スーパーNOVEL大戦IMPACT   作:レイブラスト

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今回から参戦するキャラをかき集める話になります。

望「ただ内容がややワンパターンになるらしい。それが作者の限界だが」

申し訳ありません……ともかく、始まります。


集結する仲間達・前編

あの後クロスライナーに入った望と慎司は、楓から何があったのかを聞いた。

 

彼女の話によると氷室カイトと一緒に出かけていた最中、突如として仮面ライダーエンドレスが次元のオーロラを超えて出現し襲いかかった。すぐさまダークキバに変身すると、駆けつけた光輝やヒカルと共に戦ったが、桁違いの強さに敗北。カイトが連れ去られ、ついでにヒカルが所持していたゲネシスドライバーも奪われたという。

 

一方楓も、慎司達から事の端末を聞いた。

 

「そう、そんなことが……じゃあエターナルやディラストには―――」

 

「変身できない。一応、ラムダギアは持ってきたからこっちには変身できる」

 

慎司

「俺も刻王になら変身できるぞ。後のはオーバーホール中だけど」

 

テーブルの上に置いてあるラムダギア、コクオウベルトを見て言う。

 

アギト

「で、今は奴らを追っている訳か」

 

慎司

「エンドレスが使ったガイアメモリの反応を、だけど。ただ、転移の途中からエンドレス単独になったらしい」

 

「それでも追えるだけ十分だ。それより、光輝達はいいのか? 戦闘での傷を治す為に列車に乗ったんだろ?」

 

光輝

「確かにそうだが、事が事だ。こうなりゃ、俺達も力を貸すぜ!」

 

「ありがとう。この状況だと心強いわね」

 

慎司

「だが急いで行かないと。どうも嫌な予感がする……」

 

呟いた慎司はボン太くんの一体に指示出し、クロスライナーを加速させた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見滝原市

 

かつてインキュベーターとの激闘があったこの街で、1人の男と1人の少女が何かを話していた。男の名はドモン・カッシュ。少女の名は暁美ほむらという。

 

ほむら

「こっちはダメ。そっちは?」

 

ドモン

「ダメだ。何一つ情報が無い」

 

2人が情報収集をしているのには訳がある。まずガンダムファイターの1人であるアレンビー・ビアズリーからドモンにこんな連絡があった。「黒い仮面ライダーが東方不敗の遺体を掘り返して、どこかへ持って行った」と。更に見滝原市ではまどかが突然行方を眩ましてしまったのだ。

 

ドモン

(一体どこへ行ってしまったんだ、師匠……)

 

???

「教えて欲しいか?」

 

心配そうなドモンの心情を見透かすかのように、何者かの声が聞こえた。振り向くと、1人の黒髪の青年が立っていた。

 

ドモン

「誰だアンタは?」

 

???

「鹿目まどかと東方不敗がどこに居るのか、教えてやる。……行け」

 

青年が促すと、彼の後ろからまどかと東方不敗が歩いて前に出た。

 

まどか

「ほ……ほむらちゃ……」

 

東方不敗

「うぅ……ド、ドモン……」

 

ほむら

「まどか!」

 

ドモン

「師匠!?」

 

突然現れた2人に驚くが、ドモンは加えて死んだ筈の東方不敗が生き返っていることに驚愕した。更にまどかの腰には、中央に漆黒の石を埋め込まれた金色の装飾が施されたベルトが、東方不敗の腰には赤いジューサーのようなベルトが巻かれていた。

 

まどか

「ほむら……ちゃん……逃げ、て……」

 

東方不敗

「ド、ドモン……ワシから、離れ……」

 

まどかと東方不敗が促すが、2人の意志とは無関係に身体が動く。まどかのベルトからはキュイイインと音が鳴り、東方不敗の左手にはサクランボの鍵のようなものが握られており、解錠された。

 

『チェリーエナジー!』

 

空にサクランボ型の何かが現れると、東方不敗は鍵をベルト中央に固定し、右側のレバーを押し込んだ。

 

『ロック・オン!』

 

『ソーダ! チェリーエナジーアームズ!!』

 

