Blood-G   作:Рей Самар

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ゴッドイーター、始まります。


GOD EATER
適合試験


『アラガミ』

人類を捕喰し、全てを喰らう災厄として突如君臨した存在。

最初はアメーバ状のものだったが、すぐにその勢力を伸ばし、ついには人類を脅かす存在にまでなった。

当初の人類にはなす術がなく、ただ蹂躙されるだけであった。

...ある存在が現れるまでは。

 

『ゴッドイーター』

人類を喰らう災厄『アラガミ』を討滅することのできる唯一絶対の存在。

身体能力、精神力共に並みの人間の比ではないスキルが要求され、その日常もただ過酷なものであった。

ゴッドイーターとて、人間である。

所詮は捕喰される存在だった人類が悪足搔きをしているに過ぎないのだ。

無論ゴッドイーターもその枠に収まる事はなく、新人、ベテラン関係なく多くのゴッドイーターがその命を落としていった。

 

「...って、こんな基本中の基本聴いてたって何にもならねーか」

 

耳に付けていたイヤホンを外し、首を鳴らす青年が一人。

青年と呼ぶにはまだ若いかもしれないが、それでもそろそろ成人するといった年齢だ。

何を隠そう、彼はこれからゴッドイーター適正の試験を受けに行くのだ。

それもただの試験ではない。

 

神を討滅する『ゴッドイーター』

それが操る『神機』

 

人類が絶対的捕喰者であるアラガミに対抗できるようになった理由がコレである。

当初開発されたばかりの頃はピストル型が主流であったが、現在では大剣や直剣、小剣やスナイパーライフル型など、より殲滅に長けている型が開発されている。

一般的に、神機の種類は近接戦闘に特化した『ショート』『ロング』『バスター』を操るタイプの人間と、後方支援に徹する『アサルト』『スナイパー』『ブラスト』を扱うタイプの人間に分かれる。

 

...しかし、これでは戦術の幅がどうしても制限されてしまうのだ。

通常任務に就く際は、1〜4人の小隊が望ましい。

(尚、一部の緊急事態は除く)

だが、最大4人となってしまうと様々な状況に対応できる万能の部隊というものは作れないものだ。

そこで開発されたのが、先述した『旧型神機』を改良し、いつでも剣形態(ブレードフォーム)と銃形態(ガンフォーム)を使い分ける事の出来る『新型神機』である。

この青年...『霞 レンタ』が受けに行く試験は、極東支部初となる新型神機の適合試験なのだ。

 

.........

......

...

 

「ひ、広いなー」

『緊張しているか?』

 

若々しい声が、目の前のガラス越しに伝わってくる。

正確にはスピーカーを通してだが。

 

「...まぁ、少しは?」

『ふむ...リラックスしたまえ。

その方が良い結果が出る』

「だといいですけどねー、いきなり新型とか...」

『心の準備が出来たら目の前の台座に手を置きたまえ』

「ふむ...わかりました」

 

レンタが急にスクワットを始める。

ガラス越しなのでわからないが、恐らくあの男達は訝しげな顔をしている事だろう。

 

『何を...しているのだ?』

「え?

心の準備ですが?」

『.........』

「スクワットは...運動前に置いて...必ず...やるべき...はぁはぁ...」

『もういい、もういい!

早く台座に手を置いてくれ』

「わ、わかり...ました。

ゲホゲホ」

『...ハァ』

「うっし...やっちゃいますか」

 

レンタが台座の凹みの部分に手を置く。

...数秒後、上に設置してあった機械がレンタの上を挟む。

 

「...っ!?」

 

電撃が走ったような激痛。

何か他のものが流れてくる感覚。

耐え難い苦痛に、とうとうレンタは声を荒げた。

 

「ぐ...うわぁぁぁああああぁあああ!?」

『落ち着きたまえ。

順調だ』

「じゅ、順調ったって...これ、は...」

 

もう二、三度叫んだ後、痛みが引いていった。

すると、機械が上がり、自分の腕に赤く大きな腕輪がはめ込まれているのを確認した。

 

「...はぁ...はぁ...」

『ふむ...おめでとう。

これで君も、ゴッドイーターだ。

神機の振り心地は?何か異常はないか?

異常があったらすぐに申告するように』

「...異常、ねぇ...

強いて言えば、なんか腕輪が重いことくらいっすね」

『さしたる問題ではないな。

エントランスへ戻り、指示があるまで待機するんだ。

 

さて...ようこそ、人類最後の砦フェンリルへ』

 




初投稿でグダグダな文章ですが、これからも生暖かい目で見ていただけたら幸いです。
今回はとりあえず神機適正試験までです。
次回から既存キャラをバンバン出していきます。

Next→『第1部隊』
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