私「どれどれ?(私以外にも書いてる人いたんだな)。」
弟「これ!(見事にこの作品)。」
私「えっ。」
弟「どうしたの?」
私「これ書いてるの私。」
弟「えっ!?」
そのあとめちゃくちゃ気まずくなりました。
面白いと言われたのは素直に嬉しかったたけどなんだかなぁ。
それでは本編どうぞ。
とうとうホグワーツに向かう日になった。
一応、今日までの間になにをしていたのか報告しておくと、ダイアゴン横丁で買い物した日からずっと母さんに頼んで入手できる魔法、魔術関連書籍をありったけ取り寄せてその全てを頭の中に叩き込んだ。これでもうなにも怖くない!
ホグワーツに行ったらとりあえずどうにかして閲覧禁止の棚の本を読めるような算段をたてないとな。
流石に一般家庭である我が家では希少度の高いものは取り寄せられなかったし。
今はキングズ・クロス駅の九と四分の三番線にて母さんと幼馴染のハルとハルの父親のカールが談笑している。
私は母さんにもらったペット二匹を相手に最近覚えた魔法を試していた。
母さんは「オニギリ」という名の真っ白なフクロウとショゴスというよくわからない生き物の幼生をくれたのだがショゴスは絶対に他の人の目に触れぬようにすることときつく言い渡されている。まぁ、当然だな。
ショゴスは不定形、アメーバ状の生き物でなんでも母さんが南極に興味本位で突撃した際に手懐け母国に持ち帰ったと聞いている。
名前はまだないとのことなので「ショーン」と名付けた。
ちなみに鳴き声は「テケリ・リ!テケリ・リ!」という奇妙なものだが、開心術でショーンの心を読んで意思疎通を図るので基本的に耳にする機会は無い。
そんなショーンは今、透明マントに包まれて私のカバンの中にいる。
今試しているのは念話の魔法である。
『やぁやぁ、ショーンにオニギリ。体調とか大丈夫?』
『ZZZ……。』
『はい、マスター。特に問題はありません。』
『そっか、ならよかったよ。』
『オニギリは寝てますが、特に問題は無いでしょう。』
『ん、了解さね。』
ショーンは私のことをマスターと呼ぶ。なんだか気恥ずかしいがやめてと言ってもやめてくれないので諦めた。
ふと振り返るといつかの髪の毛ボサボサの少年が赤毛の家族とホームに入ってくるのが見えた。よくよく思い出してみれば彼がハリー・ポッターなんだよな。
前会った時は生フォイフォイに会った感動ですっかり頭から抜け落ちていた。
となるとすぐそばの赤毛の子がロンかな?
せっかくの機会だ、挨拶でもしておこう。
「やぁ、あんた。久しぶりだね、私のこと覚えてるかい?」
「え?あぁ、制服のとこであったよね、覚えてるよ。久しぶり。」
「前名乗り忘れてたよ、私はリア・シャトレーヌ、よろしくね。」
「僕はハリー・ポッターだよ。こちらこそよろしく。」
「さて、私は家族に別れを告げてくるよ。また後でね。」
「うん。」
さて、母さんはーっと、ああ、いたいた。
なんだ、ハルはもう汽車の中か。
「母さん、行ってきます。手紙書くからね。」
「ええ、いってらっしゃい。たくさん学んでたくさんやんちゃしてくるのよ。」
やんちゃって……。まぁ母さんの言いそうなことではあったけど。
微妙な笑みを返してるとカールさんが会話に加わってくる。
「ははは……アン、ホグワーツで悪名高きお転婆娘であった君の娘だ。やんちゃしないわけがないだろう?」
「それもそうね。」
「そういえば君何時ぞやの教室爆破事件のときは……。」
なんでも母さんはホグワーツに在籍していたころ、とんでもないいたずらっ子だったらしい。一回度が過ぎて教室を丸々ひとつ爆破したとか。何やってるんだ母さん。
昔話に花を咲かせている二人を尻目にハルのいたコンパートメントを目指す。
えーと……あぁ、いたいた。
「や、ハル。ご一緒しても?」
「あぁ、構わない。荷物を預かろう、そこに座るといい。」
ハルはこういうさりげない気遣いのできる人だ。ゆえに女の子にはモテる……が、格闘技バカなので女の子に興味を示さない。禁欲的すぎるでしょうに。
そんなことを考えているとコンパートメントの扉が開いてロンを連れたハリーが声をかけてくる。