音が段々早くなっていくまどかの全身に黒い鎧が現れ、仮面ライダークウガ アルティメットフォーム・ブラックアイに、サクランボが頭に被さり展開した東方不敗は仮面ライダーシグルド チェリーエナジーアームズに変身した。

 

ほむら

「ま、まどかが変身した!?」

 

ドモン

「ライダーに、師匠が!?」

 

驚きを隠せないほむらとドモンに、クウガとシグルドが襲いかかった。ほむらは魔法少女に変身して拳を受け止め、ドモンは素手でソニックアローを受け止めた。

 

まどか

「やめてまどか! 正気に戻って!」

 

ドモン

「師匠! 気を確かに!」

 

???

「無駄だ。ソイツ等はDG細胞で洗脳してあるからな」

 

ほむら&ドモン

「「なっ!?」」

 

???

「フッ……んっ!?」

 

信じられないといった表情になる2人をほくそ笑んで見ていた時、近くの鏡からベノスネーカーが出現し威嚇した。見ると、1人の男―――浅倉威がバックルをつけたまま歩いてきていた。

 

浅倉

「随分なことをやっているな。ここまでイライラする奴を見るのは、お前が初めてかもな」

 

???

「……だったらなんだ?」

 

浅倉

「イライラを晴らさせて貰う。変身!」

 

カードデッキをバックルにセットし、浅倉は仮面ライダー王蛇に変身。カードを一枚抜き出すと、ベノバイザーに装填した。

 

『ソードベント』

 

専用剣ベノサーベルを構える。それを見て、青年はロストドライバーを装着しガイアメモリのスイッチを起動する。

 

『ENDLESS!』

 

???

「変身!」

 

『ENDLESS!』

 

ロストドライバーにメモリを入れて倒し、青年は仮面ライダーエンドレスに変身した。

 

王蛇

「うあああああああああああ!!」

 

エンドレス

「ふんっ……!」

 

連続で仕掛けてくる王蛇の攻撃を、エンドレスは容易くいなす。そして距離を離すと、クウガとシグルドを近くに寄せた。

 

エンドレス

「俺の役目は果たせた。もうここに用はない」

 

『DIMENSION! MAXIMUM DRIVE!!』

 

マキシマムドライブを発動し、エンドレス達は別の世界へと消えた。

 

王蛇

「消えただと? どこに行った?」

 

ほむら

「そんな……まどか……」

 

ドモン

「クッ、師匠……!」

 

彼らは次元を超える術を持っていない。絶望に打ちひしがれかけたその時、時の列車クロスライナーが出現。停車し、慎司と望が降りた。

 

慎司

「この様子じゃ、一足遅かったみたいだな……」

 

ドモン

「あ、アンタ達は……?」

 

「俺達は、別の世界から仮面ライダーエンドレスって奴を追って来たんだ」

 

王蛇

「エンドレス? 俺と戦ってた奴か」

 

「あ、ああそうだ(この声は浅倉!? なんで平然と外に居るんだ?)」

 

戸惑いながら望が頷くと、ドモン達が話に食いついた。

 

ドモン

「なら俺達も一緒に行かせてくれ!」

 

ほむら

「まどかを助けたいの! お願い!」

 

慎司

「別に構わないけど、アンタは?」

 

王蛇

「俺も行く。良い退屈しのぎになりそうだからな」

 

こうして、ほむらとドモンと浅倉を乗せ、クロスライナーは発車した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

列車の中では、ほむら達が席に座りクールダウンしながら何が起きたのかを慎司達と互いに話していた。

 

「鹿目まどかがクウガに? しかもアルティメットフォームとは……かなり厄介な相手だな」

 

光輝

「ヒカルさんのドライバーで東方不敗が仮面ライダーに? 何それチートじゃね?」

 

ドモン

「お前達も似たような目に遭ったんだな……それで、奴はどこの世界へ向かったんだ?」

 

慎司

「それなんだが……」

 

端末のモニターを見て、慎司は言葉を濁す。何かあるのだろうかと、覗き込んだ楓は目を見開いた。

 

「ここってまさか……」

 

慎司

「ああ、幻想郷だ。それも紀斗さん達の―――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幻想郷・迷いの竹林

