ラブライブ! とある吹奏楽部員とμ'sの軌跡   作:ルカイン

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三ヶ月近く?いや、もっとか。
大変長らくお待たせしました……!

とある学校の卒業、就活、その他諸々が
重なり更新が大変遅れまして……申し訳ありません!
リハビリがてら、軽めに文を書いた結果
かなりひどい出来かも知れません……




前へ、前へ

翌日……

 

「あ、おはよゆうくん!」

 

「あぁ、穂乃果か。おはよう珍しく早いじゃんか」

 

「うん、なんだか今日はスパッと起きれたんだー♪」

 

「そっか、っと……そろそろ朝練だろ?

行ってきなよ」

 

活動を始めてからというもの、海未の

提案により朝練なるものを始めた。

朝練とはいっても、軽い走り込みや

簡単なステップなどのおさらいなどだ。

 

「ゆうくんはこないの?」

 

「生徒会にちょっと仕事頼まれてな、

ま、テスト生の本分はこういうのだからさ」

 

「そっか…残念」

 

「まぁ、どうせすぐ会うんだ

そん時までとっとけよ」

 

「……だね!あっ、もうこんな時間!

ごめんゆうくん、先いくね!」

 

「おう、またな」

 

慌ただしいなぁ……マジで。

俺としてはもう慣れてはいるけども。

 

ーーーーーーーーーー

 

「ん、来たわね」

 

「はい……ところで絵里さん

俺は何を手伝えば……?」

 

「えぇ……とは言ってもそんなに難しい

ことじゃないわ。

ただ単にもの運んでもらったり

書類の整理してもらうくらいだから」

 

「ん、了解です」

 

さて、ちゃっちゃとやりますか。

 

 

ーーーーーーーーーー

 

「これ、どこに置けば?」

 

「それは向こうの棚。そっちのファイルは

あの箱にしまって」

 

「うっす」

 

それからというもの、淡々とした会話

だけがこの空間を支配していた。

……と、ふいに絵里さんが口を開く。

 

「……ねぇ」

 

「……何でしょう?」

 

「なんで……あの子達に肩入れするの?」

 

「…………」

 

肩入れ……か、傍から見ればそう取られても

仕方ない……か。

 

「……俺がここに来た理由と、俺が

あいつらに力を貸す理由は……同じです。

……放っとけないんすよ。なんだか。

ここに来る前、その前からあいつらとは

知り合ってた」

 

「それは……聞いてるわ 」

 

「……勿論、それだけじゃないっス。

俺は……見ちゃったんですよ、アイツらの真剣な顔を。

何が何でもやり遂げたいっていう、凄みを」

 

一拍置いて、続ける。

 

「不思議と……目を逸らすなんてこと出来なかった。

何でもいい、何か学校の存続のために出来ることはないかって……

アイツらなりに、必死こいて考えた結果だと思います」

 

「…………そう」

 

「今すぐ認めてくれとは言わないです。

やらせてもらってる以上、そんな勝手な事は言えない。

だけど……あなたも同じように学校を想っているのなら……

どうか、アイツらの芽を…摘まないでやってほしい」

 

切実な思いを、絵里さんにこぼす。

けれども、まだ絵里さんの表情は晴れない。

そりゃそうだ。

どこの馬の骨とも分からん男が急に転校してきて、

穂乃果たちスクールアイドルの活動に協力して、

あまつさえ……言い方は悪いがその邪魔を

しないでくれと言っているのだ。

不信感を抱かれてもなんら不思議ではない。

 

「そうだ……1つ約束…っていうかその

賭けでもしましょうか」

 

「賭け……?悪いけど賭けるものとかはないわよ」

 

「ノンノン、物を賭けるわけじゃないですよ。

絵里さん、俺が吹奏楽部を掛け持ちしてるのは

知ってますよね?」

 

「え、えぇ……」

 

「毎年吹奏楽のコンクールが夏から行われます。

毎年ちょこっと開催される日は違うんすけど……

今年のは7月の終わり辺りからなんです」

 

「……それが、どうしたの?」

 

どうやら、まだ俺の意図に絵里さんは気づいて

いないようだ。

さて。上手くいくかな?

 

「その大会の日、俺達出るんで見に来て下さい。

その日をタイムリミットとして、それまでに

今後俺達の活動に対してどうするか決めてください。

もし、俺らが金賞取れなかったら……

俺達を見限ってくれて構わない」

 

「……」

 

しばらくの沈黙……そして、ようやっと

絵里さんが口を開く。

 

「分かったわ…その賭け、乗ってあげる」

 

「ありがとうございます。

もし、それまでに俺達に少しでも力添え

して頂けるんなら……その時はただの1観客

として見に来てください」

 

「……ふふ、何よそれ。

どっちにしろ私が見に行くのは確定じゃない」

 

「観客は多い程燃えますからね。

当然アイツらも誘いますよ。

趣旨は違えど、同じ音楽をやる者。

壮大な音楽ってのも、いい刺激になるかもですし」

 

「……変わってるわね、ホントあなたって」

 

「……良く言われますよ」

 

 

何となく……絵里さんとの距離を

ちょこっとだけだけど、縮められた気がした。

 

ーーーーーーーーーー

 

「ゆうくん、なんだかご機嫌だね……」

 

「えぇ……」

 

「なにかイイコトでもあったのかな……?」

 

その日、授業中は何故か気分が良かった。

多分、わだかまりが少し解けたからか。

 

そんな俺を不思議そうに見てくるいつもの3人。

 

「ねぇゆうくん、何かあったの?」

 

「ん、なにが?」

 

「いやぁ……だってゆうくん、すごく

ご機嫌だったみたいだし……」

 

「いやなに、ちょっと進展があったからな」

 

「「「……?」」」

 

案の定頭に?が浮かんでいる。

でもこれは、俺だけの秘密にしておこう。

 

「まぁー気にすんな。ほら、もうすぐ放課後

だから頑張れ、特に穂乃果」

 

「ぶー、なんで穂乃果だけー?」

 

「HAHAHAッ!自分の胸に手ぇ当てて考えろー」

 

「えー!?」

 

今は、これでいい。

事態は確実に進み出している。

 

 

 

ピースが揃うまで、後……6つ。

 

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