1 / 14
感想募集
あまり強い批判は、心が折れるから勘弁
オブラート、またはワンタンの皮に包んでください。
下手なのは自覚してますんで。
注意 更新は今のところ週一が限界です。
アインクラッド編あまり強い批判は、心が折れるから勘弁
オブラート、またはワンタンの皮に包んでください。
下手なのは自覚してますんで。
注意 更新は今のところ週一が限界です。
プロローグ
2022年11月6日 12時55分
「あと5分、5分で13時……」
自分の部屋で右と左を行ったり来たりしながら、まるで呪いの呪文でも唱えているかのようにパソコンのデジタルタイマーを見ながらつぶやく。
この動作をあれこれ2時間は続けているだろう。
なぜ俺が13時をこれほどまでに心待ちにしているかと言うと、実は13時からあるオンラインゲームの正式サービス開始日だからである。
「なんだ、たかがゲームか」と普通の人なら思うかもしれないが、このゲームはそんじゃそこらのゲームとはわけが違う。
全国のゲーマー達を魅了し、発売日にはわずか限定1万本のソフトを買うために3日かけて店頭に並んでいた者もいるほどのゲーム。
そのゲームの名は《ソードアートオンライン》略称《SAO》である。
このゲームは《ナーヴギア》と言うヘルメット型の機会をかぶり、意識を仮想空間へと飛ばして、あらかじめに作ってあるアバターを信号パルスで操作する。
簡単に説明するとすれば、ゲームの世界に入り込めるとでも言えばいいだろう。
この今までにないゲームシステムに全世界のゲーマー達は、発売を心待ちにしていた。
まあ、俺を含めた約1000人のプレイヤーはβテストと言う体験版のようなものをプレイしているのだが。
「……そろそろだな」
デジタルタイマーが12時59分になり、俺は《ナーヴギア》を頭に装着し、ベッドに横になる
恐らくあと数十秒のうちに13時となり、正式サービスが開始するだろう。
「(また、SAOをプレイできるんだな)」
にやり、と思わずにやけてしまう。
現実《リアル》から仮想空間《ゲーム》行くための合言葉を。
俺が。
坂井真司が別なシンジになるために
「リンクスタート!!」
読んでくれた人ありがとうm(__)m