魔王様の友人は風変りな悪魔(元男です)   作:Ei-s

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朝から出かける事になったので、今投稿ー。


第十三話

来訪者であるンフィーレアにどう対処するか迷うエンリ。そんなエンリの様子に、どう話しかけるべきか迷うンフィーレア。結果、一種の硬直状態となり沈黙してしまった。

断じて、彼がエンリの谷間に目を奪われているからでは無い。

ンフィーレアは、エンリの困ったような笑みに何をどう話すべきか迷い、漆黒の剣の面々は疲労感と、一瞬感じた安堵から緊張が切れ、思考が鈍化しておりどう対処すれば良いのか分からなくなる。

そんな中、アンジェが村の奥から木製の盥を持ち、腕にバスケットを下げて歩いてきた。

彼女は彼等の来訪を、カルネ村を監視・警備しているナザリックのシモベより通達され、アインズの採決の下村長に協力を求めたのだ。現在村長は村人達へアンジェ経由で知らされた内容を村人へ通達している。

村長が行動する前に、アンジェは暗示の魔法により、万が一が無いよう村人全員施術済みでもある。

 

「アンジェ様」

 

「先ずは休んで貰うべきなんでしょうけど、悪いけど、村に入るのはもう少し待って。流石に早すぎるわ」

 

「あ、はい」

 

王族貴族かと言わんばかりに華麗であり、話に聞く、かの黄金に勝るとも劣らないキツメの美人の登場に彼等の反応は鈍かった。彼女の衣服が見慣れぬモノであるのも要因の一つである。

彼女の来訪にエンリは安堵し、その様子と、一方的な通達と言わんばかりの物言いに、ンフィーレアは反射的に了承してしまった。

彼はそう言ってから状況を考える。

現在は朝日が上ろうと、空が明るく、蒼みを持ち始めた時間帯である。村人が活動する少し前なのだから、彼女の意図としては村でンフィーレア達に休んで貰いたいが、物音で村人達を起こしたくないという事。また、エンリが安堵した様子である為、手紙で知った貴族らしき人物の関係者であり、村の防衛の一端を担った人物の一人であると推察し、了承の後だが、問題ない判断だったと思う。

 

「申し訳ないけどコレで顔や手を拭いて。あと、フドウの作ったモノなんだけど、食べながら待ってくれる?」

 

「あ、すいません」

 

少々高圧的な物言いだが、配慮していると分かるアンジェの行動に、ンフィーレアは萎縮気味だ。だが、アンジェの気遣いはありがたく頂く。

盥の中には10枚のタオルが御湯に浸けられており、バスケットの中には昨日の残りのパンが入っていた。

ダインが盥を、ンフィーレアがバスケットを受け取ると、アンジェはエンリを一瞥する。

 

『アインズ様からの命令よ。後で来るんだけど、鎧姿の御2人が供を連れて来るわ。アインズ様はモモン。ジュンはフドウと名乗るから気を付けて。あと、以前書いたアンダーカバーの設定でお願い』

 

「ンフィーレア。私もネムのゴハンとか用意しないといけないから・・・」

 

アンジェはメッセージの魔法でエンリに伝えるべき事を伝え、エンリは視線を合わせる事で了解の意を示す。エンリは一度帰宅し、ネムに言い含めようと考え、あえてンフィーレアを招かないようにそう述べた。

エンリが食事の準備をすると、手が空かない事をアピールしたのだ。

 

「あ。そうだよね。後で時間を貰えるかな?手紙だと、村を救ってくれた相手の、その・・・メイドになるんだよね」

 

「メ、メイド!?あの御方は沢山のメイドや部下を従えている方で、私がメイドなんてしたらあの方々に失礼だよ!?」

 

エンリの手が空かないのを理解すれば、ンフィーレアは配慮する。彼女の予想通りだ。

だが、ンフィーレアはどうしても確認したい事が有った。

エンリの身柄がどうなるかだ。ンフィーレアの物言いは己の願望が込められ、少し縋るような雰囲気がある。

途中までしか読んでいない手紙。エンリが貴族の愛人。最悪、オモチャになる可能性に大慌てで来たのだ。

一方のエンリは焦る。

ナザリックのメイド達は、プレアデスを除き戦闘力は無い。だが、メイドとしての仕事に誇りを持つ。一足一動全てが静かであり、掃除・配膳等全てが完璧なのだ。

ゆえに、己が同格に比べられるのは失礼だと考えたのだ。

 

