ガメラ外伝 ~THE ABSOLUTE A GUARDIAN DEITY OF THE UNIVERSAL~(未完) 作:アイアンハイド
オリジナルを含みます
主人公side
「さて、今日は何処に行くかね?」
「パムー」
俺は今日、休みだったのでリュックの中にいるハネジローと一緒に出掛けることにした
「う~ん……まぁ、まずは街をブラブラしていくか❗」
「パムパム」
そういい東京の街を歩いていく
Noside
その頃、エリアルベースに一人の男が部下を引き連れやって来た。白いG.U.A.R.D.士官服に身を包み、サングラスをしたその男はコマンドルームに入って来た
「G.U.A.R.D.環太平洋部隊の柊です」
柊はコマンダーは敬礼する。柊を見てコマンダーも敬礼する
「XIGコマンダー、石室です」
「久し振りだな……柊君」
そこに千葉参謀が来て親しげに柊に挨拶を交わした
「噂には聞いてましたが素晴らしい基地です。ここが空の上だとは、まだ信じられません」
柊が千葉参謀に応える
「早速だが、用件を聞こうか」
千葉参謀が柊に聞くとサングラスを外した柊は、直立不動のまま語りだした。津村湖の地下1500mに眠る怪獣(ティグリス)と(アンギラス)に対して地底貫通弾による攻撃を実施すると柊は言う。その言葉を聞いてよく思わない表情の千葉参謀が口を開く
「地底貫通弾は、かつて国際条約で戦争での使用を禁止されていた大量破壊兵器だ。例え怪獣相手に使うとしても、それを使うことは私は好まない」
「千葉参謀、怪獣はいつ目覚めるか分かりません。地底貫通弾は地下にいる怪獣に致命傷を与える…唯一の兵器です」
「しかし、環境汚染や地殻破壊などの悪影響も報告されている」
「環境が守られても、そこに住む人間が『安全』でなくては意味が無い」
千葉参謀の目を真っ向から見据えて一歩も退く意思のない柊
「これは決定事項です。XIGには万が一の時に備えてバックアップをお願いしたい」
その時、我夢さ津村湖畔にいた
「何をしたわけでもない。地底に眠っているだけの怪獣にミサイルを撃ち込む……そんなことが」
「許される筈がない」
我夢の後ろに藤宮が居た
「藤宮❗」
「地底に眠っていた怪獣たちを呼び起こし、結果的に、地底貫通弾を使わせたのは、俺だ……」
「しかし、それは……」
「そうしていなければ、たくさんの人間が死んでいた。俺は救われたと思っていた。
だが今は違う。地球に向けた刃は、いつか必ず、人間自身にはね返る。」
「そうかもしれない……」
「俺は腕ずくでも、地底貫通弾の発射を止める」
「藤宮……」
「俺は…俺のやり方でやる。お前は自分に出来ることを考えろ。アイツ……ガメラも自分に出来ることをしてくるろうからな」
エリアルベースでは、コマンダーが柊に地底貫通弾の実行を思い止まるよう進言していた。しかし柊の心は変わらないでいた
我夢は湖畔にたたずみ、地形と方角から風水を見ていた黒田恵と出会う。互いに自己紹介する。二人だが恵は何気なく言った
「あの…一度、お会いしたことがありませんか?」
実は、以前、都心に現れたミズノエノリュウを大地に返してやった時、ガイアとなった我夢は、恵と目を合わせたことがあったのだ。ふと、その時のことを思い出したが、我夢は平静を装い言った
「あっ……気のせいだと思います」
それから暫く二人で話をしていく
主人公side
ガタンゴトンガタンゴトン
「まだかな~」
「パム~」
現在、電車が通りすぎるのを待っていると……
「ギュウウウウウウウウウウウ」
「えっ?」
そこに川から顔を出していた……
「ミズノエノリュウ!?」
「パー!?」
「ギュウウウウウウウウウウウ」
ミズノエノリュウ(俺とハネジロー以外には見えない)がいた
Noside
恵は我夢に話しかける
「高山さん、以前、ミズノエノリュウが東京に現れた時、どうされてました?」
「……現地に居ました」
「ミズノエノリュウは人間が作った街を見ていました。おそらく、私たちにやり直すチャンスをくれたんだと思うんです。人間さえ、その気になれば……でも今、人間は、自らそのチャンスを投げ出そうとしているのかもしれません」
そこから我夢はファイターEXに恵を乗せてPALに異常振動を検知したら緊急離陸するよう命じ、地底貫通弾の管制塔へと向かった
主人公side
[久し振りだな……守護神ガメラよ]
急に現れたミズノエノリュウに驚いているとミズノエノリュウが念話をしてくる
[確かに久し振りだな❗ 守護神ってのは堅苦しいから玄次で良いぜ❗]
[良いのか?]
