ランサー「なんかすごい道を抜けたらその先にすごい階段がある。」
変なやつらを俺の美麗な技で消し飛ばした後、助けはいらなかったのだが助けてくれたメイド女のすこしだけありがたーい助言を聞いたので、せっかくだからと思い南へ降りた。
すこしばかりいくとすぐ森から道にでたので、メイド女の言葉通り南のほうに向かったのだが、少し歩いていて気づいた。
この道が絶対まったく一ミリも人が最近歩いていたという跡がない。
しかも整備もされていない。人がつくったのではなく獣がつくったのかもしれないレベルだ。いうなれば獣道という言葉がお似合いだな。
やはりこの世界はさっきみたような羽のついた飛ぶ人間が割かし普通の分類で道というものがいらないのか・・・とも思ったが、はたして羽のついた人間は人間と呼べるのだろうか、いや呼べない。(反語)
そんなことも元の世界に戻る方法を見つけるついでに考えながら歩いていたのだが道が終わっていて辛い気持ちになった。
辛い気持ちになったのもつかのま。道の終わりのすこし先には長い階段がずっしりと待ち構えていた。生半可な気持ちで昇るとわりと大変そうだが、ランサーは膝が強くないと厳しいものがある。
膝に矢を受けても立ち続ける根性が必要だからな。
そして階段という人工物があるということはやっぱり人がいるということ!これはランサー的には昇るしか拓はない。
ランサー「せっかくだから、俺はこの階段を昇るぜ。」
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ランサー「ドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥエ!」
ランサー秘密奥義その16、すごい速い階段昇り(移動も出来る!)の術が決まってしまった。ちなみにこの奥義は108式まであるぞ。
この術の内容はというと、超ランサー筋力で必死に階段を昇るだけの変態移動方法。
つまり内容はないよう。
ランサー「にしてもあの階段をこんだけ昇ったのに、待ち構えているものとしてはやったら寂れている貧弱神社が建っているだけだった。
せめて一般ピーポーにやさしく階段を半分くらいにすればもう少し人がきそうなものだが・・・。」
まぁでも建物が建っているというならば誰かいるだろう。
とりあえず中を少し覗かせて貰おう。槍は背中にかついでいればいいだろう。恐らくだが襲われる心配はない。
襲われたとしてもランサーはアンブッシュで殺されたりなどは絶対しないから大丈夫だな。
ランサー「たのむぉう!」(違う)
・・・・・・・・・残念ながらだれもいないようだ、返事がない。
うーむ、どうしたものか。せっかくの人がいそうな建物なんだが、さすがに勝手に上がるのは皆の英雄ランサーといえどもまずい。
しかたない一旦表のほうに戻ってここの住人か参拝客がくるのをまとうか、こなかったときはここの中で一晩過ごそう。
ランサー「・・・ふむ、そしていま気づいたのだが。
この神社の鳥居、なぜか反対を向いているな。これは神社的におkなのか?新しいデザインかなにか?」
?「これはこういうものなのよ。なにもおかしいところはないわ。」
ランサー「ほう、そういうものなのか。」
「そういうもんなのよ。ところであんたに尋ねたいんだけど、妖怪かなにかなの?
遠くでものすごく気持ち悪い動きで階段を昇っているのが見えたから急いで帰ってきたんだけど。」
ランサー「お前は誰だ!」
「えぇ...(困惑)あまりにも普通に返答してくれたから気づいてるものだと思ってたわ...。」
後ろに貧相な胸の紅白腋露出変態空飛ぶ痴女が迫っていることに俺はぜんぜん気づかなかった。
気配はこの俺のランサーレーダーをもってしてもまったくなかった。こやつなかなかできるわきまるだしめ。
自慢じゃないが俺は見た目で相手を判断するのが得意だ、とくに格下相手に。
格上もわかるといいたいのだがあいにく俺が一番強かったので俺より強いやつのことはわからない。
俺より強いやつがいたとしても、それは仲間のアサシンくらいだろうな、よく裏切るやつだが。ちなみに俺がアサシンを後ろから刺しても怒られない。
まぁこの格下にたいしてだけ鼻が利くせいであの変なやつらに最初だけ、最初だけ、てこずったのだが。
思い出したら少しくやしくなったのでちょっぴり反省しようと思った。
「・・・あんた、今なかなかわたしに失礼な事考えたでしょ。わきまるだしとか。」
ランサー「そんなことはあるかもしれないけどきっとない!
