ガーリーエアフォース3作目で迷ってますは今月一杯で一応の締め切りですが、消さない限りというか、プロローグが書き終わるまでは受け付けます。(具体的な日付は考えてない)
締め切ったら活動報告に載せるか、編集します。
特殊作戦 9月×小松基地=?
「は? 航空祭?」
基地司令の団から言われた言葉にバトラが気が抜けた声で話す。
「そうだ。9月は小松航空祭の時期だ。それで君たちにはそれに協力して貰いたいのだ」
団の言葉に半分乗り気では無いバトラ。
MS社でもお呼ばれや独自で航空祭を行うが、航空祭のイベントや写真販売などの売り上げ生やすポケットマネーに変わるので乗り気なのだが、小松航空祭は訳が違うと言う事でバトラは乗り気では無いが、航空祭自体は行くのもやるのも好きなので乗り気だ。
「わたくしは構いませんが……何をすれば良いのでしょう?」
「それは私も気になります」
初めての航空祭出演に何をすれば良いかわからない片宮姉妹だが、乗り気だ。
「簡単に言うと撮影会や写真のモデル、編隊飛行か曲芸飛行、その両方だな」
「至って普通だな」
「まあな。1個か2個くらいはぶっ飛んだ事して良いんだが、流石に自重する」
口外に何しても許されるご時世なら自重しないと言い張る団にバトラは頭を抱える。
「でも、なんで俺たちに? 自衛隊の航空祭なら自衛隊でやって、その間の警戒に私達というのが普通では?」
「その辺は大丈夫だ。待機や君達には実弾を背負って展示して貰う。エンジン切ってたり、ピン刺しっぱなしなら問題無いからな」
つまりその気なれば直ぐに出られると言う団。
バトラは憂いを絶たれた事で腕を組む。まだ、乗り気になりきって居なかった。
「イベントの売り上げを懐に入れても良いぞ」
「乗った」
熱い手のひら返しである。
「よし! ベルクトや他のアニマ連中にも声を掛けてくる」
その後の交渉でイーグルは乗り気満々で、グリペンは緊急時(戦闘や作戦)が発生以来しない限りの完全休みを慧と一緒に取れるように計らうことを条件に了承。ラファールも対価として特に文句を言わずに参加を了承する。ベルクトは恥ずかしいという理由で断っていたが、バトラが乗り気な事を話すとバトラと一緒の行動を意識して良いと言う条件で参加を決意。ファントムは最後まで渋っていたが……
「売り上げ勝負で勝ったら、1日だけバトラを好きして良い」
と言うバーフォードの裏切りによりファントムは参加を決めた。
後にこの事がバトラにバレたバーフォードは航空祭での燃料費や整備費・塗装変更費の全額負担を娘への悪評拡散停止を条件に了承させられた。
9月のバーフォードの給料は24パーセント減になった。(尚、この被害はバトラの専用機1機での価格)
その後は大忙しで、MS社が試験的に作った装甲キャノピーの画面を使ったシミュレーターも使って編隊飛行や曲芸飛行の訓練を行う。
幸いな事に編隊飛行は仕事で常日頃から行っていた為に問題無く、曲芸飛行も戦闘機動から少し見栄えを良くする程度や、ブルーインパルスのような集団曲芸では為にこれと言った問題は無かった。しかし、個人曲芸で問題が発生している奴が1人居た。
「ベルクト……今日は柚子だ」
「ありがとうございます……」
膝枕しながら、団扇で扇ぎながら、用意していた柑橘系ドリンクを飲ませる。
少しは楽になったのか顔色が青から何時もの薄ピンクに近づく。
「やっぱり、側転と腹ブレーキ?」
「そうです」
弱々しく語るベルクトに楓が団扇を持たない手で額を撫でる。
「少し、荒治療しよっか」
「え?」
笑顔で紡がれたバトラの言葉にベルクトは酔いとは違った意味で顔を青くした。
小松航空祭当日の小松基地には家族ずれの客から大きい子供も集まった。その数は例年の数値を軽く突破した。
というのも、目撃例こそあったが余り公にされていなかったドーターが展示されるという事前情報や、一時期話題になった白銀のSuー47も展示される事とMS社は東京防衛の立役者でそのパイロットが集まっての曲芸飛行と写真販売に写真撮影もするという情報も加わり、大きな友達やMS社パイロットに憧れる子供達が家族を引き連れてやってきていた。
MS社もMS社ブースで実際にMS社の食堂で出される料理を出したり、趣味で行っている事を披露したり、質問に答えたりなどをしている。
