ガメラ外伝 ~THE ABSOLUTE A GUARDIAN DEITY OF THE UNIVERSAL~(未完) 作:アイアンハイド
Noside
ここは自然豊かな島『バース島』。この島には父親の帰りを2年前から待つものがいた。産まれた時から、ずっと自分のそばに居てくれた父親だったが2年前に出掛けたきり、帰ってこなくなった。それからは、ずっと父親の帰りを待っていた。しかし、突如、穏やかだった島で地鳴りが起きたかと思うと島が一瞬で真っ赤な世界へと変わってしまった
主人公side
「まさか……この世界にこんな資料があるとはな」
俺は資料室から、ある書物を見つけて、それを借りて資料室を出ると……
「あっ、亀龍先輩」
そこに我夢が歩いてきていた
「我夢か……何処かに出るのか?」
我夢はヘルメットを準備していた
「ちょっと『ある島』の調査に……」
「ある島?」
「はい、実は……」
Noside
我夢と玄次が会話する前
「バース島ですか?」
「そうだ」
我夢はコマンダーから、ある調査の指示を受けていた
「先程、バース島の消滅が確認されたんだ」
堤チーフが我夢に言う
「バース島って確か……」
「あぁ、南海にある穏やかな孤島であり、島の地下にはウラン鉱脈がある島だった。その島が何故、消滅したのかを調査してきてほしい」
「分かりました。EXで直ぐに向かいます」
「頼む」
主人公side
「成程な……」
「なので僕は調査に行きます」
「気を付けろよ」
「はい❗」
そういい我夢は歩いていく
(バース島にこの書物……何も起きなければ良いんだけどな)
そう思いながら、自室に戻っていく
Noside
その日の夜……新潟県の妙高山、鹿児島県の池田湖、富士樹海で地震が発生した。その際に付近にあった地蔵のような石像が地震の影響で起きた落石で壊れたり、倒れてしまう
「ギョアアアアアアアアアアア」
石像が壊れた妙高山で大きな鳴き声が聴こえる。すると山の中から、赤い怪獣が現れた
「グルルルッ」
怪獣は直ぐ様、地中を潜り去っていった
主人公side
「これは……結構でかい地震だったんだな」
現在、チームストームとチームハーキュリーズで昨日、地震があった新潟県の妙高山を調査していた。因みに他の場所でも地震があったのでファイターチーム総動員で調査にあたっていた
「しかし……原因は何だったんだ?」
ハーキュリーズの志摩さんが顎に手を当てて考え込む。暫く辺りを調べていると……
「……!? これは」
そこには地面が盛り上がっている場所があった。明らかに何かが通ったように見える。すると……
「あぁ……これは」
そこに一人の老人と華未来がいた
「華未来、その人は?」
「実は、昨日起きた地面は『地の神』が原因だって言ってるの……」
俺と華未来が会話していると
「どうしたんだ? 亀龍」
ハーキュリーズのメンバーがこちらに近づいてくる。そんななか、老人は落石が起きていた場所を拝んでいた
「すいません、ちょっと宜しいですか?」
俺は老人に声をかける
「先程から言っていた『地の神』と言うのは、もしかして、『婆羅護吽』という名ではありませんか?」
そう言うと老人は驚きながら
「お若いの……知っているのか?」
そう言ってきた
「何だ? その『婆羅護吽』ってのは?」
吉田さんが聞いてくる
「実は昨日、エリアルベースの資料室から借りた資料に……」
そういい、止まっているファイターに行き、一冊の資料を手に取る
「この『護国聖獣伝記』に記されている地を護る聖獣の事です」
Noside
一方、エリアルベースではバース島の調査が終わった我夢が調査した内容を報告する
「バース消滅の原因は海底火山の噴火によって温度が上がった海水に地下の高純度の天然ウランが反応した結果、爆発して消滅したと考えられます」
「成程、自然現象だったか……ご苦労だったな我夢」
「いえ❗」
我夢がそう言った瞬間、コマンドルームに通信音が鳴る
「誰からだ?」
「チームストームの亀龍リーダーからです」
「あれっ? そういえば亀龍先輩達は何処に?」
コマンダーと敦子が話しているとき、我夢は堤チーフに質問する
「今は昨日、起きた地面の調査にチームハーキュリーズと行っている」
「繋いでくれ」
堤チーフが言い終わった後にコマンダーは通信を繋げるように言う
主人公side
「こちらチームストームの亀龍」
「どうした亀龍? 何か分かったのか?」
XIGナビを繋ぐとコマンダーが出た
「はい、実は地震と地震が発生した場所の関連性が分かりました」
「それは何だ?」
「それは……」
そういい、俺は資料を見せる
「この『護国聖獣伝記』に関係しているんです」
「護国聖獣伝記?」
「それは一体なんなんだ?」
疑問を抱いた堤チーフが聞いてくる
「今回、地震があった新潟県の妙高山、鹿児島県の池田湖、富士樹海には古来より、ある存在が日本各地で伝承されてきたんです」
「ある存在?」
「それが護国三聖獣と言われる神獣達です」
「護国三聖獣?」
「古代王朝の時代から日本各地でその存在が伝来されていた、陸海空を司る三匹の怪獣、婆羅護吽、最珠羅、魏怒羅の事です」
「……しかし、何故そんな神獣達が今になって蘇ったんだ?」
「護国三聖獣は日本というクニを護る存在ですので……恐らくは……」
「……!? まさか根源的破滅招来体が」
我夢が、そう聞いてくる
「否定は出来ないな……我夢」
「何ですか?」
「バース島に異変は無かったか?」
「えっ……は、はい」
「……そうか、取り合えず警戒していた方が」
「分かった。取り合えず、一旦エリアルベースに帰投してくれ。それからは各ファイターチームは交互にパトロールをしてもらう」
「了解❗」
そういい、ファイターでエリアルベースに帰投する
Noside
地震が発生してから二日後……
鹿児島県の池田湖では湖の中心からゴボゴボと泡が立ち込めていた。暫くすると……
「キュアアアア」
湖から巨大な芋虫が姿を現す。巨大芋虫は陸に上がると辺り一面に糸を吐き散らし、自身が包まれるぐらいまで糸を出し続ける
富士樹海では地震の影響で地面に巨大な穴が出来ていた。その中には氷が張っており、氷の中には金色に輝く龍のような姿をしている怪獣が眠っていた。しかし……氷には徐々にヒビが入り始めていた
主人公side
あれから二日、婆羅護吽の発見出来ずにいた
(一体何処に……)
コマンドルームでモニターを見ながら、考えていると突然、警報が鳴り響く
「どうした?」
コマンダーが敦子さんに聞くと
「焼津漁港に巨大な怪獣が接近しています」
敦子さんが、そう報告すると
「チームストームは直ちに向かってくれ」
コマンダーから指示が出る
「了解❗」
そういい、ファイターで出撃する
Noside
静岡県焼津市では避難勧告が出されて、住民が避難を開始していた。すると焼津漁港から巨大な水柱が上がる
「うわ~❗」
「何だあれは?」
逃げ惑う人々は突如、上がった水柱を見ながら叫んでいると水柱から巨大な怪獣が現れた。肌は黒く、背中には棘のような背ビレが無数にある。すると怪獣は上空を見上げると
「ギャオオオオオオオアアアアアアアア」
一吠えする。怪獣が一吠えしただけで街が揺れ動く。その怪獣の名は……
「ギャオオオオオオオアアアアアアアア」
怪獣王ゴジラである
次回からバトル要素を入れていきます❗