即興で書いてます。ハイ。
守矢と、今は言うらしい。その神社を出て、一度魔界に帰って神綺達と話をしたり初めてお酒を飲んでみたりした。
そして気が付いたことがある。
私、能力無しで空を飛んだ記憶が無い。というか能力でも空を飛んだ記憶は無い。
そういえば、私って自分の事なーんにも知っていないんだなぁって思ったわけですよ。
それで、どうしたって?
どうもしてねぇよ!
だってさ、今妖力はほっとんど無いんだよ。まあ、妖力そのものを使った記憶が無いんだけどさ。
あれは基本私にとっては相手を威圧するようなのだ。
あ、魔法?魔力はそりゃ魔法のメッカだか何だか言われている魔界の人だけど、私が使える魔法はほとんどない。
一つの魔法の為に魔力を出し切るからだ。
まあ、出し切っても3分も持たない魔法だけどね。魔界でも神綺の力を借りてようやく使えるようになったくらいですし。
その魔法は緊急用だ。それが魔力を全部持っていくから魔法は使えない。
まあ、魔法の術式とか魔力回路とかを見てそれに対する対策とかは出来るよ。
なんたって魔法のメッカといわれる場所で鍛えたからね!
そう、知識ならある。魔法も使えるには使える。
でも、私が使いたい魔法の為にほぼ全て使えない。
そして、地上には魔法使いはあまりいないようだ。
つまり私は地上では最強の魔法使いということ!
なんたって魔法のメ(ry
兎に角、魔力も妖力も使えない私は空を飛べない妖怪なのだ。
能力を使わない限りは。
そして、この前私は出来る限り力を自分のためには使わないように誓ったのだ。
空は飛びたいが、自分の力を使うわけにはいかない。
嗚呼、チルノに乗って飛んだ空が懐かしい。
でも、飛ぶわけにはいかないのだ!
ほら、思い出せ!あの夢を。あんな風に力に溺れて狂うのか私は?周りの知らない奴を不幸にするのか私は!
よく見ろ目の前の私に襲い掛かろうとしている妖怪を!
涎を垂らして私の体を舐めるように見つめるあいつを!
あの顔を不幸にさせてしまうのか私は!
よく考えろ!空を飛ぶ爽快感と目の前の変態の顔、どっちが大切なんだ!
私は今、風になっている。
いやー、空って最高だね。風を切るこの爽快感が最高だ。
寒さも能力でどうにかなるしさ。妖精とかってこんなのを常に感じていたのかー。
あの妖怪はぶちのめした。私が大人になって帰ってくる方が神綺は心配しそうだし。
この地上を見渡せる景色は綺麗だね。チルノと旅するなら今度は空の旅にしよう。
約束を破る気は無いからまた会った時にでもさ。
と、上空をかなりの速さで飛んでいたら植物の蔦に両手両足を絡めとられた。
触手プレイだ!
今日の私はなんだかついていない。貞操の危機ばかり感じる。
くっそ、低空飛行なんてするもんじゃなかった。
気付けば私は花を荒らしていたらしく、この植物に捕まった状態で花畑の主に会った。
やべぇ・・・大妖怪レベルだぞ。
ちなみに周囲には湖があったり館があったりはしない。
なんでって?ここをどうにかすると矛盾が起きそうで怖いんだよ!?
おーけー落ち着こう。
・・・って、あれ?人間?
「ね、ねぇそこの・・・」
「幽香よ」
幽香と名乗った女性の姿を見てみる。
髪は腰ほどもある長いストレートヘアであり、瞳の色は緑だ。
そしてチェック柄の服を着ている。ズボンだけど、女性だと思う。
そして、うん。何故かネクタイと襟に赤い何かが付いている気がする。
私もあの赤の一部になるのだろうか。
「えっと、幽香さん。ここの花畑を荒らしてすみませんでした」
逆らってはいけない。人間だと思うけど人間じゃないこの人は。
なんでここに日本人じゃない人がいるんだとも思うがここは本当に日本なのだろうか?
