作者です(`・ω・´)
明日はついに11話そして、サブタイトルはシャーロット!!
待ちきれませんね~。
とりあえずは、この小説を読んで11話に備えてくださいね(*´▽`*)
それでは
「そう言えばさ、俺の家ってどうなるんだ?」
「あなたには、学園に併設されたマンションで暮らしてもらいます。もちろん、学園側から生活費なども援助されるためお金の問題も心配ありません」
部屋を貸してくれるし、お金を出してくれる。いったい、その星ノ海学園とやらはどれほど大きなものなんだろう……。普通の高校ではこんなことできないぞ。
まあ、能力者を集めてるって時点で普通じゃないけど。
「とりあえずは、その服装をなんとかしましょう」
言われてみれば、俺は病院の服を着たままだった。
「てかさ、俺勝手に病院抜け出してきて大丈夫だったのか?」
「はい、学園側から病院へと連絡がいっているはずです」
何から何まで本当に……。
「それと、あなたの家族の葬儀は明後日に行われるそうです。親戚の方々が、手配をしたみたいですね。場所は…「いや、いいよ」」
「向出さん……」
「いいんだ……それで……」
「こればかりは、あなたの問題なので私たちはどうこう言うつもりもありません」
「…あぁ…」
「……部屋に向かいましょう」
「ここがあなたの部屋になります」
俺が案内されたのは、1LDKの1人暮らしには十分すぎるほどの広さを持つ部屋だった。
セキュリティーも完備されていて、マンションの入り口には警備員さえ配置されていた。どこからこんなに資金がでるのやら。
「部屋も確認できたことですし、次は家具などの生活用品を揃えに行きましょうか」
「確かに家具は必要だな……てか、俺のこの服の会計友利が払ってくれたけどよかったのか?」
「いえ、そもそも私が使ったのはあなたに渡す用の物でしたので」
少しでもお前に感謝してた俺が間違いだったよ!
「それではどうぞ、あなたのです」
「おう……って、こんなにも!?も、もらっても大丈夫なのか?」
「資金はあるみたいですので…」
いったい、どんな組織がこの学園などに絡んでいるのやら…。
もしかしたら、なかなかヤバい所に足を突っ込んでしまったのかもしれないな。
「はいはい、時間もないので行くっスよ」
「布団よりも、ベッドがいいな…。ふむ、種類が意外と多くて悩むな」
「意外と優柔不断なんスね」
「意外ってなんだよ意外って。じゃあ、とりあえずはこの無難なベッドにしとくか」
「ふーん、あなたにしてはいいセンスですね」
「…誉めてんの…それ…」
「もちろんっしょ、あ、それとこのマッサージチェアーはどうでしょう?」
友利が指を指しているマッサージチェアーの値札を見ると、25万という値がつけられていた。いや、買えないこともないんだけどな。
「だめだ、さすがに高すぎる。てか、どうして友利が俺の家具について口出しすんだよ」
「もちろん、あなたのためっスよ~」
絶対嘘だ!!
使う気満々だろ!
「とにかく、これは買わない」
「え~、買った方が絶対いいっしょ」
そして、友利は少し不満げな顔を浮かべた。
そんな顔もできるんだな。
なんて、少し惹かれたのはもちろん内緒だ。
「向出さーん」
「ああ、さっきからどこへ行ったかもわからないほど空気化していた高城か」
「なんですかその私の扱い!さすがにあんまりですよ!」
「わ、わかったからなにかあったのか?」
「こちらに、お勧めの物が……」
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「家具の設置まで手伝ってくれて本当に助かったよ。ありがとう2人とも」
「いえ、このくらいたいしたことはありませんよ」
「このマッサージチェアー気持ち良すぎ~~!!」
「やっぱり、お前が使いたかっただけかよ!!」
気づいたときには、お会計時にマッサージチェアーが含まれていました…。
「いや、使ってみればわかりますよ」
「いいだろう、そこまで言うのなら試してやる。ただし!俺が納得しなかったら、チェアー代の半分は負担してもらうからな」
「ふふん、そんなこと言っていられるのも今のうちっスよ」
「そっちこそ、俺を……なめるなよーーー!!!」
はい、ダメでした~
「あ~~ダメだこりゃ~~。これは、人間をダメにする~~」
心地よいし……仕方ないんだよ……
「そろそろ代わってくださいよ、時間も結構たってしまったので」
「1つ言っておくけど、俺のだからな……これ…。てか、そろそろ夕飯の時間か…」
「そうですね。友利さんも、そろそろ行きましょう」
「名残惜しいですが仕方ないですね…」
いや、だから、俺のな
「それでは明日、学園でお待ちしております」
「朝は職員室に寄って下さい。では、また」
そして、2人は俺の部屋を後にした。
「思えばさ、この数日でいろいろとあったよな」
1人きりになったこの部屋で、俺はただ独り言をつぶやく。誰に向けてでもなく、ただただつぶやく。
「家族が死んだなんて、実感ないよな……。呼んだらすぐにでも来そうだし」
でも、現実は違うんだ。家族はいない。俺を残して、みんなあの炎の中に飲まれていった。
「…あれ?…どうして?…なんで今更涙が出てくんだよ…おい…」
この部屋に俺は1人。家族はいない。
改めてそう実感すると、何故か涙が溢れ出してくる。
「父さん…母さん……浩人……」
今日くらいは思いっきり泣こう。
今後流すかもしれない分の涙も、今のうちに流しておこう。
この先立ち止まって泣かないためにも。
「……どうして朝っぱら友利がいるんだ?ここは、俺の部屋だよな……」
「私にかかれば、鍵のかかったドアぐらいどうってことはありません」
いや、そういうことをきいてるんじゃないんだが…。
「何ですかー、その目は~。こっちはわざわざ職員室の案内のために来てるんスよ」
「あ……それは…その…」
そして、友利は勝ち誇ったかのように俺のことを見てくる。……なんて狡猾なやつだ。
「…一体何を求めているんだ?」
「求めるなんてほどのことでもないんですが……その、勝手に侵入してマッサージ機を使うのも気が悪いので…」
「なんだ、そんなことかよ…。確かに、いきなり侵入されて使われてたら驚くけどな。友利だから許せるんだ。……まあ、し、信頼……してるし…」
「……そですか…。ありがとうございます」
そして、微笑む友利の素顔は年齢相応の少女らしいものであった。
「それではさっそく、朝食にしましょう」
「へ?友利が作ってくれるのか!?」
だとしたら、女の子の手料理か…。ありだな!
「何言ってるんスかー。もちろんあなたが作るんですよー」
「そんなことだろうと思った……」
けど、こんな朝から騒がしい暮らしも悪くはないかもしれないな。
あの日誓ったように、俺が誰かの力になるために。
今日はその一歩を踏み出す日だと信じて……。
「行ってきます」
帰りを待つ影もない部屋に向かって俺はそうつぶやいて部屋を出た。
今回はここまでです。
思えば、前の後書きでラブライブの方を更新するとか言っていましたね……^_^;
そちらも、今日中に更新したいと思います。
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それではまた(▼∀▼)