スーパーNOVEL大戦IMPACT   作:レイブラスト

5 / 21
今回はあのキャラと意外なとあるキャラが出ます。

望「ヒントは青い銃使い、らしいぞ」


集結する仲間達・後編

ノルトマルク国

 

地球とは違う異世界にも、仮面ライダーエンドレスが現れたことで争いの種が持ち込まれた。一般市民ごと攻撃してくるエンドレスに、仮面ライダー斬月・真に変身した夕凪一真とリミッターを解除したセシル・フェイスフルが戦いを挑んだ。

 

斬月・真

「せいっ! はぁっ!!」

 

セシル

「おらぁっ!!」

 

エンドレス

「ぐっ……まさかホールドメモリのマキシマムを弾くとは。やはり果実の力を奪うのが先だな」

 

『COCKROACH! MAXIMUM DRIVE!!』

 

『STEAL! MAXIMUM DRIVE!!』

 

高速移動で2人の目前へと一気に移動し、スチールメモリの効果で2人の中にある黄金の果実を奪取。それらを統合し1つのガイアメモリに変化させた。

 

斬月・真

「黄金の果実が!? バカな!」

 

エンドレス

「その隙が命取りだ」

 

『LIGHTNING! MAXIMUM DRIVE!!』

 

腰のスロットにライトニングメモリを装填すると、両手から強烈な電撃を2人に放った。

 

斬月・真&セシル

「「ぐあああああああああああ!!」」

 

大ダメージを受け2人はダウンし、一真は変身が解除されてしまう。

 

『HOLD! MAXIMUM DRIVE!!』

 

『OBEY! MAXIMUM DRIVE!!』

 

エンドレス

「ついでにこれも貰っていくか」

 

二本のガイアメモリでセシルを拘束し、更に動けない一真からゲネシスドライバーとメロンエナジーロックシードを奪うとディメンションメモリを起動してスロットに差した。

 

『DIMENSION! MAXIMUM DRIVE!!』

 

一真

「ま……て……かはっ…!」

 

苦しみながら手を伸ばす一真だが、彼もエンドレスも気づかなかった。姿を消す前に次元のオーロラが現れ、そこから1人の男が近くに現れたことに。

 

???

「巻き込まれたと思ったら、地球ではないどこかに飛ばされたか……それにしても、今見えた黒いエターナルは一体……」

 

男の名は道空星夜。偶然転移によってこの星に来たのだが、何が起こっているのか知る由もない。だが、その直後にクロスライナーが現れたことで状況は変わる。

 

「またダメか……ん? あれは……道空星夜?」

 

列車から降りた望と慎司は星夜の姿を見つけるが、その構図はまるで倒した相手を見下ろす敵の様だった。それに気づいた星夜は2人に話しかける。

 

星夜

「待ってくれ、誤解だ。俺はコイツを襲ってないし、襲ってた奴とも無関係だ」

 

慎司

「あ、俺は最初からわかっていますよ。貴方はそんなことをする人じゃないって」

 

「俺も信じたいが、万が一ということがあるからな……」

 

星夜

「まあ気持ちはわかる。ならこういうのはどうだ? 軽く戦って確かてみるのさ」

 

そう言うと星夜はロストドライバーに似たベルト、サインドライバーを腰に装着するとアストロスイッチによく似た白いスイッチ、サインスイッチを持つ。

 

「いい考えだ。乗ったぜ」

 

一方望もラムダギアを腰に巻くと、ラムダフォンを開いてコードを入力する。

 

2、6、1、ENTER

 

『Starting By!』

 

望&星夜

「「変身!」」

 

『Complete!!』

 

『トランス・サイン!』

 

掛け声と共に望はラムダフォンを本体にセットして倒し仮面ライダーラムダに、星夜はサインスイッチをドライバー右側のスロットに差し込むと、両手を大きく円を描く様に動かしてから左側の緑色のスイッチを押して、エンドレス同様エターナルに似たライダー、仮面ライダーサインに変身した。

 

ラムダ&サイン

「「…………………」」

 

二体のライダーは無言で歩み寄っていき―――同時に殴りかかった。

 

