おはようございます(^o^)
昼夜逆転、一睡もしていない作者です。
皆さん、11話ご覧になったでしょうか?
急展開に作者はあたふたとしておりました。
そして、最後の最後に……(つд`)
次回が気になりますね( ̄∇ ̄)
それでは本編どうぞ
「失礼しました」
職員室で担任に挨拶を済ませた後、職員室前では友利達が俺のことを待っていた。
教室に向かいながら、俺は聞きたかったことを友利達に質問していた。
「ここの生徒って、全員能力者なのか?」
「 その可能性がある者、前兆が見える者。そういう生徒の方が多くいます 」
「一体誰がこんなシステムを作り上げたんだ?」
「私の信頼できるあるお方です」
信頼できるあるお方?その人も能力者なのだろうか?
「どうして、その人はこのシステムを作ろうとしたんだろう…」
「もちろん、私たちのような能力者を守るためですよ」
「 むかーし、我々のような特別な能力を持った者は悉く脳科学者のモルモットにされたんすよ 」
なる程な、確かに能力者の能力は今の現代にとっては未知の領域。オカルトじみたそれは、現代のどんな技術よりも研究のやりがいがあるものなのだろう。
「つまり、一度捕まれば脳やら体をいじられて人生お終いってことか」
「まあ、私の兄がそのようになってしまったんですけどね」
「……兄…か…」
俺には兄はいないが弟はいた。名前は、浩人(ひろと)。もう、いないけどな…
「つきましたよ」
気がつくと、教室までたどり着いていた。
「初めまして、向出尚人と言います。これから一年よろしくお願いします」
無難な自己紹介を済ませ、俺は自分の席へと着席する。
クラス内では、転校生の俺に興味津々のようでイヤというほど視線を浴びせられていた。
「よろしくお願いします」
「こちらこそ、よろしくな」
ちなみに、俺の席は高城の前だった。
昼休みとなり、周りに集まって来るクラスメートも少なくなったころ、俺は高城から昼飯の誘いを受けていた。
そして、やってきたのは学食。だが、席は埋まっていて座る場所が一つもない。高城が、サンドイッチでも買って教室で食べましょうと言ってきたがそちらも込み合っている。
「どうする?これじゃあ時間が無くなってしまうな…」
「 そこは任せてください。私の能力の見せどころです 」
「使っても大丈夫なのか?」
「 大丈夫ですよ。カメラの死角から狙いますので 」
いや、俺が言いたいのはお前の体のことなんだが…。
「 ただ早すぎるが故にどんなパンをつかめるかは運次第ですがね 」
そして、メガネをグイッと正した後能力の瞬間移動を使い購買へと突っ込んで行く。
一瞬の出来事だったが、高城の通った後は、椅子や机は蹴散らされ、生徒たちも巻き添えとなっていた。
なにが死角からだよ!これじゃあ意味ないし、他の生徒に思いっきり迷惑かけてるし、あ、高城が戻ってきたけど……ボロボロじゃねーかよ!!頭から血が出てるしよ!
「 おぉ!今日は素晴らしい収穫です!カツサンドです。それでは教室へ戻りましょう」
「あ、ああ。そうだな……」
その日、学食内は大騒ぎとなっていた。原因は俺の横を歩くこいつであることをどれだけの生徒が知っているのだろうか……。
「どうしてカツサンドオンリーなんだよ!?」
「 瞬間移動ですよ?品定めしている時間があるとでも?」
「普通に俺のこれ、潰れて見た目が酷いんだけど…」
「瞬間移動ですよ?商品をつかむ力のさじ加減が可能だと思いますか?あと、見た目は食べるぶんには問題ないと思います」
そりゃ、お前のやつは俺のよりも比較的に潰れてないからな!
「もう、わかったよ…」
そして、潰れているカツサンドをほおばりながら教室を見回す。目に写るのは、1人で昼食を食べている友利の後ろ姿。
「友利さんですか?」
「あぁ、いつも1人なのか?」
「彼女の能力は特定した1人に対してだけ見えなくなる。逆に言えばそれ以外の人間には見える」
「それなりの理由があるとはいえ彼女が暴力をふるっている姿を周りの人が見ていたらどう思うでしょう」
「しかも監視カメラにはただの喧嘩としか映らない。そんなことを続けていたら嫌われ者になるのも当然かと」
確かに、暴力での解決方法だとそのようになることは仕方がないことかもしれない。でも、だからといって彼女1人を除け者扱いするのはどうなんだろうか?
