよな。絶対聞こえていた筈だぜ」

「ごめん、忘れてた」

「はぁ!?ふざけるのもいい加減にしてくれだぜ」

話を聞いているとどうやら霊夢の知り合いらしい。

男みたいな喋り方をしている。白と黒の服装でアニメとかに出てくる魔法少女の様な格好をしている。

「所で霊夢、そこにいる見たことのない服装をしているやつは誰だ?」

自分の方を見ながら霊夢に聞く。

その時にたまたま目があった。少し遠いが顔が見えた。この少女を見ていると何だか幹太を思い出す。

顔立ちも少し似ている気がする…

すると急にその顔がぐしゃぐしゃに崩れ、血まみれになる姿が見えた。

「うっ……」

あの幹太の様になってしまうと思った時急に喉の奥がキリキリとしてきた。足にも力が入らなくなり、倒れ込む。口を片手で抑え、床にもう片方の手をつく。

「武瑠ちょっとどうしたのよ!?」

「おいおいどうしたんだぜ」

霊夢が心配し、歩み寄って来る。吐き気を抑えられなくなり胃から大量の体液が口から吐き出される。手で抑えていたのだが、大量に逆流物が出てきていて手の隙間から畳の上に出てきてしまっていた。強烈な匂いが鼻を襲い、喉の奥からは胃からの体液がまだ出ようとしてくる。頭の中ではあの夜に幹太が殺される光景がフラッシュバックし、さらに吐き気が襲う。また、逆流物が口から吐き出されようとした時、霊夢が手をとり、急いでトイレに連れて行ってくれた。そのあと霊夢が畳の上にある逆流物を処理してくれた。

 

 

 

「全くいきなり何やってくれてんのよ。おかげで服に匂いが付いちゃったじゃない。」

服についた匂いを確認し、顔をしかめる。それから奥の方へと歩いて行こうとする。

「何処に行くんだ?」と聞くと振り向き、

「風呂よ!!!!覗くんじゃないわよ。」

覗かねぇよ!!!!と言い返そうとするが喉が戻した後で余り声が出しにくく不発に終わった。そんな自分の姿を横目に見ながらふんっ!と鼻をならし奥の方へと言ってしまった。

「全く霊夢も素直じゃないねー」

能天気に白黒パッキン少女が話しかけてきた。

「よぅ、幹太。霊夢は何だか良く分からないな」

「ん?幹太って誰だ?アタシは霧雨 魔理沙(きりさめ まりさ)だぜ。」

本当に幹太の話し方と似ていて間違えてしまった。ある程度戻したせいか、霧雨の声を聞いても吐き気がしなくなっていた。

「すいません、友達と話し方が似ていたので間違えてしまいました。自分は神崎 武瑠といいます。いきなりすいません。あの様なお恥ずかしい姿を見せてしまって。」

「いや、アタシは気にしてないぜ。とりあえずよろしくだぜ武瑠。ここに居るって事は訳ありか何かなんだろう。良ければ聞かせてくれなか?」

それからテーブルの前に座りこの幻想郷に来る前のことや自分の友達である崎杉 幹太について話した。

 

 

 

少年説明中...

 

 

 

「なるほどな。その幹太ってのがアタシに似ていたとね。それからあんなことがあったんだな。そりゃ大変だったろ。だが、あの隙間ヤローの考えていることはアタシにもわからないな。一体今度は何をするつもりだ。まぁ、とにかく弾幕のことならこの魔理沙様に任せろだぜ」

ドヤドヤしながら言ってきた。

紫がこれからの自分の事に必要になると言っていた事であるが、なんで大切なのか良く分からなかった。多分弾幕について聞けばわかると思う。そう考え、軽く礼をする。

「ああ、よろしく頼む。」

「おっいいね。よしっじゃあ張り切って行こうかな」

そして弾幕のと力の事について聞いた。

 

 

パッキン少女説明...

 

 

その頃…

霊夢は、風呂で身体を洗っていた。だが、頭の中で武瑠の顔が離れずにイラつきを覚え洗うことに集中出来ずにいた。

「ハア、何よアイツ…いきなりやってきてさい銭箱を燃やしてくれてさ私のこれからの生活をどうする気なのよ。ああイライラする~」

風呂に飛び込み顔を半分沈めた。それから霊夢が風呂から出てきたのは2時間後のことだ。

 

 

「よっしようやく弾幕が張れるようになったぞ」

武瑠の手には黒い玉が作られていた。おそらくこれが弾幕の時につかう物だろうと思った。が、魔理沙はこの弾幕をつくった時に驚いた顔で「その色の弾幕は見たことがない」

と言われた。そんなことを言われても自分にとってはこれが普通だからよくわからない。この幻想郷には力と能力があり、その力について聞いた。霊力、魔力、妖力、神力。この4つの力が存在し、その力を使って弾幕を作るという。色によってどのような力であるか判断出来るのだが、黒い弾幕を魔理沙は見たことがないらしい。

