High School DxD Another Route   作:明日凪

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今回も前回と同じ位の長さに纏めました。

段々と自分の中でタイガが出来上がってきた気がする







Brand New Day Ⅱ

 

 

 

そんなこんなでイッセーは入学式に遅刻するというレジェンドを達成したことは言うまでも無く

 

さらに母さんが式に来た事によって一騒動あったがあえて此処では語るまい文字数がエライ事になるから。

 

 

 

 

「ねぇあの子ってもしかして…」

 

「絶対そうだって…!」

 

「どうする…?声、掛けちゃう…?」

 

「えぇっ…無理無理無理っ…」

 

 

 

入学式が終わり各クラスごとに分かれてのオリエンテーションというなの自己紹介タイムを前にして何やら教室が騒がしい、いや原因は十中八九俺なんだけどさ

 

別にナルシストとかじゃないよ?俺が言いたいのはそういう意味では無く

 

 

 

「あの早瀬大地の息子でしょ?私には敷居が高すぎるっていうか…」

 

「だよねぇ…」

 

「何とかお近づきになれないかなぁ」

 

「お父さんそっくりで格好良いよね…でもさ…」

 

 

 

別にこういうのは昔から慣れっこだし今更どうこう言うつもりも無いので今だけは難聴スキルにポイント全部振り切っておく

 

芸能人の子供ってやっぱり気苦労が絶えないんだろうなって実感するよ、あることないこと言われるし悪い教師に当たれば常に親と比較される。

 

 

小学、中学と優等生で通して来た俺に対しては教師から何かあったわけでもないんだけどね、他の芸能人Jrは苦労してるんだろうな

 

奇異の視線を向けられるのは有名な親を持った子供のお約束という奴だ、そこは何も気にならないんだが

 

それよりも気になる事があるんだよ、ヒソヒソ話に度々出て来る父さん母さん以外の名前…。

 

 

 

「木場君とどっちが…」

 

「木場君よりも早瀬君の方が…」

 

「でも王子様って感じなら木場君じゃない…」

 

「やー、今年の一年はレベル高いよね…木場君に早瀬君…」

 

 

 

そう何と言うかさっきから出て来る【キバ】という名前…逆から読めばグラップラーな人類最強候補が思い当たるんだけど…

 

キバって奴はどんな奴なんだ?何でキバってのと俺は比べられてるわけ?王子様って何さ?

 

キバキバキバキバ…いい加減ウザったいんだよ、俺の知らないところで顔すら見た事ねぇ奴と比べないで頂きたい。

 

 

おのれキバぁ…顔は知らんが許すまじ、いやお前に恨みはないし本気で怒ってるわけでもないよ?

 

それでも気分が良いもんじゃないよね

 

俺のイラつき加減を敏感に感じ取ったのか後ろの席の親友が声を掛けてきた。

 

 

 

「タイガ、おいタイガ」

 

「なんだよ」

 

「気に喰わねぇのは分かるけどよ、取り敢えず今のところは抑えとけよ」

 

「お前に言われなくても分かってるっての」

 

「そーかよ、でもまぁ有名税って奴なんだろ?」

 

「まぁな」

 

「あれだ、周りがどう言おうがお前は俺の親友のタイガだからなっ!」

 

「そりゃどうも、ありがとよ親友」

 

「おうよ!」

 

 

 

イッセーは父さん関連のヒソヒソ話に対して俺が不機嫌になってると思っている様だ、いやそっちじゃねぇんだよ親友…微妙に鈍いんだよなイッセーは良い笑顔でサムズアップしやがって

 

でもまぁコイツだからこそ俺が不機嫌になってるって分かるんだろうな、俺だってイッセーが無表情人間だったとしても考えてる事は大体分かる自信がある

 

何かこいつと話してると他の事なんてどうでも良くなるわ、この阿保面は不思議な力があるんだ。

 

 

 

そういえばコイツが喰いつきそうな話をふと思い出して今度は俺からイッセーに語り掛ける。

 

 

 

「なぁイッセー」

 

「あんだよ?」

 

「そういえば風の噂に聞いたんだがどうやら一学年上の先輩で物凄い美人が二人いるらしいぜ?」

 

「おいなんだそれマジか!?」

 

「マジマジってか入学式の時に恐らくそうじゃないかって人は見たぜ」

 

「マジかよ!どうだった!キレイ系か!?可愛い系か!?」

 

「あ~綺麗な人だったな、良い意味で同世代に思えんかった」

 

「おおおおおっぱいは!?大きかったかっ!?どうなんだタイガ!?」

 

「馬鹿野郎っ声がデカいって!?立つなアホ!今担任が話してる最中な事忘れてんだろお前!」

 

「あ」

 

 

 

間抜けな声出しやがって、幸いにも顔は教師に向けていたしイッセーが突然立ち上がった様に思われてるだろうから俺は無関係を決め込もう

 

 

 

「兵藤君?どうかしましたか?」

 

「あ、いえ、何でもありません…たはは…」

 

「そ、そうですか?」

 

 

はい、確実に変な子に思われました俺の親友に高校生活ボッチの危機が!いや俺がいるからボッチにはさせないけどな。

 

 

まぁ俺以外にも約二名こいつを良く知ってる奴らもいるし、いらぬ心配って奴だろう

 

しかしながら…気になるな…【キバ】ってのはどんな奴なんだろうか?

 

 

 

「…おっぱい、大きいのかなぁ…」

 

「イッセー、声に出てるぞ」

 

 

 

ほんと俺の親友はブレないな、イッセーじゃないが入学式で目に入った赤い髪の先輩は俺も気になる

 

噂の二人のうちの一人はあの人で間違いないだろう、なんて言ったら良いのだろう人外の美しさ?みたいなもんを感じたんだ。

 

 

綺麗な人なんだけど何処が危うい雰囲気というか、引込まれそうになるというか…とにかく不思議な感覚を覚えた相手だった。

 

 

 

 

 

 







名前だけですが原作組もちょいちょい出して行きます

タイガは木場に興味がある(意味深)



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