スーパーNOVEL大戦IMPACT   作:レイブラスト

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集結する仲間達・中編

クロスライナーは融合世界に到着するや否や、ある場面に遭遇した。街中でエンドレスが1人の女性を永琳と同じ方法で捕らえており、1人の男性が傷だらけで倒れている。そしてエンドレスはゾーンメモリを使用し、女性共々姿を消した。

 

ヒカル

「遅かったか!」

 

「また別の世界に逃げたのね!」

 

「……いや、違う。奴はゾーンメモリを使っていた。てことはまだこの世界に居る筈だ。あの人を救助しつつ、そこへ向かうぞ」

 

ほむら

「向かうって、どこに居るかもわからないと言うのに?」

 

慎司

「いいや、ここがリリカルなのはとISの融合世界で、今襲っていたのがリリカルなのは側の人物なら、次の狙いは―――」

 

瞬間、ほぼ全ての人物が何を言おうとしているのかに気づいた(光輝のみ未だに首を捻っている)。

 

―――エンドレスの次のダーゲットは、IS学園だと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

果たして慎司達の予想通り、IS学園では阿鼻叫喚の騒ぎとなっていた。学園内に現れたエンドレスは、周囲の生徒や職員も顧みずに彰人達に攻撃を開始。皆が逃げ惑い教師達が対応に追われる中、専用機持ち達は迎撃に当たったのだが……。

 

一夏

「なんだコイツ、強すぎる……!」

 

彰人

「こんなものが俺達の世界に存在していたのか!?」

 

彰人と一夏のISはダメージを受けてボロボロになっており、他の面々の専用ISは既に機能停止にまで追い込まれていた。

 

エンドレス

「違うな。俺は別の世界から来た存在」

 

『HOLD!』

 

エンドレス

「仮面ライダーエンドレスだ」

 

『HOLD! MAXIMUM DRIVE!!』

 

名乗りながら腰のスロットにホールドメモリをセットして手を前に出すと、リング状の物体が箒、鈴、セシリア、シャルロット、ラウラ、簪、刀奈を拘束しエンドレスの近くに引き寄せられた。

 

「な、何をする! 離せ!」

 

シャルロット

「この、やめてよ!」

 

エンドレス

「うるさい女共だ。静かにしろ」

 

『OBEY! MAXIMUM DRIVE!!』

 

新たなガイアメモリのマキシマムドライブを発動させると、箒達は俯き意識を失った。

 

エンドレス

「ではこの世界から去るとしよう」

 

彰人

「待て……うっ!」

 

立とうとする彰人達だが、ダメージが大きく膝をついてしまう。

 

エンドレス

「おっと、忘れるところだった。貴様のISだけは奪取せよとの命令でな」

 

『STEAL! MAXIMUM DRIVE!!』

 

望のガイアメモリ、紀斗の能力を奪ったスチールメモリを使用し、一夏のダブルオークアンタを待機形態にして奪った。

 

一夏

「クアンタが!?」

 

エンドレス

「そして今度こそ、さよならだ」

 

『DIMENSION! MAXIMUM DRIVE!!』

 

ディメンションメモリのマキシマムでエンドレス達が姿を消した直後、クロスライナーが現れ望と慎司が彰人と一夏を助け起こした。

 

「間に合わなかったか…………おい、大丈夫か?」

 

彰人

「え、ええ……あの、貴方達は?」

 

慎司

「説明すると長くなるが、平行世界から来た、で納得してくれるか?」

 

一夏

「平行世界から? ああ、なるほど……」

 

以前平行世界に行ったことのある2人は、普通なら信じられない話をすぐに信じることができた。

 

慎司

「それでこれから列車の中で怪我の治療をするけど、この列車は君達を襲っていた奴を追っているんだ。だから―――」

 

一夏

「皆まで言わなくていいです。奴を追えるんでしょう? だったら「待て」」

 

一夏の言葉を遮って現れたのは、彼の姉の織斑千冬だった。

 

千冬

「お前達が何者なのかは敢えて問わない。だがあの戦士を追うのなら、頼む……攫われた生徒達を救ってくれ」

 

「言われなくても、元よりそのつもりだ」

 

千冬

「ありがとう。それと一夏、お前のISは奪われたみたいだからな。これを渡しておこう」

 

言い終えると彼女は手に持っていた物を投げ渡した。ソレは待機形態のガンダムエクシアリペアⅡだった。

 

一夏

「エクシア……ありがとう、千冬姉さん」

 

愛機を貸してくれた姉に礼を述べると、一夏達はクロスライナーに乗り込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

智哉

「う、うぅ……ここは……?」

 

光輝

「おっ、気がついたみたいだな」

 

クロスライナーの中で、男性―――尾崎智哉は目を覚ました。同時に机の上に待機状態のシュロウガとフェアリーが置いてあるのに気づいた。

 