ラムダ

「はっ! せいっ!」

 

サイン

「とうっ! おらっ!」

 

小さく声を上げる以外は何も言わずに格闘戦を続ける。やがて距離を取るとラムダは左腕に装着してあるファイズアクセルの同型機からミッションメモリーを抜いてラムダフォンに差し込みスイッチを押し、サインは胸部のスイッチの内獅子座のそれを押して青いレバーを倒した。

 

『Complete!!』

 

『Start Up!』

 

『レオ・アビリティ!』

 

アクセルフォームのラムダと獅子座のアビリティを使ったサインによる超高速戦闘が繰り広げられた。姿は見えずとも響いてくる打撃音に、慎司は息を飲む。

 

やがて再び姿を表した2人は向き合った状態で変身を解除すると、少し疲れた様子で語り合った。

 

「僅かでも疑って悪かった。アンタは敵じゃない」

 

星夜

「疑念が晴れて良かったよ」

 

しっかり握手を交わすと、何が起きたのかまだわからない一真をクロスライナーへと運び込んだ。また、同時に星夜も「俺も手伝う」と乗り込むことになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

慎司や楓から詳しい話を聞いた一真と星夜は、眉を顰めた。

 

星夜

「ふむ。どうやらここに居る俺以外の全員が、その仮面ライダーエンドレスってのに借りがあるようだな」

 

一真

「みたいだな……てか、帰りながら寄り道して襲うとか何なんだよ本当」

 

アギト

「気持ちはわかるぜ。で、次はどの世界に飛んだんだ、エンドレスは。もうイタチごっこをやるのは嫌だぞ」

 

???

「安心したまえ。彼はもう江島達の居る本来の世界へ帰っている」

 

アギト

「そっか。…………ん? んん!?」

 

突然聞こえてきた男の声にアギトだけではなく、その場の全員が驚いた顔で彼を見つめた。

 

慎司

「な、何で貴方が乗っているんですか!?」

 

その男は海東大樹と言い、次元を股に掛けるトレジャーハンターで仮面ライダーディエンドに変身する。

 

海東

「やだなぁ。君と望がこの列車に乗り込んだ時点で、僕もこっそり乗り込んでたんだけど?」

 

「マジかよ!? 全然気づかなかったぞ!」

 

ほむら

「それより気になることがあるわ。エンドレスが本来の世界へ帰ったですって? どこにそんな確信があるの?」

 

海東

「お宝探しの最中に、偶然彼らの世界に入り込んだのさ。で、とりあえず適当に情報を集めてたら彼らが現れて、「残り5つの世界はお前に任せた」って江島裕太が言ってたんだ」

 

紀斗

「そういうことか。だから今度は帰るって訳だな。……ところで海東。情報を集めていたのなら、その世界がどうなっているのか知ってるんじゃないか?」

 

その質問に海東は一瞬顔を顰めると、椅子に腰掛けて言った。

 

海東

「まあね。折角だから君達にも教えてあげるよ。……あんまり良い内容じゃないけどね」

 

最後に誰にも聞こえないよう小声で言うと、海東は知っていることを話し始めた。

 

彼によるとその世界はライダーも戦隊も、敵となる怪人もいない平和な世界だったが、数ヶ月前に江島裕太が世界の主要都市を同時攻撃し、制圧。支配下に置いたらしい。

 

一真

「なんでたった数ヶ月でそんなことに?」

 

海東

「江島裕太はかなり長い間そこで潜伏してたみたいで、その間に戦力を揃えていたんだ」

 

話を進め、海東はエンドレスのことについても説明し出した。

 

海東

「仮面ライダーエンドレスは、エターナルをベースにして作られた、ガイアメモリを使う仮面ライダーだ。変身しているのは日向碧って男だけど、これがまた曲者で。なにせ、全てを蹂躙する江島裕太の戦力に対して心から心酔したらしいから」

 

のび太

「聞くだけでもかなりヤバそうな人ですね……」

 

彰人

「エターナルをベースにってことは、26本のメモリを使うこともできるのか?」

 

