四葉の兄妹   作:Daiki☆

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十二月になってからいろいろ大変で更新が遅くなってしまいました。

これが今年最後の更新になります

来年からもこの作品を読んでくださる優しい方のためにがんばりたいと思います




九校戦 8

スピードシュウティング決勝

 

私と七草先輩 

一高同士の戦い 七草のエルフィン・スナイパーと毎回試合をする度に運営に呼ばれる問題児。

 

 

会場での勝敗予想は、ほば七草先輩の勝ちとなっているが、今回問題児がどんなことをやってくれるのか楽しみと言う声もある

 

 

もちろん観客を驚かすような“必勝”の術式を用意してきた

 

 

 

会場に入り、七草先輩を探した。 試合前に少し話したい。

 

 

「七草先輩ここにいたんですか 探しましたよ」

 

 

「どうしたの?」

 

「試合前の挨拶ですよ」

もちろんこれは嘘 ただ少しでも七草先輩の勝てる可能性を増やすため。私には未来が見え、どうすれば勝てるのかは、全部わかる 

 

 

七草先輩がもし私に勝てるとしたらこの方法しかない

 

「先輩は今回も特化型なんですね」

 

「あなたのCADも前回とかわってないじゃない」

 

「いえ、変えました 今回は振動系と光屈折系ですよ」

 

 

 

「 ………そんなこと私に教えていいの?」

光屈折系は嘘だけと、七草先輩が光系統の魔法が入っているかもと思わせることが大事だから

 

 

なにも知らずにするよりかは、少しは七草先輩の勝つ確率が上がった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試合が始まる前から凄い声援だった

 

お姉様~ という黄色い声援が聞こえてた 七草先輩は観客席に向かって手を振り、女性の高い声が聞こえてくる

 

 

絶対お姉様~て言ってた人達の方が年上だよね?

 

観客席の最前列は全て女性で埋め尽くされていた

 

女の子じゃなくて女性だからね!

 

 

 

 

 

 

 

私は七草先輩にひどいことをするだろう

 

人によっては“遊ばれた”“手を抜かれた”と感じるかもしれない。

 

 

それでも私は……

 

 

先輩に勝ちたい。

 

 

 

先輩と競えるのは今年が最後だから

 

 

 

 

私だって全力で先輩と競いたい でも、それをやってしまった未来では先輩は魔法を使えなくなってしまった。 私のせいで

 

 

 

私は本当はこんなことしたくない  でも、わたしは妥協することを覚えなきゃいけなかった

 

 

 

 

 

 

全力を出して、七草先輩の将来を潰す

 

適度に手を抜き、いい感じの勝負をする

 

今年最後の七草先輩に勝たせて上げる

 

 

 

あなたなら、どれを選びますか?

 

私は二番目を選んだ

 

 

私せいで先輩の未来を潰す訳にはいかない だからといって手を抜き勝たせて上げても先輩はいい顔してくれないだろう 

 

 

先輩は私との実力の差を知っているから

 

 

 

 

あの時十文字先輩と試合しなかったらこんなことにはならなかったかもしれない

 

 

 

 

だから私は覚えた。妥協するとこを 

 

 

私と七草先輩のために妥協点をさがすことを

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まもなく決勝が始まる

 

 

カウントが始まった。スタートランプに光が灯り競技は始まった

 

 

真由美の耳にはしっかりと小さな咲夜花の声が聞こえた

 

わたしを嫌いにならないで 

 

と振り向いたときに咲夜花は左手のCADで魔法を発動させていた

 

(騙された この魔法は絶対に光や振動系じゃない なぜかわからないけど断言できる)

 

咲夜花は右手のCADで魔法を発動させクレーを壊し始めた。

 

私の色のクレーを

 

 

まさかと思ってマルチスコープをスコアボードの方には向けた

 

 

私の色を撃ったはずなのに咲夜花の方に得点が入っている。

 

 

左手の魔法が大体わかった 光系統のような光系統ではない魔法 そんな魔法あったかしら?