「えぇっ!?だ、だったら奉公ってっ!」

 

「あの御方はこの周辺はまったく知らないの。なんでも、転移魔法の暴走で此処に来たらしくて、通貨とか相場、文字の読み書きとか慣れる迄、暫く私も着いて回るの。手紙に書いたと思うんだけど?」

 

ンフィーレアは、エンリの否定の仕方に最悪の可能性を感じ、肩を掴んで説明を更に求める。

その慌て様に、エンリは逆に冷静さを取り戻し、以前書いた手紙の内容で答えた。

2枚目の内容であり、ンフィーレアが慌てて外出したときに落とし、ソレを読んだ彼の祖母。リイジーは呆れた様子で彼を見送ったのだが、彼が知るはずも無い。

 

「えっ、そ、そうなの?僕はてっきりエンリが・・・」

 

「私が何?」

 

「てっ―――てっきり、貴族に連れて行かれると思って・・・」

 

安堵に呆然がブレンドされた、気の抜けたンフィーレアに、エンリの視線は冷たく感じられた。彼女にそんな意図は無いのだが、彼には尋問されているように感じてしまう。

彼の言い様に、アンジェはある可能性に思い至った。

 

「成程。エンリがボロ雑巾になるまで使われて捨てられると思ったのね?王国貴族の悪評は凄まじい様子だし」

 

「っ!ンフィーレア。そんな事は絶対に言わないで!この村の復興にも惜しげもなく力を貸して頂いているんだから!」

 

アンジェの予想はンフィーレアの懸念通りのモノだ。そして、この一言でエンリは思い至る。

カルネ村は王領であり、田舎であるため噂でしか貴族達の悪劣な行為を知らない。ンフィーレアは王国防衛の要所であり、都会と言うべき場所であるエ・ランテル在住であるため、入手する噂の量は段違いなのだ。

エンリは知っている。アインズもジュンも、ンフィーレアのタレントの危険性から、取り込むか排除するかを考えている事を。そしてンフィーレアが失礼な事を考えていた事を知れば、守護者やシモベは排除を選択する事を。

だが、上位者の制止が有れば話は別だ。

 

「ンフィーレア君。モモン様は気にしないけど、供をしているの方は過敏に反応するから絶対に言ってはダメよ」

 

「え、えっと、この壁とかもモモンさんのおかげで?」

 

守護者がこの会話を聞いていないか確信が無いアンジェだったが、忠告はすべきと判断し、ンフィーレアの目を見て話した。

アンジェとエンリの真剣な様子に、尋常ではない何かを感じ、怯え半分でエンリに確認を取る。エンリは無言で頷き、エンリが無言が故に、彼にはモモンの機嫌を損なえばカルネ村に良くない事象が起きると判断した。襲撃されたから数日で、木製の壁を作るのは不可能なのだから。

 

「勘違いをしていたんですね・・・すいません。カルネ村の復興までお力添えを頂いているようですし」

 

「良いのよ。誤解が解けたと知れば、少なくとも御方はそう言うでしょうし」

 

ンフィーレアは、肌寒く感じ、謝る事にした。それに対し、アンジェがフォローをする事で、彼の寒気は解消された。

彼が怯えてるのは、監視・警戒しているナザリックのシモベ達が、彼が己等の主人を侮辱したのだと理解した為殺気を放っていたのだ。彼等は人の価値観を完全に理解しておらず、アンジェの攻撃命令が無かった為に、ンフィーレアを殺さなかっただけなのだから。

逆に、アンジェの言葉に殺気を放つのを止める。腸が煮えくり返っているが、命令されればソレさえも呑み込めるのだ。

 

「それにしても、お供の方が過敏に反応ですか?」

 

3人の様子が剣呑さを含み、まるでンフィーレアが責めらているような雰囲気に、ペテルは話題を変えて矛先を逸らせようと考えた。

冒険者組合にて、焦り・不安・緊張を含ませた声と表情で護衛を依頼した彼の心を守りたいと考えたのだ。どこか、ニニャの彼女等を見る目に、不快感と怒りが込められている事に気づいたのも要因の一つだ。