「あ、リア。ごめん、ここ入れてくれないかな?他のとこ空いてないんだ。」
「ん、大丈夫だよ。ハルもいいよね?」
「うむ、問題ない。荷物はこっちだ。」
全員の荷物を運び終え一息をつく。
「自己紹介をしておこう、俺はハルファス・スタンフォード。ハルと呼んでくれ、ちなみにこの金髪とは幼馴染というやつだ。」
「で、私がリア・シャトレーヌさね。これからよろしく。」
「僕はハリー・ポッター。よろしくね。」
「えーっと……ロン、ロン・ウィーズリーです。よろしく。」
ん?ロン口調ちょっと違うな、緊張でもしてるのかな。するとハルが反応する。
「む、ウィーズリー?もしかして君の父親はアーサーさんか?」
「う、うん。」
「そうか、いつもお世話になっているんだ。」
「そうなんだ。」
しばらく談笑していると唐突に廊下側の扉が空いて泣き顔の男の子と栗色の髪の毛の女の子が入ってきた。
もしかしなくてもハーマイオニーとネビルである。
ハーマイオニーが話しかけてきたのをハルが対応する。
「ねえ、この子のヒキガエル知らない?」
「見てないな、どうかしたのか?」
「無くしちゃったみたいなの、見かけたら教えてくれる?」
「承知した。」
私は短剣もとい杖を握り目を閉じる。
杖を初めて持ったときと同じ感覚が身体全身に広がり、あたりの気配が読めるようになる。
最近わかったことだが、この杖は使い込むほど力を増していくもののようだ。
現に気配を読むことができる範囲も徐々に広がっていっている。
えーっと、ヒキガエルか。これは……フクロウかな、でこっちがねこ。うーん……ん?車両と車両の連結部にいるのがそうかな?
一応伝えておこう。
「えーと、君。私の勘だと多分ひとつ後ろの車両との連結部にいるんじゃないかな?」
「連結部?わかったわ、探してみる。ほら、メソメソするんじゃないの!」
ハーマイオニーってなんだかママさんっぽいな、ハーマイオニーならぬマーマイオニーかね。
そんなこんなしてるとお菓子がどっさり乗ったカートを押しているおばさんが来たので百味ビーンズとカエルチョコを買ってのんびり過ごしていた。
すると、また扉が開き、マルフォイとその他二名が声をかけてくる……が私は対応できなかった。
直前に食べた百味ビーンズがジョロキア味だったのだ……oh……地球のみんな!私に水を分けてくれ!!!
「水飲むと、余計に辛くなるぞ。あと、ドラ○ンボールやめい。」
心を読まれた!?
まぁ、要するに私は身体をグネグネさせながらあまりの辛さに悶え苦しんでいたわけだ。そんな私を見たマルフォイは顔を引きつらせてドン引きしていた。まぁ、そうなるな。一応マルフォイに話しかけておこう。
「ひゅいみゃふぇん、ひょっほひまひゃへへはふへ。」
「何を言ってるのかよくわからないよ。」
はい、ごもっともです。その後、私の醜態にドン引きしたマルフォイはロンを少々けなしハリーとハルに反撃された後取り巻き二人を連れて出て行った。ふぇぇ……まだ舌がいたいよう……。
そういえばからさって痛みなんだね、初めて知ったな。
「そろそろ、ホグワーツに着く頃だろう、ロン、ハリー、制服に着替えるぞ。」
「うん。」(ハリー)
「そうしようか。」(ロン)
「イエッサー。」
「おい、待て。なんで服脱ごうとしている。」
「え?着替えるんでしょ?」
「お前は女子だろうに。他で着替えてこい。」
「私は気にしないから大丈夫。」
「「「俺(僕)達が気にするわ(よ)!」」」
「えー。」
結局おいだされました。私たちの年ならまだ男女の差異なんて微々たるものだし気にすることはないと思うのだがなぁ。
私がおっさん系女子なだけか?
なんにせよ男子諸君の焦る顔が見れて私は満足だ、うへへw
うろちょろしてるとハーマイオニーがいるコンパートメントを見つけたのでそこで着替えさせてもらった。
ちなみにヒキガエルはちゃんと見つかったらしい。
リアちゃんにおっさん系女子という設定が生えました。
あと、ハリーとロンの区別を文脈で察せれない場合にはわかるようにしてあります。
なんか文字数にばらつきがありますね、なるべくばらつきを大きくしないように頑張ってみます。
ちなみに私はおっさん系女子が大好物です。(誰も聞いてない