人間ではない。
俺はいつからその事を自覚してしたのだろうか。
それとも、人間だからこそ、自覚できたのであろうか。
平和島扉今にして12歳。
鬼神である。
同じ境遇の人間などいないと思っていた。
だが、いたのだ。
池袋に
鬼神と呼ばれる、喧嘩人形と呼ばれる人物が。
その人物の名を平和島静雄。
そして、平和島扉は池袋へむかうことにした。
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扉『ここが、池袋か.....』
見渡す限りのビル、サンシャインシティもみえる。
ここには平和島静雄がいる。
鬼神がいる。
その人物に会いたいと思い、俺は池袋にある来神中学校を受験した。
母親からは厄介者が居なくなると狂喜乱舞し、父親は俺の別れを惜しんで煙管をくれた。
そして、俺はまず、借りたアパートの部屋へと向かうことにした。
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絵里『扉はその、平和島静雄っていう人に会うために池袋に、東京にやって来たのね。』
扉『あぁ。俺の元々の出身は大阪だ。』
希『そうなんや。』
扉『まぁ、元々、静雄さんに会うためブクロに来たわけよ。だけどそこが運のつき、俺が裏社会に入るきっかけになったわけだよ。』
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まず、俺は平和島静雄のことを池袋の人に聞いた。
まず、池袋にて、絶対に敵に回してはいけない三人の一人らしい。
黒人系ロシア人のサイモン・ブレジネフ
黒人系ロシア人ということをまずつっこみたい。
その次に俺が探している平和島静雄。
俺とおなじみたいに、標識を引っこ抜いたり、車、自動販売機を投げることができるらしい。
本人は喧嘩や暴力が嫌いらしいのだが、キレると歯止めが効かないらしい。
最後に一番厄介なのが、折原臨也。
情報屋をやっているらしく、あの、平和島静雄と同級生らしい。
俺はそこで、折原臨也にコンタクトをとってみたが応答なし。
九十九屋真一という男に情報を教えてもらった。
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希『それで、その平和島静雄っていう人に会えたん?』
扉『あぁ。会えたよ。仕事が取り立て屋らしい。まず、静雄さんの上司の田中トムっていう人に会って話をした。』
絵里『その、田中さんは、どういう人だったの?』
扉『普通にいい人。』
絵里『そう。』
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その後、平和島静雄とすんなり会えた。
俺の想像していた人物とはかけ離れていたが、そこはまぁ、いい。
バーテン服を常に身に纏いサングラスをかけている。
高いサングラスであろう。
トム『この子が平和島扉だ。』
静雄『なんだお前。』
扉『平和島扉っていいます。実は静雄さんに聞きたいことが沢山あって。』
静雄『めんどくさいな。三つまでだぞ。』
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扉『そして、俺は目的を果たした、まぁ、裏社会関与は、金だな。これに限る。』
希『生活費ってこと?』
扉『あぁ。』
絵里『そう。』
扉『それで、俺がなぜ、オトノキに通うようになったかだが。』
扉『粟楠の幹部にキレてなぐりつけちゃっただけなんだよね。』
絵里・希『は?』
扉『ほんと、それだけ。』
扉(すまん。嘘だ。この事を知るとお前らが.......)
扉(殺されるかもしれないからな。)
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真実は語れない。
大切な者を守るための嘘。
その、嘘、をつく勇気が大事だと考えている。
俺は、また、嘘をついてしまった。
守るための嘘を.........