ちなみに俺はその妖怪とかいうたぐいの人間ではない。れっきとした人間だ。
しかもランサーだ崇めていいぞ。」
「あぁそうだったの、ごめんなさいねいかにも人じゃない動きだったから勘違いしてたわ。崇めないけど。」
ランサー「いかにもたこにも俺はランサーだし強いからただの人間っぽくないのも事実、許そう。」
(なにこいつすごい偉そう。腹立つわ。)
すごい不服そうでいらだっている顔をしながら貧相巫女は着地した。
しかしこんなことで俺は動じない。ランサーはどっしりと構え後衛を安心させるのが仕事みたいなとこあるので。
にしてもこの貧相な胸の紅白以下略、なんでこんな変な格好をしているのだ。痴女だろ。
ていうかなんで腋だけだしているんだ寒くないのか。はやりのファッションか。わきまるだし。
「悪いけどこんなかっこでも巫女さんやってるのよ。まぁここの神社、神主はいないから実質ここの管理者ってとこよ。」
ランサー「おぉそうなのか。」
「まぁ管理しようがしまいがこんなとこ誰もこないけどね。神社だけど妖怪いっぱいで危ないし。
ところであんたはどこの出身なの?そのやったら重そうな槍と盾と鎧見る限り他の世界からきたっぽいけど?」
ランサー「多分そうだ。重要な任務中汚い盗賊共に襲撃されて気がついたら湖に落とされてかくがくしこしこしかくいランスで最終的に誰かに出会うことを求めてここまでたどりついた。」
「あらそこそこ大変だったのね。ふーん。
その内容から察するに恐らく異世界の住人ってとこかしら?わたしの知ってる外の世界とはずいぶん事情が違いそうだわ。
幻想郷より科学レベル遅れてるようだし。」
ランサー「科学・・・?科学とはいったい。」
「うーん...まぁ簡単にいうと一種の魔法みたいなもんよ、発展した科学は魔法と見分けがつかないとかいうし。
とりあえず立ち話もなんだし中はいらない?お茶くらいは出すわよ。」
ランサー「ものすごく感謝する。実は結構疲れている。」
わきまるだしの好意に甘えることにして、裏の玄関からオンボロ神社に入らせて貰うことになった。
「あっ、靴は脱いでね。」
ランサー「理解した。靴は脱ぐんだな。それじゃお邪魔させてもらう。」
バキィ!
靴を脱いであがった瞬間なんか、頭のほうで木をつらぬき、割ったような痛々しい音がしたがおそらくは気のせいだろう。
気のせいだろう。
「・・・気のせいもなにもあんたの背負ってる槍っぽいのが天井にささっている音よ。」
ランサー「・・・そうか。すまない。後で責任もって直しておく。」
とりあえず気を取り直してヌププと槍を抜いてそのまま横に持って玄関に上がり廊下に侵入。
にしてもなんとも貧弱なオンボロ神社だ、いやオンボロだから貧弱なのは当たり前か。
ミシミシィとかいう音もなってるくらいだしな木造だったら当たり前かもしれんが貧弱貧弱ゥ。石造りの神社なんかみたことはないけどな!
ミシィ!バキィイ!!ドゴオォォオォン!!!
木が軋み、割れる音と同時に俺ことランサーは神社の床下にねむることとなった。
Bad End 1
「なにがバッドエンドよ!そして寝るな!
いいからとりあえずその重そうな槍と盾外においてきて!被害を広めないでオネガイだから。」
ランサー「スイマセン。」
天井と床を壊した罪を槍と共に背負ってしまった。
ランサーは背負うものが多いことで有名。
すこし罪悪感を感じながらも穴から出て槍と盾を外においてから中に入る。
できれば大事なものなので中に持ち込みたいんだが、まぁ仕方ない。神社をランサーが破壊したとなったら俺は困らないがランサー仲間が困る。
装備をはずしますか? はい いいえ
「ほんと、人が神社にいれるだけでなに破壊しまくってるのよ馬鹿。」
ランサー「なんだよランサーが馬鹿なわけないだろ馬鹿ぶち殺すぞ。」
「・・・・・。」
そんなに怖い顔しなくても。俺のすばやさは二段階下がりませんよ?
主人公の武器はかっこよさげな白を基本とした武器をイメージしてます
一応描いてみたりとかしてるんですけど、絵がうまくないのとやっぱりデザインって難しい。