そして、話題にあげたのはペテルが気になった内容である。部下と思われる者が、主人を侮辱され、主人の意が無く斬るのは貴族の護衛でも少ない。コレが暗殺未遂等であれば別だが。

 

「そうね。彼への謝罪に、自殺を戸惑い無くする程敬っているの」

 

「え、えっと・・・それは・・・」

 

「自殺なんて彼が許す筈も無いんだけど。彼にとって、皆は親友達の子供だし。行き過ぎた敬意に悩んでいるくらいなのにね」

 

ペテルの疑問に対し、アンジェの回答は溜息混じだ。まるでモモンが行き過ぎた敬意に対して苦悩しているかのように。

貴族を憎んでいるニニャの、何処か信じられない様なモノを聞いたと言わんばかりの戸惑いの声に対し、更にモモンの人格を善良な一人の人間であると、共感を覚えやすいバックボーンを加えた。

王国貴族を知る者からしたら、意外にも程が有るだろう。

 

「へぇー。じゃぁ、アンタは?」

 

「そうねぇ・・・妻の親族で、保護者かしら?あの子。体は立派に大人だけど、未だに中身は子供だから」

 

ルクルットは目の前の美女が、アンジェとモモンの関係がどういったモノなのか問う。半笑いで一見好奇心で聞いているように見える。彼女は彼の瞳の奥に自身やモモンに対しての警戒心を見た。公開すべき情報をその場で精査し、自身への矛先を逸らす。内心、未熟さに微笑ましく思い、軽薄さが演技であり、根は真面目なのだと感づき、それがまた好印象を覚えるも、そんな事は一切悟られはしない。

 

「え?フドウ様が?」

 

「えぇ。男性と付き合った事も無い上に、元聖職者だから。スレイン法国とは全く関係無い宗教だけどね」

 

アンジェの言った内容に食いついたのはエンリだった。意外過ぎたのだ。

アンジェの補足情報に、この近辺で有名な宗教国家とは関係ない事象からして、相当遠い所から来たのだとンフィーレアは判断する。

だが、あくまでも自称であり、信頼性に乏しい。

 

「意外です。モモン様の奥方で、お父さん達よりも息が合っていたのに・・・」

 

「そうねぇ。元々親友の一人の妹なの。モモン様とは本当に子供の頃から付き合いが有るし、戦闘でコンビをよく組んでいたのよ」

 

エンリは二人の阿吽の呼吸というべき行動を見ている。そして、実態的には夫婦に見えていたのが印象的過ぎたのだ。

事実とは少々異なるが、アンジェの言いようでは、モモンと比べ、フドウが年下であると分かる。

 

「だからこそ、モモン様は事故で見知らぬ土地へ来た事も有って、妻にしたんだけどね。中身は子供だから、本心を言わずに。危険だから妻という立場が必要だって言いくるめて」

 

男女の仲特有の甘さの少なさが露呈したとして、その違和感に彼等が気付いても納得できる言い回しだ。また、言外にモモンは紳士で、思慮深い人物であるとも述べてある。

 

「成程。心が大人になるまで確りと守り、見守るつもりなのであるな?」

 

「けどよ。その、モモンさんの理性が持つのかぁ?」

 

ダインは、言外の内容について、ニニャへ言うかのように、アンジェに相槌を打つ。

一方で、男性特有の獣性について指摘するのはルクルットだ。

 

「ケダモノはお前の事だろう」

 

「んだとぉ?ペテル!」

 

獣性については、女性に問うべきではないとペテルは判断し、あえてルクルットの反感を買う言葉を述べる。

ルクルットは正確にペテルの意図を理解しているため、ペテルと肩を組むように、腕をペテルの首に回した。

アンジェはじゃれつく二人と、軽く笑うダイン。苦笑いを浮かべるニニャに良いチームであると感じ、微笑ましく、小さな笑みを浮かべた。

同時に、ニニャと彼等男性陣との間に違和感を覚える。だが、ニニャが女性であるためかと思い、彼女が男装している事から、女だとバレないように、また、彼女の理解を求めるために、こうして演じる工夫をしていると考え彼等漆黒の剣の評価を一段上げた。

