東方刃想起   作:四月一日霖之助

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どうも、四月一日です。

連休ですね。少しドタバタはするんですが、ここで稼ぎたいととても思います。



第十五話 もう一つの能力、メイドの思い

~咲夜side~

 

尋斗「ふぅ、少し霊力を使うが、流石の力だな。」

 

何が起こったのかわかりませんでした。簡単に表すと、フラン様の攻撃を無くしたと言った方がいいのでしょうか。しかし、あれは攻撃と言うより能力の部類なのに、それを無効化する事なんて………できる人が……いた。

 

この世界に二人、能力を消すことが、無効化できる人がいた。けど、この世には……だからそんな筈はないのです。

 

じゃあ、目の前にいる人は誰?

 

~尋斗side~

 

後ろを見ると、咲夜が不思議そうな顔をして俺の方を見つめていた。まぁ、無理もないか。

 

尋斗「咲夜、大丈夫か?」

 

そう言うと、慌てた感じで返事が返ってきた。

 

咲夜「え、えぇ、大丈夫です……」

 

外傷は見当たらないし、フランさんの能力の対象は俺だったから大丈夫ではあるか。

 

フラン「どうして!!どうして今の、私の能力で壊れなかったの!!」

 

尋斗「イヤイヤ、どうしてと言われても……」

 

フラン「うるさい!!壊れろ壊れろ壊れろ壊れろ壊れろ!!!」

 

尋斗「ちょっと、無駄打ちはやめてくださいよ!」

 

フランさんが完全に狂ってきた。これはこっちとしてもヤバイし、これ以上になると、俺にも手に負えない。後ろには咲夜もいるし、早く止めないとな……

 

尋斗「咲夜、少し目を瞑ってくれないか?」

 

咲夜「えっ、何をするのですか?」

 

尋斗「ちょっと厄介な奴だ。いいから早く瞑れ!」

 

咲夜「は、はい。」

 

 

そう言って、すぐ瞑ってくれた。本当に話しがわかる人で助かる。そういう所、昔と変わらないな。

 

尋斗「スペルカード、空心【退屈な無心象】」

 

何も考えずに狂っているフランさんは思いっきり食らった。まぁ、精神的なスペルだから外傷はない。けど、フランさんは気を失って落ちていった。そして、落ちていったフランさんをキャッチした。

 

尋斗「よいしょ。それにしても、相変わらず軽いなこの人は……いや、人じゃなくて吸血鬼か。」

 

咲夜「もう、目を開けてもいいでしょうか?」

 

おうふ…完全に忘れていた。あのスペルを使う時は結構集中力がいるから、そっちまで考えてはなかった。

 

尋斗「もう、開けていいぞ。」

 

咲夜が目を開けると、驚いた顔をしてこっちに向かって走ってきた。そして、ナイフを?装備して!?全力で走ってきた!!

 

咲夜「妹様に何をしたんですか!と言いますか、何をするおつもりですかっ!!」

 

やっべぇ、勘違いしておられる。

 

尋斗「ちょっと、話を聞いてくれませんか?」

 

咲夜「ええ、問答無用です…」

 

咲夜の勢いが止まらない。と言うか増しているような……こうなったら勘違い覚悟で……

 

尋斗「逃げるが勝ちだ!!」

 

俺は取り敢えず、フランさんをベッドに寝かして、颯爽と紅魔館からでた。無論、空を飛んで。

 

咲夜「待ちなさい!!」

 

マジで、顔が怖い。

 

尋斗「止まったら?」

 

咲夜「反省するまでメッタ刺しにしますわ」

 

引きっつた笑顔で言われても信用できるはずがない。

 

尋斗「じゃ、逃げます。」

 

これはマジで逃げないと殺される。

 

咲夜「クッ、なんで効かないんですかっ!」

 

マジかよ、能力使ってでも仕留めたいのかよ……

 

 

~1時間後~

 

状況を説明して、ようやくわかってくれたらしく、俺達は紅魔館に戻った。フランさんの部屋に戻った時に咲夜が話掛けてきた。

 

咲夜「貴方、一体何者なんですか?」

 

尋斗「と言われてもねぇ。」

 

返答に困るよな、この質問は。今までの反応を見るからに気づかれてないように見えたが、やっぱ、咲夜に隠し続けるには無理があると思ったから、説明しようとした時……

 

咲夜「では、質問を変えます。」

 

意表を突かれてしまった。と言うか、先を越されてしまった。

 

咲夜「私の事、覚えていますか?」

 

やっぱ、気づいていたか。本当に、咲夜には適わんな。小さい頃からそうだ。年下の癖に細かい所にはすぐ気づく。全く、侮れない。

 

尋斗「久しぶりだな、咲夜」

 

そう言ったとたん、昨夜は目に涙を浮かべて抱きついてきた。

 

咲夜「本当に、本当に、生きているんですよね……」

 

尋斗「なんで俺は死んだ事になってんだよ。」

 

咲夜「そんなことは、どうでも……いいんです…」

 

どうでもいいのかよ。俺としては凄く気になるんだが?そう考えていると、咲夜は泣き止んだのか俺から離れていった。

 

咲夜「1つ、不満を言います。なんで始めから気づいてくれなかったんですか。」

 

痛いところをついてきやがった。

 

尋斗「あ〜とそれは……」

 

~青年説明中~

 

尋斗「ということなんだ。」

 

咲夜「そうなんですか、じゃあ私も人の事言えませんね。私は、能力を使った時に薄らとしかわからりませんでしたから。」

 

まぁ、お互い様らしい。

そんな話をしていると日は落ち、月明かりが濃くなってきた。空が空だからぼんやりとしているが。

 

尋斗「それじゃ、フランさんによろしく。」

 

そう言って、俺は紅魔館を去った。

 

 

 




今回はダラダラと長くなってしまいましたが、後悔はしてない。って感じです。

因みに、尋斗君のもう一つの能力は、もう少し伏せときます。まぁ、だいたいわかっているようなものなんですがね

それでは、サラダバー
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