金色の疾風【ネタ切れのため一時更新停止】   作:渦風ミナミ

6 / 6
はい。ナルト君から少し離れてみます。といっても最初はナルト君の独白ですけどね。
今回は一話で言っていた[九尾の家族]についてかたります。
支離滅裂な文章ですが、許せるよ☆という方はそのままスクロールを。






本編です↓


ずっと傍に

ナルって、なんなんだろ?

 

ナルが知っている[ヒト]はあんまりいない。

 

 

パパ。

 

さんだいめのおじいさま。

 

みどりのふくをきたおにいさん。

 

よるにだけきてくれるくろいふくのおにいさん。

 

 

ナルは[ヒト]はあんまりすきじゃないの。[ヒト]になにかいわれると、むねんとこがいたいいたいするの。

 

パパはね、それを[カナシイ]っていうんだって、ナルにおしえてくれたの。

 

 

[カナシイ] なんだろ?

 

[クヤシイ] なんで?

 

[ニクイ] どういうこと?

 

[サミシイ] よくわかんないよ。

 

 

 

パパはね、しらなくていいんだって、いっつもナルをなでてくれるの。

 

 

でも、しりたくてね、【(しりたい!!)】っておもったらね。

 

 

だれかがおしえてくれたの。

 

〔感情、ヒトノ、カタチ〕

 

 

カタチ?それはなに?

 

〔主、ヒト。カナシイ、感ジタ〕

 

〔感情カンジル、ヒトダケ〕

 

 

じゃあ、[ヒト]がナルにかんじてるのはなに?

 

 

 

 

 

 

〔憎シミ〕

 

〔ヒト、己ト他人比ベテ、己ノ価値ヲミル〕 

 

〔負ノココロナリ〕

 

 

あなたは、だあれ?

 

 

〔主ニ仕エル者〕

 

〔ズット、傍ニ――――〕

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だれがおしえてくれたのかわかんない。[アルジ]って、なんのこと?

 

パパにきいてみた。

 

 

 

『ナルトよ、そのものはいずれ、お前に仕えるモノノケだ。妾の森に住まいし風のモノノケよ』

 

 

うーん、よくわかんないけど、いっしょにいてくれてるんだね?

 

 

 

ナルのしってる[ヒト]がまたふえたよ。

 

 

かぜのおにいさん!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

九尾の森にて

 

 

 

里外れにある、鬱蒼とした森、九尾の森は、誰も近寄らない秘境だ。

 

森の奥深くにポツンとある泉の前に、二本の尾を持った狐がいた。

 

狐はじっと泉を見ていた。

 

が。不意に狐は顔を動かし、今度は満天の星空を見上げる。そして

 

 

〔風のもの。母上にお会いしたか〕

 

 

なにもない虚空に話しかけた。すると、答えが返ってくる。

 

 

〔オ会イシタ。ヒトノ姿トリ、神子ノ世話シタル〕

 

 

〔神子か……私もいずれこの目で見てみたいものだな。〕

 

 

まだそのときではないがな。

 

 

〔玉藻サマ、時来レバ、叶イタリ。待タレ〕

 

 

 

〔分かっている〕

 

 

狐――玉藻――は、風のモノノケにそう返し、ふと、モノノケに問う。

 

 

〔風のもの。神子より名は頂いたのか〕

 

 

〔否、名ハ、未ダ要ラヌ〕

 

 

〔……そうだな〕

 

 

 

それきり、玉藻も、風のモノノケも、口を開くことはなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――母上…私は……――――

 

 

 

あの日、弟を失ったとき、怒りに我を忘れた私を母上は諌めてくれた。

 

 

『玉藻、お前はまだその手をヒトの血で汚してはならぬ。待っておれ』

 

 

優しい声で言う母上の瞳は、怒りによどんでいた。

 

 

 

母上が封印されたと聞いて、私は愕然とした。最強と謡われる母上が、ヒトに負けるなんて。

 

 

呆然として、何も出来なかったとき、風のものが母上から伝言をあずかってきた。

 

 

 

『妾は大丈夫じゃ。神子を見守っておる。玉藻。お前には、妾が神子を連れて戻るまで、その森はまかせたぞ』

 

 

 

母上からの言いつけ、今もちゃんと守ってますよ。

 

 

 

早く帰ってきて。母上―――――

 

 




お気に入りが100件越えました。ありがとうございます!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。