海東

「その通り。メモリの種類は、変身に使うエンドレスメモリを含めて、アームズ・ビースト・コックローチ・ディメンション・ファイター・グラビティ・ホールド・イリュージョン・ジャスティス・キラー・ライトニング・マグマ・ナイトメア・オベイ・ペイン・ケツァルコアトルス・リフレクト・スチール・テラー・ユートピア・バイラス・ウォーター・エクステンド・ユース、そしてゾーンだ」

 

「ゾーン以外は完全にエターナルとは別物だな。この中のどれでもいいから、メモリの特徴を知ってる人は居るか? 俺はコックローチとスチールとディメンションを知っている。コックローチは高速移動で、スチールは相手の所有物の奪取。ディメンションは次元転移だ」

 

全員を見渡して言うと、何人かが挙手をした。望は順番に当てていく。

 

紀斗

「俺はリフレクトメモリとグラビティメモリだな。能力は攻撃の反射と重力操作だった」

 

一夏

「ホールドメモリとオベイメモリなら知っているぞ。対象物を捕まえたり、従わせることができるみたいだ」

 

一真

「確かライトニングメモリだったかな。強烈な電撃を食らわされたよ」

 

慎司

「わかっているのは9つ……奴の力はまだ未知数ってことか」

 

これだけの転移を行っているにも拘わらず、まだ一桁の数のメモリしか使っていないことに嘆息が出る。

 

ヒカル

「兎に角まずはその世界へ行こう。対策とかはそれからでさ」

 

海東

「そのことだが、1つ言っておかないといけないことがある。……ちょっと拝借」

 

慎司が持っている端末を手に取ると、操作してある画面を見せた。

 

海東

「この座標で、この世界で初めて生まれた正義の仮面ライダーが1人戦っている。不利な状況だから、早く行ってあげた方がいい」

 

星夜

「慎司、列車のスピードを上げろ」

 

慎司

「マックススピードで行きますよ!」

 

クロスライナーは速度を増し、江島に支配された世界へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして物語は第1話終盤へと戻る。

変身を解除した拓斗と女子は、望達から一連の説明を受けて驚きを隠せずに居た。

 

 

 

 

 

拓斗

「俺達の世界以外にも、奴は……」

 

「ああ。俺達の目的は奴らが連れ去った人達を奪還し、江島とエンドレスを倒すことだ」

 

拓斗

「そうですか……っ、なら俺も一緒に戦わせて下さい!」

 

「いいのか? 死ぬかもしれないんだぞ?」

 

拓斗

「何もしなくても、俺も他の奴みたいに殺される日が来ます。それにベルトを装着して戦った以上、狙われるのは確実ですし……何もできないまま死ぬのは嫌なんだ!!」

 

???

「ご、ごめんなさい……私が、巻き込んだから……」

 

拓斗

「あ、いや、別に君のことを怒ったんじゃ……」

 

突然謝られてしまい、戸惑いながら慰める。……そういえばこの子は何者なんだろう。バースドライバーとバースバスターを持ってたってことは、奴らの建物に入り込んだんだろうけど。

 

拓斗

「あのさ。君はどうやってベルトと武器を盗って来たんだ? 1人で入れるレベルのセキュリティじゃないと思うんだが」

 

???

「えっと……それが、私にもよくわからないの。気がついたらこれを持っていて……正確に言うと、それ以前の記憶が何もないのよ」

 

記憶がない? じゃあコイツは、何もわからずにただ逃げてたってことか? 何でまた……。

 

拓斗

「せめて名前ぐらいは覚えてないのか?」

 

???

