インフィニット・オオカミ   作:陸のトリントン

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セシリア戦まで、あと何話執筆すればいんだ?

俺はあと何話・・・日常回と言う名のオリ主の受難や苦悩を執筆すればいんだ・・・

ゼロは俺に何も言ってくれない・・・教えてくれ、五飛!

以上、作者の現状でした。


相談相手:狼男

「はぁ・・・疲れた」

 

刀奈の過度なスキンシップで僕は疲弊状態。

 

Yシャツを脱ごうとしたので止めに入ろうとしたら、真正面から抱きついてきたり、体中を触りにきたりして、僕の理性を確実に削っていった。

 

幸いにも、「虚さん」と名乗る刀奈の知り合いが来てくれたお陰で一線を越えることはなかったけど・・・最近の男女の付き合いはああいうものなのか?

 

「だとしたら・・・考え物だな」

 

一線を超えていいのは、ちゃんと結婚してから超えるべきだと思う。結婚する前に超えてしまったら、双方の親族に多大な迷惑を掛けてしまうしね。出来てしまったら尚更だ。

 

「もう、午後の授業が始まるのか」

 

気付いたら時計は一時を回ろうとしていた。授業に出るからと言うたびに刀奈が抱きついて来て、離れなかったせいで午前の授業に参加することは出来なかった。

 

「のほほんさんにノートを見させて貰うしかない」

 

昨日の一件で恐らく僕はクラスで孤立してるだろう。そうだとすると、仲が良いと思うのほほんさんぐらいしか頼れない。辛いけど、今はそうするしかない。

 

「そろそろ授業が始まりそうだし、入るか」

 

ドアの前でくよくよ考えても仕方がないと思い、教室に入った。

 

「えっと・・・」

 

軽蔑や恐怖の入り混じった視線が突き刺さると思っていたが、そのような視線は無かったが・・・

 

(何か・・・哀れんでいる)

 

同情の視線が僕に集まっている。とりあえず、のほほんさんに事情を聞いてみよう。

 

「のほほんさん。一体何があったんですか?」

 

「実はね、たかやん専属のお医者さんから狼男の話を聞いてからこんな感じなの~」

 

「専属の医者って、葉山さんのこと?」

 

「そうだよ~」

 

葉山さんが学園に来ている。そういえば、入学前に葉山さんからその話を聞いていた気がする。でも、診療できる場所はあるのかな?レントゲンやMRIを使って診療してるから、学園に置ける場所はあるのかな?そう考えるだけでちょっと不安だ。

 

「たかやん、どうしたの~?そんな深刻な顔をして?」

 

「いや、ちょっと考え事をしててね。ところで・・・」

 

葉山さんからどんな話を聞かされたのか聞こうとした時、授業開始のチャイムが鳴り響く。

 

 

 

「この授業は織斑先生が担当のはずだけど・・・」

 

肝心の織斑先生がチャイムが鳴っても現れない。どうしたんだろう?それに一夏は僕に何か言いたそうな顔をしてるけど、何だろう?そうこう考えている内に教室のドアが颯爽と開いた。

 

「お前達席に着け。授業を始める」

 

織斑先生が教壇に立ち、何事もなく授業を始めようとした。

 

「千冬ね・・・あだっ!」

 

「織斑先生だ!」

 

一夏が顔色を変えて、千冬さんに問い詰めるのも仕方がない。

 

「左腕が治ってないのに授業をやるなんて、無茶にも程があるだろう!」

 

千冬さんの左腕には包帯が巻かれ、三角巾で強く固定されている。その姿には一夏だけでなく、クラスメイト達も顔色を変えている。

 

「その件については、まだ高原にも話してないな」

 

「あ・・・」

 

一夏は何かを思い出したかのように僕を見返した。何も言わなくても分かる。僕が千冬さんを傷つけたのは確かだ。だから、教師を傷つけた処罰は受けるつもりだ。

 

「僕のせいで先生に深い傷を負わせてしまい、申し訳ございません。処罰は・・・」

 

「高原、お前の事については葉山先生から聞いている。別に謝る必要はない。それに処罰を受ける必要は・・」

 

「待ってください。僕は先生を傷つけて、皆を怖がらせたのに、何も処罰されないのはおかしいです」

 

「確かに、生徒が教師を傷つけたのに処罰を受けないのはおかしいな。なら、どんな処罰を受けたいんだ?」

 

一介の生徒が教師に傷を負わせた処罰は重い。例え、それが自分の意思とは無関係であろうと。

 

「停学でも構いません」

 

僕の発言に教室の空気は重苦しい雰囲気に包まれた。そうなっても仕方がない。皆が見てる前で先生に停学を申し出る場面なんて誰も見た事も無いし、見たくはないだろう。でも、これが僕の出した答えなんだ。

 

「分かった。なら・・・」

 

「待ってくれ千冬姉!和也が処罰を受ける必要は無いんだ!」

 

僕の処罰に一夏は異議を唱えた。

 