Eー747とも呼べるダッシュ8の空中管制機も展示され、一部は内部公開もされた。(輸送機としての仕事ができる余ったスペースと旧式機器が並ぶ場所のみ)
だが、ドーターの集まるが具合が凄かった。
軍用機ではあり得ないカラーリングもだが、現在も飛べる退役機が並んでいた事も理由だろう。だが、ハッチは装甲で閉じられていて、パイロットの公開は無く、でっち上げの自衛隊とMS社が説明していた。
人の集まりという点ではMS社の戦闘機達も負けていなかった。
PMCという理由から各国の退役機や不採用機が並んでおり、しかも、飛行可能であると同時に一部は曲芸飛行を行うとすればそれは大きな子供が涎を滝のように流がすとも言える光景だ。
小さな子供達や中位の子供達はMS社のパイロットを捕まえては写真撮影や写真を買って行く。大きい子供も同様だ。
そして、イベントは目玉の曲芸飛行の時間に入る。
最初に曲芸飛行を務めるのはMS社でFー4Mを中心に防空・対地作戦を行う舞台で今回は曲芸用機体であるイングリッシュ・エレトリック社製のライトニングが編隊飛行と上昇を入れ込まれた曲芸飛行を披露する。
終了すると観客からの拍手喝采を受けながら、小松基地を1回だけ回り、編隊着陸を行い、場を沸かせた。
次の機体はまさかのPー38ライトニングの図面を利用したレプリカでエンジンを大型の電動モーターに変えて、実機のライトニングと同等の性能に持っていっている。
この世界のモーターは第二世界大戦の中期までの一部のエンジンと同じ馬力を生み出す程に高性能になっている。
ライトニングは3機編隊と数が少なかったがその編隊飛行を維持したまま急旋回や急上昇・急降下を行い、Pー38特有の逆向きに回転するエンジンという特性を利用した機動を編隊飛行を維持したまま見せるなどの技を披露すると同時にアナウンスから普段の任務は輸送任務もできるように魔改造されたTuー114を使った輸送任務に従事する機長3人組だと言われると観客は驚きに包まれた。
そして曲芸飛行はドーター5機によるダイヤモンド編隊での飛行と2機ずつに分かれて、昔ながら模擬空戦が行われた。
組み合わせはファントム・イーグルの大型機ペア。ラファール・グリペンの小型機ペア。片宮姉妹ペアによる高度過ぎる姉妹喧嘩にベルクトはバトラのIℓー44とのロシア機ペアでの模擬空戦だった。
形式は全て同じ方法で5秒以上後方の一定範囲に入られると負けというレシプロ機時代の模擬空戦に現在の空戦を混ぜた物で行われる。5秒背後に居るかミサイルロックオン完了後から5秒ロックオンされ続けるかのどちらかである。
ザイの侵入に備えて武装は積んでいるもののマスターアームは切ったまま使用する。
進め方は小松基地上空で行き違い、劣位優位無しでスタートと言う感じだ。
まずはファントム・イーグルペアの模擬空戦。
イーグルの力強さと派手さが混じる機動とファントムの緻密さに華麗さが混じった機動のぶつかり合いだった。
行き違うとイーグルは後ろを取る為に急旋回を始める。対してファントムは機種を上に向けた状態で
イーグルはファントムの機動についていけずにそのままファントムの前方をパスしてしまう。そんな隙を逃すほどにファントムも若くは無い。
無様に背中を晒したイーグルの背後に喰らい付く。
ファントムの火器管制装置がイーグルを捉えると同時にレーダーがイーグルを捉えようとする。
イーグルも捉えられる訳には行かないとロックオン範囲外に逃げようと急旋回をかけるが、ファントムは機体を必要最低限の機体操作で後ろを飛び続ける。
イーグルは旋回で引き剥がすのは無理と判断して機動を変える。
機体を反転させて、背面飛行になると同時に上昇するように
イーグルの機動もちゃんとしているが、ファントムの動きはイーグル以上に洗練されている。
その戦いは華やかな機動と呼べるイーグルの機動と研がれた機動と呼べるファントムの機動の戦いでもあった。
華やかな機動というのは無駄がある時も多く、無駄をなくした研がれた機動からは逃れられずに背後とロックオン後の5秒をクリアされ、イーグルの敗北で終わった。
この空戦を観戦武官兼解説者のバトラはこの戦いをイーグルの機動を撃破に効率を割いた機動とファントムは機動を飛行に効率を割いた機動と締めくくった。
