海見たいになっていた場所も多くありましたからね。
そんな影響があって遅れてしまいました。すいません!これがコミケの入稿〆切なら駆け込み入稿へgoですなw
何時もと比べるとちょっとだけ足取りが重いけど、制服に着替えた私はランドセルを持って階段を降りてリビングに向かう。
「イリヤさーん、早くしないと学校に遅れますよ」
「はーい、わかってまぁーす」
ドアを開けたら、エプロンをかけて料理をしているセラお姉ちゃんの声が台所から聞こえてきた。ちょっとうるさいけど大切なお姉ちゃん――というよりかは、もう一人のママの方が近いかもしれない。
うん、今日の料理も美味しそう。セラお姉ちゃんも料理の腕は最高だ♪
椅子に座ると、だらだらしているリズお姉ちゃんがつけたであろうテレビから、明るい女性アナウンサーの声が聞こえてきた。
『皆さんおはようございます。2月××日、7時40分です。』
あれ、だって今日は15日じゃなかったっけ?だって、その日は、町で―――もう、前の日なんじゃ―――――
うん。やっぱり何かがおかしい。1日2日じゃない曜日感覚のずれとか沢山。なんといえば良いのかな?それすらも解らないけど。頭の中に靄がかかっているみたいで、どうしてかは解らないけど、思い出すのを拒んでいるように思えた。なんといか……わたしがわたしじゃ無いような気がする。いやいや、そんなことあるわけないよね。
はぁっ。一体なんなのかしら?よく解らないけど、なんとかおかしな原因を突き止めようと再び頭を動かしてみる。朝ごはんを食べながら考えていても、私の頭の中にはなんとも言えない違和感が残ったままで、おかしな謎は解けないままであった。
その時、ドアが勢いよくバタンと音をたてながら開いた。
「やばいっ、寝過ごした!」
―――――あ――――れ ?
「し、士郎さんっ!?今日は朝練だったのではありませんか?全く、兄妹そろって寝坊するだなんて一体どう言うことですか……」
「グーテンモルゲン、士郎。今日は遅いね」
そこには、慌てて起きてきたシロウがいた。それをみたセラは怒り、リズはいつも通りのんびりテレビを観てだらけながら顔だけ向けて挨拶している。だけど、私は―――
「──────し──ろ──う?」
「ははっ。イリヤも寝坊しちゃったんだな、おはよう」
なんだろう。この胸の高なり。いろんな思いが込み上げてくる。とてつもなく嬉しい。もう二度と会えないと思っていたのに会えたように思えるくらい嬉しかった。
「う、うん。おはよう、お兄ちゃん」
また、おはようってシロウに言えた――――また?昨日も言ったのに――――
あれ?今日は2月の××日ってさっきテレビで………いいえ、そんなはずは有るわけが無いわ。だって、その日はサクラが――――
そもそも、おかしな点は幾つもあったのよね。知らない天井に知らない日本の一軒家家。武家屋敷のお家に住んでいなくて、そもそも私は郊外の森にあるアインツベルンのお城に住んでいない。あの広いのに、暗くて冷たい空間に………私はいない。あるのは、あのお城やお屋敷と比べちゃうと狭いけど、明るくて、暖かい部屋とお家だ。それにこの家には魔術の魔の字もないくらいに普通の家だ。
そして、極めつけは――――
「―――あ、―――あっ……」
しろうが、しろうが普通に生きている。大切な唯一の弟が
、切嗣が愛した弟が、私の愛している家族が生きている。
そうだ。思い出した。わたしは、しろうを助けるために、扉を閉めて、わたしの体を使って疑似だけど第三魔法を使って………
わたしがしろうのお姉ちゃんだから、扉を閉めるのはわたしの役目だと言ってわたしは―――。
そう、私の名前はイリヤスフィール・フォン・アインツベルン。切嗣とお母様──アイリスフィール・フォン・アインツベルン──の娘であり人間とホムンクルスのハーフ。第5次聖杯戦争の小聖杯にしてバーサーカーのマスター、それが私。そして──────シロウの姉。
「イ、イリヤ?、大丈夫か――?」
不意にお兄ちゃんの顔が飛び込んできた。
「う、うん。大丈夫だよ、お兄ちゃん。」
でも、目の前のしろうは、衞宮士郎であって、セイバーのマスターの、私の知っているしろうではないんだ。セラにリズもいる。でも、桜やタイガはいない。そして、極めつけは、切嗣とお母様が生きていること。それにしろうが私のお兄ちゃんなんだ。
つまりここは――――――ここは? なんなのかしら?
夢?
シロウは高校生だけど、一才若くて、さらに私は10才なってしまった夢?だとしたらとんでもない悪夢ね。これじゃお姉ちゃんではなくなって妹になっちゃうじゃない!第四字聖杯戦争をした少し前までは私がお姉ちゃんだったのに、今じゃ本当に妹に……。ってことは桜と同じポジションに格下げられてしまったってことか。つまりは、リンやセイバーに勝てる要素が無くなってしまうってことなのね!
い、いいえ、落ち着きなさい、イリヤスフィール。つまりは、あの中で一番の最年少になったってこと。つまり、わたしには若さと言う武器ができたのだぁー!しかも、今この家には(恋)敵が誰一人としていないじゃない‼‼しろうを狙うライバル(虫)は一人もいない。……と、なればやることはふふふふふっ。いける、いけるわ!
パシンッ‼
「イリヤさん!!淑女とあろう方が何て顔をしているのですか!」
「す、すみませんでした」
どうやら相当駄目な表情だったみたいです。恋敵はいなくても、彼女たち以上に手強い敵がすぐ側にいたなんて。トホホ──
とりあえず早めに投稿しなければということで2回に分けます!ごめんなさい。3千文字はいきたかったなぁ……