子犬が幻想入り   作:きつつきき

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子犬さん

ここは何処なんだ・・・。

 

御主人はどうなったんだ・・・。

 

 

 

紫「あら、これは・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

ー博麗神社ー

 

霊夢「はぁ・・・暇ねぇ。」

 

私は今とても暇である。

最近は妖怪がらみの騒動や異変もないので、掃除くらいしかする事がない。

参拝客が来るのなら良いのだが来る気配も微塵もない。

 

魔理沙「はぁ・・・ひまだぜ。」

私の隣にいる魔法少女もそう言ってため息をついている。

彼女もすることがなく暇を持て余しているようだ。

 

霊夢「魔理沙、あんた暇なら紅魔館にでも行って来ればいいじゃない。いつも本を盗んでるでしょ?」

 

魔理沙「人聞きの悪いこと言うな。わたしは少し借りているだけだぜ。それに今パチュリーが怒ってて行きずらいんだ。」

 

霊夢「借りているだけならどうしてパチュリーは怒るのよ。」

 

魔理沙「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

 

霊夢「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

 

30秒ほどの沈黙が続いた後、足音が聞こえてきた。

 

紫「あなた達若いんだからしっかりしなさいよ・・・

これじゃあ異変を解決できるのか不安になるわ。」

 

足音の正体は紫だった。

 

霊夢「しょうがないじゃない。参拝客まったく来ないんだもん。」

 

紫「諦めるのは参拝客が来るように努力してからにしなさい。」

 

黒い子犬をかかえた紫が呆れた顔でこちらを見ている。

 

 

 

ん?

 

子犬?

 

 

 

霊夢「紫その子犬どうしたのよ!?」

 

紫「えっ?ああこの子?ここへ来る途中に倒れていたの。

かわいそうだから連れて来ちゃった。」

 

魔理沙「おい紫。その犬だいじょうぶなのか?」

 

紫「なにが?」

 

魔理沙「危険な化け犬とかだったらどうすんだってことだよ。」

 

紫「化け犬ごときに遅れをとる私じゃないわ。」

 

霊夢「あんたが良くてもこっちは厄介ごとになるのは嫌なのよ。」

 

まったく、こっちの事も考えて行動して欲しいものだ。

 

こうやっていつも問題を押し付けてくる。

 

多分今回も無理難題を言ってくるだろう。

 

紫「霊夢、あなた今暇なんでしょ?だったらこの子犬を引き取ってみない?。」

 

霊夢「はぁ?拾ったあんたが引き取ればいいでしょ?」

 

紫「私の家にはもう狐と猫が住んでるのよ?犬が入り込む余地はないわ。」

 

霊夢「私一人でギリギリの生活をしているのに、そのうえ犬を飼う余裕なんてないわ!」

 

紫「大丈夫よこの子の生活費は私が出すから不自由はさせないわ。

それにバイト代も出るわよ。」

 

 

バイト代が出るのか・・・。それならやっても・・・

 

 

紫「それじゃあよろしくねー。」

 

霊夢「あっ!待ちなさい!!」

 

紫は子犬をおいたままスキマへ入ってしまった。

 

霊夢「・・・・・。」

 

魔理沙「・・・まあ頑張れよ。」

 

霊夢「はあ・・・。」

 

私は暇ではなくなったようだ。

 

 




こらから数日ごとに連載していくつもりです。
初心者なので下手くそですが、読んでもらえたら嬉しいです。
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