スーパーNOVEL大戦IMPACT   作:レイブラスト

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日本ルート・前編 邂逅! 進化を促す者!!

クロスライナーで日本にある拠点の場所、浅間山付近に降ろして貰った俺達はとりあえず基地周辺を偵察することになった。

 

拓斗

「ライオトルーパーやメイジが厳重に警備しているな……本当にこれだけの人数で大丈夫なのか?」

 

ドモン

「監視の薄いところから侵入すれば問題ない。万が一の場合は俺がシャイニングガンダムを呼ぶ」

 

智哉

「ガンダム呼べるの!?」

 

ドモン

「慎司の奴が、オーバーホール中のゴッドガンダム共々亜空間に運んでくれたらしくてな」

 

「便利だなぁ、あの人」

 

全く持ってその通りだ。自分の列車やライダーは持ってるし、どんな権力持ってるんだろ。

 

明梨

「あの、ドモンさん。誰かか近づいて来てますけど……」

 

ドモン

「何っ!?」

 

指を差して言う明梨に、ドモンさんだけではなく俺達全員がそっちを向く。視線の先には、1人の虚ろな目をした男がおり、智哉さんが驚いた顔をしていた。

 

智哉

「アイツは…白崎誠一!」

 

アギト

「知り合いか?」

 

智哉

「知り合いというか、数年前に殺されかけたというか……でもなんでここに?」

 

誠一

「裕太様に救って頂いたんだ。お前達のような、原作を壊す奴らを殺す為にな」

 

原作? 何を言ってるんだ?

 

智哉

「みんな、アイツの言葉に耳を貸すんじゃない。どうせ狂った奴の言葉だ」

 

誠一

「相変わらずムカつくことを言う奴だ。だが、いい気になっているのもここまでだ」

 

不気味な笑みを浮かべると、誠一という男は懐から戦極ドライバーを取り出して装着すると、黒いリンゴのロックシードを出して解錠した。

 

『ダークネス!』

 

誠一

「変身……!」

 

『ロック・オン!』

 

『ソイヤッ! ダークネスアームズ! 黄金の果実!!』

 

ロックシードをドライバーにセットしてカッティングブレードを倒し、気持ち悪い変身音と共に誠一は仮面ライダー邪武 ダークネスアームズに変身した。

 

「まずいな。目立った戦闘をすれば、奴らに気づかれる恐れがある」

 

智哉

「だったら、ここは俺に任せてみんなはどこかに避難していてくれ」

 

拓斗

「避難しろって言われても……っ! そういえばさっき、あっちに封鎖された研究施設のようなものが見えた気が」

 

明梨

「だったらそこに行こうよ!」

 

ドモン

「そうだな。……すまん、頼むぞ」

 

パワードスーツのシュロウガを展開した智哉さんを残し、俺達はその場から離れた。

 

 

シュロウガ

「それにしても、メッキの剥がれた腐ったリンゴとはね……君らしいな」

 

邪武

「ほざけっ!!」

 

無双セイバーとダーク大橙丸を合体させたナギナタを邪武は接近しながら振り下ろすが、寸前でシュロウガがディスキャリバーで受け止める。

 

邪武

「俺は無敵の力を得たんだ。お前如きに二度もやられるかぁ!!」

 

シュロウガ

「残念だけど、二度目も君の負けだと思うぞ!!」

 

ブースターを噴かして邪武を建物の死角へと押し込むと、シュロウガは一旦僅かに距離を取る。

 

邪武

「バカめ! わざわざチャンスを作るとは!!」

 

『ソイヤッ! ダークネスオーレ!!』

 

カッティングブレードを二回倒すと、毒々しい色のエネルギー弾を形成し、ナギナタを振るって投げつけた。

 

シュロウガ

「かなりの出力があるか……でもシュロウガの全力なら!」

 

しかしディスキャリバーを構えながら真正面からぶつかると、エネルギー弾をブースター全開で押していき、ついには邪武へと逆にぶつけた。

 

邪武

「なっ!? ぐあああああああああああ!!」

 

爆発と共に吹き飛ばされ、ベルトが外れて変身が解除される。シュロウガは戦極ドライバーとロックシードを踏み壊すと、誠一に言った。

 

シュロウガ

「僕達は日々進化している。妄執に囚われ続けている君とは、違うんだ」

 

そして高速巡航モードに変形すると、その場から立ち去った。

 

誠一

「ぐっ……アイツ、またしても……! この恨み、必ず晴らしてやる!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

拓斗

「や、やっと着いた」

 

無事研究施設内(がらんどうで何もない)に辿り着いた俺達は一息つく。するといきなりシュロウガが突入してきて変身を解除した。

 

智哉

「ただいま」

 

拓斗

「もう勝ったのかよ!? 早いな!」

 

智哉

「あの程度の奴は、敵ですらないからね」

 

因縁のあった相手が最早敵じゃないって……どんだけ強いのこの人……。

 

ドモン

「デビルガンダムみたいなものか」

 