 

永遠亭と呼ばれる屋敷にて、八意永琳は息子の永斗と共に留守番をしていた。他の皆は仕事に、約一名はライバルとの弾幕ごっこに営んでいるからだ。

 

永琳

「それにしても、私達以外誰もいないなんて珍しいこともあるものね。大抵姫様かてゐが居るのに、ねー永斗?」

 

縁側に腰掛けながら、膝の上に乗せた永斗の頭を撫でて幸せな時間を過ごしていた。……ふと、永琳は玄関辺りに人の影があるのが見えた。

 

永琳

(迷い込んだ人かしら。それとも客かしら?)

 

永斗にここで待っててと伝えて、彼女は玄関へと歩いて行った―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???

「まさか長引いた挙げ句、俺だけ先に帰されるなんて思ってもみなかったよ……」

 

その頃、迷いの竹林では海堂紀斗が東風谷早苗と共に永遠亭に向かっていた。紀斗は仕事からの帰り道、早苗は薬の買い物でたまたま合流したのだ。

 

早苗

「あはは…たまにはそういうこともありますよ」

 

紀斗

「そうは言ってもなぁ」

 

のんびりと歩いていた―――その時。

 

「きゃあああああああああああああああああ!!」

 

早苗

「!? 今の悲鳴は!」

 

紀斗

「永琳……クッ!」

 

最愛の人の悲鳴に、紀斗は走り出し早苗もその後を追った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紀斗

「永琳っ!!」

 

永遠亭に着いた時、永琳は身体を3つのリングのようなもので拘束され気絶しており、近くには黒いライダーが立っていた。

 

紀斗

「黒いエターナルだと……貴様、何者だ? 永琳を離せ!」

 

エンドレス

「俺は仮面ライダーエンドレス。この女を離してほしければ、俺を倒してからにしろ」

 

紀斗

「ああ、そうさせて貰う……! 早苗、巻き込んで悪いが一緒に戦ってくれ」

 

早苗

「最初からそのつもりですよ!」

 

2人はそれぞれディケイドライバーとイクサベルトを腰に巻き、カードとイクサナックルを取り出す。

 

『レ・ディ・ー!』

 

紀斗&早苗

「「変身!」」

 

『KAMEN RIDE! DECADE!!』

 

『フィ・ス・ト・オ・ン!』

 

カードをドライバーにセットすることで紀斗は仮面ライダーディケイドに、イクサナックルをベルトに装着した早苗はライダー少女イクサ早苗に変身した。

 

エンドレス

「それでいい。だが…先に言った俺が言うのもなんだが、貴様等に構っている時間はあまり無い。手早く決めるぞ」

 

ガイアメモリを取り出しながら言い、スイッチを入れた。

 

『COCKROACH!』

 

ディケイド

「コックローチ? ということは…コイツの出番だな」

 

『KAMEN RIDE KABUTO!!』

 

ディケイドライバーに別のライダーカードを入れ、ディケイドはディケイドカブトに変化した。

 

『COCKROACH! MAXIMUM DRIVE!!』

 

Dカブト

「援護を頼むぞ、早苗」

 

『ATTACK RIDE CLOCK UP!』

 

I早苗

「はい!」

 

コックローチのマキシマムドライブを発動したエンドレスと、クロックアップを発動したディケイドカブトが超高速戦闘を繰り広げる。イクサ早苗はバーストモードに変化すると、強化された視覚でエンドレスを捕捉。ディケイドカブトと格闘戦を行っているところに、イクサカリバー・ガンモードの弾丸を放った。

 

エンドレス

「ぐおっ!? くっ、やはりその力……主が危険視するだけはある」

 

Dカブト

「言いたいことはそれだけか?」

 

『FAINAL ATTACK RIDE! KA KA KA KABUTO!!』

 

『イ・ク・サ・カ・リ・バ・ー・ラ・イ・ズ・ア・ッ・プ!』

 

ディケイドカブトのライダーキックと、イクサ早苗のイクサ・ジャッジメントが放たれる。直撃すればただでは済まないのだが―――

 

『REFLECT! MAXIMUM DRIVE!!』

 

カンッ!

