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閑話とこの物語の前に起こった出来事について
雨が降った。途轍もない雨が、戦場の跡に容赦なく降り続いた。それは、死者の嘆きか、それとも歓喜か。
自爆した地下研究基地跡地の巨大な穴に雨が河となって其処に吸い込まれていった。その巨大な穴の入り口の横に一つの縦長の水槽がゆっくりとせり上がり、充填されていた水が排出され、一人の男性がうつ伏せのまま雨に濡れて目を覚ました。男性は20代後半の短髪で精悍な身体だった。
その男性が水槽から出ると豪雨の中周りの荒涼たる残骸となったレーダー等を見て遠吠えの様になにかを叫ぶと、足元にあった人類軍の男性兵士の死体から服装とズボンを拝借し、その場を後にした。
この物語の前に日本と世界に起こった主な出来事
1943年 第二次大戦終結 大日本帝国、連合国と単独条件付き講和後、日本国に改名。カロリン諸島及びマリアナ諸島は日本側にトラック、マーシャル諸島は米軍側に統治。
1944年 東南アジア諸国の独立運動激化。残地日本軍独立派に加勢。
1947年 朝鮮戦争勃発 日本特需及び旧海軍及び陸軍残存艦艇及び残存航空機派遣、中国及びソ連大規模派兵、日本陸海空自衛隊及び防衛庁設立
1955年 朝鮮戦争終結 38度線で停戦
1958年サンフランシスコ講和会議 自衛隊の戦力について一隻当たり基準排水量6万トン、搭載砲口兵器6インチまでにすること又、GDP5%の軍備費、米軍の沖縄及び横須賀,呉、の三か所のみに1990年まで駐屯する事等を取り決めた。同年東京オリンピック開催中に日本側選手村に一部過激派赤軍グループが手榴弾投擲し、選手関係者89名が死傷する事件が発生。同年から日本各地で赤軍派の事件が多発。
1960年までは史実通りだが、軍備及び科学技術は史実以上に発展、また月面及び火星に前者は人類着陸及び後者は大規模無人探査機の着陸に成功後、未知の元素を採取。06年まで探査及び採取が継続的に行われる。
1960年 ベトナム戦争勃発、1978年まで大規模戦争化及び1977年 中国が南ベトナムの首都に歴史上初の核攻撃。冷戦激化及び長期化の兆し、自衛隊初の第一世代航空母艦建造 (艦名『いぶき』搭載機数 55機)のちに70,80,90年代にそれぞれ大型3隻、中型4隻、強襲揚陸艦5隻ずつ増やした。
1978年 南ベトナム消滅。米軍及び南ベトナムに派兵した部隊は撤退。自衛隊初の海外派兵、同年北海道函館においてMIG-25の亡命事変勃発、海上自衛隊とソ連海軍の命令不足により戦闘が起き、MIG-25は、ソ連の潜水艦発射型ミサイルにより消滅のちに海自がこれを撃沈。日本『国土安全治安維持法』採択。軍備の大幅増強及び技術改革。日本列島大改造5ヵ年計画(内容は、北海道から九州まで網の目のように高速道路及び高速鉄道の配備、それに伴い住居土地等の主権の一部剥奪。学園闘争激化後にデモ等の活動は強制逮捕等)の法案可決。
1979年北朝鮮による日本人拉致が発覚。政府は速やかな返還を要請したが、北が黙秘の為、日本国内の在朝鮮人の国外強制退去命令及び資金の強制徴収等を採択。日本第二次高度成長期に突入