[ああ、お前とは友でもあるんだからな❗]
[そうか……玄次…実は話があるのだ]
[何だ?]
[今、人間が新たに怪獣に攻撃しようとしている]
[!? 何処でだ]
[向こうの方から嫌な力を感じる]
[分かった❗ 俺が絶対に助ける❗]
そういい俺は走っていく
[頼むぞ……我が友、玄次よ]
Noside
地底貫通弾の発射管制塔に入った柊はマイクに向かって呼び掛けをする
「予定通り5分後に2発の地底貫通弾を発射する。総員…配置につけ」
するとそこへ部下たちを電気ショックで倒した藤宮が柊のいる管制室へ入って来た
「あんたが作戦の責任者か」
「柊だ。君は確か……」
柊は振り返りながらサングラス越しに鋭い眼光を藤宮に向ける
「藤宮博也」
その柊の言葉を遮り、自ら名乗りをあげる藤宮。柊はサングラスを外して藤宮を見据えた。その柊に藤宮が警告をしていく
「これ以上…地球に傷を負わすな。こんなことを繰り返しているうちに世界は滅ぶ」
「テロリストに指図される覚えはない」
「自分達だけが生き残る為に、他のものを滅ぼすことは、人間の驕りだ❗」
「私は沢山の人達が、怪獣の犠牲になって空しく死んでいくのを見てきた。怪獣は滅ぼさなくてはいけない❗」
どこか哀しげにそう言うと、柊は地底貫通弾の発射ボタンに手をかけた
「その装置から手を放せ❗」
飛び掛かって阻止しようとする藤宮の腹に柊の拳が食い込んだ。その一撃を食らい藤宮は倒れてしまう
「既にたくさんの人達が、怪獣によって命を失ってるんだ。その人達に対して、お前はどう責任をとる❗ 私はこれ以上の犠牲は出させない。人類の為に……」
遂に発射ボタンが押された。2発の地底貫通弾は真っ直ぐに地下に眠る怪獣達めがけて突き進んでゆき、そして命中し大爆発した。すると……
ドクワアアアアアアン
ドグガアアアアアアン
「ゴグルアアアアアアアアアアアアア」
「ギィアアアアアアアアアアアアアア」
地表を突き破ってオレンジ色の血ヘドを吐きながら、片目となったティグリスと首と額から出血し頭部の角が焼け焦げているアンギラスが現れた
「住民の避難状況は❗」
この状況を見たコマンダーが厳しい口調で聞く
「報告では70%と……」
敦子の表情が冴えない
「なんとか怪獣を食い止めろ❗」
こめかみを押さえながら叫ぶ千葉参謀。しかし……
「ライトニングは!?」
コマンダーも冷静に状況を確認するが……
「間に合いません❗」
ジョジーの報告になす術が無い。その時、柊は呆然として一人呟く
「馬鹿な……地底貫通弾が効かないなんて……」
ティグリスとアンギラスが発射管制塔へ近づく。するとそこへ……
『ゴアアアアアアアアアアアアアアアア』
ガメラが現れる
我夢side
僕はエスプレンダーを見つめるながら苦悩して言葉を呟く
「どうして、こうなってしまったんだ……」
するとエスプレンダーが光輝く
「それでも、僕には出来ることがあるっていうのか…ガイアァァァ❗」
主人公side
[止まってくれ❗ 止まるんだティグリス、アンギラスこれ以上は動いたら駄目だ❗]
ガメラになってティグリスとアンギラスに止まるように言うが……
「ゴグルアアアアアアアアアアアアア」
「ギィアアアアアアアアアアアアアア」
2匹とも満身創痍ではあるが怒りで我を失っている。するとそこへ……
「ディア」
ガイアが現れる
[ガイア……奴等を押さえていてくれ。傷を治す]
ガイアに念話すると俺を見て頷き、ティグリスとアンギラスを押さえ込もうとするが
「ゴグルアアアアアアアアアアアアア」
「ギィアアアアアアアアアアアアアア」
「ドワァ」
ガイアを撥ね飛ばしながらも発射管制塔と近づこうとするとライトニングが近づいてきた
『不味い❗』
俺はライトニングの攻撃を自身の体で防ぎつつ、ティグリスとアンギラスを止める
Noside
「人間は、ただオマエ達に、脅えるだけではない」
柊はティグリスとアンギラスに対してミサイルを連射させようとする
「ゴグルアアアアアアアアアアアアア」
「ギィアアアアアアアアアアアアアア」
叫びをあげながらも、ティグリスとアンギラスはガメラとガイアに止められながらも管制塔めがけ一歩一歩近づいて来る
「お前には聞こえないのか❗ あの『大地の叫び』が❗」
ふらつきながらも藤宮が言った言葉に一瞬、目を伏せた柊だが再び厳しい目をして……
「奴等は……怪獣だ」
そういいミサイルの発射ボタンを押す
主人公side
発射管制塔からティグリスとアンギラスに向けてミサイル攻撃が発射される
『ッ……どうして分からないんだ❗❗❗』
俺はホーミング・プラズマでミサイル発射台だけを全て破壊する
『同じ地球に生きる者どうし……どうして』
そういいガイアが止めてくれているティグリスとアンギラスに向けてグローブ・ジェントレスを放ち、傷を治して大人しくさせてから、そこで発射管制塔から見えないようにハイパー・バトルナイザーでティグリスとアンギラスを回収する。そして発射管制塔を見て……
『ゴアアアアアアアアアアアアアアアア』
一吠えしてから、その場を去る
Noside
発射管制室ではガメラが去った場所を見ながら拳を握り締め、必死に己に言い聞かせるかのように柊がいた
「怪獣は滅ぼさなくてはならない……人類の為に…」
主人公side
あれから暫くして、俺は再びミズノエノリュウが現れた場所へ向かい、近くにある椅子に腰掛ける
「………………」
「パム~?」
無言な俺を不思議にそうにハネジローが見ていた。すると……
[無事のようだな……]
再びミズノエノリュウが現れる
[あぁ……]
[どうした?]
