ガメラ外伝 ~THE ABSOLUTE A GUARDIAN DEITY OF THE UNIVERSAL~(未完)   作:アイアンハイド

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遅れてすいません


機龍の叫び

Noside

今から、およそ2年前…G.U.A.R.D.の調査船が房総半島付近の海底にて巨大な物体を感知した。それから数日後に今度は潜水艇での調査が行われた。すると、その物体は『巨大な生物の骨格』であることが判明した。その生物の骨格は引き上げられアルケミスターズとG.U.A.R.D.によって調査が行われた。この生物は『ゴジラ』と命名され、更に調査の結果、ゴジラの骨格は戦闘に最も適したフォルムであることが分かった。そこでXIG、アルケミスターズ、G.U.A.R.D.の結束により、ゴジラの骨格を用いた『対破滅招来体』ように戦闘兵器の開発が進められていった。そして1年半の歳月をかけて、その兵器は開発された。その名は……

 

「ギィアアアアアアアアアアアアア」

 

機龍である

 

 

 

主人公side

俺は現在、コマンダーに呼ばれていた

 

「俺…何か、不味いことでもしたかな…」

 

そう呟きながら、艦長室に到着する

 

「失礼します」

 

そういい艦長室に入っていく

 

「……来たか」

 

コマンダーがそう呟きながら、こちらを見て口を開く

 

「早速で悪いんだが、お前とチームストームのメンバーには特別任務についてもらう」

 

「特別任務ですか?」

 

「あぁ、今から直ぐにジオベースに向かってくれ。あとお前と仲が良いファイター等の整備士の3人もジオベースに連れていって手伝いをさせるんだ。許可は取ってある」

 

「了解しました」

 

そういい艦長室を出て、華未来達とジオベースに向かう

 

 

 

我夢side

「XIGには慣れたかい我夢?」

 

「大分、慣れたよ」

 

僕は今、ダニエルと話をしていた

 

「そう言えば、君の先輩が特別任務についたよ」

 

「えっ…亀龍先輩が?」

 

「あぁ、君も知っているだろう。2年前に計画された、あのプロジェクトを…」

 

「じゃあ、亀龍先輩はあれの操縦を…」

 

「そうだ」

 

「…けど亀龍先輩なら大丈夫だよ❗」

 

僕はそういい、窓から空を眺める

 

 

 

主人公side

チームストームと美寺達はジオベースに到着すると樋口さんが出迎えてくれた

 

「態々、ありがとうございます」

 

「いや、大丈夫だよ。じゃあ、こちらに」

 

そう言う樋口さんの後に着いていく。暫く歩いていくと格納庫みたいな場所に着き、エレベーターで降りていくと……

 

「!? あれは……」

 

俺の目の前に信じられないものが飛び込んできた。驚く俺に樋口さんが口を開く

 

「あれはMFS(Multi-purpose Fighting System)通称、機龍だ」

 

しかし、その言葉は今の俺には聴こえていなかった

 

(……この世界に何故、機龍が!?)

 

「亀龍君?」

 

「あっ……すいません」

 

「いや、大丈夫だよ。こいつはね……」

 

その後、樋口さんから機龍の説明を聞く

 

 

 

Noside

各国首脳会議では千葉参謀が機龍について各国首脳の要人達の前で話をしていた

 

「この度、G.U.A.R.D.とXIG、そしてアルケミスターズの総力を結集して対破滅招来体兵器『機龍』の完成に至りました。私はこうして世界に向けて完成の報告が出来ることをとても嬉しく思います❗」

 

千葉参謀が力強く発言すると拍手が起こる。そして機龍についての説明をジオベースの研究員が始める

 

「1999年に房総半島付近から引き上げられたゴジラの骨格をメインフレームとして製作されました。操縦は支援航空機『AC-3 しらさぎ』からの遠隔操作によって行われます」

 

「情報伝達システムには二進法のデジタルより優れた4つの因子を利用したDNAコンピュータが利用されています。このDNAコンピュータはゴジラの骨に残留していたゴジラの骨髄間質細胞、通称『ゴジラ細胞』を使用していることにより処理速度の向上に繋がり、これにより生き物に近いスムーズな動きができ、自らの判断により危険回避も出来ます」

 

「武装は機龍の口内に装備された『99式二連装メーサー砲』、両腕部には二連装型レールガンでファイターの攻撃であるマジョット砲を撃つことが出来る『4式レールガン』、右腕は掘削装置(スパイラルクロウ)にすることも可能です。バックユニットには『HEATミサイル』×2と『多目的誘導弾』×8が備わっています。胸部には『4式三連装ビーム・ファイナーズ砲』を備えております。この4式三連装ビーム・ファイナーズ砲は撃てばかなりの破壊力があります」

 