手のひらにある弾幕を魔理沙はまじまじと見つめてくる。

「見る限りでは何かの力が混じった感じだな。それ以上はわからないぜ。武瑠お前人間か?」

本日3度目の質問をされ、ため息を大きくついた。

「ハァ…その質問は博麗や紫さんにもされましたが自分は人間ですよ。少なくともそう思っています。」

「そうか。まぁ、そうだよな。よしっ後は能力についてだな。弾幕ごっこには必要な事だからな。待ってろ今、霊夢を呼んでくるからよ。」

そう言うと魔理沙は神社の奥の方へと走っていった。

 

10分後…

 

顔が真っ赤になった霊夢が出てきた。そう言えば霊夢は風呂からずっと出てきてなかったな。のぼせているようだ。自分は風呂は早く上がる方だからよくわからない。魔理沙も少し疲れたような顔をしている。風呂でのぼせていた霊夢を助けてきたのだろう。髪などはまだ濡れたままで所々服が濡れている。溺れかけたりしたのだろうか。

「ハァ…とりあえず霊夢も連れてきたことだし能力についてだな説明するか。武瑠こっちに座ってくれ。」

神社のテーブルの前に座るように言われ庭の所から移動する。よく見ると魔理沙も服が濡れていた。霊夢を風呂から出すときにお湯がかかったのだろう。

「ヘックシュッ!!!」

やはり、寒いのだろう…

「じゃあ今から…能力について……説明するわ……」

そんな魔理沙をほっておいて説明しようとする。だが、霊夢もフラフラで何を喋っているのかよく聞き取れない。どれだけ風呂に入っていたんだか…

 

 

少女説明中…

 

 

「とまぁ、こんな所だ」

説明が終わり、魔理沙が眠たそうに割って入ってきた。服はある程度乾いたのだろう。だが、まだ、所々濡れている。かなりビシャビシャにされたのだろうな。

「弾幕も大切だが、能力を使うことでさらに攻撃の幅が広がってくるんだぜ。と言うことで今から とある場所に移動すると行きたんだが、今日

は日が暮れてきたから明日にしよう。また明日、そこまで遠くないからついてきてくれだぜ。」

「ン!?流れ的に霊夢が能力を調べるのでは?」

テーブルに手をつき、身を乗り出す。

すると霊夢が

「あのね…わたしがいくら天才だったとしても…流石に人の能力を調べる事は出来ないわよ。」

すごいフラフラしている状態で言ってきた。まだ.のぼせていて熱が抜けていないのだろう。説明している途中でも倒れそうになっていた。

「じゃあアタシはもう、家に帰るぜ。このままじゃあ風邪引いちまうしな。じゃっ!!!」

「ちょっと…待ちなさい…魔理沙」

立ち上がって魔理沙が箒に乗って帰ろうとした時、霊夢が引き止めてきた。

「ここ最近……人里に…見たことのない妖が…出てきているらしいわ。明日行くなら気をつけて…」

といい奥の方へと歩いていく。麩をあけて何処かへと行ってしまう。

(のぼせてから少し変だわ私少し休もうかしら)

霊夢の話を聞いてから背筋に寒気がしてきた。この時からだろうかさらに自分が感じている悪い気が強くなったのは…

 




読んでいただきありがとうございます。
小説の方もようやく話が進みます。
それでは撮影現場の裏側からお送りします

武瑠「お疲れ様です」
スタッフ …お疲れ様…です
武瑠「なんだか皆さん元気無いですね。どうされたんですか?」
スタッフ チッ いや別になんともないですよ。ちょっと疲れただけですし、アハハ
武瑠「さっき舌打ちしませんでしたか!?」
スタッフ 空耳ですよ。きっと…
武瑠「まぁ今日はお疲れ様。お先に失礼します」
スタッフ やっと帰ったぜ。あーあ今日は余計疲れたな
スタッフ2 そうだな。まさか俺達があの吐露した物を片付けたからな。匂いが着いても撮影があるから風呂にすら入れねぇもんなぁ
武瑠「どうもすいませんでした(泣き)

唐突ですが、次回予告をさせていただきます。

次回、新たな来訪者襲来!?しかも、武瑠の事を知っている様な感じが…あれ、どこかで見た事あるような気がする。
誰なんだ、君は…
来訪者と日常
1月2日投稿予定ご期待下さい。

いよいよ次回からは新キャラ登場予定です。
前から温めていた内容です。誤字脱字が無いように注意しながら修整したいと思います。

それではまた次回お会いしましょう
(´∀`*)ノシ
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