「その例え、知らない人にはわかりにくいんだが」

 

なんてみんなと感心したり驚いていたりした時―――

 

ズゥゥン……ズゥゥン……

 

明梨

「? 何か近づいて来る?」

 

拓斗

「これは……足音?」

 

巨大な音が研究施設内に響き渡り、頭上に影が落ちる。何の影かと思って見上げると―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

拓斗達が目にしたものは、赤と白のカラーリングで頭部に二本の角があり、両腕にはそれぞれ3つの鋭い刃が装備された巨大ロボット―――真ゲッターロボだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「バカな! 真ゲッターだと!? この世界に存在していたのか!」

 

智哉

「しかもこっちを狙っているぞ!」

 

真ゲッターロボ―――聞いたことがある。かつてインベーダーと呼ばれる敵から、地球を救ったロボットだと。戦闘後に行方不明になったと聞いたが……そんなことはいい。

相手が、真ゲッターが俺達を狙っていると言われた時、俺と望さん(ユニゾンver)はそれぞれベルトをつけてラムダフォンとセルメダルを手に持った。

 

2、6、1、ENTER

 

『Startibg By!』

 

望&拓斗

「「変身!」」

 

『Complete!!』

 

ラムダフォンをベルトと合体させた望さんは仮面ライダーラムダに、セルメダルをセットした俺は仮面ライダーバースに変身した。

 

ドモン

「ガンダァァァァァァァァァァム!!」

 

指パッチンをしたドモンさんは、どこからともなく現れたシャイニングガンダムに乗り込んだ。……指パッチンで呼べるもんなの、アレ?

 

この他に智哉さんも再びシュロウガになり真ゲッターと対峙したのだが……。

 

ラムダ

「? コイツ、動きが凄く鈍い……?」

 

ドモン

『パイロットがいなく、自動操縦なのかもしれん。これは好都合だ、先手必勝で行くぞ!』

 

シャイニングガンダムの各部装甲を展開して(後でわかったがスーパーモードと言うらしい)言ったドモンさんに続き、必殺技の準備をする。

俺はスロットにセルメダルを入れ、望さんは懐中電灯型の武器にミッションメモリーをセットして右足に取り付けた。

 

『ブレスト・キャノン!』

 

『Ready!』

 

ドモン

『俺のこの手が光って唸るぅ! お前を倒せと輝き叫ぶぅ!!』

 

次にセルメダルを複数枚再びスロットに挿入し、望さんはラムダフォンを開けてエンターキーを押す。

 

『『セル・バースト!!』』

 

『Exceed Charge!!』

 

ドモン

『必殺! シャァァァァァァァイニングッ! フィンガァァァァァァァアアアアアアアアアアアアア!!』

 

シュロウガ

「食らえ! ランブリング・ディスキャリバー!!」

 

明梨

「せぇぇぇいっ!!」

 

ほぼ棒立ち状態の真ゲッターに全員の必殺技が浴びせられる……ってちょっと待て、今明梨の奴、生身の状態でバースバスターの必殺技撃ったのか!? さすがに反動でかいだろうに……って意外と平然としてる!?

 

そうこうしている内に攻撃は止まる。真ゲッターは装甲のあちこちを損傷しており、ここまま行けば押し切れるだろうと思った。だが……。

 

シュロウガ

「!? 傷が修復されていく!」

 

ドモン

『DG細胞? いや、これは……!』

 

全ての傷がビデオの逆再生のように修復され、無傷になる。更に真ゲッターは腹部にある発射口を展開した。

 

バース

「危ないっ!!」

 

明梨

「えっ!?」

 

咄嗟に明梨を庇って覆い被さる。直後、真ゲッターから強力なビームが放たれた。

 

ラムダ・バース・ドモン・シュロウガ

「「『「ぐああああああああああああああああっ!!」』」」

 

鈍すぎる動きとは逆の高威力の攻撃に、俺達は大ダメージを受けダウンした。

 

バース

「だ、大丈夫か?」

 

明梨

「う、うん。でも拓斗が!」

 

バース

「平気だ。このぐらい、何ともねぇ」

 

とは言ったものの、実際には再び立ち上がるのに間を開けないといけないレベルだ。今の真ゲッター相手にそれは自殺行為に等しい。事実、真ゲッターは再びビームの発射体勢に入った。

 

シュロウガ

「そうはいくか……こんなところで、死ぬ訳にはいかないんだよ!!」

 

ブースターを全開にしたシュロウガが拳を真ゲッターにぶち当て、貫く。どうせ回復するだろう、そう思っていると―――突然貫いた箇所から緑色の強烈な光が漏れた。

 

ラムダ

「この光は、ゲッター線!? 何が起ころうとしているんだ!?」

 

シュロウガ

「う…うおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

驚く拓斗達の前で、シュロウガはゲッター線を浴びてその姿を進化させた。以前のシュロウガよりも強い威圧感を放ち、出力をアップさせた。

 

 

 

 

その名は―――シュロウガ・シン。

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