ここはどこだろう?
暗くてツメタイ
確か夕飯を食べたばかりだったのに
「やめ…」
ガラス越しに誰かが言い争ってるのがわずかに聞こえてきた
「大……俺に……任…ろ」
「改……する……命を、………子…達を……の?」
よく聞こえない
近づこうとするが体が動かない
「少…体…化……、危……はない」
「今なら…間……わ、や……い」
「うるさい」
ひときわ大きな声と共に女性の声と何か鈍いとこが聞こえた
助けなきゃ
何とかして止めないと
そう思っているとこの部屋に人が入ってきた
「●●●●」
「お父様!」
目に入ったのはお父様だった
「いいかい、今から●●●●は眠ったような状態になる。だが怖がることはない明日になればいっぱい遊んでやるぞ」
そういうお父様の話し方はとても優しかった
だがこれだけは聞いておかないといけない
「さっきの音と声はいったいなんなのでしょうか?」
そうたずねると
「心配はいらないよ」
といったきり部屋から出ていってしまった
お父様と会話して安心したのかすぐ眠くなってしまった
「ではこれより強化を始める。この日が我が帝国のさらなる発展していく最初の足掛かりにになる」
拍手が巻きおこった
第一段階スタート
これで全てがうまくいく
と思っていた矢先
ビービービービー
と警告音がなりだした
「何事だ」
「脳の機能が低下しています」
「このままだと暴走状態に入ります」
さまざまな声が飛び交っている
「バチがあたったのよ」
「もうダメね」
「せめてこの子だけでも助けましょう」
「さあどこか遠い場所へ行きなさい」
光とともに消え去った
これが魔法というものか
「さて、あとは…」
「助けてあげられなくてごめんなさい、せめてもの償いとして」
彼女の瞳から涙がこぼれ落ちたその瞬間
ドゴォーーーーーン
その周辺は荒れ果てた大地が広がるだけとなった
ここから始まるある青年の物語
私が彼を見つけたのはもうずいぶん前のことになるだろう
あの日は幼なじみのハルと森で遊んでいた
一一一一一一一一
「あれ?ハル君、あそこに誰か倒れてるよ?」
「本当だ!」
私たちは近寄っていった
その男の子はまるで上から落ちてきたかのような様子だった
ハルが言うには多分気絶しているだけだろうとのことだった
これで少し安心できた
「村まで戻って大人を呼んでこよう」
そうして私たちは走っていった
そこからは早かった
大人たちはすぐに飛んでいってすぐに帰ってきた
当たり前だ、子どもの足でもそんなに時間はかからない距離だったから
彼はそうとう運が良かったのだろう
そうしていると手紙らしきものを持っているのを見つけた
私たちは字がまだ読めないので、長老に読んでもらった
そうするといきなり驚いた顔になり大人たちを集めて何か喋っていた
難しいことはよくわからなかったが村で面倒を見ることになった。
子どもは私とハルしかいなかったのでとても喜んだ
ある事件がおこるまでは