「正義の味方」を望んだ悪   作:月海豚

2 / 7
~テンセイ~ 神様はブラック企業に勤めているらしい

新side

 

どうも、ついさっき神様に暴言吐いて怒らせた神田新です。反省はしているが後悔はしていない。

 

・・・うん、ものすげぇ怒ってるなアイツ。なんか周りから怒りのオーラっぽい物が漂ってるし。空気もビリビリ振動してるし。なんかアイツの周りだけ亀裂が走ってるし・・・。今にも未知の神様POWERで粉々にされそうだな。さて、どうやってこの危機を乗り切るか・・・。

 

・・・・・・何も言わなかったことにするか。

 

「そんな都合よくいくわけないじゃろうッ!?いったい何様じゃ小僧、出会い頭に神であるわしをばかにs「神田新様だが?」って、喧しいわッッ!!」

「まあまあ、何があったかは知らねえがいったん落ち着けよ。血圧上がるぞ。」

「マジでさっきの発言をなかったことにする気か小僧!?その手には乗らんぞ!!」

 

チッ、うまくいくと思ったのに・・・。

 

 

 

 

 

神様side

 

全くこの小僧には困ったもんじゃ。話が全く進まん。おまけにわしのことをデブだとぬかしおって!仕方ないじゃろう!?最近やたらと人間がこちら側(天界)のミスで死ぬものだから、この150年間休みらしい休みを取れていないんじゃぞ!一昨日だって、わざわざ地獄まで行って、閻魔大王に謝罪をしに行ったんじゃぞ!食生活が疎かになっても仕方なかろう!

 

・・・にしてもこの小僧は相当な変わり者じゃな。わしも長年この仕事について居るがこんな人間は初めてじゃ。大抵の人間はわしの姿を見た瞬間に失神するか、腰を抜かすんじゃが・・・、なぜこいつは平静を保っていられる?

 

「そんなに難しい事じゃねえよ、非現実的な事に慣れているだけだ」

「・・・わしはまだ何も言っていないが?」

「バレバレなんだよアホ。顔に出しすぎだ」

 

・・・この小僧には少し礼儀とやらを教えてやらなければならないのう・・・。それにしても、恐ろしい物じゃな。慣れというものは。

 

 

 

 

 

新side

 

さて、再び俺sideだ。ん?何を言っているのか分からない?安心しろ、ただの独り言だ。

 

「何を一人でブツブツ言っておる。早く本題に入るぞ」

 

神様が俺を急かしてきた。聞いたところによると、この仕事の後にも248件の仕事が溜まっているそうだ。

 

・・・相当ブラックな企業に勤めてんだな、アイツ・・・。

 

「さて、神田新。これからお前にはとある世界に転生をしてもらう」

「やっぱりか・・・、そんなことだろうと思ってたよ」

「ほう、ならば話は早い。お前には欲しい特典を決めてもらう」

 

特典か・・・。

どんな世界に行くかで、何を選ぶかだいぶ変わってくるよな・・・。

・・・よし、どうせ選ぶなら物凄いチートな特典にしよう。

 

「俺が望むのはfateシリーズの力だ」

「ふむ、それは全ての宝具を使えるようにする、ということか?」

「いや、そうじゃない」

「?」

「俺が望むのは宝具だけではなく、サーヴァントが持つ全てのスキル、そして魔術師としての才能だ」

 

俺がそう言い放つと、奴は目を大きく見開いた。まるで、人間ではない別の何か(怪物)を見ているかのように。そんな奴の表情を見て、俺は小さく笑う。

 

「小僧・・・、正気か・・・?」

「もちろん正気だとも。狂っているのはアイツだけで十分だ」

「・・・小僧、お前はその強大な力を持って次の世界に何を望む?」

「まだ決めてねえよ、そんな事。備えあれば憂いなしっていうことわざがあるだろ?大体どんな世界に行くことになるか、まだ分からねえし。それに・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソッチノホウガ、オモシロソウダロ?

 




こんにちは、月海豚です。
ようやく物語が動き始めます。友人の事を「狂っている」と言っておきながら、こいつも相当狂ってますね(笑)


神様、お勤めご苦労様です(`・ω・´)ゞ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。