ソードアート・オンライン 〜その日デスゲームが始まった〜   作:Shirasu

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どうも、皆さん初めまして。Shirasuです。
今回が小説初投稿なので、文がおかしいところがあるかもしれませんが、そこは生温かい目で見逃してやってください。


プロローグ『デスゲームの始まり』

2022年10月31日。今日は世界初のVRMMORPG〈ソードアート・オンライン〉の正式サービスが始まる日だ。

 

その日、俺は学校があったため、面倒くさいと思いながらも学校に通った…。

俺の名前は〈新田(あらた)大介(だいすけ)〉。中学2年生で歳はまだ13歳だ。

皮肉にも2月14日が誕生日の俺は、その日に誕生日プレゼントとして〈ソードアート・オンライン〉を買ってもらう予定だったが、誕生日まで待ちきれない俺は発売日に買ってもらうように親を必死に説得し、かなり早めの誕生日プレゼントを貰うことにした。

 

『そういえば、今日SAOの発売日だけど…お前は買うのか?まぁでも大人気ゲームだからもう売り切れてるとは思うけど…。』

 

昼休みになって友人に突然こんな事を聞かれた。

 

『あぁ、もちろん買うよ。…っていうか親に徹夜して買って貰っている。ベータ版をプレイしたのに製品版をプレイしないなんて、俺がそんな事をするわけがないだろ?早くやりたいぜ。』

 

俺は少しドヤ顔で答えたが、友人はそれを無視しさらに俺に聞いてきた。

 

『じゃあ今日の部活休むの?』

『まぁな。適当に嘘ついて休むよ。』

『ふーん。でも、明日も学校あるから遅刻しないようにな。』

『分かってるよ。』

 

そして、学校が終わって家に帰ってきた俺は、親が徹夜して買ってきてくれた〈ソードアート・オンライン〉を早速プレイするのであった。

 

『……リンクスタート!!』

 

掛け声と同時にナーヴギアが起動した。

 

『ベータ版のセーブデータが保存されています。そのセーブデータを使いますか?』

 

俺はもちろん〈YES〉を選択した。

それから少し時間が経つと、【第1層 はじまりの街】の中央広場に俺は立っていた。

 

『凄い人だな…少なくとも5000人いるのは確実かな。……よし!早速レベリングを開始するか!』

 

〈レベリング〉というのは、主にオンラインゲームなどでよく使われる言葉で、簡単に言えばレベル上げの事だ。

 

俺のアバター名は〈ダイスケ〉。容姿は髪が短くて身長は約165cmだ。

現実世界での俺と違うところは髪の長さだ。現実世界の方が少し長く、首筋辺りまで伸びている。

 

早速モンスターの出る圏外へ足を進めた。

ゲームを始めたばかりの段階では、所持金はとても少ない。金を手に入れる方法は、1.モンスターを倒す。2.クエスト達成時の報酬。3.他のプレイヤーから貰う。4.武器や防具、アイテムなどを売る。この4つである。

ゲームを始めたばかりの今の状況的に一番効率がいいのは、モンスターを倒して金を手に入れる…だ。

 

圏外へ着くとベータ版と変わらず、イノシシにとても似たモンスター(というか完全にイノシシだね。)がいた。

俺は片手剣をとりだし、戦闘を始めた。

 

『うぉぉぉぉ!!』

 

こちらの大きな声に気づいたイノシシ型モンスターも、戦闘態勢に入り突進してきたが、俺は特に驚くことも無く敵の突進をかわし、剣の先に力を集中させた。すると、剣が黄緑色に光った。これはソードスキルと言い、魔法が無いこの世界での必殺技のようなものだ。

 

『くらえ!うぉぉぉ!!』

 

その剣は完全に当たるはずだった…。しかし、当たる寸前に俺は謎の光に包まれ何処かに転送されてしまった。

 

『あれ?ここってはじまりの街?どうしてここに?体力バーはまだ残ってるはずなのに…』

 

いきなり転送された事を疑問に思っていたが、いきなりこんな声が聞こえた。

 

『おい!ログアウトできないぞ!!どういうことだ!!』

 

……は?と思った。

ログアウトなんてメニューウィンドウを開けばログアウトする欄があって、そこを押せばすぐログアウトできるのに…。ゲーム初心者か?それともただのクレーマーか?と、思いつつ俺も少し気になったのでメニューウィンドウを開いて、ログアウトする欄があるところまで……あれ?

