ラブライブ! とある吹奏楽部員とμ'sの軌跡   作:ルカイン

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そろそろタイトルの二字熟語縛りが
辛くなってきました……w
もうゴールしてもいいよね……?


休日

 

こんにちは皆さん、高槻由羅です。

今、俺達は……

 

「さ、始めようか 」

 

カラオケに来てます。

何故?と疑問に思う人達もいるでしょう。

理由としては単純明快、歌の特訓……というの

はほぼ建前、俺が皆とカラオケに来たかった

ってのが大きいかな?

 

「じゃあじゃあ!穂乃果トップいっきまーす!」

 

どうやら、一番始めに歌うのは穂乃果のようだ。

そういや、皆はどんなの歌うんだろうか?

俺は結構色んなジャンルやれるけど……

あ、野郎には興味なし?さいですか。

 

どうやら穂乃果が曲を入れ終わったようだ。

画面に表示されたのは……

 

❮星間飛行❯

 

いきなり飛ばしてくるなぁ……

でも、穂乃果のこれは1度聞いてみたかったんだ。

(えみつんの星間飛行絶対可愛い)

なんか聞こえたけどキニシナイ。

 

「流星に、まーたーがってー♪

あなたに急降下ー♪AhAh~♪」

 

やべぇ……可愛い。

今までそういったことに無縁だった俺でも

これは確実にわかる。これは可愛い。

 

っと、どうやら歌い終わったみたいだ。

 

「おし……この調子でドンドンいくぞ」

 

〜〜キング・クリムゾン!〜〜

 

「いやぁー久しぶりに歌ったー♪」

 

「驚いたな……まさか3人とも90を越して

くるなんて……」

 

俺もちょいちょいカラオケには来るけど、

ここまで点数出せるやつはそういなかった。

実際、特訓とか忘れて結構楽しんでたし。

よくよく考えたら、人が気持ちよく歌ってる

途中で口を挟むのは良くない。

まぁ、3人との親睦会という事で一つどうだろう?

 

「私も、久しぶりに楽しめた気がします……♪」

 

「私もー♪」

 

よかった、海未とことりも楽しんでくれたようだ。

 

「3人ともすげぇ上手かったな、いやマジで」

 

「由羅さんこそ、色んなジャンルを歌える

というのは尊敬します……」

 

「そうか?俺はただ単に歌いたいように

歌っただけさ……それに……」

 

……あ、思い出したわ、言いたいこと。

 

「それに?」

 

「あぁ、曲に俺は感情を込めて歌ったんだ」

 

「感情……ですか?」

 

「そう。

曲に感情を込めて歌えば、届けたい人には

必ず届くはずだ。

どんな曲で、どんな人に、どんな風に

届けるか、アイドルだって同じだと思うよ」

 

「どんなひとに……なるほどぉ……」

 

「……ほんとに分かってるのか?」

 

「だ、大丈夫だよぅ!それくらい穂乃果に

だってわかるもん!」

 

……まぁ、目的が明確化してる分ましか。

意味もなくただ歌うんじゃ、いくら上手でも

それは勿体ない。

 

「明るい曲には明るい気持ちを乗せて、

悲しい曲には悲しい気持ちを乗せて。

音楽っていうのは作る人、演奏する人

聴く人の気持ちが合わさって初めて形になる。

……って、俺の師匠が言ってた」

 

「うーん、分かるような…分かんないような…」

 

「じゃあ聞くが、穂乃果達はなんのために

アイドルを始めた?」

 

「そりゃあ、廃校を阻止するため!」

 

「そうだろ?