女からすれば、襲われるというのは男性恐怖症になる要因となる可能性が有る事なのだ。妊娠等したら冒険者は廃業となる。

 

「まぁ、結果を言えば耐えてるっぽいけどね。傷つけて、一人で飛び出したら取り返しのつかない事になるって考えているみたいだし、意地でも我慢するでしょう。元々御優しい方だしね」

 

ならばと、アンジェは彼等の努力に報いるべく、モモンの安全性を強調する事にした。

 

「私からしたら女性として意識しているのは分かるんだけど。あの子ったら、まったくアピールに気付かないのよ。昨日なんて、遠回しにプロポーズまでされたのに」

 

「そうなんですか?」

 

そして手を出さない要因として、昨日の内容を上げる。エンリの声に弾みが混じる。好奇心からだろうか。

あくまでもアンジェ視点ではそう見えただけであり、実態としてはアプローチの一種であり、プロポーズではない。

だが、女性にとって他人の恋愛話は話のタネになるのだろう。ニニャも一見興味無さげだが耳を大きくしている。

それに気付いたペテル達3人はンフィーレアを数歩下がるよう誘導した。女の会話は、地味に男にはダメージになる事が有るからだ。

 

「味噌汁ってね。家庭ごとに味が違うスープの事なの。古い言い回しらしいんだけど、ソレが飲みたいって事はね・・・」

 

「意外です。貴族なんですよね?」

 

「正確にはみたいなモノね。どちらかと言えば、冒険者に近いかしら?此方の冒険者とは色々違うんだけどね」

 

「へぇ・・・」

 

アンジェのプロポーズと判断した話題に、食事での暗喩だったと理解したニニャは、庶民っぽさを感じたのか身分を確認した。

貴族かどうかの確認に対し、ニニャの判断基準が貴族であり、昔何か嫌悪や憎悪する事象が有ったのだとアンジェは推察し、戦闘系プレイヤーが一番近い職業として冒険者であるとしたのだ。

冒険者が建国する可能性は無きにしも非ず。八欲王は侵略者だったが魔法をこの地に遺した事もあり、魔法を学ぶ上で知っていたニニャは取り敢えずだが、モモンに対しては実際に会って判断する事にした。

 

ともかく此処まで説明で、彼等のモモンの印象はかなり訂正された。

著名な冒険者並みの戦闘力を持ち、部下がおり、尊敬に値するかもしれない人物であると。

 

「エンリ。そろそろネムが起きるでしょうから、一度帰るべきよ。皆さんも少し休んだ方が良いわ」

 

「はい。ンフィーレア。またあとでね」

 

「うん」

 

最低限、シモベが問答無用で襲い掛からない配慮を終えたとアンジェは、そう言ってエンリを家に帰す事にした。ネムへの説明はエンリが行うだろう。アンジェの役割は彼等の監視兼接待だ。

ソレを理解しているのか、エンリは軽く微笑み、ンフィーレアの返事に一度頷くと足早に村へと入って行く。ゴブリンも包囲を解き、各々が警戒の配置へと戻って行った。

 

「さて、貴方達も少し休んだらどうかしら?」

 

「ありがとうございます。って、何だコレは!?」

 

「す、すごい柔らかい肌触り・・・」

 

「貴族であろうとも、これ程の布は容易く用意できそうにないあろうな」

 

「金も有って力もある。スゲェ人なんだなぁー」

 

アンジェの言葉に、皆が皆盥へ手を伸ばし、タオルの柔らかさや吸水性に驚く。小さな農村では間違いなく使用していない品質である事と、アンジェがモモンの仲間である事から、彼女が用意したものだと考えたため、彼等の財力・技術力を推察する事が出来ないレベルだと考えたのだ。

実際は、王侯貴族も使えないだろうと言わんばかりの高品質品なのだが、彼等は富裕層が使っているモノに触れたことはないため、推察は間違っている。

 

(人望・財力も兼ね備えた有名な冒険者みたいな人か・・・エンリが好きになるかもしれないし、見初められてもエンリは拒まないかも・・・)

 

