オーバーロード~狼、ほのぼのファンタジーライフを目指して~   作:ぶーく・ぶくぶく

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・料理効果によるステータスアップは今回で時間切れとなります。
・オリジナルスキルの効果は創作です。現実にある技術をゲームで使えれば、こんな事まで出来たら良いなとぶーくが妄想したものです。
・バッドステータスについての考察、解釈がありますが、この物語においての解釈、演出となります。
・農業、技術、科学、魔法、世界情勢についての考察がありますが、あくまで作中の登場人物の想像であり、現実世界において正しいものとは限りません。
・現地人のLvが描写されますが、あくまでぶーくの解釈による定義であり、主人公達は目安としてこのぐらいとじゃないかなと、数字を口にしています。

2015.11.29 16:30頃 誤字修正


第11話:とんだブラックギルドである。

 

ジョンが到着した時、村はまだ燃えていた。

木の燃えていく煤くさい匂いも、人間の肉が焼けていく香ばしい匂いも、嗅いだ事は無いのにそうだと理解できた。

もう殆ど鎮火していたが、燃え方に一部不自然なところがあった。恐らくは油を撒いて燃やしたのだろう。

 

ジョンの人間形態は特殊能力のほとんどが使用できなくなり、ステータスも大きく下がる。

その為、明かりの魔法か、暗視の魔法を使っても、下手をすれば痕跡を調べられないのではと心配していたが、流石は100Lvの身体。その心配は杞憂であった。

地面を舐めるように顔を近づけ、匂いを嗅ぎ、足跡を調べ、家屋にある戦闘の傷――柱の傷や、血の飛び散り方――を調べる。

 

リアルにおける彼はそう言った技術が存在するとしか知らなかったが、その技術をゲームで取得していたジョン・カルバインの身体は、モモンガが魔法を使うように取得していた技術を使って見せた。

 

足跡などの痕跡から、獲物の種類、大きさ、状態を推測するレンジャーの《追跡》――ゲームではワンダリング・モンスターを発見したり、モンスターの進路を予想したりする補助的なスキルだった――。

 

格闘家の《リアルシャドー》はPCやモンスターと対戦練習を行うスキルだった――設定では戦闘の痕跡やこれまでの経験から相手を想像しながら行うシャドー・ボクシングの極致。達人ともなると戦闘の痕跡を見るだけでどんな戦いが行われたか理解でき、観戦者にまで自分の想像を見せる事が出来るとなっていた――。

 

これらスキルがあるから出来る筈との彼の認識と、ジョン・カルバインが行える事が一致した。

 

その時、リアルの彼では判別できない痕跡の数々が組み合わさり、痕跡から意味を持った記録へと移り変わる。

何も語らぬ筈の焼かれた村が、村人の死体が、雄弁に最後の時と失われた日々の暮らしを語り始めた。

 

 

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孫を庇って背後から切り付けられ、死んだ老人がいた。

燃え落ちた家屋の中では腹を串刺しにされた父親と、その眼前で襲撃者のお楽しみに使われたと思しき娘の死体があった。

手を繋いだまま殺されている幼子の死体もあった。

 

村人の死体は隣人を犠牲に自分だけが生き延びようとした者は見受けられず、素朴すぎる生活ながら家族、隣人と手を取り合って逃げようとし、殺されていた。

 

この殺戮を行った集団は、村を包囲し、皆殺しにしながら中央に村人を追い立てて行ったようだった。村の周辺には逃げた村人を狩る係が4名。これは騎乗し、弓を装備していたように思える――運良く逃れた村人の死体に刺さる矢を発見した。騎乗射撃で仕留めている事から、馬具として鐙が有り、同時にそれなりに錬度の高い集団ではないかと予想される。

 

集団は全体で30名ほど。最終的に中央に集めた村人を5名前後だけ残し、皆殺しにすると、その後は略奪もせずに撤収している。

 

 

村の人口からすると成人男性の死体が少ないが、連れ去られた形跡は無い。お楽しみに使われた女性の死体も一部で、基本的にそういった用途にも使われず女子供も無差別に皆殺しになっている。子供は男女とも数は揃っていた。疫病の様子もないので、疫病の感染拡大を防ぐ為の焼き討ちでもないようだ。

 

戦闘とも言えない殺戮の跡を調べるが、歩行の靴跡と比べて凹みが深くなっていない。つまり、戦闘時の踏み込みが浅い。武器を振るう力が強くないので、地面に加重が掛かっていないのだ。そうなると武器の威力もお察しと言える。現実における人間の身体能力を大きく逸脱しない範囲の身体能力だと、《リアルシャドー》と《追跡》で調査を行ったジョンは判断を下した。

 

 

仮に村人をLv1とするなら10Lvは超えない。どんなに高くても20Lvは超えないだろう。

自分達が一般人にすら劣るかもしれないとのモモンガの心配は、取り敢えず払拭できたのではないだろうかとジョンは思った。

 