「あ、それは覚えてるよ。明梨(あかり)って言うの」

 

拓斗

「明梨……」

 

何故か一瞬、頭にチクリと痛みが走った。何だ? 明梨という名前に聞き覚えがあるのか? それに改めて見ると、コイツどこかで会ったような……気のせいか。

 

ドモン

「記憶が無いのは今後解決するとして、彼女はどうするんだ? とてもじゃないが戦える体つきではないぞ」

 

慎司

「じゃあ後で予備のバースバスター持って来ます。反動抑えた奴を。まともに戦えなくても、サポートにはなる筈。ただ、必殺技だけは反動がきついかも」

 

明梨

「私、足手まといなのかな……」

 

早苗

「そんなことありませんよ。明梨ちゃんのお陰で、正義の仮面ライダーが誕生したんですから」

 

紀斗

「それに前に出て戦うことだけが全てじゃない。サポートすることも大事なことだ」

 

ここに乗ってる人達って、みんな優しい人達なんだな。取っ付きにくい見た目の人も居るが。

 

ドラえもん

「ところで、これからどう行動すればいいのかな?」

 

光輝

「単純明快! 敵の本丸へ真っ先に乗り込むのさ!」

 

のび太

「それだと逆に返り討ちに遭うんじゃ……」

 

海東

「彼の言う通りだ。これを見たまえ」

 

海東大樹という男が、端末にUSBメモリを繋げて画面を見せてきた。世界地図の上で、いくつか赤い点が光っているのが見える。

 

星夜

「それは何だ?」

 

海東

「世界各地にある奴らの拠点さ。ロシアで強く光っているのが本拠地。その他に中国、日本、エジプト、カナダ、ブラジルで光っているのが中継基地だ」

 

ほむら

「中継基地から攻め落とせってこと?」

 

海東

「ああ。情報によると、エンドレスは君達から奪った力をそれぞれの中継基地にバラバラに保管するらしい。だから優先的に叩いた方がいい―――ああでも、中国は最後にした方がいい。本拠地との唯一の連絡路で通じている場所だから、返り討ちに遭う場合がある」

 

「そうか……よし。ならここは部隊を分けて各拠点を攻撃しよう」

 

彼―――平田望さんの言葉で、中国以外の場所に行く部隊が編成された。

 

日本には俺、明梨、望さん&アギト、ドモンさん、智哉さんが。カナダには紀斗さん、早苗さん、ほむら、のび太、ドラえもんが。ブラジルには一真、星夜さん、ヒカル、光輝、浅倉が。エジプトには一夏、彰人、慎司さん、楓が向かうことになった。

 

海東さんは行かないのか? と聞いたが―――

 

海東

「僕はまだ調べたいことがあるから、しばらく単独で行動するよ」

 

と言ってどこかへ行ってしまった。何はともあれ、世界を支配する敵への攻撃の第一歩が、始まろうとしていた。




ここでちょっとした設定を載せちゃいます。




杉原拓斗/仮面ライダーバース

年齢17。全てを支配された世界で悪は必ず滅びると信じ、逞しく生きている。が、ふとしたことから明梨を匿い、彼女が所持していたバースドライバーとバースバスターを使って仮面ライダーバースに変身。自身と明梨が生き抜く為の戦いを始める。あることが切っ掛けで子供の頃の記憶が無い。



明梨

推定年齢17。名前以外の記憶がなく、何故かバースドライバーとバースバスターを持った状態で追っ手から逃げていて、そこを拓斗に救われる。



日向碧/仮面ライダーエンドレス

年齢17。江島裕太に心から忠誠を誓っており、最早病気の域に達していると言っても過言ではない。しかしそれ故に江島からは一番の信頼を得ていて、仮面ライダーエンドレスの使用を認められている。

彼が変身するエンドレスは仮面ライダーエターナルをベースにしてある。外観はエターナルの全身を黒に、目と腕・アンクレットの炎の刻印が血のような赤にしたものだが、戦闘力はこちらの方が高い。エターナル同様26本のメモリを使用することができる。
必殺技は、全メモリのエネルギーを集束したビーム『エンドレスサルース』。


エンドレス専用メモリ一覧

ARMS・BEAST・COCKROACH・DIMENSION・ENDLESS・FIGHTER・GRAVITY・HOLD・ILLUSION・JUSTICE・KILLER・LIGHTNING・MAGMA・NIGHTMARE・OBEY・PAIN・QUETZALCOATLUS・REFLECT・STEAL・TERROR・UTOPIA・VIRUS・WATER・XTEND(※)・YOUTH・ZONE


※本来はエクストリーム同様Eから始まるが、強引にXをイニシャルにしている。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。