「協力者が現れます」
いつの間にか俺たちのところに友利がきていてそう言った。
「協力者……?」
「生徒会室に集合ということです」
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友利と高城の後をついて行くと、大きな扉の前にたどり着いた。ここが生徒会室か。
中に入ると、とても広々としていて色々なものも置かれていた。
そして次の瞬間。勢いよく開かれた扉と共に1人のずぶ濡れの男が生徒会室に入ってきた。さすがにこれはインパクトが強すぎる。
男は、部屋中央の机に広げられている地図の前にやってきて地図上に雫を一粒垂らした。
「能力は…念写」
男はそれだけを伝えると、生徒会室から立ち去っていった。地面を濡らしながら。
「今のは?」
「特殊能力者の居場所とその能力を教えてくれる協力者です」
その協力者の能力によって、能力者の居場所を把握し説得に向かうということなんだろうな。さらに、その能力者の能力まで事前にわかるということは対策をたてやすいというのもあるし、生徒会の活動にとっては欠かせない存在というわけか。
「南羽高校…早退していくぞ」
さて、生徒会初仕事といきますか。
「ん?待てよ、授業は?」
「生徒会の活動は認められていますので、早退しても成績には影響しませんよ」
さすがにそのあたりはちゃんとされているということか。
そして、俺たちは生徒会室を後にし南羽高校へと向かった。
「それじゃ聞き込み開始~」
下校時間帯のため、多くの生徒が校門から帰宅し始めている中。俺たちは、南羽高校の生徒に聞き込みを行っていた。
……何というか……地道だよな。
能力者探しっていうものだから、もっとこう、なんていうかな……。
「挙動がおかしなヤツがいました!」
俺が考え事をしているうちに、友利が1人不審な生徒を発見したようだ。
「こっちに行きました」
友利の後を追って行くと、カバンを大事そうに掲げながら走り逃げている生徒が1人。
だが、この距離では逃げ切られてしまう。
と、思っていたその時。俺と友利の横を高速の物体が通過し、逃げていた生徒に向かって直撃した。
生徒はカバンを落とした後、高速の物体であった高城と共に積み上げられたダンボールに突っ込んでいた。
そして、カバンからはみ出していた写真を友利が取り出す。
「何なんだろう、これー?」
友利が取り出した写真に写っていたのは、衣服が透けて下着姿が写り込んでいるものであった。
「これが念写かー。しょーもないことに使うな~」
「これは、お前の能力なのか?」
俺は、高城に押さえ込まれている生徒にそう聞き出す。
「違う!買ったんだ!」
「誰から買ったんですか?」
「……」
「教えてくれないとこの写真の子に貴方がこれ持っていたことバラしちゃいますよ?」
……友利のやつ。意外とえげつないところもあるんだな。多分、あれ本気で言ってるし…。
「そ、それだけはよしてくれ!有働だよ、2年E組の弓道部主将の!そいつから、金で買ったんだよ!」
「そうですか、ありがとうございます」
「弓道部か……そういえば、弓道場があったな。多分そこにいるんだろう」
「さっそく弓道場に行きたいのですが、まずは寄るところがあるのでそこに行くとしましょう」
「寄るところといえば?」
「もちろん、部室っス」
弓道部の部室に行き、友利が鍵付きのロッカーをピッキングで開錠する。
これって普通に犯罪なんじゃ……。
「やっぱりありました」
ロッカーの中は、念写したと思われる多くの写真で埋め尽くされていた。
「証拠も無事にとれたことですし、有働の元に向かうとしましょう」
「証拠はいいけど、有働のところについたらどうするんだ?」
「大丈夫です、私に考えがあります」
そう言う友利は、とても頼れる存在であった。
俺なんかよりもずっとずっと。
( ゚∀゚)o彡゚ゆっさりん( ゚∀゚)o彡゚ゆっさりん
ニコ生後のシャーロットラジオ面白すぎますよね~(●´ω`●)
もし、聴いたことがない人は是非とも聴いてみてください!
次回はシャーロット更新予定です。
それでは\(^o^)/