1982年第三次世界大戦勃発。レーガン大統領の悪の帝国発言を機にソ連側が抗議、中東沖15キロで米ソの艦船が軍事衝突。北朝鮮、韓国に侵攻。同年、日本国領南樺太及び北海道、北方領土にソ連軍同時侵攻後と同時に本州・四国・九州で大規模同時多発化学兵器テロ及びソ連製兵器、強襲ヘリを使用した反政府、宗教団体連合と自衛隊、警察との軍事衝突発生、日本全国に非常事態宣言及びより強制力を持った『国家安全治安維持法』及び『強制制圧法』採択、日本国内の在中,朝,韓国人の強制国外退去及び全資金、全資産徴収を開始。米国との同盟の為、陸海空自衛隊の全面参戦決定。翌年、大規模反攻作戦『暁作戦』開始。ソ連軍北海道、南樺太から撤退、自衛隊追撃戦『響作戦』開始。『響作戦』後、全樺太及びカムチャッカ半島からソ連軍撤退。後に樺太は日本側、カムチャッカ半島の南半分を日本側、北部ロシア側、オホーツク海の優先漁場権等を盛り込んだ日ソ講和条約締結。日本第三次高度成長期突入。
1984年日本、拉致被害者救出極秘作戦『希作戦』を発令。陸海空の特殊急襲部隊が北朝鮮に侵入し速やかな救出
1985年米国でキメラ天然痘大流行国民6割感染4割死亡。後にテロ組織による犯行声明。日本、北欧、南欧州を中心に医療と治安等の援助声明。
1986年米ソの全面停戦合意、韓国消滅、日本、台湾、フィリピン、インドネシア島の東南アジア諸国以外は、共産社会主義国家連合通称『赤いアジア連合』を結成、同年「ソビエト連邦のちのロシア連邦」「中華人民共和国」を中心とした共産、社会主義国が相次いで国連を脱退。その後、共産、社会主義国各国が『人民連邦共同体』を設立。
1988年4月阪神・淡路を中心としたM7.8の大震災、6月愛知県名古屋沖を震源とするとM8.2の大地震、11月に関東沖で発生したM8.9の第二次関東大震災、翌年2月東北地方を中心としたM9.4の大震災が連続して発生但し、原子力発電所は建造途中だった為放射能汚染等はなし。
1989年ベルリンの壁周辺で中規模武力衝突。東ドイツ軍と西ドイツ軍が軍事衝突。『ドイツ戦争』翌年停戦合意。同年アメリカ・キューバ(一部ソ連艦隊)危機、ソ連艦隊夜間強行進行実施。アメリカ艦隊と一部夜戦勃発。キューバミサイル基地に戦艦による巡航ミサイルと艦砲射撃実施。
同年第5次中東戦争激化3年後停戦
1990~1996年在日米軍全部隊撤退。5月南大東島付近で大規模海底噴火に伴い新島勃起、新島南大東島と合体後、拡大と膨張が3年間続く。最終面積はほぼ九州と同規模になる。
日本国太平洋沿岸地帯に大規模海底油田地帯が確認、政府主導で採掘開始。新大東島日本国領に正式に了承。同年入植及び基地設立の為新大東島建設ラッシュ。沖縄諸島太平洋側に大規模メタンハイドレード蓄積地帯確認。政府主導で採掘開始。日本第四次高度成長期に突入。新大東島及び日本国富士山、日本アルプス等の山脈を中心に高純度高エネルギーを発生させる新鉱石通称『サクラダイト』が発見後、大規模採掘開始。日本国GDP2位、輸出額が輸入額を上回る。自衛隊を国防軍に改正。防衛庁を国防省に移行。情報省設立。同年全国隅々まで、空路、海路、高速道路及び高速鉄道、地下鉄網を完備させる。また極秘裏に地下要塞及び全国防軍装備7割を地下に潜らせ、其処に各種整備、建設施設等重要拠点移転開始翌々年全行程終了。国内情報ネットワーク通称『高天原』を整備、運用開始2000年に完全稼働開始。世界初核融合炉実用施設北海道に建設、2001年本格稼働開始。
2004年ソ連が多額の負債と不良債権の為国内が不安定化後にソ連解体。ロシア連邦に領土を縮小等で乗り切る。日露共同宣言後,それぞれに戦後初の領事館設立。両国間の旅行自由化。(但し、中国、朝鮮、東アジア大陸諸国等は未だに未宣言)、同年第6次中東戦争激化。
2006年 『スカイネット』による人類側に宣戦布告『審判の日』同年アフリカ南アメリカを中心としたエボラ、デング、マラリア等の伝染感染者が爆発的に増加。日本を含むほぼ全ての国がアフリカ南アメリカから資金と施設と人員を撤収。