リリカルなのは?ここエルトリアじゃね? 作:ルチアたんマジ天使
見てくれている方、ありがとうございます!!
では、本編です!!
今回の解説
お、落ち着け・・・とりあえず落ち着けぇぇぇ!?
「う~ん、よく寝たなぁ。」
朝、最高の目覚めと共に起きた俺は食堂に向かっていた。
食堂と言っても現在はフローリアン一家しか使っていないらしく
広い食堂に一家で固まって仲良く食べているのが現状らしい。
食事などは基本的にアミタとシュテルとディアーチェが作っているらしい。
「しっかし、時計の見方が分からなくちゃどうもうまく動けんな~」
ここでの時計は地球での時計と文字の表示が違い、読めない(しかもデジタル時計)。
「う~ん、どうしたもんかね~」
廊下を歩きながら窓から外を見る。まだ少し暗い。
まだ地球換算でいうのなら朝の6時ちょっと前ぐらいだろうか。
そう考えつつ、俺は食堂のドアを開けた。
すると・・・・・。
「~♪~~~♪~♪~~♪」
「いい匂い・・・・・それにこの声は・・・・・アミタか?」
漂ってくる、どこか実家の料理を思い出すような匂い。
そして聞こえてくる美しい歌。
「・・・・・こんな朝もいいなぁ」
思えば無理言って親の元を離れ、学生寮で暮らしていたときはこんな事無かった。
すると正面に位置していた厨房からこちらに気が付いたのか、アミタが顔を真っ赤にしながらとてつもないスピードで料理を作っていき、食堂のテーブルに超スピードで並べていった。
アミタが並び終えて椅子に座ったので俺もアミタの正面に座る。
見たことのない料理ばかりだが美味そうだ。
「・・・・・・・・・・・・・聴きましたか?」
アミタが顔を真っ赤にしながらこちらを見てくる。若干涙目なのが可愛らしい。
俺はその問いに紳士的に笑顔で答える。
「ああ、聴いたぞ?いい声だな。聴いてて心が洗われるようだったよ。」
なんかキザッぽいセリフになったけど本心なのだから仕方ない。
アミタはその感想を聞くと耳まで真っ赤にして俯く。
「・・・・・・・・・・・・・・ありがとうございます。」
「いやいや、どう致しまして。」
「・・・・・ハル」
「ん?」
「・・・・・食べましょうか」
「そうだな」
『いただきます』
その朝飯は素晴らしく美味かったと言っておこう。
「ふむ、美味かったぞ。」
「はい、美味しかったです」
「おいしかった~!!」
「美味しかったです」
「はい、お粗末様です」
ディアーチェ達も食べ終わったころ。俺は気づいた。
「・・・・・・・・・・あれ?そういえばキリエは?」
『!!』
俺のポツリと言った呟きにアミタを入れた全員が体をビクつかせる。
「・・・・・・・・・・みんなどうかしたのか?」
そういって周りのみんなを見渡すが俺と目が合いそうになった瞬間、
全力で逃げるようにして目を逸らす美少女達。
「て、天島よ・・・」
「・・・?どうしたディアーチェ?」
それからの言葉は怒涛の流れだった。
「お前はここの家の一員だ」
「ならば、お前はこの家のことは大体のことを鑑賞しなくてはいけないはずだ」
「なら、お前はキリエを起こすことを経験しなくてはならない」
「ほら行け。すぐ行け。」
「今すぐ行け。」
ディアーチェはそういうと俺をキリエの部屋の前にまでいきなり転送したのであった。
「・・・・・ディアーチェ。」
「我は悪くないぞ。当然の行動のハズだ。」
「流石我らが王、やることが違います。」
「さっすが王様~!!やることが汚い~!!」
「よ、よかったのでしょうか・・・・?」
アミタのジト目にディアーチェが反論のような形で返し、シュテル、レヴィはそんなディアーチェを崇め、ユーリはハルが心配なのかオロオロとする。
「・・・・・・・・・大丈夫でしょうか、ハル」
ピキーン!!
「ほう・・・?アミタよ、いつから奴のことを呼び捨てにするようになったのだ?」
ディアーチェが完全に悪どい顔つきで問う。
「そういえばそうですね」
「そうだね~!!いつからそんなに仲良くなったの~?」
「き、気になります。」
「え?別に・・・昨日、部屋に案内した時にそんな流れになっただけですよ?」
何やらズイズイと身を乗り出しながら聞いてくる家族にアミタは軽く答える。
するとそれを聞いたディアーチェ達は面白くなさそうに溜め息をつく。
『おもしろくない』
「え?え?え?」
そんなディアーチェ達の真意に気づかないアミタさんなのでした。
―アミタサイドー
現在、わたしは皿洗いをしています。
「・・・・ディアーチェ達は何が言いたかったのでしょうか?」
先ほどの会話を思い出しながら考えます。
わたしがハルの名前を呼び捨てにするのがそんなにおかしかったのでしょうか?