魔界や妖怪に近未来からして日本に近い別世界だと思う。
だから、この人はここにいてオカシクナイ。
だめだ。震えが止まらない。
「そうねぇ、後ここに数時間いればいいわよ」
「す、数時間ですか・・・」
「ただ」
「ただ?」
「あと数時間で、原子の霧になっちゃう」
「ええっ!?」
や、やばい気がする。そこまでされれば私の肉体は戻らない可能性が出てくる。
し、死ぬ・・・。死んでも黒霧で元に戻れるかな・・・。
多分あっちの神様には会えるけど魔界に帰れなくなりそうだし。死にたくはない。
「とか、」
「とか?」
「あったらいいなと、思って。」
「おい!!」
死ぬかと思ったぞ。
まあ、それでもここに数時間は磔か。
・・・この見た感じSっぽそうな人はなんでそれだけで開放するんだ?
「まあいいわ」
ありゃ?思考を読まれたのか蔦から解放された。
しかし、彼女は笑っている。
なんか、こう。私が戦った時の笑みだ。
「代わりに貴女が花になってもらうから」
すると私の体が根になり茎になり花を咲かせ始めた。
どこぞの悲しい道化師に滅ぼされた国の人みたいなことになっている。
咲いている花はこの国ではまだありえないはずの向日葵だ。
私、花の名前なのに花になると向日葵なんだろうか・・・。
なんでこんな冷静なのかというと、すぐさま私の体から指を切り飛ばしたからだ。
意識がまだ花の方にあるがこのまま全身向日葵になって死ねばあっちから再生できるはずだ。
幽香は私を見てやはり笑っている。
人間だけどこの人妖怪以上に残酷だわ。
ああ、死ぬ。視界が咲き誇る花で覆われてきた。
なんとびっくりなことに神様を経由しないでこの世界に帰ってきました私。
あれかな?死ぬ以外でちゃんと帰って来いってことかな。
今度、気が向いたらまた帰ってみるか。
「あら、すごいわね貴女」
指から復活した私を見て幽香は驚いている。
いやー、私も初めての経験だけどこれで生き返れると知れて良かったよ。
もしかしたら花になってもまた再構築出来たかもしれない。
「これでいいでしょうか?」
「まあ、言った通りのことはしてもらったからね。いいわよ」
ほっとした。これでも駄目なら逃げるしかないと思う。
この死に方は私のトラウマになりそうだ。
「そうねぇ、それとは別に。貴女を育てるから少しここに住んでもらうわよ」
えっ光源氏!?
と思ったけど、私の残機だった。
あれも私かー。うんグロイ。
私の体が植物になっているのだけど、元の形は変わっていないし、着物を破って咲いているのだ。
速攻切りたい。
まあ、あれをちゃんと種から取って育てれば向日葵になるだろう。
それに、この人の誘いは断れない。断ったら残機が減る。
「まあ、あの花は分かりますから育てられますけど。あ、私は木五倍子って言います」
「そう、よろしくね木五倍子」
今は花を育てるためか大人しい。
とりあえず私達がこの花を育てて種を取れば終わりだろう。
「というか花に関する能力を持っているのならそれを使えばー。ごめんなさい」
すっごい睨まれた。
そうだよね。育成はチートを使うもんじゃないよね。
「私の家に住んでもらうけど、期限は私の友人が来るまでね」
友人?なんでその人に会わせる必要があるのだろう。
まあ、別に会えば分かるだろうからいいか。
「それじゃあ、よろしくお願いします」
いやー、この人と同棲か。
見た目というかこう、この人お姉さんって感じだからホイホイついて行くわけじゃないよ!
まあ、今の私も女の子だし?こう、素敵なお姉さんにはついて行きたいじゃないですか!
うん、認めるよ。結構好みだったから何も疑問に思わずついて行くんだ・・・。
とりあえず後で神綺達に話を通しておこう。
どうやって旧作ゆうかりんを絡ませるかが難しかったです。
まあ、人間扱いにして後で妖怪化すれば目の色の変化は出来るんですけどねー。
ちなみに、旧作キャラは好きなキャラだけ出して行くのでそこら辺は矛盾や原作崩壊を起こしています。
まあ、紅魔郷で一新しましたからね。本来なら出さないものです。
だから、ここはご都合主義ということにしてください。すみません!
現在の時点でゆうかりんは夢幻館を出ています。この時点でアウトですから。
そこは暖かい目で見てください。すみません。