 

その後、50名ほどの騎乗の集団が村に入っている。この集団は村人の生き残りを回収し、少数が来た方向へ戻り、残りが先へ進んでいた。

 

村人の歩幅と靴跡のサイズと比較するとこの集団も人間。村人の靴跡の凹みと比較し、重量の重い最初の集団は重武装。次の集団は軽装備と思われる。時間は何日も経っていない。昨日の昼間に襲撃され、その日の内に次の集団が来たものと思われる。

 

犠牲者の成人男性が少ない点を考慮すると、現在この地域は戦争状態。後方かく乱のゲリラ戦だろうか? 徴兵された兵士の士気を挫くなどの。

 

 

ここまでの調査で分かった事をメッセージで報告し、ジョンはセバスとルプスレギナを村の中に呼び入れると、村の中央で殺されている村人たちからの情報収集と死体を村の中央に集めさせる。

 

 

その間に今度は、畑の状況、作物。種籾の保管場所をジョンは調べる。こちらは荒らされていない事から軍、山賊などによる略奪ではない事が分る。

畑では春蒔きの大麦、燕麦、豆などが焼かれもせずに夜風に揺れており、収穫まで数ヶ月はあるように見える。時期的には今は夏なのだろう。

麦が作られている事から考えると比較的、雨が少ない気候とジョンは考えた。

 

作物の中にジャガイモがある事に驚いたが、連作障害を起こしており、ジャガイモがあるのに三圃式農業に達していない。地球の歴史とは進歩の進み方に違いがあるようだった。

ジャガイモは渡来の作物ではなく、元々この地にあったのだろうかと考え、気がつく。

この芋は、どうみてもユグドラシルのゴールデン芋に見える――いや、そのものだった。プレイヤーが時間差で転移してきているのだろうか。

 

畑の土の状態、村での糞尿の処理、衛生状態から見ると全体的に農業技術が低く、生産性も低く、文明基盤が脆弱に思える。

 

魔法および科学技術は全体的に低いが、軍事に特化していると予想した。農業生産力が脆弱で多くの人口を支えられない。国力が低い国家なのではないだろうか。

流石にこれが標準なら、世界的に人間の文明は近代にも達していないだろう。

 

 

家屋は荒らされていたが、家畜、貨幣は手付かずだった。村人を殺し、油をまいて家屋を焼く。本当に殺戮だけが目的だったようだ。

 

 

村人は貨幣は多少持っていると言うだけで村の中に商店は無い。これは村は基本的に自給自足で貨幣経済は機能しておらず、領主に税を取られるだけの古い時代の農村のように見える。

農具は基本木製。刃先だけ鉄製の農具が僅かにあるだけであり、これでは土を深く耕せないので収穫量も余り望めないだろう。

 

しかし、家を焼いた油は揮発性の高い油が使われていた。農業レベルから推測した文明水準からすると、これは一般的には手に入らない特殊な物質になると思われる。魔法や錬金術で作り出せるとしても、農村がこれだけ低レベルならば、国などが保有し、秘匿するレベルのアイテムだろうと思う。先に魔法および科学技術は低いが軍事に特化しているとジョンが予想した根拠でもある。

 

そうなると秘匿技術と思われる揮発性の油を大量に使用できる部隊が村を襲撃し、数名の生き残りを態々残す状況から、前段の後方かく乱を行う特殊部隊との線が濃厚に思える。

文明のレベルからすると、そのような特殊部隊を揃える段階では無い――もっと単純な戦争をしている時代――と考えられるので、魔法などの他の要因について、もっと情報を集める必要がある。

 

また、森が近くにあるのにもかかわらず、余り森を活用している様子が見られない。

禁忌の森になっているのか、人間にとって危険すぎる森なのか。

ルプスレギナの方に余裕があれば、これも死者に質問してもらうとしよう。

 

 

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村の中央で折り重なるように死んでいる村人へ、ルプスレギナは一人ずつ魔法をかけてはモモンガの指示に従って質問を投げかけ、情報を収集していった。

《死者との会話》で死者は自発的に語らず、話を簡単に答えようとする為、言葉を変え、重ね、同じ事を何度も聞く必要があった。

 

しかし、死者は偽りは述べずに答えるので、根気強く問いを重ねれば情報を手に入れる事が出来た。ルプスレギナ単独では飽きてしまったであろう地道な作業も、モモンガの二人羽織ならば何の問題もない。

 

そして、集積された情報をまとめると下記のようになる。

 

 