「機龍のパイロットに関してはXIGのチームストームに決まっています。彼等は若いですが、優れた技術を持っております」

 

最後は千葉参謀が説明をして、各国首脳会議は終了した

 

 

 

主人公side

樋口さんの説明が終わり、俺達は機龍をエレベーターに乗りながら、目の前で見る

 

(やっぱり、凄いな……)

 

そう考えながら

 

「俺は亀龍玄次だ。宜しくな、機龍」

 

笑顔でそう言いながら、機龍に触れると……

 

「………………」

 

「うん?」

 

「どうしたの?」

 

「……いや、何でもない」

 

華未来にそういい、機龍の顔を見る

 

(今のは……)

 

先程の事を考えていると……

 

「亀龍君」

 

樋口さんがこちらに来た

 

「どうしましたか?」

 

「早速だけど、機龍の操縦を開始するよ」

 

樋口さんからそう告げられた

 

 

「機龍、リフトアップ開始」

 

それから、ジオベースの格納庫では機龍のスタンバイが着実に進められていた

 

「よし、俺達も行くぞ」

 

「分かったわ」

 

「……了解」

 

「おうっ❗」

 

今回、氷努羅はファイターに搭乗して様子を見ることになった

 

「しらさぎ、発進❗」

 

俺達はしらさぎを発進させて、華未来と大羅夢のしらさぎが機龍の真上と尾にワイヤーを取り付け、持ち上げる

 

「行くぞ❗」

 

そのまま、機龍の最終テストをするためにジオベースから少し離れた場所で人気のない所に移動させる

 

 

 

Noside

エリアルベースでは機龍の映像をコマンダーと千葉参謀、堤チーフ、我夢、敦子、ジョージが見ていた

 

「遂に……機龍を動かすときが」

 

千葉参謀がそう言うなか

 

「………………」

 

コマンダーは何も言わずに映像をジッと見ていた

 

(……このまま、何も起こらなければいいけど)

 

我夢はそう思いながら、映像を見る

 

 

 

主人公side

「よし、ここだ。降下準備に入れ」

 

「「了解」」

 

華未来と大羅夢は機龍を降ろしてワイヤーを取る

 

「機龍の降下、終了しました❗」

 

ジオベースの樋口さんに通信を入れる

 

「亀龍君、先ずは機龍を動かしてみてくれ」

 

「了解……行くぞ❗ 機龍❗」

 

そういい、しらさぎから遠隔操作を行うと機龍は真っ直ぐ歩いていく。それから、暫く機龍でジャンプをしてみたり、脚部のノズル噴射してバックステップをしてみたりと様々な動きをしていく

 

「動きには問題はありません」

 

「よし、次は華未来隊員が乗るしらさぎ2号から録音した『怪獣の鳴き声』を流すから、それに反応するかを見ていてくれ」

 

「分かりました」

 

暫くすると……

 

「グルアアアアアアアアアアアアア」

 

ゾンネルの鳴き声が響く

 

 

 

Noside

「グルアアアアアアアアアアアアア」

 

ゾンネルの鳴き声が響いた瞬間、機龍の奥底にあった記憶が一気に機龍の頭を駆け巡った。巨大なキノコ雲、燃え盛る街、そして自分が吠える瞬間が……

 

「ギャオオオオオアアアアアアアア」

 

 

 

主人公side

俺は沈黙している機龍を動かそうとしらさぎを操作するが反応しない

 

「どうしたんだ?」

 

「亀龍君、どうしたんだい?」

 

樋口さんから通信が入る

 

「機龍が反応しません」

 

すると美寺達から通信が入る

 

「システムに障害が起きているぞ」

 

そう言った瞬間……

 

バシュッバシュッ

 

突如、機龍が4式レールガンで攻撃をしてくる

 

「!?」

 

俺は、その攻撃を何とか避ける

 

「クッ……」

 

避けてから機龍を見てみると機龍の目が赤くなり、目の下には赤いラインが入っている

 

「ギィアアアアアアアアアアアアア」

 

機龍はHEATミサイルや4式レールガンを撃ち続ける

 

(やはり、暴走か……)

 

すると機龍が動き出す。その先にはジオベースがある

 

(クソッ……どうすれば機龍の暴走を止められる)

 

機龍を止める手立てを考える

 

(……❗ そうだ一か八か)

 

俺は美寺達に通信を入れる

 

 

 

Noside

エリアルベースでも暴走する機龍の映像が映っていた

 

「一体何が起こったんだ!?」

 

千葉参謀が驚くなか

 

「コマンダー、ジオベースから通信です」

 

樋口から通信が入る

 

「このままだと機龍はジオベースへ突っ込んできます」

 

樋口から、そう通信が入る。それを聴いたコマンダーは

 

「チームライトニングとチームクロウを出動、直ちに機龍の暴走を……」

 

