六花の勇者の新婚生活   作:秋乃樹涼悟

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朝、六花の勇者11話を見て起きる日曜日はいいですね。
youtubeで見てたんですけどやっぱりいいですね。

テレビが無いのでリアルタイムでは見てません。

そのうちテレビ買って六花の勇者のDVDも買いたいです。


フレミーと炎。

紅かった山を見て、まだ秋になり始めたばかりだと思っていたのに、気づけば吐く息は白く、寒いと感じる。

近いうちもっと冷え込んで、雪が降るだろう。

 

羊の毛を刈るのも躊躇ってしまう。

 

もう、そんな時期である。

地上最強の俺も、寒いのは苦手だ。

こんな日はフレミーと一緒に暖まるのが一番だ。

 

 

 

「ただいま〜」

 

やはり我が家はいい。

うちに帰って来ただけで心が暖まる。

 

「おかえり、アド。もうご飯の準備は出来ているわ」

「今日はシチューだな」

 

シチューの香りが鼻を通る。

今日はシチューだということは、家に着く前からわかっている。

唾液が口の中を満たし、自分のお腹が鳴るのがわかる。

 

「ふふっ。地上最強の男も空腹なのね」

 

フレミーにも聞こえていたらしく、笑われてしまった。

 

 

 

 

 

「最近はもうすっかり寒くなってきたな」

 

ふたりでシチューを食べ終え、まったりとした時間を過ごしていた。

 

「そうね。そろそろ暖炉に火をつけようかしら」

「そうだな」

 

フレミーは立ち上がり、暖炉に向かう。

溜めてあった薪をくべ、フレミーが手をかざし静かに唱える。

 

「燃えなさい」

 

懐かしい。

霧幻結界に閉じ込められていた時のことを思い出す。

あの時もフレミーは火をおこしてくれた。

 

俺は暖炉近くのソファに座り、フレミーも隣に座った。

 

「なんだか、懐かしいわね」

「…霧幻結界のとき?」

「そうよ」

 

フレミーも、俺と同じことを考えているようだ。

 

あの辛かった戦いを、懐かしいと思えている俺たちはどうかしているのだろうか。

 

何度も死にかけて、何度も仲間を疑って、何度も仲間を信じた戦いを。

 

俺がそんなことを考えていると、フレミーは俺の肩に身を寄せた。

 

「…アド、あなたは愛するふりなんて、してないわよね」

 

小さくて、哀しくて縋るような声だった。

 

「ああ」

 

俺はフレミーの手をそっと握る。

小さくて細い綺麗な手は少し冷たい。

 

「時々、不安になるわ。…あなたのことを信用していないとかじゃないの。ただ、こわいの」

 

決して広くはない部屋に、暖炉の火のパチパチと弾ける音が響く。

 

フレミーの声を聞いたせいか、暖炉の火の勢いは弱くなった気がする。

 

「大丈夫だフレミー。俺を誰だと思っている?地上最強の男、アドレット・マイアだぞ?

何度信じきれなくなってもいい、何度疑ってもいい。

その度俺が信じさせてやる。何度でも答えてやる」

 

地上最強の俺じゃなきゃとっくの昔に死んでいる。

今まで生きてこられたのは俺が地上最強だからだ。

 

みんなが信じてくれたのも、俺が地上最強だからだ。

地上最強は、いつだって笑う。

 

「…羨ましいわ。あなたのそのバカみたいなつよさ、私にも分けて欲しいわ」

「こんなものでいいならくれてやるよ」

 

あの時にもフレミーに羨ましいと言われた。

私にはその信じるものすらないと。

 

「フレミー、今は、信じるものはあるか?」

 

フレミーは俺に笑顔を見せた。

 

「…あるわ。隣に」

 

握り返すフレミーの手は、暖かかった。

 

 




六花の勇者の連載の話が思いつきません。

どうしたらいいんでしょうかね?
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