そして前回とは打って変わって申し訳程度のハリポタ要素……。
相変わらず稚拙な文章しか書けぬ……。
いつも感想、評価、お気に入りありがとうございます!
感想に関しては気付き次第返信させていただきます。
気づくのが遅れたら申し訳ありません。
はいはい皆様こんにちはー。
絶賛混乱中のリア・シャトレーヌです。
えーと……確かハリーのサポートをしようとしたら目の前が暗くなって気絶したんだっけ?
しかし周りの風景は遺跡のような感じだしなぁ……。
目の前にはどういう原理なのかエジプトのピラミッドの上にさらにピラミッドが逆さまになって乗っかかっており、そのピラミッドに続く道の両脇には篝火が点々とかけられている。
なにかの祭壇かね?
背後をみればあたり一面の砂の海、いわゆる砂漠というやつだ。
ついでに言えばさっきまでは昼だったのに今は夜となっている。
さてここはどこなんだろうか……。
と思ってると空から甲高い笑い声と共にあの忌々しい男がおりてくる。
今の光景を写真に撮ったら「フライング・ヒューマノイド」としてUMA特集系の番組に投稿できないかなぁ。
「やぁやぁ、リアちゃん!私の愛しい道化姫ちゃんっ!!どうだいこの光景は!?いい眺めだろう、かのアラビアの狂える詩人ことアブドゥル・アルハザードがかつて見た光景だよ!!ふふ……彼もまたいい道化だった……。さてさてリアちゃん!可愛い可愛い道化姫!!今宵の月は満月だ!あぁ、なんて美しいんだろう!こんな美しい月夜にはあとひとつ足りないものがある!なんだかわかるかい?あぁ答えなくてもいい!君ほどの娘がわからないはずがない!血だよ!あの朱々として美しい血だ!できれば処女の血が望ましい……!この月夜の下、君の鮮血が飛び散る様を私は見たくてたまらない!あぁ!想像しただけで私の息子は反り返る!というわけだ!今宵の月は最高だ!楽しい楽しいパーティーと洒落込もうじゃないか!!!」
そう言うと男の体が一気に膨張し不定形になり徐々に細長くなっていく。
相変わらずのマシンガントークである。
てか何よ私のって……、私は貴方のものになった覚えはないのだがね。
しかも血が飛び散るのが見たくてさらに処女がお好みとは……。
さらにナルシっぽくなってるし……。
ナルシストでリョナラーで処女厨でメンヘラまたはヤンデレか。
やれやれ……救いようがないな、全く。
まぁ、救おうとも思わんが。
「ふふふ……君を嬲って殺したら心臓をえぐり出しながら犯してあげるよ!!あぁもうひとつ!君の足元にロウソクがあるだろう!君にはそのロウソクを守りながら戦ってもらう!ちなみに火が消えればかの選ばれし男の子!ハリー・ポッターは死に至る!!!」
さらにネクロフィリアときたか……。
てか、ハリーの命運が私の足元にポツンと立っている件について。
ちらっと見れば30センチほどのロウソクが立っておりチロチロと火がついている。
つか今ぐちゃぐちゃの肉塊みたいな見た目してるくせにどこで喋ってるんだろう?