(でも・・・・・ハルは嬉しそうにしてくれました)
あの時のハルの表情を思い出します。
とても嬉しそうな顔でした。わたしも呼び捨てで呼んでくれて嬉しかったですし。
そういえば・・・・・。
「男の人の手を握ったのは・・・初めてでしたね。」
わたし達とは違ってゴツゴツとした強そうな手。
(何か武道でもやっていたのでしょうか?今度聞いてみましょう。)
あれ?
「なんだか、ハルのことばかり考えている気が・・・・・」
再び思い出される、ハルの笑顔。
ハルにいい声だと褒められた時のこと。
なぜ、わたしは彼のことばかり考えているのでしょうか?
(・・・・・・変な気分です。)
ドキドキします。
何かの病気なのでしょうか。
するとレヴィがこちらにジュースを取りに来たのでしょうか?走ってきます。
キョトンとしたレヴィは言いました。
「あれ?どうしたのアミタ?顔が真っ赤だよ?風邪?」
「え?」
そう言われて隣にある鏡で自分の顔を確認します。
「本当に・・・・どうしたのでしょうか?」
そこには、頬が真っ赤になっている自分の顔がありました。
ー晴サイドー
コンコンコン
「お~い、キリエさ~ん?起きてますか~?」
結局キリエさんを起こすことになった俺。
コンコンコン
「キリエさ~ん?お~い?」
ノックをしているのだが返事がない。まだ寝ているということだろうか?
「中に入っちゃいますよ~」
シ~ン
「・・・・・入りますからね~?」
このままでは埒が明かないのでそう言いながらドアを開けた
「・・・・・・へぇ、やっぱり女の子っぽい部屋だな」
あんまり女性の部屋をのぞき見るのは失礼だよな
「お~い?キリ・・・・・エッ!?」
キリエさんのベッドに近づき、最初に飛び込んできたのは
(うわうわうわうわうわうわうわうわうわうわうわうわうわうわ!!!)
布団が無残にも吹き飛ばされ、仰向けの形で寝ているキリエさんだった
見える艶めかしい太もも。
丸出しのへそ。
シャツのボタンが少し外れており、胸が押しつぶされ、余計にエロく感じる胸元。
(や、やばいッ!!完全にやばい!!いろんな意味で!!)
しかし、とりあえずこのままにしておくのもマズイので、その体に布団を被せるべきだと思い、吹き飛ばされている布団をキリエさんに被せる。
(アミタ達には悪いけど・・・・・俺には無理だ!!無理!!)
どこかの変態ならば飛び込んでいくのだろうけどこちとらそんな勇気は持ち合わせちゃいない。
よって後はアミタに任せよう。
―???サイドー
「・・・ん?」
「どうしたのユー君?」
「どうしたのユート?」
「う~ん。なんかどっかから電波を受信した気がするんだけど・・・・・」
『なに言ってんの?』
「おぅふ、その目やめて?体が喜んじゃうよ?」
「優斗さん!!喜ばせてあげましょうか!?」
「そういうこと言うなよ、ティア。そんなこと言ったら悪魔と雷神が・・・・・」
『ユー君(ユート)?すこし・・・・話があるんだけど・・・・・?』
「ほれ見ろ。こうなるだろ?」
「いつも通りじゃないですか。」
「そうだなスバル。いつも通りだな。という訳で・・・・・逝ってくる。」
「二度と帰ってこなくていいですよ?」
「ひどいッ!?」
『早く行くよ・・・・・・・・・・ゴミ虫』
「さらにひどいッ!?」
―再び晴サイドー
俺が布団をキリエさんに掛けて体勢を戻そうとした
その瞬間
ガッ!!
「・・・・・・・へっ?」
その俺の手首を掴んだ人を見る。
「・・・・・・うぅん」
「・・・・・・キ、キリエ・・・・・・さん・・・?」
メキメキメキメキメキメキメキメキメキメキメキメキメキッ!!
「いだだだだっだだっだだだだだだっだだだだだっだだっだだ!!!?」
折れるぅ!?何この力!?折れるぅ!?折れちゃうぅ!?
何やら寝ぼけているキリエさんは俺を軽々と持ち上げ、円状に振り回す。
「う~ん・・・・・・じゃいあんとぉ」
ジャイアント!?っていうかまさかキリエさん!?
「ちょッ!?キリエさんストッ」
「すろ~~~~~!!」
ドゴォォォォォン!!
「・・・・・・・・・・・・・・・ガハッ」
その後、壁に叩きつけられていた俺が助けられたのは、
キリエさんを起こしにきたアミタの手によってだったという・・・。
どうだったでしょうか?
ご満足いただけたら幸いです!!
途中に入ってきたキャラは、わかる人にはわかります!!