霊夢「はい、あったかいものどうぞ。」
ランサー「うむ、あったかいものありがとう。」
巫女は俺を居間へと誘い、机と布が合体した「コ・タツ」なるものに足を入れると体力が回復すると教えてくれた。ついでにオレンジも食べていいといってくれたのでもう6つくらい食べた。
俺は遠慮なくコ・タツに足をいれるのだがこれはまずい。疲れはとれるのだがまるで呪いにかかったかのような脱力感、まずい、伝説のランサーアイをもってしても見抜けない大変危険な呪いに引っかかってしまったようだ。
そしてこのコ・タツ。巫女が持ってきたあったかいもの(緑茶)と真ん中に積まれているオレンジのすっぱさとの完璧なシナジーのおかげでくやしいが気持ちいい(ビクンビクン
霊夢「呪いでもなんでもないから。あとみかん食べ過ぎると黄色くなるわよ・・・。
ところであんた、突然だけど名前なんていうの?聞いてなかったよね?
まぁあんたのことだから言われる前に先に名乗っておくけど、私はこの神社の巫女さん兼幻想郷の管理もやってた楽園の素敵な巫女こと、博麗霊夢よ。
神社の名前、博麗神社っていうんだけど便宜上被るのもアレだしわかりやすいから霊夢って呼んでくれていいわ。」
ランサー「なかなか自己紹介慣れしてるたちだな。スムーズださすがだな霊夢。しかも自分の名前を先にいうところにランサーの霊夢にたいしての好感度が3くらいあがったぞ。」
霊夢「好感度はどうでもいい。
慣れてるっていうか、こういうことは最近多いもんでね、いそがしいのよ。であんたの名前は?」
ランサー「私の名前は...うん、まぁ、アステオンと名乗っておこうか。」
霊夢「ん?それってフルネームなの?下の名前っていうか、苗字とは別の名前とかないの?」
ランサー「いや、ないわけではないが・・・・私はあまり自分の名前が好きではないので。」
霊夢「なんだ、教えられないとかじゃないのね。いいから教えなさいようりうり」
ランサー「俺の顔を棒でつつくんじゃない・・・。まぁこうやって休ませてくれる恩人、あと天井と床をぶち破った罪もあるわけだし、そして無礼なことはランサーとして、いや俺的に好ましくないので教えてやろうではないか。」
霊夢(そのあんたの態度ってやつがもうすでに無礼ってことにいつ気づくのかしら。)
ランサー「私の名前は.....
ユウジ、ユウジ・アステオンだ。」
霊夢「は?そういう信憑性のないうそはダメでしょ、だいたいなんでそんな名前がアンバランスなのよ。ぷぷぷ」
ユウジ「本当なんだよなこれが。おい笑うな。叩きのめすぞ。おいきいてんのか。」
霊夢「ふっへへwwwwwwww」
ユウジ「ほんまええかげんにせえよこのわきまるだし」
この貧相巫女めずけずけと俺がちょ~~~~っと気を許したからって調子に乗りやがって、人が気にしてる名前をやたら笑ってくるし腹立つしマジブッコロなんだが!?
だから自分の名前言うのいやなんだよだいたいなんだよユウジって、俺もおかしいと思うわDQNネームにもほどがあるだろ。
まわりはみんなルミネスとかリサンドルとかヒカキンとか普通なのになんなんだよユウジって違和感しゃれにならんでしょ。
UGだかユーズレスとかOCですだかネタにされまくってた時期もあったが、いまじゃ俺に勝てるやつもあんまいないし俺は国王から英雄として表彰されたこともあるからいろいろあってそんなこというのは昔からの付き合いの仲間だけになったのだが・・・。
それも束の間、こんどは国中でユウジ、タロウ、ポチ、たれぞうとかいう身の丈に合ってないDQNネームが死ぬほどはやりすぎて大問題になるとかいうクソみたいな業も背負わされた。
しかもその社会現象が俺のせいになってなぜか新聞社のクソにインタビューも受けた。いつの時代も情報を流すやつはクソだ。
霊夢「いやそんなおこらんとってよwwまぁでもユウジっていえば別におかしくはないわねむしろ苗字のほうがアンバランスだわww」
ユウジ「お前が笑うのをやめれば俺も怒らないし世界は平和になるのだが!」
霊夢「まぁまぁもう慣れたから大丈夫よww
まぁはずかしいならそうね~、逆にユウジとだけ名乗ればいいと思うわよ、そのアスタルテだかパンテオンだかいう苗字とのギャップがひどいだけだから。」
ユウジ「アスタルテでもパンテオンでもなくアステオンだ!へんなところ間違えるんじゃない!」
霊夢「ごめんごめんwでもあんたの変な名前でちょっと打ち解けられたからいいじゃないの。」
ユウジ「よくねーよ!」
貧相巫女、霊夢に少々腹立ちながらも霊夢はそのあと飯をおごってくれたり風呂をかしてくれたし、しかも寝床も少しの間提供してくれるというのでこの件は水に流そうとおもった。本人曰く最近はものすごく暇らしい、仕事でヘマをして謹慎中とかなんとかいっていた。
仕事の内容については教えてくれなかったのでなにやってんだこの脳みそ貧相巫女っていったら「本当にそうかもね。」といって落ち込んでしまった。
普通に謝ったすまんかったな。
そんで飯を一緒に食べている最中、湖に落ちたその前の経緯を詳しく説明したり(といっても戦ってる最中に光って落ちた!とだけしか言えなかったが)、俺のもともといた国、イオニアの話もすこしばかりした、イオニアはもともとそんなに平和な国ではなかったが俺が気合でBANGして平和にした。
しかしそこの部分と俺が割りと強かったという話は信じてくれなかった。なんでや!