まぁせっかく月夜のパーティーに誘われたのだから淑女らしく返事でもしておくか。
まぁ途中まで私の好きな歌の歌詞のパクリではあるのだけどね。
さっきまで肉塊でしかなかったそれはすでに全長30メートルほどの翼を持つ蛇となってこちらを見下ろしている。
そんな蛇となった男を、私は上目遣いで見上げながら口には獰猛な笑みを浮かべ
「あぁ、嬉しいわ。今宵の私のお相手は貴方?ねぇ、過ごしましょう。蠱惑的で
そう言って片手でスカートの端をちょんとつまんでお辞儀をしながら、空いた手で蛇にヨグ=ソトースの拳を撃ち放つ。
「ははははは!いいねいいね!あぁ美しいよお嬢さん!」
そう言うと蛇はぐるりと体をひねって拳を受け流すとこちらに急降下で突っ込んでくる。
私は足元のロウソクを拾いながら、さっきとは違う手のひらを広げて蛇に向け、握り潰すように手を握りしめながら魔術を使う。
「クトゥルフの鷲掴み!」
蛇は体の一部を握りつぶされ苦しげな呻き声をあげるが強力な力で振りほどかれる。
くっ……やっぱり力負けするか。
ドラゴンとどっちが強いのかな。
今はショーンもいないから身を守るものは肉体の保護の呪文のみ。
「ははははははは!いいねいいね!君から与えられた痛み!あぁ、なんて甘美なんだろう!」
まさかマゾ属性も持ち合わせているとは!?
うわぁ、関わりたくない……。
「知らなかったのか……大魔王からは……にげられない!」
いや、あんた邪神でしょう。
さて、どう攻略するか……。
やっぱあれだな!
一撃で心臓か脳を消し飛ばす!
しかし蛇の心臓がどこにあるかわからないので脳に攻撃することにしよう。
まずは足を止める!
「恐怖の注入!」
「ふはははは!効かないぬるい通じないッ!!恐怖の注入!」
ぐっ……!?まずいな……恐怖で体が動かない。
てか恐怖のあまり失禁しそうなんですが……。
「ぜぇぇぇぇぇりゃぁぁぁぁっ!!!」
なんとか気合いで押し返す。
てかド根性精神論が普通に通じる魔術って……。
こういうときに取り寄せることができる魔術ってないのかぁ……。
空間転移はどうせ通じないだろうし……。
っと蛇が突っ込んでくるのが見えたのでロウソクを消さないようにしながらそばにあった遺跡の中に駆け込む。
「おやおやー?お嬢さん隠れちゃったなー?ふふふ……かくれんぼか!いいねぇいいねぇ!そそるよぉ!!!」
あぁー……すごい悪寒がする……。
さてさて現在遺跡をあちらこちらに駆け回っているわけだが……。
罠多いな!?
さっきから落とし穴だったり毒矢だったり落石だったりと散々なんだが!
まぁロウソクは無事なんだけどね!
さすがは、私だよ。
てかあったよ、呼び寄せ呪文!
「アクシオ!ショーン!」
まずは私のペットであり優秀なボディーガードのショーンを呼び出す。
『およびかな?マスター。』
『私の姿に変異しろ、今あの忌々しい男と交戦中だ!今は翼のある蛇の姿をしている!』
『翼のある蛇?あぁ、忌まわしき狩人ですね。太陽光さえあればイチコロですよ。』
『しかし今は夜だ!よって頭部を潰す!』
『頭部?私にかかれば狩人なんて雑魚ですよ?』
余裕がなくて口調が変わってしまってる。
てか雑魚って……。
『雑魚?勝てるのか?』
『ええ、楽勝です。私めにお任せを。』
そういうとショーンは液体化して地面に解けるように吸い込まれていった。
ふう……少し落ち着くとしようか。
余裕とは不可欠なものだ。
はぁー……どうしようか、ショーンだけに任せて良かったのかね?
呼吸を整えようと深呼吸をしながら走る速度を緩めるのだった。
私は油断していた。
心に余裕を作ろうと深呼吸しながら歩いていた。
突如床が消失する。
床という抵抗を失った私の足は何も踏まず虚空に体は投げ出されていく。
そして投げ出された私の体は十数メートルほど落下し強い衝撃ののちに体が水に包まれるのを感じた。
そして視界の端で。
手に持ったロウソクの火が。
消えるのを見た。
アブドゥル・アルハザードはネクロノミコンの作者です。ネクラロリコンじゃないですよ?
あとアラビア表記だとアブドゥル・アルハズラットが正しい表記らしいですね?
詳しいことは知りませんが。