ファントムとイーグルの2機が滑走路に接近する為に編隊を組みながら旋回を行っている間に紅の
有翼獅子と突風が滑走路を走り出すと同時に
グリペンとラファールは後ろの2機が着陸したと同時に離陸し、管制塔の指示する様に飛行してからお互いに行き違うと向かい合う様に旋回戦を始める。
2機とも映画の様に翼端から引く2本の飛行機雲が絡み合う様に飛行するが何方がどんな機動と言える程洗練されていない為か先の2機と比べると何処か拙くも見える。
これはJAS39の操縦に独特な機動や何かしらに洗練された機動がある訳では無い操縦者の慧。つい最近まで戦闘機に乗っていなかったブーランジェも当然ながら操縦者特有の癖も機動も訓練を受けていた訳では無い。
だが、あくまでも拙く見えるのは実戦経験豊富なファントムとイーグルが生み出した特有の機動のぶつけ合いを見た後で且つ、見ているものが素人だからであり、2機の空戦は見るものが見ればちゃんと教科書通りの飛び方に準じており、時折やる回避や敵機を振り切る時にまだ拙さが見える程度の機動で慧とブーランジェの技術が低い訳では無いという事がわかる。
簡単に言うとメジャーリーグの試合を見てから甲子園クラスの試合を見ている様な物だ。
そんな2機の空戦だが、実戦経験の差が如実に出てくる。
慧の機動にブーランジェは付いていけない場所や回避機動を起こす際に機体に前準備として傾けてから実際に機動を始めるまでのタイムラグに差があったりと回避機動を重ねる度に徐々にブーランジェが追い込まれるが、HiMATが可能という利点を活かしてなんとか振り切っている。
ブーランジェがHiMAT2連続というブーランジェ本人にも身体的にきつい事をして、慧を背後から振り切ると同時に背後に着く。
慧とグリペンも姿を見失ってから背後に居る事をロックオン機能を切っていた所為で発見が遅れ、気付いた時には5秒背後に居座られた事で撃墜判定が出された。
バトラはこの機動を経験で補ったグリペンと性能で補ったラファールと評した。
片宮姉妹の模擬空戦でも、離陸と着陸を同時に行うパフォーマンスを見せて飛び立っていく。
片宮姉妹の機体は両方とも同じ機体で小松基地の自衛隊員は慣れた様な目で見上げ、別の基地や陸上自衛隊の隊員、軍用機に精通する者も驚きの表情で見上げ、一部の人間は外国人の反応の様に狂喜乱舞している。
それは自分達の頭上を落雷の名を称する軍用機。フェアチャイルド・リパブリック社の代名詞にして、名機中名機、神とも呼ばれ。
陸上戦力最大の味方
陸上戦力最大の仇敵
粉砕の復讐者
破壊神の神具
破壊神の加護
破壊神の息子
とも呼ばれる機体。
Aー10攻撃機の2機だった。
Aー10は軍用機に精通する者なら名前を聞いただけでわかると思うがその名通り攻撃機……つまり、陸上戦力の撃破(Aー10を使用した場合は撃滅)が任務で、決して空戦をする軍用機では無い。
だが、Aー10を見た民間人達にバトラが叫び、一部の人間が叫ぶ返す。
何の為に生まれた!?
ーーAー10に乗る為だ!!
何の為にAー10に乗るんだ!?
ーーゴミを吹っ飛ばす為だ!!
Aー10は何故飛ぶんだ!?
ーーアヴェンジャーを運ぶ為だ!!
お前が敵にすべき事は何だ!?
ーー機首と同軸アヴェンジャー!!
アヴェンジャーは何故30mm何だ!?
ーーFー16のオカマ野郎が20mmだからだ!!
アヴェンジャーとは何だ!?
ーー撃つまで撃たれ、撃った後は撃たれない!!
Aー10とは何だ!?
ーーアパッチより強く!! Fー16より強く!! Fー111より強く!! どれよりも安い!!
Aー10乗りが食う物は!?
ーーステーキとウィスキー!!
ロブスターとワインを食うのは誰だ!?
ーー前線早漏Fー16!! ミサイルが終わればおケツをまくるッ!!
お前の親父は誰だ!?
ーーベトコン殺しのスカイレイダー!! 音速機とは気合いが違うッ!!
我等空軍攻撃機! 機銃上等! ミサイル上等! 被弾が怖くて空が飛べるか!! 我等空軍攻撃機! 機銃上等! ミサイル上等! 被弾が怖くて空が飛べるか!! 我等空軍攻撃機! 機銃上等! ミサイル上等! 被弾が怖くて空が飛べるか!!