んで、その為には曲があって……歌わなきゃ

意味無いよな、じゃあ、どんな人に

聞いてもらいたい?」

 

「お客さん……いえ、どちらかといえば

学生さんが主でしょうか……?」

 

「あぁ、廃校を阻止するためにまずは注目

してもらいたい。そのためには学生達に

まず届けなきゃならないな」

 

「……つまり、聞いて欲しい人へ届ける

為に気持ちを込めて歌うってこと?」

 

「そういうこと、いい音楽いい曲を聞けば

人は感動するし…その分注目だってされるよ」

 

これは恐らく、どの音楽でも共通するところだろう。

歌にしろ楽器にしろ、気持ちを乗せれば

いつか必ず人の心へ届く……と俺は信じたい。

 

「表現の仕方は十人十色。

3人はまだ始まったばっかなんだからさ、

段々とつかんでいけばいいと思うよ?」

 

「由羅くん……うん♪」

 

「つまりは……音楽とは心を届ける手紙……」

 

「お?いい事言うじゃん♪

それに、歌詞にも使えそうだな」

 

「はい……おかげで、また色々歌詞を

考えることが出来そうです……ありがとうございます」

 

「穂乃果からも、ありがとうゆうくん!」

 

「なんだよ、それ……俺は別になんも……」

 

「いーのいーの、私がそう言いたかったんだもん♪」

 

「…へいへい…////

ほら、そろそろ帰んぞ!」

 

こう手放しで礼を言われると…恥ずかしいな。

 

ーーーーーーーーーー

 

翌週

 

「いよいよだな、合同練習」

 

「あぁ、楽しみだぜ……!

なんせ全国クラスのやつらと演りあえるんだ、

たのしまなきゃ損ってやつだろ?」

 

「ははっ、由羅らしい意見だ……!」

 

俺達は今、鳴苑高等学校との合同練習の為に

ちょっとしたホールに来ている。

互いの音楽室では全員が入り切らないとのことだ。

そんなホールに、現注目度トップクラスと

言ってもいい鳴苑高等学校と俺達丘野月高校

が集っている。

 

「はい、皆さん!

今からホールのなかに入りますが、

鳴苑さんにあったら必ずしっかり挨拶すること!

それから……」

 

みんなの前で、三島部長が注意事項を

述べていくなか、俺は早く楽器を吹きたくて

仕方がなかった。

 

〜〜〜〜

 

「こんにちはー」

 

「こんにちは!」

 

挨拶の飛び交う中、ステージに椅子を並べ

各々の準備をしていく。

一足早く終わった俺は、挨拶周りという名目

で鳴苑さんに視察しに行こうと思う。

 

しかし、ホールの外へ出た瞬間

ある音が聞こえてきた。………トランペットだ。

それもかなり上手い。

 

 

「音は……あっちからか!」

 

自然と歩みが速くなった。

あの人に会える、それだけが今の俺の

原動力だった。

 

 

 

「…ふぅ」

 

「凄いですね……思わず聞き惚れました」

 

「…………お前は?」

「っと、自己紹介が遅れました。

俺は丘野月高等学校の二年、高槻由羅です。

楽器は……貴方と同じだ。音羽悟偉さん」

 

「……ほう……随分広く俺も知れ渡ったもんだ」

 

「そりゃそうですよ、2度も吹ジャの表紙を

飾っていればね」

 

「お前……出来る奴だな、雰囲気で分かる。

二年生にしてはズバ抜けてる」

 

この数度の会話で、相手の実力を判断できる…

やはりこの人は……凄い。

 

「折角だ、合わせられるか?」

 

「……良いのですか?」

 

「……お前の実力を考慮した上での提案だ」

 

「ハハッ……!

やはり貴方は凄い人だ……お受けしますよ」

 

「フッ……そう来なくてはな」

 

音羽さんと俺の最初で最後の

セッションが始まった。

 

 




はい。ということでSoulcatcher(S)より
鳴苑高等学校吹奏楽部さんにゲストとして
出ていただく予定です。
とはいえコンクール等に向けて関わりは
大きいので、準レギュラーといった形です。

よろしければご意見ご感想等
頂けると、作者としても大変励みになります。
これからも読んでいただけるとありがたいです
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