……では、扉の空白の五日間をごらんください。
俺は今、池袋へ来ている……
俺は今、池袋へ来ている……
池袋……高校に入るまではここに住んでいた……
無法者たちが集う池袋……
その無法者の1人が、この俺、平和島扉だった。
表の顔をいくつも持ち、裏の顔も持つ……
だが、平穏に暮らせた……
そもそも、何故、俺が学校を休んでまでこの池袋に来ているのかというと……
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??『久しぶり〜とびちゃん!』
平和島『3年ぶりですね……臨也さん……』
そう、それは一本の折原臨也という男からの電話で始まった……
臨也『ねぇ?ちょっと教えてもらいたいことがあるんだけど……』
平和島『お断りします。』
臨也『いいじゃん!同じ穴のムジナのよしみでさ〜』
彼は一度言うと止まらない……だが、彼が気になることとは何だろう……
平和島『……仕方ありませんね……わかりました。明日から池袋に行きます。その代わり……』
平和島『金はもらいますよ……』
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そんなこんなで、俺は学校を休み、池袋へと来ている……
まだ、臨也さんとは、会うのに時間がある……
俺は、久々に池袋をのほほんと探索することにした。
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〜露西亜寿司店前〜
??『オートビラネ〜スシヒサシブリネーオソラクナニカヤッカイゴトアルネ、ソノマエニハラハラハラゴシラエネ!ヤスクスルカラクッテケヨ〜』
平和島『久しぶりです。サイモンさん。でも、すいません。あまり、持ち合わせが無いんです……』
サイモン『ソレハザンネンネ〜ジャア、マタキテヨー』
平和島『はい!』
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〜来良学園前〜
平和島『本当はここに来たかったんだっけな〜』
そう、俺は本当はオトノキではなく、この来良学園に入学するはずだった……
こんな、情報屋なんてしてなかったら……
俺は、道を踏み外したのかもしれない。
来良学園の前を通るといつも思う。
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俺は、来良学園の前を通ったことで少し落ち込み、途中で探索をやめた。
それに、時間的にもギリギリだったからだ。
臨也さんと待ち合わせをしているカフェまで走っていくことにした。
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臨也『あっ!しずちゃん!きたよしまちゃんが!』
??『おお!久しぶりだな。』
??『やっぱ、静雄と似てんなお前は。』
平和島『ご無沙汰です。トムさん!静雄さん!』
臨也『僕には、無しかい?』
平和島『はい。』
平和島『てか!トムさんちょっと!』
俺はトムさんを引き連れ少し離れた壁際に行った。
平和島『なんで!臨也さんと静雄さん隣なんですか!この店潰す気ですか!?』
トム『いや、今回は大丈夫だ。』
平和島『ありえません!机投げますよ!俺が!』
トム『その場合は、静雄に止めてもらう……』
平和島《まぁ、わかりました。』
俺は、この犬猿の仲の2人を隣にてか、同じ空間に入れることをどうかと思う。
臨也『で、お願いなんだけど……』
臨也『μ'sって知ってる?』
俺はこの時、実感した……
こいつ、何かやばい話を持ちかけてきてるなと……
平和島『いいえ、知りません……』
臨也『知ってるんだよ。今、μ'sの手伝いしてんの。』
情報が漏れていた……
平和島『なぜ……そのことを……!』
臨也『ぼくの情報網をなめないでほしいね…それでさ!』
彼の口から出た言葉は意外だった!
臨也『次のμ'sのライブっていつ?』
扉・静雄・トム『は?』
臨也『てか、穂乃果ちゃんからサインもらってきてくれない?』
扉・静雄・トム『は?』
そう、彼が……折原臨也が持ちかけてきた話は、ただの次のライブの予定とサインのおねだりだったのだ!
平和島『嘘ですよね……あなたのことだから西木野総合病院との、取引とか考えてるんじゃ無いかとか、人さらってきてとか、そういう、ヤバい系の仕事かと思ってたんですねど……』
静雄『阿呆らしい……俺は絵里ちゃんのサインを頼む。』
平和島『あんたもかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!』
平和島『トムさん!どういうことですか!』
トム『いや、すまん。こいつら、この前のライブの映像見て……』
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臨也『しずちゃん!これ見て!』
静雄『死ねェェェェェェェェェェイザヤァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!』
そう叫び、標識を道路から引っこ抜き、振り回す。
臨也『この、スクールアイドルμ'sのライブを!』
静雄『アイドルだと!?黙れェェェェェ!死ねェェェェェ!』
臨也『まぁ!これこれ!』
パソコン『ダイスキ!』
静雄『はうっ!』
静岡『てか!こいつ!扉じゃねえか!』
臨也『そうなんだよ!だから!こいつ経由で!サインを貰おう!』
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トム『っていうことがあったんだ……』
平和島『………………』
平和島『サインですか……』
静雄《ハラショォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!、』
臨也『ハノケチェン!!!!!』
平和島『逃げる!』
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こうして、本当は池袋での滞在は1日だったはずが……喧嘩人形平和島静雄と黒バイクセルティ・ストゥルルソン、折原臨也、そしてダラーズから逃げきるのに5日かかった……
そして、帰ってきたら……
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希『うちな、ずーっと思ってたことがあってん……』
希『えりちのしたいことってなんやろって……』
希『いつも何か我慢してるようで……』
希『学校を存続させようとしてるなは生徒会長としての義務感なんやろ!』
希『えりちのほんとうにやりたいことは……』
平和島『ちょい待ち……』
希『しまっち……』
平和島『何があったんだ……?』
……気の毒な扉……
ちなみに、あのあと、扉はサインをもらいました。