そしてここにきた経緯を話すついでに霊夢に、俺の事を助けてくれた空とぶ最強(俺よりは弱い)メイドの事を聞いてみたのだが知らないということだった。
あとこの俺が落ちてきた幻想郷って中でも空とべる人間は少ないらしい。飛べるのはなにか特殊な事情があることがおおいらしい。まぁランサーはよく飛ぶけどな。
でも最近はすこし事情が違ってきて飛んだり跳ねたりしているらしいが俺には関係ないだろうと適当にながしていたので聞いてない。
そしてメイドきいて霊夢が教えてくれたのは少し前あたりから幻想郷で力をつけ始めている「コウカマン」というやつがメイドをよく雇っているらしい。鬼がどうとかいっていたような気がするが、多分ヒーローだろうバッドマン的な感じのダークヒーローに違いない。
いったいどんなヒーローなんだろうちょっときになるぞ。
人が住んでいる居住区、里のほうにもそのコウカマンとやらの使いのメイドがいろいろ買いにきたり、情報を集めたりしているらしく運がよければもしかしたら会えるかもしれないらしい。
是非とも改めて感謝の意を述べたいので見つかってほしいものだ。
そのことも重要だが、とりあえず俺は仕事を探してこの貧弱神社の天井と床の穴を直しながら霊夢に感謝と償いをもしないといけない忙しいで有名なランサーだ。
というわけでメイド探しも兼ねて明日人里に霊夢と共に仕事をさがしにいくことになった。霊夢いわくコミュニティが狭いのでやさしい人は多いらしい。
生半可な仕事ではランサーとしての腕が鈍ってしまうのできつい仕事がほしいぞといってみたら霊夢はあきれていた。わきしばくぞ。
あとはあの変なやつら...霊夢がいうには雑魚妖怪らしいのだが、そいつらが撃ってきたのは弾幕、という魔法ではない特殊な弾らしい。
しかし魔力や妖力といった特別な力を媒介として撃つので普通の人間には撃てないという。鍛錬を積めばどうにかなるらしいので俺達の世界の魔法と似ているのかもしれない。
そしていまこの幻想郷において相手を服従させることができるのがその弾幕という弾を用いた弾幕決闘システムらしい。
これは先に条件を決めておくことで様々な約束を相手に押し付けることができるという。
約束は押し付けるものではなく交わすものだと思うのだが、些細な違いだ。
そしてこの弾幕決闘システムというやつは2vs2で戦うのを基本として作ってあるらしいが1vs1でも出来ないわけではないらしい。2vs1はいいのかと聞いてみたら1vs1と同じ扱いらしい。理不尽だ。
まぁそのあとその弾幕決闘システムについてなんかいろいろな制約や条件をたくさん霊夢が言っていたのだが眠くてそれどころではなかったので覚えていない。どうせ弾幕決闘なんかしないからな。挑まれたとしてもランサーとして一流な俺ならどうにかなるということは確定的に明らか。
最後に霊夢に言われたのでひとつ覚えてることがある。
このシステムを作ったのは人間らしい。しかしこの地、幻想郷は妖怪が作ったものらしい。よくわからないな・・・。
ユウジ「とりあえず今日はもう寝よう。思考だけに頼っていてはだめだからな時には肉体言語も必要なのだ。」
もともと結構疲れていたので布団にドサリと倒れるように横になった瞬間俺はすぐに眠りの闇へ落ちていった。
自称ランサー君の名前はユウジ・アステオンに決まりましたあまりセンスがない。
変な隠し方していてごめんなさいw
それとだいたい3000文字か4000文字の間になるようにしていますがどうですかね?これ以上長くするとしんどいのですが短くするのは出来るのでもうすこし簡潔にしてほしいとかあれば対応していきたいです。