「元はと言えば、千冬姉の言う事を聞かずに和也を傷つけた俺が処罰を受けるべきなんだ!」

 

「織斑の言い分は確かだな。高原を処罰すると、お前の行為を正当化してしまうからな・・・後、織斑先生だ」

 

ツッコミを入れつつも、一夏の言い分を聞き千冬さんは珍しく考え込むフリをしている。それでも、僕が千冬さんを傷つけたのは事実だ。

 

「先生。一夏の言ってる事が正しくても、僕は・・・」

 

「織斑先生。一夏と高原が処罰を受ける必要は無いと思います」

 

僕の言い分を遮るかの如く、篠ノ之さんが異議を唱えた。

 

「一夏が高原に手を出したのは、私が高原の話を聞かずに拒絶したのが原因です。そのような事をしなければ、一夏が高原に手を出すことはなかったのです。だから、処罰を受けるのは私だけで十分です」

 

「待てよ箒。俺が和也に手を出したせいで事を深刻にさせたんだ。お前が受ける必要は無いだろ?」

 

「あの時、私が和也に怯えていなかったらお前が手を出すことは無かったんだ」

 

「いや、俺が和也に手を出したのは事実なんだ。だから・・・」

 

「お前達二人で勝手に盛り上がるな。高原。お前の要望通り、処罰を下すことにした」

 

千冬さんが二人の会話を終わらせ、僕に処罰が下される。

 

「二度と処罰を求める行為を行うな」

 

「・・・え?」

 

「昨日の一件はお前の事情を知らなかった愚弟が起こしたことだ。それに、生徒達の交流を深めるなどの催しを行わなかった私達教師にも責任がある」

 

「ですが・・・!」

 

「お前は自分に対して厳しすぎる面がある。今回の処罰が甘いとからと言って、自分をこれ以上責めるのはよせ。度が過ぎるとみている方がつらい」

 

「うっ・・・」

 

「お前が狼男であろうと、人としての意識を失い獣の本能で事件を起こしたとしても、私はお前を一人の生徒とし処罰を下す。お前は自分を卑下する必要は無い。お前はいつも通りに学園生活を過ごせ。織斑は反省文。篠ノ之は後で職員室で厳重注意だ。授業を始めるぞ」

 

千冬さんは話を切り上げ、授業を始めた。僕は千冬さんの不器用なご厚意を素直に受け取れなかった。例え、一人の生徒として接してくれても、僕が傷つけたのは確かなのに・・・

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

「それで、あまり元気が無いと言う訳ね」

 

「すみません。こんな重い話をしてしまいまして」

 

「いいのよ。狼男の悩みっていうのがどういうものなのか分かっただけでも十分スクープのネタになるから」

 

放課後になり、僕は整備室で黛さんに午後までの出来事を話していた。昨日の一件は学園内に知れ渡っていたのか、僕を敵視する人が確実に増えた。千冬さんに傷を負わせてしまったから、「ブリュンヒルデ絶対神話」

みたいなものが崩れてしまったからだと思う。

 

「でもね、高原君。織斑先生の言うように自分が狼男だからと言って、全部の責任を背負わなくてもいいんじゃない?誰だって間違いや失敗はするものだから、一人で背負う必要は無いと思うけど」

 

「ですが・・・」

 

「大丈夫よ。今は周りが怖がっていても、ちゃんと理解者が増えるから。さあ、昨日頼んだ武器を選ぶわよ。どれがいい?」

 

黛さんは代表戦に向けて、学園から僕が使える武器を調達してくれて来た。

 

「色々ありますね・・・武器が山のように積まれていて」

 

「用途とか機体に合わせて作られたからね。全部で20種類ぐらいあると思うわ」

 

20種類もあるけど、企業はもっと種類を絞る事が出来なかったのかな?

 

「ダーツリボルバーとか、初めて見る武器とかあります」

 

「それは、私の独断と偏見で持ってきたものだから」

 

すぐに決まると思っていたけど、これは時間がかかりそうだ。

 

「とりあえず、廃棄されるラファールの物理シールドを的にして、ボウガンの試し打ちしてね。いざと言う時に壊れて使えなかったら困るでしょ?」

 

「ありがとうございます」

 

「いえいえ、礼には及ばないから。それじゃ、私はちょっと私用で離れるから試し打ちしててね。後、何か要望があったら言ってね」

 

「分かりました」

 

そう言い、黛さんは整備室を後にした。

 

「さて、どのボウガンを使おう?」

 

腕に取り付ける物から、両手で構える大型まで、大小様々なボウガンがある。どれが、良いのかな?

 

「とりあえず、撃ってみて考えてみるか」

 

僕は手あたり次第ボウガンを手に取り、試し打ちを始めたが・・・

 

 

 

「板バネが・・・弱い」

 

 

 

早くも改造しなければなりません。




オリ主のISは専用機ではなく、専用武装で戦います。

なので、魔改造されたボウガンが出てくるかもしれません。

専用機は出そうか出さないかで悩んでいます。

次回は、オリ主の母視点の話を執筆する予定です。
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