コマンダーがそう言いかけた瞬間

 

「待ってください」

 

玄次から通信が入る

 

 

 

主人公side

「待ってください」

 

俺は美寺達に通信を入れてからエリアルベースに通信を入れる

 

「どうした亀龍?」

 

「僕に……僕に時間をください❗」

 

「……何?」

 

「機龍の暴走を止めてみます❗」

 

「「「!?」」」

 

俺の言葉を聴いて、皆が驚く

 

「何か考えがあるのか?」

 

「……はい❗」

 

「無茶だ……危険すぎる❗」

 

俺の返事に千葉参謀がそう言う

 

「お願いします……少しだけ時間をください❗」

 

お願いを続けているとコマンダーが口を開く

 

Noside

「敦子、機龍がジオベースまで到達するまでどれくらいかかる?」

 

「およそ、40分です」

 

「……亀龍」

 

「はい」

 

「20分だ……20分だけは時間をやる」

 

「了解❗」

 

「そしてチームライトニング、チームクロウは10分間は機龍本体を狙わずの足止めに専念しろ」

 

コマンダーの指示で全員が動き出す

 

 

 

主人公side

コマンダーから指示が出てから、数分たつ。機龍はチームライトニングとチームクロウ、氷努羅達が機龍の足下や周囲に攻撃をしていき、機龍の動きを止めている。そんななか俺は

 

(クソッ……まだか)

 

ある連絡を待っていた。すると……

 

「遅くなって、すまない」

 

美寺遠琉から通信が入る

 

「できそうか?」

 

「大丈夫だ❗ お前の声を機龍に直接、送ることができるようにした」

 

そう先程、ジオベースで機龍に話し掛けた時に少しだけではあったが機龍が反応していた。なので美寺達に頼んで機龍に直接、話し掛けれるようにしてもらった

 

「そうか、助かった」

 

そういい通信を切る

 

「よし、始めるか❗」

 

そういい、しらさぎに付いていたマイクから言葉を機龍に送る

 

「機龍❗ 機龍❗」

 

「ギィアアアアアアアアアアアアアア」

 

「頼む機龍❗ 止まってくれ」

 

しかし……

 

「ギィアアアアアアアアアアアアアア」

 

機龍は攻撃をしてくる

 

「!?」

 

その攻撃を何とか避ける

 

「頼む❗ 止まらないとお前は…頼むから止まってくれ」

 

「ギィアアアアアアアアアアアアアア」

 

しかし、機龍は止まってはくれない

 

「機龍ッ❗❗」

 

大声で声をかけると機龍の動きが止まる

 

「………………」

 

「機龍?」

 

その時……

 

「ギッ…ギィアアアアアアアアアアアアア」

 

機龍の攻撃が俺の乗るしらさぎに当たる

 

「うおっ……」

 

俺は何とか脱出する

 

「機龍ーーーーッ❗❗❗」

 

そう叫んだ瞬間、しらさぎが再度爆発し、上空に吹き飛ばされて意識を失う

 

 

 

Noside

機龍がしらさぎが攻撃し爆発した瞬間

 

「機龍ーーーーッ❗❗❗」

 

玄次の叫びが機龍に駆け巡る

 

「機龍❗ 機龍❗」

 

「頼む機龍❗ 止まってくれ」

 

「頼む❗ 止まらないとお前は…頼むから止まってくれ」

 

「機龍ッ❗❗」

 

「………………」

 

「機龍?」

 

「機龍ーーーーッ❗❗❗」

 

「俺は亀龍玄次だ。宜しくな、機龍」

 

最後に玄次の顔が映ると

 

[GENJI]

 

機龍の内部の画面に玄次の名前が浮かぶ

 

「ギィアアアアアアアアアアアアア」

 

 

 

主人公side

「うっ……」

 

意識を取り戻し、辺りを確認すると俺が寝ていた場所が銀色である

 

「あれ……ここは?」

 

すると……

 

「ギィアアアアアアアアアアアアア」

 

鳴き声が聞こえ、上を見てみると

 

「機龍❗」

 

そこは機龍の手の上だった。更に機龍の目は普通に戻っていた

 

「俺を助けてくれたのか?」

 

すると機龍は俺を見て頷く

 

「!? 俺の言葉がわかるのか」

 

「ギィアアアアアアアアアアアアアア」

 

それに呼応するように機龍は叫ぶ

 

「ハッハッハ…そうか」

 

そう笑いながら機龍に

 

「宜しくな、機龍❗❗❗」

 

「ギィアアアアアアアアアアアアアア」

 

 

それから機龍と一緒にジオベースに戻り、調べてみると機龍は意識を持ったことが分かった。更に機龍は俺の言葉しか聞かないことも分かった。俺は何もないときでもジオベースに迎い機龍と過ごすのが当たり前になった

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