こんな事をしている内に2機のAー10は空戦を始めていた。
先程までの機体の空戦とは違い速くても800km/h前後の為に低速で派手さこそ低減している様に見えるが、低速であるがこそゆっくりと見る事ができ、何処か騎士の決闘の様な趣が感じられる戦いが演じられ、観客達を飽きさせない。
更に地上に主翼の端が知ってしまう様な高度で腹を見せ合って行き違ったりと観客達を沸かせる。
だが、決着は付かずに時間切れという結果で終わってしまう。
バトラはこの空戦を共に同等の実力の持ち主故に良く起こることとして片付けた。
そして、同じ様に同時離着陸を行い空に飛び上がった機体に観客達が興奮を隠せなくなる。
伝説の試験機Suー47と不運の不採用機Iℓー44が同時に飛び立ったからだ。Fー4やFー15以上のサイズに同じ大きさの戦闘機が2機同時に離陸するだけでも絵になる光景だが、バトラとベルクトはそこに機体が浮き上がり、少し上昇するとランディングギアを出したまま推力偏向ノズルを動かして、ロールしながら斜めに上昇。
1回転半すると垂直に上昇し始めると同時にギアを格納する。バトラはクルピットしながら失速降下を行い地面との差が10m程になると急加速してベルクトと距離を取り、所定の高度で行き違い空戦を始めた。だか、空戦を始める前の機動が準備運動だったと思い知らされるのは空戦が始まってからだった。
わざと後ろを付かせてカウンターマニューバで後ろを取り返し、ベルクトがブレイクすればわざと引き剥がされ、ベルクトが後ろに付こうとすれば均衡する様に動き、わざと長期化させる。ある程度すればわざと背中に付けさせ、カウンターマニューバをするが、ベルクトもそれに追随する様にカウンターマニューバを繰り出すがコブラ機動からノンタイムで機体の腹側から後ろ向きで回り、背後に付く。ベルクトもクルピットで背後に回り込もうとするが、回られた瞬間にバトラはコブラ機動からの側転する様な機動で右に逃げる。
ベルクトもロールしながら右旋回することでレーダーの範囲から逃さない様に動くがバトラは機体が上を向いている内にアフターバーナーで推力を手に入れるが背中から倒れる様に回転させてベルクトの背後に付くがベルクトは加速したと同時にエルロンロールで追いかける為に加速していたバトラはオーバーシュートしてしまう。
バトラは即座に旋回下降で逃亡を図る。ベルクトもそれを追い掛ける。
試合時間も残り僅かにして、ベルクトがロックオン3秒経過というところでバトラが行動を起こした。
バトラはカウンターマニューバを行い、ベルクトの上を通って背後に回った。
ここまではただのカウンターマニューバだが、背後で3秒だけ水平飛行した瞬間にロックオン5秒という条件をバトラが満たし、勝敗が決した。バトラが行ったのは普段のカウンターマニューバとは違うカウンターマニューバだった。
通常は機体のコブラ機動で起こし、ノズルの下を後方の機体が通り、90度上を向いた状態の機体を背中側に倒して1回転させながら背後に回るのだが、今回のバトラの機動は普段よりも離れた状態でコブラ機動を行い、推力偏向ノズルを利用して普段よりも機体が背中側に倒して背面飛行の姿勢で後方の機体を通り抜けさせようとする。後方の機体がバトラの背面を通り抜けたと思った瞬間にバトラは推力偏向ノズル機体の腹側からから推力カットをしながら背面にずらし、背面になった瞬間に推力を最大出力で噴射。機体は急激に回転し後方の機体が下を通り抜け様とした瞬間にはレーダーのロックオン可能範囲に存在し後方の機体が進むに合わせてバトラの機体の機首が動くのでロックオンが切れなかった。
簡単に言ってしまえば、普段のカウンターマニューバは背中合わせで入れ違い、敵機後方で前を向くという物だが、今回のカウンターマニューバは敵機の背面で宙返りを行い、バトラは敵機の背面と自分の機首を向けた状態で入れ違い、ロックオン範囲から外れない角度で後ろに回ったと言う機動だ。
この機動を見た全員は人間辞めてると評した。
実際問題この動作の為の機体操作の精密性もさる事ながらそのGが9Gを容易く超える為に強化機体に乗るアニマかバトラにしか耐えられない機動の為、的を得た発言である。
バトラの変態機動の所為で後の曲芸飛行はブルーインパルスの飛行でさえも味気の無い物にしてしまったが今まで以上の来場者数と好評で終わった。
余談だが、バトラとファントムの売り上げ競争はバトラは一部PMCでは、シミュレーターの代わりとしても使える程に出来の良い『
これは少し改造すればシミュレーターとしても使える程に出来の良いアーケード版エースコンバットをケーブル接続で置いてのみ可能とする100対100対戦をバトラ込みで行うという物で、機材はスタートボタンを押せば幾らでも動く様に改造された物で参加料100円という安さで行なった。一部の機体は離れた立ち入り禁止の格納庫に置いてベルクト・片宮姉妹とも行えるというイベントタイムには待ち時間150分を記録。更に飛び込みで現役自衛官パイロットやウイングマーク持ちの小松基地司令との超本格的飛行機ごっこが出来ると有り、ファントムとの売り上げ合戦では6倍の大差をつけて勝利した。
航空祭の片付け終了後にファントムはイベントタイムを外して計算したがそれでも1.5倍の差が有り、orz状態になった。
ベルクトは良い経験になったとバトラに感謝していた。
活動報告で新しいアンケートというかお聞きしたい事を掲載しました。宜しければお教え下さるとありがたいです。