ここはリ・エスティーゼ王国の辺境。隣国バハルス帝国と王国は中央に山脈を挟む事によって国境を分けている。その南方に広がるトブの大森林の辺にこの村があり、国境近くに王国と帝国で取り合う城塞都市がある。ここ数年は帝国が毎年収穫期に城塞都市を狙って攻めてきており、毎年、村の男手が収穫期に徴兵されてしまうので、税を納めるのも苦しく、口減らしの人買いや村を捨てて逃げ出した廃村もあると言う。

 

そして、その城塞都市からさらに南方にもう1つ国家がある。

スレイン法国。国家間の領土関係を簡単に図に示すと丸を書いて、その中に逆になったTをいれると大雑把だが分り易い。左がリ・エスティーゼ王国、右がバハルス帝国、下がスレイン法国。それ以外にも国はあるらしいのだが、村人の知ってる世界はこの程度であるらしい。

 

この三ヶ国では人間種が優勢だが、その他には人間種以外が多く、人間種は弱い種族であり、トブの大森林も人間種の領域ではない。踏み込んで薪や薬草などを得るもの簡単ではないが、この辺りは『森の賢王』と呼ばれる魔獣の縄張りになっており、百年以上もの長きに渡り、『森の賢王』が森から零れ落ちるモンスターを防いでくれている。

 

更に歴史と言うよりも、御伽噺であるが600年前にこの世界に降臨した六大神によって人類は生き残ることが出来たと伝えられ、スレイン法国を中心に信仰されている。

六大神は長くこの地を守ったが、500年前に現れた八欲王が瞬く間に大陸を支配し、六大神最後の生き残りである死の神スルシャーナを殺害してしまった。

彼ら八欲王は仲間割れと竜王との争いによって滅んだと言う。後に残ったものは位階魔法と「ネームレス・スペルブック」だけであり、八欲王の居城と言われた空中都市も南方にある砂漠の中に消えたと伝わっている。

そして200年前は魔神が世界を荒らし回り、十三英雄によって封印された。

 

ジョンが気にしていた貨幣については村の中では使わない。年に一度来る商人から農具や何かを買う時に使うだけ使うと言う事で、使う貨幣は銅貨と銀貨だった。商人でもなければ、こんな農村で金貨など使う機会は無いらしい。

 

 

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《こんなところですかね、ジョンさん》

《人間種が強いかと思ったら、まさか弱いとは》

 

ここまでで分かった事をお互いに確認し合う。本来なら帰還してから行うべきではあるのだが、思考加速の魔法を使い――ユグドラシルではミニゲームのクイズなどの思考時間延長ぐらいにしか使えなかった――互いの思考を加速させる事で通常よりも遥かに高速でメッセージで情報交換をしていた。

 

《次は蘇生実験ですが、ルプスレギナのMPが尽きるまでやらせても良いですか? MP切れで気絶するのか、それとも行動は出来るのかを確認しておきたいです》

《魔法職には重要なポイントですね。良いですよ》

 

特に危険も無い様だし、気絶したなら担いで帰りますよとジョンは簡単に考えて返事をした。

 

 

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今日は本当に目まぐるしい日だとルプスレギナは思う。

幼い頃からの憧れでもあった至高の御方に名を呼んでいただけ、お傍に仕えたばかりか、こうして外の調査に同行し、魔法を使っている。

 

(でも、流石にちょーっと、疲れてきたっすよ)

 

《死者との会話》それ自体はそれほどMPを消費するものではない。だが、それも100名近い死体から情報を抜き取るとなると話は別だ。

自分一人なら確実に飽きたであろう作業も、至高の御方の統括であるモモンガに指示を受けながらとなると普段に倍する集中力で行う事が出来た。

 

だが、これで任務は半分だ。

 

次は《レイズデッド/死者復活》《リザレクション/蘇生》《ワンド・オブ・リザレクション/蘇生の短杖》による死者の蘇生実験だ。

これも普段ならば問題ないMP消費だが、1回ずつ試せば良いのだろうか。確認の為、尋ねるとMPが尽きるまでだと言う。

 

(力尽きるまでって辛いっすね。でも、倒れたらジョン様が運んで下さるって言って下さったっすから、ちょー頑張るっすよー♪)

 

レイズデッド、リザレクションを1回、2回とかけていくが、村人は蘇らず、死体は灰化して崩れ去る一方だった。

MPの消費が増えるに従い段々と、ルプスレギナの健康的な褐色の肌も血の気を失い、顔色も悪くなっていく。

 

だが、彼女にとっては、気分も悪くなり、吐き気するら覚えてくる中で、ジョンに気分はどうだ? 身体の状態はどうか? と道具の性能を確かめるように事細かく聞かれ気遣われる事は喜びであり、MP喪失による気分の悪さも忘れてしまう。

 

まあ、本人が良いなら良いのだが、気絶するまで魔法を使えとはとんだブラックギルドである。

 

 

