youtubeで見てたんですけどやっぱりいいですね。
テレビが無いのでリアルタイムでは見てません。
そのうちテレビ買って六花の勇者のDVDも買いたいです。
紅かった山を見て、まだ秋になり始めたばかりだと思っていたのに、気づけば吐く息は白く、寒いと感じる。
近いうちもっと冷え込んで、雪が降るだろう。
羊の毛を刈るのも躊躇ってしまう。
もう、そんな時期である。
地上最強の俺も、寒いのは苦手だ。
こんな日はフレミーと一緒に暖まるのが一番だ。
「ただいま〜」
やはり我が家はいい。
うちに帰って来ただけで心が暖まる。
「おかえり、アド。もうご飯の準備は出来ているわ」
「今日はシチューだな」
シチューの香りが鼻を通る。
今日はシチューだということは、家に着く前からわかっている。
唾液が口の中を満たし、自分のお腹が鳴るのがわかる。
「ふふっ。地上最強の男も空腹なのね」
フレミーにも聞こえていたらしく、笑われてしまった。
「最近はもうすっかり寒くなってきたな」
ふたりでシチューを食べ終え、まったりとした時間を過ごしていた。
「そうね。そろそろ暖炉に火をつけようかしら」
「そうだな」
フレミーは立ち上がり、暖炉に向かう。
溜めてあった薪をくべ、フレミーが手をかざし静かに唱える。
「燃えなさい」
懐かしい。
霧幻結界に閉じ込められていた時のことを思い出す。
あの時もフレミーは火をおこしてくれた。
俺は暖炉近くのソファに座り、フレミーも隣に座った。
「なんだか、懐かしいわね」
「…霧幻結界のとき?」
「そうよ」
フレミーも、俺と同じことを考えているようだ。
あの辛かった戦いを、懐かしいと思えている俺たちはどうかしているのだろうか。
何度も死にかけて、何度も仲間を疑って、何度も仲間を信じた戦いを。
俺がそんなことを考えていると、フレミーは俺の肩に身を寄せた。
「…アド、あなたは愛するふりなんて、してないわよね」
小さくて、哀しくて縋るような声だった。
「ああ」
俺はフレミーの手をそっと握る。
小さくて細い綺麗な手は少し冷たい。
「時々、不安になるわ。…あなたのことを信用していないとかじゃないの。ただ、こわいの」
決して広くはない部屋に、暖炉の火のパチパチと弾ける音が響く。
フレミーの声を聞いたせいか、暖炉の火の勢いは弱くなった気がする。
「大丈夫だフレミー。俺を誰だと思っている?地上最強の男、アドレット・マイアだぞ?
何度信じきれなくなってもいい、何度疑ってもいい。
その度俺が信じさせてやる。何度でも答えてやる」
地上最強の俺じゃなきゃとっくの昔に死んでいる。
今まで生きてこられたのは俺が地上最強だからだ。
みんなが信じてくれたのも、俺が地上最強だからだ。
地上最強は、いつだって笑う。
「…羨ましいわ。あなたのそのバカみたいなつよさ、私にも分けて欲しいわ」
「こんなものでいいならくれてやるよ」
あの時にもフレミーに羨ましいと言われた。
私にはその信じるものすらないと。
「フレミー、今は、信じるものはあるか?」
フレミーは俺に笑顔を見せた。
「…あるわ。隣に」
握り返すフレミーの手は、暖かかった。
六花の勇者の連載の話が思いつきません。
どうしたらいいんでしょうかね?