そしてUAが10000超えました!
いつもありがとうございます。
ハリポタは有名といえどクトゥルフという非常にマニアックな題材を取り上げてるもので読者もそんなにいないだろうなぁと思っていたのでびっくりしております。
13名の方、評価ありがとうございます!
これからも狂気に飲まれないようにしながら頑張ります!
さてさてみなさんこんにちは。どうもリア・シャトレーヌです。
私はただいま箒の授業を受けに青々とした芝生の広がる校庭に来ております。
えー……今日もいい天気ですねー……風めっちゃ強いけど(白目
はい、スリザリンとグリフィンドールの合同授業なので空気はピリピリしております。
そんなに互いに嫌いかね、君ら。
それにしても風強いなぁ……せっかく整えた髪がボサボサになっちゃうじゃないか。
天候弄くろうかな。
「リア?何か不穏なこと考えなかったか?」
ハルにそんなことを言われるが不穏なことではなかった……よね?
「授業が始まる、行くぞ。」
「そのようだね。さてさて楽しい授業だといいのだが。」
なんか嫌な予感もしてるんだよなぁ……。
胸がざわざわして落ち着かないよ。
少し遠くの方から白髪を短く切った女性が歩いてくる。
あれがフーチ先生かな。
そうこうしているうちに授業が始まった。
全員が地面に置いてある箒の横に立たされる。
「なにをボヤボヤしてるんですか。」
あっこの人あれだ、常にキビキビ動いてないと気にくわないタイプの人だ。
こういうタイプ苦手なんだよなぁ。
ちらりと箒を見ると結構ボロい箒だった。
本当に飛べるのか?
ふとハルの方を見るとバッチリ目があう。
「(そんな箒で大丈夫か?)」
大丈夫だ、問題ない……多分。
あ、キョロキョロしてたらフーチ先生に睨まれた。
「右手を箒の上に突き出して上がれと言う!」
『上がれ!!!』
するとなんということでしょう。
私の箒は私の手を弾いて上空25メートルくらいの高さまで浮き上がるとそのまま落下してきた。
うん、そこまで求めてないね。
次はしっかりと手のひらに収まる箒をイメージしながら上がれと言うとしっかり手のひらに収まってくれた。
「さぁ、私が笛を吹いたら、地面を強く蹴ってください。箒がぐらつかないように押さえながら前かがみになり、すぐに降りてきてください。では行きますよ、1、2の……。」
「ウワァァァァァァァァァ!」
何事かと思って見てみるとネビルが急上昇しているのが見えた。
まぁわかっていたことだが手は出せない。
ここで助けちゃうと後のイベントが発生しないからハリーがクィディッチチームに入ることもなくなるし、そうなると歴史改変が大きすぎて私の知識が通用しなくなる。
すでに私というイレギュラーが居る時点である程度の改変による知識の無効化は想定済みなのだが、極力規模は抑えたいというのが私の心情だ。
まぁ、お気に入りの人は何が何でも助けちゃうんだろうけどね。
そんなことを思いながら見ているとネビルが箒から振り落とされる。
うーわ……痛そう、てか絶対痛い。
フーチ先生がネビルの様子を見に駆けつける。
全員がフーチ先生に動くなと言われネビルが医務室に運び込まれる。
するとまぁ、当然のようにスリザリン生にはそれが愉快なわけで囃し立てる。
「みたか、あいつの顔?あの大間抜けの!」
思った以上に不快だね、どうやら自分でも自覚しないうちにグリフィンドールを気に入っていたらしい。
まぁいい人ばかりだし仕方ないか。
グリフィンドール生もやめさせようと声を上げるがさらにスリザリン生は勢い付く。
はぁ……仕方ない。
「お前たち……黙れ。(恐怖の植え付け)」
できる限り威力を抑えた魔術を声に乗せて使う。
すると場はシーン……と静まりかえるわけだが……ミスったね。
グリフィンドール生にも効いてしまった。
標的を絞れるように練習しないとなぁ。
すると私に気圧されたのを認めきれなかったのか少し引きつった顔のマルフォイが草むらから何かを拾い上げる。
どうやら球体のアーティファクトのようだけど…なんだろう?
「ごらんよ、ロングボトムのばあさんが送ってきたバカ玉だ。」
そしてハリーが反応する。
二人とも箒にまたがり宙に浮かぶ
「マルフォイ、こっちへ渡してもらおう。」
「それじゃ、ロングボトムが後で取りにこられるところに置いておくよ。そうだな、木の上なんてどうだい?」
ふむ、なんというかあれよな。
あの子達方向性を間違えなければいいライバルになれるんじゃね?
まぁ当人たちは認めないだろうけど。
ハリーの突進をマルフォイがかわし、マルフォイが苦し紛れに放り投げた球をハリーが急降下で取りに行く。
地面スレスレで球をキャッチしたハリーはゴロゴロ転がりながらの軟着陸を決めた。
そこはどこかの蛇さんみたいに三点着陸を決めてもらいたかったがまだハリーには早かったか。
「ハリー・ポッター・・・!」
おう、マクゴナガル先生の登場だ。
ものすごい怒声をあげてるが私は知っている。
他の生徒がいる以上教師として振舞っているが彼女個人の感情ではこれ以上なく喜んでいることを。
あれよあれよという間にハリーは連れて行かれてしまった。
チラッとハリーの沈んだ顔が見えたが、なに心配することはないさ。
君はこの物語の主人公なのだから。
私はそうハリーに内心で告げる。
しかしこの件でハリーがシーカーになるわけだがそれは当然特例としてのこと。
私自身はこの特例というものにあまりいい印象を抱いていない。
一回でも許せばそれを理由にまた特例が作れてしまうからだ。
ハリーのこの件の特例が将来のホグワーツ一年生にどんな影響を与えることやら……。
「あはははは!とうとうやりやがった!!ポッターの退学は確定だな!」
「いやー、それはないと思うねぇ。」
……あ、しまった。
口が無意識に動いてた。
「おい、ミス・シャトレーヌ。どういうことだ?」
うーん……適当なこと言っておくか。
「おや、あんたたち気づいてなかったのか?去り際のマクゴナガル先生表情は喜びの感情を押し殺したものだった。まぁ口角は上がってたから見る人が見ればすぐにわかるよ。」
「ハリーは退学にならないってこと?」
「まぁ、そうなるな。」
つい某航空戦艦のセリフが出てしまう。
ロンがホッとした様子でこちらを見ていた。
この後ハリーは箒を入手するわけだが……。
まぁ、あの性格じゃ浮かれるだろうからある程度は釘さしとかないとね。
おねえさんは大変なのだ。
そんなこんなで授業は終わりを迎えた。
さて時は流れて私は今とある部屋の前にいる。
目的はとある部活に入部するためだ。
部活名は「マグル部」。
なにをする部活なのか上級生に聞いたところマグル関連のものであればなにをしても良い部活だそうだ。
そしてマグルの文化の研究のためにこの部屋だけはホグワーツの機械類を狂わせる魔法が除去してあるとのこと。
ここに所属する目的はさまざまあるがそれはまた後日話すとしよう。
私は勢い良くドアを開けて……。
「たのもーー!!!」
そう叫んだのだった。
忙しい時期が続きます。
合間合間にちまちま書き進めておりますのでしばらくかかりますがどうぞゆるりとお待ちください。
それではイアイアー!