《モモンガさん、何使っても灰化してますよ》

《どうやら5レベル以下でもデスペナが発生するようですね。ジョンさんの見立て通り、村人達がレベル1なら通常の復活手段ではデスペナを支払えずに消滅してしまっていると言う事ではないでしょうか》

《今度はレベルがありそうな奴を捕まえて実験したいですね》

 

二人はメッセージでやり取りを行いながら、呼吸が荒くなってきたルプスレギナの様子を観察し続ける。

 

「MPの使いすぎで、頭ががんがんするっすよー」

 

心なしか耳のような形をした帽子もへたりとしてきているように見える。

そんな状況でも言われた通りに魔法を使い続ける健気なルプスレギナを心配しながら――心配しても力尽きるまでやらせる鬼畜(人狼)だが――ジョンは《魔力の精髄》でMP監視を行っているモモンガに確認する。

 

《モモンガさんどうですか?》

《MPはまだありますね。MPが尽きて気絶するなら、MPの減少を体調不良という形で認識しているのかもしれません》

 

モモンガの見立てではMPの半分前後で疲労を感じ始め、残り2~3割から頭痛などの症状が出てくるようだ。

最後の1~2割を使うには決死の覚悟で力を振り絞る必要があるのではないだろうか。

実際、気絶するまで何かをすると考えれば当然の事だろう。ゲームとは違うのだ。ただ、肉体的なバッドステータスの影響を受けないアンデッドであるモモンガならば、影響がまた違う可能性がある。これは後日にシモベのアンデッドを使って検証しなければならないだろう。

 

ところで、とジョンは話題を変える。

ジョンの視線の先には薄汚れた家畜の姿があった。

 

《家畜と作物(種籾)持って帰りたいなぁ。ちゃんと世話するから良いでしょう、ギルド長》

《いけません。元の場所に返して来なさい》

《お願い、ちゃんと面倒見るから。第六階層で》

《茶釜さんに怒られたのを忘れたか》

《一週間、一週間で良いから、取り敢えずキープで》

 

はぁ、とモモンガは溜息をついた。

 

《仕方ないですね。一週間だけですよ。それを過ぎたら処分して下さい》

《ひゃっほおぅ! リアル家畜ゲットだぜ!! モモンガさん、ありがとう!!! あ、おっと》

 

メッセージ越しに喜びの奇声が聞こえ、次いでMPが尽きて意識を失ったルプスレギナを支える様子がクリスタル・モニター越しに見えた。

 

まったく、この調子に乗る友人は喜びもストレートに表してくれるので、ついつい甘やかしてしまう。

一週間と言ったが、一週間で外に出せないようなら魔法で眠らせるなり、冬眠させるなりしておくのも一手だろう。

そんな甘々な事を考えているモモンガの傍から、ぎりぎりと歯軋りのような不穏な音が聞こえてきた。

ぎょっとしたモモンガが見たものは、

 

 

「ル・プ・ス・レ・ギ・ナ~! 羨ましい、羨まし過ぎる!! 私もモモンガ様に姫抱っこされたい!!!」

 

 

般若のような表情で、ぎりぎりとハンカチを噛む守護者統括の姿と、クリスタル・モニターの向こうでジョンに横抱きに抱えられたルプスレギナの姿だ。

タブラさん、貴方の娘はどうしてこんなにぶっ飛んでるんですか。ギャップ萌えってこう言う事なんですかと、半ば現実逃避気味に考えるモモンガだった。

 

その様子をニグレドから聞いたのだろうか。クリスタル・モニターに映るジョンは視線を上げ、こちらへ視線を送ると「つまり、こう言う事かアルベド」と変な声色を作って語りだした。とても嫌な予感がした。

 

「必死に職務を遂行し、力尽きたアルベド。そのアルベドを優しく抱き上げたモモンガさんは『良くやった、アルベド』『モモンガ様のお役に立つ事こそが』『アルベド、お前こそが私の最愛の……』『ああ、モモンガ様!!』そして、二人の距離は限りなくゼロへ近づき……」

 

「最愛! 私が!! モモンガ様の!!!」

 

頬を朱に染めて、両の手で包み込み身体をぶんぶんと振るアルベド。

もし、ユリ・アルファがこの場にいれば、ルプスレギナのそれとはレベル差から来る次元の違う(主にぶんぶんしている速度とか威力とか)乙女の恥じらいに、流石は守護者統括との感想を持っただろう。

ニグレドは可愛い方の妹の可愛らしい行動に微笑み、ナザリック地下大墳墓が支配者モモンガは、

 

 

《なんて事してくれるんですか》

《え? アルベドはモモンガさんの嫁でしょう。タブラさん公認の》

 

 

すっとぼける駄犬(ジョン)を、帰って来たらぶっ飛ばしてやろうと心に決めた。

 




この駄犬は守護者統括を応援しています。

シリアスは今回で終了。またしばらく、ほのぼのする予定です。

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