 

まぁいいや 私は咲夜花さんの色のクレーを撃ち始めた

 

 

 

 

 

達也side

 

「そうか、妥協するとこを覚えたか」

 

「達也さん何ですかあの魔『お兄様、早く止めに行かないとお姉様が』

 

ほのかの言葉を遮って深雪がとても心配そうに話しかけた

 

ほのかと恋人になってから、深雪は全く話しかけてこなくなったが姉の事が心配でいてもたってもいられなかったようだな

 

 

「大丈夫だ深雪 とりあえず遮音障壁を張ってくれ」

 

 

「わかりました。 それとほのか話を遮ってしまってごめんなさいね」

 

 

 

「張れたようだから説明するぞ 

 

 咲夜花が使った魔法は、パレードだ」

 

 

「え、達也くんパレードて九島の秘術だよね?」

 

 

「ああ、そうだなエリカ」

 

 

「なんで九島の秘術を四葉が知ってるの?」

 

 

 

「閣下が母さん達を昔魔法を教えてのは知ってるよな? そのつながりで教えに来てもらったことがあるんだ。 そのときパレードを見せてもらって、その一週間後に咲夜花がパレードを作って母さん達に見せたんだ。

母さん達も九島のパレードを越えるもの作るとは、思ってなかったようだ。閣下に来てもらい、見てもらったら、やはり九島のやつを超えていた。それで四葉と九島の共同開発で新たなパレードを作られたことになっている。」

 

 

 

「なぁ達也、咲夜花て天才なのか?」

 

 

「レオ 俺は咲夜花以上の天才がいるなら会ってみたいよ」

 

 

「ならこの試合も勝ってしまうかもな」

 

 

 

「それは愚問だぞレオ 咲夜花は未来が見えるんだぞ どうやって負けろというのだ?」

 

 

「あ、そっか なら咲夜花は可哀想だな」

 

 

「そうだね」

珍しくエリカがレオの意見に賛成している

 

 

「どうしてそう思うんですか?」

 

 

 

「ほのか 私達武道をやってを人達は本能的に自分がどの位強いのか確かめたくなるの、私だってそう想うときあるよ。

だから私はまたに修次兄貴に、勝負を仕掛けてボコボコにやられるんだ そしたら自分の弱さをしれてまた練習に励むの  多分咲夜花には自分が絶対勝てないような人は少ないだよ。」

 

 

「日本で咲夜花に勝てる人は十人いないだろう」

これは嘘だ この世界に本気の咲夜花に絶対勝てる人はいない 俺も含めて

 

 

 

 

 

 

        

 

 

 

 

 

 

 

咲夜花side

後十秒もすれば試合は、終わるだろう そろそろ決めなきゃいけない

右手のCADの引き金を引いた。

最後の一個のクレーは、自分の色に狙いを付け撃った

 

七草先輩の方が少しだけ魔法の発動が早かった

魔弾の射手で作ったドライアイスは、まるで映像か何かに当たったようだった。ただドライアイスが通り過ぎだけに見えた 確実に当たったように見えたクレーは何も無かったように落ちていった 

 

 

スコアは99対100

私の勝ち 

 

 

 

私は泣いた。 

「ごめんなさい私は結局、手を抜いて先輩で遊んでただけ 先輩を傷つけたく無いから中途半端な勝ち方して……結局先輩を傷つけた」

 

 

「私の為を思ってこの勝ち方にしてくれたんでしょ?わざと勝たせて貰うよりマシよ! それに始めから全力の咲夜花さんとしたら多分私は立ち直れなかった ……そうなんでしょ?」

 

「……はい」

 

 

「ならいいわ 確かに傷つけたけどかわいい咲夜花さんの泣き顔が見れたからゆるしてあげるわ♪」

七草先輩に抱きつかれ、頭を優しくなでられた とっても嬉しかった こんな勝ち方した私を先輩は許してくれた

 

 

「先輩 ありがとうございます」

 

 

「でね、咲夜花さん そのねクラウドボールは勝たせて欲しいな~」

 

「何を言ってるんですか?真剣勝負に決まってるじゃないですか」

 

 

 

「咲夜花さん あのねメイドの話はね冗談だったのよ!」

 

「そんなの知りませんよ」

 

 

「嫌よ 後輩に勝負に負けてメイドでご奉仕なんて絶対にいやよ!」

 

「先輩 約束は約束ですよ!」

 

 

 

 




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