ガメラ外伝 ~THE ABSOLUTE A GUARDIAN DEITY OF THE UNIVERSAL~(未完)   作:アイアンハイド

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巨大異形獣サタンビゾー登場❗❗❗
精神寄生獣ビゾーム登場❗❗❗


我夢VS我夢

我夢side

僕は夜の街を走っている何者かを追って走る。XIGナビでターゲットを確認するとソイツは地下のトンネルへ入って行った。トンネルを進んでいると突然、背後から襲われた。ソイツを振り払って姿を確認すると黒服に身をつつんだ自分自身の姿をした奴がそこにいた。不敵な笑みを浮かべて、その黒服のもう一人の僕は僕に向かい…

 

「僕は君さ…頭脳と直感に秀でたというだけでXIGの隊員になって地球を守る。銃を持って格闘技を習得して、あげくガイアの力を……」

 

「やめろ❗」

 

僕は黒服の僕に向かい叫ぶと…

 

「アルケミースターズがなぜ生まれたと思う」

 

黒服の僕は意外なことを口にする

 

「何故って……」

 

「なぜ僕たちはネットワークで集まらなきゃいけなかった? ……他の子供や大人達が気味悪がったから、じゃないか。他とちょっと違うだけで人間はすぐに異端を排除する。人間なんてその程度の生き物。僕らこそ、生き残るにふさわしい存在❗」

 

「違う❗」

 

僕は黒服の僕の言葉を否定する

 

「本当に、そう思っているのかい? ……我夢」

 

黒服の僕がニヤリと笑う

 

「なんだって……」

 

「僕は君さ、君の心だ」

 

「ふざけるな❗」

 

僕の叫びがこだまする中、黒服の僕は巨大化してサタンビゾーとなって現れる。

 

「ガイア❗」

 

ガイアになるとサタンビゾーは破壊光弾を放ち、ビルを破壊する。走ってくる僕にサタンビゾーは鋭利な爪で攻撃してくる。その攻撃を間一髪避けて、フォトンエッジを放ち、サタンビゾーを消滅させた。しかし、倒した筈のサタンビゾーの不気味な笑い声が夜空にこだまして消えていく

 

 

 

主人公side

(…………大丈夫か)

 

朝から我夢の様子がおかしい……今も外を見ながら、ボーッとしていた

 

(これは……もしかしたら……)

 

そう考えながら、俺は自室に戻っていく

 

 

 

Noside

艦長室では

 

「攻撃は最大の防御と考えているのですかね?」

 

そう問う我夢に、お茶をたてながらコマンダーが言った

 

「その考えは戦略としては誤りであり防御すべき事を尽くさずして攻撃をすれば手痛い結果を招くことになる」

 

しかし、コマンダーとして敵の居場所を知ることは重要な事だとダニエルに賛同を示す

 

「若い時には色々と考えるものだ。考えなくていいことも考えてしまう。考えが袋小路に入っていることも気づかず」

 

「えっ!?」

 

我夢は突然、そう言われ戸惑う

 

「俺自身のことだ……若いとき…そうだった」

 

「コマンダーが……」

 

我夢が驚くなか、コマンダーは言葉を続ける

 

「どうして地球が自分に力を与えてくれたのか。どうしてアルケミースターズが生まれたのか。それを地球に聞いたところで、答えてはくれまい」

 

「分かってます……でも『答』が欲しい時だってあるんです」

 

我夢はコマンダーにそう言う

 

 

 

我夢side

コマンドルームに戻った僕はフランスのアルケミースターズの一人であるミッシェルからエリアルベースのデータをまわして欲しいとの通信を受けた。それには許可が必要だと返す僕に自分が申請をとってあげると敦子が気を利かせてくれた。それから廊下を歩いていると目の前に再び黒服の僕が姿を現す

 

「アルケミースターズが、危ないことを始めたね…」

 

それだけ言うと姿を消えてしまった。その時、僕のXIGナビが鳴る。モニターに敦子が映る

 

「我夢、元気出して❗」

 

「こんなことにナビを使ったら怒られちゃうよ」

 

「私はそんなヘマしないもん」

 

そういって励ましてくれた事をうれしく思いながら僕は自室のドアを開けた。するとそこには黒服の僕を追って入った地下トンネルが広がっていて、同じ光景が繰り返されていた。その時、僕は気づく

 

「これだ❗ こいつのせいだったんだ❗」

 

地下トンネルへ追跡した時も今も直前にXIGナビを使ていたんだ。至急、ジョジーに分析してもらうとナビには発信ダイオードのようなものが仕掛けられていた。僕には心当たりがあった……

 

(あの光弾を受けたときだ……)

 

それはΣズイグルの光弾を受けたときだった。ジョジーの言葉に僕は逆立ちしながら我夢は必死に何かを考え始める

 