 

Dカブト&I早苗

「「っ!?」」

 

エンドレスが発動させたリフレクトメモリのマキシマムドライブで、全て無効化されてしまう。

 

エンドレス

「奪うぞ、貴様の力……!」

 

『STEAL! MAXIMUM DRIVE!!』

 

新たにマキシマムを発動させ、ディケイドカブトに接近して手を当てる。すると彼の中からいくつもの光の球が出てきた。

 

I早苗

「な、何が起きているんですか!?」

 

Dカブト

「あの時と同じ感覚…だとすると!」

 

エンドレス

「気づいてももう遅い! フォーゼ、メテオ、ウィザード、ビースト、ワイズマン、メイジ、ドライブ、マッハ、チェイサー……奪ったぞ」

 

光の球はガイアメモリに変化していき、側面にそれぞれの仮面ライダーのイニシャルが表示される。

 

Dカブト

「最初からこれが目的だったのか!」

 

エンドレス

「その通り。ここでの役目は既に果たした。貴様等には悪いが、逃げさせて―――」

 

望&慎司

「「させると思っているのかぁ!!」」

 

響く声とともにクロスライナーが通過し、望達が降り立った。

 

Dカブト

「望、慎司!」

 

I早苗

「だ、誰ですかこの人達は!?」

 

Dカブト

「そういえば早苗は会うのは初めてだったな。俺が臨時の用で幻想郷から居なくなってた時に、一緒に戦った人達だ」

 

I早苗

「あ、この人達が……」

 

Dカブト

「それより、随分良いタイミングで来たな。まさかとは思うが、アイツを追っているのか?」

 

「そのまさかだ。でかい事情があってな」

 

言いながらエンドレスを睨み付ける。数では圧倒的に不利だと言うのに、彼は余裕の態度だった。

 

エンドレス

「いくら集まったところで、俺には勝てない」

 

『GRAVITY!』

 

『GRAVITY! MAXIMUM DRIVE!!』

 

取り出したガイアメモリ―――グラビティメモリをスロットに差し込み手を翳すと、紀斗達の身体に通常の倍の重力が掛かり、紀斗と早苗は変身が強制解除された。

 

紀斗

「ぐっ!? これは……重力操作か!」

 

ドモン

「こんなもので……ぐおおっ!」

 

エンドレス

「ふん……」

 

『DIMENSION! MAXIMUM DRIVE!!』

 

超重力に苦しむ中、エンドレスはディメンションメモリを使用して永琳共々幻想郷から姿を消した。しばらくして、望達にかかっていた超重力は解除された。

 

「また逃げられた……ッ!」

 

紀斗

「永琳……っ、畜生ぉ!!」

 

またも敵を逃がしてしまったこと、愛する人をみすみす連れ去られてしまったことに彼らは悔しさを感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早苗

「そ、そんなことが……私達だけではなかったんですね……」

 

紀斗

「どうやら思った以上に、厄介なことになっているようだな……」

 

永斗を慧音達に預け、追跡の為にクロスライナーに乗った紀斗と早苗は、皆からの話を聞いて腕を組んだ。

 

紀斗

「……ところであのライダーは、他の世界にも出没して活動しているんだよな。何が目的なんだ?」

 

「わからない。だが江島の奴が絡んでいる以上、碌な事ではないのは確実だ」

 

ヒカル

「人を絶望させたくてしょうがない性格、だったか? とんでもない男だな」

 

ほむら

「ところで、次にアイツが向かった先はどこなの?」

 

慎司

「反応を見る限りだと、リリカルなのはとISの融合世界らしい」

 

浅倉

「どこだっていい。奴をぶちのめせるならな」

 

紀斗

(どうでもいいが、ここに浅倉が平然と居るのって変な感覚だな)

 

マイルドな性格の浅倉がクロスライナー内で座っているのに、紀斗は違和感を覚えていた。




望「盗んだバイクで走り出す並のことが起きてるな、おい」

最初、シグルドも新造された設定だったんですけど、ヒカルさん参戦を受けて「あ、コレ使おう」と思って。

望「シグルドが2人居るとかややこしいもんな……」
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