智哉

「そうだ。僕はエンドレスってのに襲われて、彩愛を奪われて……」

 

フェアリー

『彼らが助けて下さったのです』

 

フェアリーの言葉に戸惑いながら周囲を見渡し、改めて目を丸くする。そこにいるメンバーの中には、自分が見ていたアニメの登場人物が居たからだ。

 

「戸惑うのも無理はないが、落ち着いて話を聞いてくれ」

 

机を挟んで望は座ると、智哉に語り出した。自分達の目的と仮面ライダーエンドレスの行動等を―――

 

智哉

「つまりアイツは、行く先行く先で迷惑を掛けているってことか。なら放っておけないな」

 

彰人

「じゃあ、俺達と同じく協力するんだな?」

 

智哉

「個人的な目標もあるけど」

 

一夏

「そりゃそうだ。俺だって第一目標は箒と鈴な訳だし」

 

肩をすくめながら言う一夏に、智哉は笑みを浮かべる。新たに加わった仲間を乗せて、クロスライナーはエンドレスが向かった次の世界を目指した―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クロスライナーはとある地球の東京へと現れた。ここからエンドレスの反応が検出されたと言うのだが……。

 

「どこにもいないじゃない」

 

慎司

「どうやら、既に役目を終えて違う世界へ行ったらしい」

 

光輝

「もうかよ!? これじゃまるでイタチごっこじゃないか!」

 

「落ち着きなさい。いずれは本来の世界へ帰る筈。そこに侵入出来さえすれば……………………そういえば、ここはどんな世界なの?」

 

慎司

「それなんだけど……ウィザードの力を持ったのび太、と言えばわかります?」

 

望&紀斗&楓

「「「ああ、なるほど」」」

 

かつて共闘したことのある3人は瞬時に理解し、彼らがどこに居るかを探し始めた。すると―――

 

ドモン

「おい、あの空き地に誰か倒れているぞ」

 

慎司

「え? どれどれ……って、あの2人がのび太とドラえもんです!」

 

ドモン

「何!? そうか…よし。俺が今すぐここに連れて来よう」

 

早苗

「ええ!? 今建物の三階に居るのと同じですよ!?」

 

ドモン

「心配するな。俺なら人2人を担ぐことなど造作もない。時間が無いから、もう行くぞ!」

 

言うが早いか、ドモンは扉を開けてクロスライナーから空き地に着地。のび太とドラえもんを抱えると、一旦家の屋根に飛び乗ってからクロスライナーへと飛び移った。

 

ドモン

「よし、発車していいぞ」

 

「…………なんで無傷なのよアンタ」

 

ほむら

「ガンダムファイターにツッコんだら負けよ……」

 

唖然とする楓をほむらが遠い目で宥めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、回復したのび太とドラえもんの話によると、出現した仮面ライダーエンドレスは2人でいたのび太と美夜子を奇襲。のび太は仮面ライダーウィザードに変身しようとしたが、変身前後の隙を狙われてスチールメモリでウィザードの力を強奪され、「よかん虫」で駆けつけたドラえもんからも不意打ちで四次元ポケットをガイアメモリに変えられ奪われてしまい、気がついた時にはクロスライナー内だったと言う。

 

「随分と空気を読まないことをしてくれるな、アイツは」

 

のび太

「ええ。折角平和になったと言うのに……」

 

「そう言うことじゃないんだが…まあいいか」

 

微妙に論点がずれていたが、彼は気にしないことにした。

 

光輝

「てかちょっと待て。ドライバー取られたってことは、変身できないんじゃ?」

 

早苗

「四次元ポケットもないですし、どうしたらいいんでしょう?」

 

ドラえもん

「面目ありません……」

 

慎司

「何か変わりになるものがあるといいんだが……」

 

顎に手をやりながら席を立った慎司は別の車両へと移動すると、少ししてあるものを持ってきた。

 

慎司

「これなんかどうだ?」

 

机の上に、ガシャッとカイザギアを置きながらのび太を見て言った。

 

のび太

「これ、カイザのベルト!?」

 

慎司

「そ。人間でも変身できるように改良したものだけど。嫌なら他のものもあるよ?」

 

のび太

「嫌と言う訳では。ただ、別の世界の友達が使っているものを使っていいものかと……」

 

ほむら

「気にしなくてもいいんじゃない?」

 

若干メタなことを言うのび太に、ほむらは言い放つ。「それもそうか」と頷くと、カイザギアを受け取った。

 

ドラえもん

「ねぇ、僕には何か武器とかないの?」

 

「だったらこれを貸すよ」

 

ラムダギアに取り付けてあるデルタの銃(純粋な武器として作られており、分離不可)と本体にセットされている予備のミッションメモリーを渡した。

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