「クリシスのシステムは破滅招来体によって書き換えられていた……!? そんなこと絶対ないと思ってた。検索…創立初期メンバー…クリシス開発スタッフ…集積回路開発……」

 

「何探してんの?」

 

僕にそう問う敦子

 

「僕らはみんな、地球と人類の為にって集まった筈じゃないか❗ だけど、そうとしか考えられない。そんな奴がいるだなんて❗」

 

「誰のこと?」

 

ジョジーも問う

 

「裏切り者がいるんだ……アルケミースターズに❗」

 

 

 

「「えっ❗」」

 

するとクリシスのセットアップ直前に脱退した『クラウス・E・カルト』、ドイツメンバーを見つけ僕はコマンドルームから飛び出していった。それを窓越しに見つめるコマンダーの所へ千葉参謀がやって来る

 

「我夢は最近、単独行動が多いな」

 

「彼には、彼にしか出来ないことがあるんです」

 

すると千葉参謀は渋い顔をしながら……

 

「そうじゃないんだ……彼はまだ若い、若すぎるほどに……この地球を見舞う危機に対して、あんな若者に託さなくてはならない……辛いんだ……」

 

そういいコマンダーと千葉参謀は再び、窓の外の景色を見る

 

 

 

主人公side

我夢がエリアルベースを出て直ぐに……コマンダーから呼び出された

 

「どうしましたか?」

 

「すまないが…我夢に付いていって、アシストをしてほしいんだ。頼めるか……」

 

「了解しました❗」

 

そういいエリアルベースを出てドイツへと急ぐ

 

 

 

我夢side

僕はクラウスの住んでいる屋敷へと入って行く。僕は一階二階と探していき、地下室へと降りていくが屋敷の中に人が住んでいる気配はなかった。そこの地下室の床にはサークル状に描かれた絵文字を、不思議そうに我夢は見つめた。 その時、上の階から音が聴こえた。更に足音が聴こえてくる。すると……

 

「クラウスは……もうここには居ない」

 

そこにはアルケミースターズのキャサリンが居た。その後、二人でクラウスの部屋へ行き、互いにクラウスを探しに来た理由を語った。キャサリンは飾ってあった藤宮とダニエルがクラウスを囲んでいる写っている写真を見ながら話をし始める

 

「ダニエル達がやっていること知ってるわよね。ワタシそれに参加したいと思わなくて……破滅を招くものが本当にきたら、人間はそれに逆に攻撃するだろうって、クラウスがずっと前に言ってたの。でも、それは意味が無い……」

 

それから二人で屋敷を出て街を歩いていく

 

「キャサリン……」

 

「あ、皆、私のことキャスって呼ぶの」

 

「えっ……キャスはアルケミースターズのこと、どう思ってる? どうして、僕らみたいな……」

 

「地球の防衛本能が生んだ鬼っ子? 私はそれでもいいと思ってる。どういう理由で生まれたって、私達は私達。一人一人違う人間だわ。だからワタシ達、同じ事考えたり、同じ事する必要も義務もない」

 

「……そうだ❗ そうだよね」

 

僕は笑顔でキャサリンを見る。するとキャサリンは……

 

「ねぇ、こういうのって何ていうか知ってる? 女の子と男の子が二人で歩く……デートじゃない」

 

そう言いながら、キャスに向かって手を差し出した。僕はドギマギしながらもキャスの手をとり、手をつないで歩き出した

 

 

その頃……

「バキッ❗」

 

エリアルベースにいた敦子の手に握られていたペンが真っ二つに折れてしまう……

 

「敦子……どうかしたの?」

 

ジョジーは驚きながら、敦子に問うと……

 

「気にしないで……訳がわかんないけど、超激ムカ❗」

 

 

それから僕はキャスとパン屋に寄る。するとパン屋の看板に書いてある文字が地下室の床に描かれた絵文字に似ていることに気づき、キャスに聞いてみた。するとキャスはあの字をルーム文字…ヨーロッパの古代文字だという。それを聞いた僕はクラウスの屋敷へと急ぎ走り出した。再びキャスの手をとり握り締めて……

 

またまた、その頃……

 

『バキッ❗』

 

再び、敦子のペンが折れたのであった

 

 

 

主人公side

「……妙な力を感じるな」

 

俺もドイツへ到着して、直ぐに我夢が調べていたクラウスの屋敷にある森を歩いていると……

 

「!? 我夢」

 

向こうから、キャサリンの手を握ったまま、走っている我夢がいた

 

「よし、付いていってみるか❗」

 

そういい我夢の後を追う

 

 

 

我夢side

僕とキャスはクラウスが消えた庭園のサークルに辿り着く

 

「クラウスはここで彼の持ち得た情報と肉体を捧げたんだ❗ 破滅招来体が送った精神寄生体に❗」

 

