仮面ライダーカブト   作:桂ヒナギク

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2年ぶりの更新です。


Episode 13

 ダークカブト・ライダーフォームがワームと交戦している。

「ライダーキック!」

 ダークカブトがワームに飛び蹴りを叩き込んだ。

 ワームは緑の血液を撒き散らして爆裂霧散した。

{CLOCK OVER}

 頭を失ったサリスは、後ずさりを始める。

 刹那、ダークカブトの体が空中へ舞い上がった。

「な!?」

{HYPER CLOCK OVER}

 電子音と共に、カブト・ハイパーフォームが姿を現す。

「貴様は?」

 ハイパーカブトは無言で落下してきたダークカブトに追い打ちをかけるように攻撃を浴びせる。

「悪いが貴様には消えてもらう」

「その声は、僕の偽物か」

「お前が言うな」

 ハイパーカブトがハイパークロックアップする。

{HYPER CLOCK UP}

 電子音が聞こえたあとの一瞬。ダークカブトが吹っ飛び、壁に激突して落ちると、変身が解けた。

{HYPER CLOCK OVER}

 消失したライダースーツの下から、ネイティブが擬態した赤木の姿が露わになる。

「なんなんだその速さは。全く見えなかった」

 ベルトからカブトゼクターとハイパーゼクターがはずれ、変身の解除とともにその二機がどこかへ飛び去る。

 ライダースーツの下から、ワームの赤木が露出。

 ワームの赤木は懐から拳銃を取り出した。

「人間の武器で我々に敵うと思うな」

「試してみるか?」

 赤木は赤木ネイティブに銃口を向ける。

「貴様らネイティブが三十五年前に地球に来て侵略活動をしていたのは調べがついている」

「フッ!」

 赤木ネイティブは笑う。

「侵略だと? 我々は貴様らワームに星を追われ、地球に逃げ延びただけだ。我々は人間との共存を望んでいるんだ」

 バン、と弾丸が放たれ、赤木ネイティブに被弾した。

「ぐっ!」

 腹部に穴が開く。

「なにを言ってる。ワームは宇宙警察機構だ」

消えろ——赤木は赤木ネイティブの頭部を撃ち抜いた。

 絶命した赤木ネイティブは擬態が解けてネイティブの姿になった。

 赤木は拳銃をしまい、戦場を後にする。

 その赤木を、少し離れたところに建つビルの屋上から、女が見つめていた。

「ん?」

 視線に気づき、振り返る赤木だが、その先に女を見つけることはできなかった。

 

 

 ある工場の前に、ZECTの隊員が集まっている。

 一部の隊員はワームの目を逃れて中に侵入していた。

 工場に産み付けられた卵を根絶やしにするため、爆弾を仕掛けているのだ。

 無事、工場から出てくる隊員たち。

 工場が大爆発を起こし、ワームもろとも工場を吹き飛ばした。

「作戦成功だ。帰投する」

 隊員たちは基地へと帰っていった。

 

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