[けど、俺……間に合わなかった……アイツ等を怪我をさせてしまった]
[……しかし、玄次が行かなければ、其奴等は死んでいただろう。だから儂は怪獣達を救ってくれたことを感謝するぞ]
[……ありがとう]
俺はミズノエノリュウにそういい、人が居ないことを確認してからハイパー・バトルナイザーを取り出して
『バトルナイザー❗ モンスロード❗』
「ゴグルアア」
「ギィアアア」
ティグリスとアンギラスを小さくして出す。バトルナイザーの中で傷は完全に癒えたようだった。そして俺はティグリスとアンギラスを抱きしめる
「……ごめんな、お前達は悪くないのに……勝手に傷つけてしまって…ごめんな」
「ゴグルアア」
「ギィアアア」
「無理かもしれないが……人間を恨まないでくれ。彼等も生きようと必死なんだ。お前達と一緒なんだ。だけど何で人間がやり方を間違えているからな。人間が悪いんだが……本当にごめんな……」
泣きながらティグリスとアンギラスを抱きしめていると
「パムー」
ハネジローが頬にすりすりとして
「ゴグルアア」
「ギィアアア」
ティグリスとアンギラスも頬に滴る涙を舐めてくる
「お前ら……」
俺は涙を拭いて
「ありがとう……」
ハネジローとティグリス、アンギラスを見てお礼を言う。その光景をミズノエノリュウは微笑ましい表情をしながら見つめていた
~怪獣トークshow~
ギール「大丈夫か?」
ティグ「あぁ、もう大丈夫だ」
ゾンネル「それにしても久し振りだな❗」
ギールII「本当だな❗」
ティグ「そうだな……また貴公達と会えて嬉しいぞ」
ゾンネルII「本当です❗ こちらの方は?」
ティグ「数年前に地底で知り合ったアンギラスだ」
アンギ「俺はアンギラスだ。宜しく頼むぜ❗」
ガギ「おう❗」
ゴル「けど、無事でなによりだよ」
メル「本当ね」
サンダラ「本当っす」
サイメザ「また、賑やかになって良いですね」
ドラゴ「全くでありますな❗」
怪獣紹介
地殻怪地底獣ティグリス(アルブームティグリス)
津村湖の地下1500メートルに生息していた怪獣で地底で大人しくしていたが地球怪獣を危険視するG.U.A.R.D.の柊准将の手によって地底貫通弾を打ち込まれ右半身を負傷して怒り狂って発射基地付近に出現する。地底でアンギラスと知り合い仲良く過ごしていた。貴公等の古風?の言葉を使う。自分達を救ってくれたガメラとガイアに感謝している
暴龍アンギラス
ティグリスと一緒に地下で過ごしている所に地底貫通弾を発射されて首と額、頭部の角を負傷して怒り狂って発射基地付近に出現する。ティグリスとは地底を掘り進んでいた時に出会った。ティグリスと同じで自分達を救ってくれたガメラとガイアに感謝している
次回予告
ガギII「土沼に近づく者に」
クロシル「起こる怪事件」
ティグ「妖怪が住むという沼に」
アンギ「隠された秘密とは……」
シルバ「次回ウルトラマンガイア……」
ゴルド「悲しみの沼」
全員「この話も見逃せない❗」
大地裂く牙を見て、ボロボロと涙が出てきました。本当にティグリスが可哀想でした
アンギラスは身長70メートルで全長は90メートルです❗
後、リクエストの件でリクエストを書くときは一人3つくらいでお願いします❗