するとサークルの周りは暗闇に包まれて、周りには絵文字が浮き上がる。そして、僕達を囲むように空から無数の人影が降りてくる。その中の一つが僕の姿になって現れた

 

「もう僕の姿なんてやめろ❗ 君はクラウスなんだろ」

 

僕が、そう言うと……

 

「そうだ」

 

そう答えながら姿を変える

 

「だが、僕は君の隠された本当の心さ。才能を得て生まれ、そして強大な力を託された」

 

そういうクラウスにキャスが問いかける

 

「アナタが言ってたことって、破滅を招くものに力で立ち向かうだけじゃいけないって……」

 

「それは君の解釈だ❗ 僕に力を与えてくれたのは破滅ではなく、この地球と人類をより高く進化させる存在なのだ❗」

 

そう言うと巨大化する。サタンビゾーに良く似ているが形はより人間に近い体型をしていた。キャスに逃げろと言う僕に一人では嫌だというキャス

 

「僕にはやることがあるんだ❗」

 

そう言うとキャス離れていく

 

「早く光を開放しろ、我夢。地球の力など遥かなる星の英知にはかなうものじゃない❗」

 

エスプレンダーをかざす僕。するとそこに藤宮の姿が現れる

 

「待て❗ 我夢、あれはお前、それに俺のもう一人の姿それでも闘うのか?」

 

「確かに、あいつはもう一人の僕。心の奥に居る怪物だ。だから、僕が倒さなくちゃいけないんだ❗ ガイア❗」

 

 

 

主人公side

漆黒の闇の中で対峙するビゾームとガイア。互いに光の剣を手にして向かって行く。ガイアのアグルブレードがビゾームの体を幾重にも切り裂いたが切り裂かれた一つ一つの個体が小さなビゾームへと形を変え、8体のビゾームがぞろぞろとガイアに近づいてきて、破壊光線を放ちガイアは倒れてしまう

 

「……いくか❗」

 

そういいガメラになろうとしたとき……

 

カタカタ……

 

ハイパー・バトルナイザーが反応した

 

「何だ?」

 

するとバトルナイザーから、ゼットンの意志が感じとれた

 

「お前が戦いたいのか?」

 

するとゼットンの反応が強くなった

 

「……分かったぜ❗」

 

そういいハイパー・バトルナイザーを掲げる

 

『バトルナイザー❗ モンスロード❗』

 

「ゼッ…トォォン」

 

ハイパー・バトルナイザーからゼットンを出す

 

「ゼットン❗ ガイアを助けるんだ❗」

 

そう言うとゼットンは頷き、ガイアに近づこうとしているビゾームを1体捕まえると地面に叩きつける

 

「ゼッ…トォォン」

 

「「「ムオオオ」」」

 

すると残りのビゾームが一斉に破壊光線を放つ。その攻撃をゼットンはゼットンシャッターで防ぎきるとメテオ火球でビゾーム達を焼き払っていく

 

 

 

Noside

ビルに囲まれた街を歩く藤宮が……ふと足を止める

 

「お前に倒せるか? 我夢…自分の心の奥に巣くっていた怪物に……」

 

 

 

主人公side

ゼットンに指示を出していると倒れているガイアに向かってキャサリンが叫びだす

 

「我夢❗ 立ってよ我夢❗ 我夢なんでしょ❗」

 

その言葉を聞いて立ち上がるガイア。さらに全身を光に包みガイアSVへと変身する。一方、ゼットンが攻撃を止めると再び、ビゾームが一つに戻り、巨大化する

 

「ゼットン、下がってくれ」

 

そう言うと同時に襲いかかってくるビゾームに向かってガイアも真っ向から向かってゆき拳を突き出す。そしてガイアのスプリームクロスカウンターとビゾームのパンチが交錯したまま、どちらも身動き一つしないが、やがてビゾームはその身を粉々に爆発して散っていった

 

「……お疲れ様だ…ゼットン。そして我夢も……」

 

そういいゼットンをバトルナイザーに回収して、先にファイターで帰っていく

 

 

我夢side

ガイアの変身を解いて、キャスの所へといく

 

「アイツは本当に僕の心の奥の怪物だった。僕の心の奥底に、アイツが言うようなことを隠しているなんて思ってもみなかった。思いたくもなかった❗ でも……あったんだ。だから、僕はアイツと闘った。」

 

「クラウスは……」

 

「僕、勝ったぜ……闘って…勝ったんだ」

 

そして、僕はキャスの方を見て

 

「僕は『人』と闘いたくなんてなかった。僕はそんなに強くなんてない…でも今は闘うしかないじゃないか❗」

 

そう言って、走っていく




すいません、オリジナル編の進行がイマイチなため、先に我夢VS我夢を書きました。楽しみにしていた方に申し訳ないです
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