ホイホイチートと完璧霊力チート様。~キセキ世代とこわい話~   作:深緑の古龍

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「これで、私の話はおしまい!」
「さつき、願い事なんだったんだよ?後叶ったのか?」
「青峰君、野暮ですよ。そういうことは、叶ったかどうかだけ聞くものです」
「アホ峰プッギャーwwwwwww」
「ああ"?!んだと広前!」
「まあまあ。。願い事はちゃんと叶ったよ!」
「それは良かったね。それにしても、随分気前のいい神様だね」
「そうっスよね。祓ったあげく、願い事も叶えてくれたんスよね?普通だったらあり得ないっスよ」
「確かに、黄瀬の言うとおりなのだよ。・・・さて、次は誰が話す?」
「はいはーい!俺が話すぜ、真ちゃんwwwwwwww」


こわい話~高尾和成~

じゃ、今度は俺の番なwwwwww

あ、でも体験談とかめんどくさいから、ネットであったやつにするな!wwwwww

 

高尾和成のこわい話。

~赤いクレヨン~

 

なあみんな、クレヨンって知ってる?

・・・ちょwwwくーちゃんそれ違うwwwww

それアニメの方だからwww

下手に出したら著作権引っ掛かるやつだからwww

そっちじゃなくて、文房具のほうな!

で、俺よく思うんだよね。

なんか、赤いクレヨンって、グロテスクだなーって。

ほら、なんかすげぇ濃い血の色みだいだと思わねぇ?

あれ?俺だけ?高ちゃん衝撃www

あ、くーちゃんもそう思う!?ナカーマwwwwwww

ごめんって真ちゃん、真面目に話すから怒んないでww

高ちゃん泣いちゃうwww

 

で、だ。

俺、昔から赤いクレヨン見たらすげー泣いてたわけ。

俺自身もなんでかわかんなかったんだけど、この話聞いたとき「ああ、だからか」って納得したんだよね。

 

その人、男でいいか。

男は、昔からクレヨンが嫌いだった。

真っ赤な赤いクレヨンが。

本人にもその理由がわからなくて、病院で検査もしてもらった。

それでも、原因はわからなかった。

男は、いつもこう言っていた。

「クレヨンの赤は、血の色なんだ。鮮血じゃない、時間がたって酸化仕掛けた、黒みがかった血の色」

周りはどうして男がそんなことを言うのかわからなくて、男を不気味がってあんまり近寄らなかった。

ある日、男はいつものように部屋の中で絵を描いていた。

手に取ったのは、黒・紫・茶色。そして、赤色。

始めは黒で書き始めて、次に茶色、紫。

最後に、赤色を使う。

嫌いな色である赤色を、男は使い続けていた。

いつの間にか、男はクレヨンしか使わなくなり、ただひたすらに決められた色のみを使い続けた。

男が学校に来なくなって、半年が過ぎた。

さすがに心配になって、数人のクラスメイトが教師と共に男の家を訪れた。

 

一回。二回。三回。。

 

チャイムを鳴らすが、男が出てくる気配はなかった。

何度鳴らしても出てこないため、仕方なく大家さんを呼び、鍵を開けてもらって中に入ることにした。

中にはいると、むわっとした油のような臭いが鼻に突き刺さってきた。

臭いに顔をしかめつつ、教師達は男がいるはずの部屋へ向かった。

 

ガチャッ

 

部屋のドアは鍵がかかってなく、簡単に開いた。

そして、教師達が見たのは異様な光景。

そこには床から壁、あげくのはてには天井まで、すべて赤色で埋め尽くされた部屋があった。

そして、その部屋の中心に、ただひたすらに赤いクレヨンで部屋を塗りつぶしている、変わり果てた男の姿。。

 

『俺さ、時々思うんだ。そのうち、おかしくなるんじゃないかって。もしそうなったら、学校いかなくなるから。そうなったら、お前に全部やるよ。俺の持ってるもの、全部』

唯一書かれた黒い文字は、いったい誰に当てたものなんだろうな。。

 

とまあ、俺の話はこれでおしまい!

因みに、噂で聞いたんだけど赤いクレヨンが黒く見える人は、放っておくと精神異常を起こすんだってさ。

怖いよな?

もしかしたら、俺もそうなんのかな・・・?




一応言っておきますが、この物語はフィクションですので、赤いクレヨンが黒く見えるからとかで精神に異常をきたすとかはないです。
作り話ですので、ご了承ください。
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