遊戯王ARC−V 月光の皇帝   作:ルナテック

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冥王と月

「ブラックアイズ・ドラゴン」

 

赤馬零児は全ての召喚方を使う謎の少年、月森空也から貰ったペンデュラムと『ブラックアイズ・ドラゴン』を見つめていた。

 

見たことのも聞いたこともない、・・・「儀式次元」のカードなのか、彼は今は亡き儀式次元の人間と言っていた、確かに次元が4つだけしかないとは言い切れない。

だが、今は亡きとはどういうことだ、エクシーズ次元のように融合次元や他の次元に侵略されたと言う事なのだろうか・・・・それとも・・・・

 

再び、零児は『ブラックアイズ・ドラゴン』を見つめる

 

 

ブラックアイズ・ドラゴン

通常モンスター

レベル8、闇属性、ドラゴン族

攻撃力3000、守備力2500

 

このカードは今、零児自身のDDDデッキに入っている、すべてのカードが悪魔族で構成されているDDDデッキにこのカードを入れるのは意味がない、それどころかデッキバランスを壊してしまう。

それでも、零児は月森空也から貰ったこのカードをデッキに入れた、普段の冷静な零児ではありえないことである。

零児は『ブラックアイズ・ドラゴン』を見た瞬間思ったのだ、探していた物を見つけたと、そしてペンデュラムの先のそのまた先に行けると、なぜかはわからないが、そう確信できた。

 

「・・・冥王星のペンデュラム・・・彼は月のペンデュラムをしていたな」

 

冥王星、・・・・太陽系惑星・・・いや、冥王星は準惑星に・・・そもそも月はちがう、・・・いや、神話なら、・・・他にもまだ、ペンデュラムが存在しているのか?

 

すると、ペンデュラムが光りだす。

 

「!?、・・・これは・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「赤馬零児、あの人は僕の仲間になってくれるかな?」

 

月森空也は赤馬零児とデュエルした公園のベンチで九枚のカードを見ていた

 

「お前達の主もすぐに見つかる、いや、見つけるよ必ずね、」

 

そう、あと「9体の竜」の持ち主を捜し、僕の仲間になってくれる存在を見つけなければ「アイツ」が与えてくれた力の意味がない。

 

「そうだろ「ストライク」」

 

空也は分身でもあるカード「ムーンライト・ストライク・リチュオル・ドラゴン」を手に取る。

 

「さて、舞網チャンピオンシップは来週、それまでの時間どうしようかな・・・LDSにでもちょっかいだすか・・・それとも「榊遊矢」に会いに行くか・・・・・?」

 

突然、空也の着けていたペンデュラムが光りだした。

 

「フゥゥゥ、榊遊矢が新たな力を手に入れたか、・・・?「アイツ」の力じゃない・・・融合?」

 

ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴン、この名前が空也の頭に聞こえてくる

 

「へ~、榊遊矢は融合を手に入れたのか、「作られたカードも世界に存在固定」されたみたいだ」

 

赤馬零児もこれに気が付いたようだね、これでペンデュラムの先へ行った、スタンダードの人間は二人か。

だが、赤馬零児は思った以上に強い力を持っているようだね、もうペンデュラムの力を一部だが使いこなしている。

 

デュエルディスクのエクストラデッキからカードが出てきた。

 

「?、「アイツ」もどんだけ心配性なんだ・・・」

 

空也はデュエルディスクから出てきたカードを手に取る、それは枠が紫色のカードだった

 

「いや、「アイツ」も焦っているのか?、ならもう一度、赤馬零児に会う必要があるか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レオコーポレーション通称LDS

舞網市で最大規模のデュエル塾、そこでは最近になって広まり始めた、融合、シンクロ、エクシーズなどの召喚方法を教えている

 

「社長!?」

 

「なんだ、中島」

 

「こ、これを見て下さい」

 

零児の部下である中島はある映像を見せる

 

「・・・・・・・音声を繋げ・・・」

 

「わかりました」

 

そこに映っていたのは

 

「ハ~ロ~、社長さんいます~いるよね~、遊びに来たよ、この会社ホント大きいよね、通ってる女の子はカワ(・∀・)イイ!!し働いてるお姉さんはキレイだし、ねえ、もしかしてここって零児くんのハーレム作るための会社なの~、ねえ、そうなの?違うの~~~~~~~、早く会社の中入れてよ~」

 

月森空也がLDSのエントランスで、防犯カメラを前に叫んでいた、空也のまわりには40人ぐらいの警備員達が倒れていた

 

「中島、今すぐ月森空也を私の部屋に連れてきてくれ」

 

「ですが!社長」

 

「すぐにだ」

 

「・・・わかりました」

 

赤馬零児は頭を抱え

 

「・・・なんなんだ、彼は・・・」

 

呆れたようにつぶやいた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「零児くん、遊びに来たよ~」

 

ガン、と空也はドアを蹴破り入ってきた

 

「オマエ!」

 

「いい、中島さがれ」

 

「ですが!」

 

「中島」

 

「わかりました」

 

「じゃ~ね~、中島さ~ん」

 

中島は部屋を出ていき、零児と空也の二人っきりとなる

 

「それで、何の用かな?」

 

「榊遊矢」

 

「!?」

 

「ペンデュラムの先にたどり着いたようだね」

 

「ああ、ペンデュラム融合か」

 

「貴方は気づいているんだろ、彼がカードを生み出している事に」

 

「・・・・やはり、生み出していたのか」

 

「やっぱり、干渉無効系の力を持っているようだね」

 

「干渉無効だと」

 

「そう、榊遊矢はカードを生み出す力と生み出したカードを世界に・・・いや、次元に存在固定する能力があるからね」

 

「・・・だから、他の者たちが疑問を抱く事がないのか」

 

「カードを生み出すって意味ではもう貴方もその力を持っているはずですけど」

 

「・・・これのことか・・・」

 

零児は一枚のカードを空也に見せる

 

「『DDD冥竜王ブラックアイズ・ドラゴン』フゥゥゥ、やっぱり貴方はペンデュラムカードに変化しましたか」

 

「冥王星、このペンデュラムとカード以外にもあるんではないのか星のカードが」

 

「あるよ、冥王星と月以外に九枚」

 

「・・・素直に答えるんだな」

 

「うん、コッチも時間がなさそうなんでね」

 

「そのカード持ち主を見つけるのが君の目的か?」

 

「そう、正確には、持ち主を見つけて、仲間にすることだけどね」

 

「仲間に?」

 

「世界を作るのには仲間が必要だろ?」

 

「世界を・・・作る・・だと・・」

 

「まあ、その事については教える気はまだないんだけどね」

 

「まだか」

 

「それよりお願いがあるんだ」

 

「お願いだと?」

 

「僕をLDSに入れてよ」

 

空也は満面の笑みで零児を見つめる

 

 

 

 

 

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