ベータ版ではあったはずの〈ログアウト〉の文字が無くなってる…。どういうことだ?

 

すると、中央広場の空から赤い液体のようなものが出てきた。それはやがて一つの物体となった。

 

話が長かったので頭の中で要約してみることにした。

 

あいつは自分がこのゲームの製作者〈茅場昌彦〉と名乗り、自主的にログアウトすることが出来なくて、ログアウトするにはゲームをクリアする事だけ…。第94層突破後は圏内安全システムの解除。この世界で死んだものは、ナーヴギアによって現実世界の脳が焼かれて死ぬ………え?死ぬ?ゲーム内じゃなくて…現実世界で死ぬ?…。

 

その瞬間俺は絶望した。

しかしそれは、ただ単に現実世界に戻れなくなることや、この世界で死んだものは現実世界でも死ぬとかそういうことで絶望したのではない。こうしている間にも現実世界での大切な時間が失われているということだ。

このゲームは第100層のボスを倒せばゲームクリアとなる。がしかし、それは2、3週間で終わるようなものではない。ベータ版の期間2ヶ月あったが、その間に俺が進めることができたのは、第8層までだった。

まぁ、あの時は1000人しかいなかったし、今は10倍の10000人だ。1ヶ月で第8層まで行けるだろうな。

 

これだけを聞くと、自分の頭がいいと思ってる奴らは、1ヶ月で8層まで行けるなら、8×12=96で1年と2週間くらいで終わるじゃんと思うだろう。だが、それは間違っている。

階層が上がるごとにモンスターのレベルは上がり、新しい攻撃方法なんかも増えていく。つまり、難易度が上がっていくという事だ。そうなると、攻略ペースも落ちていく。

なにより、一番ヤバいのは第94層を突破した後だ。現在俺がいる場所は、はじまりの街の中…つまり圏内だ。

圏内ではモンスターが来ない唯一の場所で、デュエルというプレイヤー同士の決闘をしなければ、HPが減ることは理論上まず無い。

 

しかし、第94層を突破してしまうと、圏内にもモンスターが来てしまうことになる…何が言いたいのかだって?それまで安全だった場所が安全じゃなくなるってことだ。

そうなると、碌に食事や睡眠もとれず、安全な場所がないため常にモンスターと戦わなければならない…。

そうなってしまうと、どんどん犠牲者が増えていくばかりだ…。いくらなんでも理不尽すぎるだろ…。

 

『これで〈ソードアート・オンライン〉のチュートリアルを終了する。最後に、君たちのアイテムストレージの中にプレゼントを入れておいた。確認してみてくれ。』

 

茅場昌彦はそう言い、その場から去った。

ちなみに、この時アイテムストレージにあったものは、手鏡でプレイヤーの容姿がアバターから現実世界の自分自身に変わるというものだった。

俺は髪が少し伸び、顔がアバターより少し可愛くなっただけだったが、ネカマはこれからどうするんだろうな…と思った。

 

俺は今、次の拠点に進むために必死に走ってる。夜になったためか、イノシシではなくオオカミが出現してるが、そんなのはどうだっていい。今は誰よりも早く次の拠点へ進み、そこのフィールドで今度こそレベリングをする。

はじまりの街周辺のフィールドは、ベータ版をプレイしなかった初心者たちにすぐ狩り尽くされるだろう…。

この理不尽なデスゲームはもう始まっているんだ、もうベータ版のようには死ねない。今度のデスペナルティは〈本当の死〉だ…。

 

『ちっ…邪魔なオオカミだな……うぉぉぉぉ!!』

片手剣が黄緑色に光り、俺は剣と共に突進する。オオカミも突進するが、俺のソードスキル〈ソニックリープ〉の前でその程度の突進は無力だ。

 

…俺は……この世界で……

 

 

一番強くなってみせる!!!

 

 

 

 




ここまで見ていただき本当にありがとうございます。
ご指摘等があればお気軽に感想欄に書いていただけると助かります。
それでは、第1話でまたお会いしましょう。

※誤字が多かったので修正をしました。
※ストーリーを一部編集しました。
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