はしゃぎ気味の漆黒の剣に対し、アンジェは微笑みを浮かべていた。

そんな彼等の様子やタオルの品質からして、ンフィーレアの脳裏を嫌な予感が浮かぶ。

先のアンジェの説明からして、モモンの人物像を想像し、比べられれば勝ち目がないと思ってしまう。また、命を救われた出来事が更に大きな原因であり。

自然と沈んだ表情を浮かべてしまう。

 

「ンフィーレア君。どうしたのかしら?」

 

「あ、いえ・・・」

 

そんな表情を浮かべているのならば、アンジェは確認がてら尋ねてみる。だが、彼の返事は我此処に在らずと言わんばかりに気が抜け、歯切れが悪いモノだ。

アンジェは彼の現状や、エンリに惚れている可能性を考えてみた。

 

「別に、モモン様からエンリに手は出さないわよ?」

 

「そんな事ありえんの?エンリちゃん。かなり魅力的だしよ」

 

アンジェはンフィーレアの心配を、モモンから手を出す事と考えた。彼女の言葉にルクルットは不思議に思う。アンジェも含めて魅力的で、普通に知り合ってたら口説いていた可能性が高いのだ。今、口説こうとしないのは人物評価等ができていない事が大きい。

 

「まぁ、フドウはエンリよりもスタイル良いし。それに、部下やメイド達も主観で変わると思うけど美人揃いだから、見た目で食指が動く人ではないわ」

 

アンジェの言い様に、男性陣は信じられないような気がした。悲しいかな。先ずは見た目で判断するのだから。

だが、ンフィーレアの不安は解消されない。男は、何が切っ掛けで惹かれるのか、当人ですら理解できない事が多いのだ。

 

「それに、右腕と言うべき部下は才色兼備で、モモン様にアピールしているしね。エンリに手を出すなら、フドウと彼女に手を出してからになるわ」

 

「そうですか・・・」

 

ソレはアンジェも理解している。人の縁は分からないモノなのだ。

故に、時間が有る事をンフィーレアに伝えようと考え、アルベドの存在を出してみた。何と言うか、一方的な三角関係にも思えてくる。

ンフィーレアの不安は解消される事は無いが、モラトリアムが有る事は伝わり、少し持ち直した様子である。

ともかく、雰囲気を変えるべく朝食をとる事にした。昨日の残り物であるフドウ製のパンを食べ、驚く事になる数秒前の事だった。

 

一方、渦中の人物であるモモン達はトブの森へ来ていた。彼等の目的は森の賢王の処理だ。

森の道案内や誘き出すためにアウラを。また、ンフィーレア達の来訪から、処理が終われば彼等、一般人の反応のサンプルとして冒険者として動く面子も連れてきている。

 

金で装飾された重厚感のある漆黒の金属鎧を着け、身の丈程あろうかという大剣を二振り背負い、深紅のマントを靡かせる戦士モモン。

黄土色のローブに、旅に耐えられる軽装の衣服を着た魔法詠唱者ナーベ。

深紅の長毛を靡かせ、鳶色の瞳が凛々しさを強調させ、体高だけで2メートルは有る熊よりも大きい狼のルプー。

革鎧風の黒い修道衣に藍色のフードが付いたローブを身に着け、羊の上顎を模った顔の上半分を隠すマスカレードを付けている。更に、2メートル近く有る総銀製で投擲用の槍にしか思えない杖も背負っているため、一見職業不定なフドウ。

何だこいつ等と言いたくなるパーティーなのは間違いない。特にフドウとルプーの関係で。この3+1にエンリが加わる予定だ。

ルプスレギナが狼の姿なのは人間形態で彼女単独の調査等を行えるようにした結果でもある。当初の予定ではナーベラルとエンリが見える護衛だったのだが、女性が多いパーティーである事から、そもそも色情的な面倒事を持ち込む、物理的な力の無い者が絡まないようにする為の威嚇目的でアンジェが提案し、アインズにより採用されたのだ。

そしてソレは思わぬ方向にも作用した。

森の賢王は本能的にルプーの存在からレベル差を感じ、完全にビビって降伏したのだ。彼女に擬装用のアイテムを所持させていない事象が作用した結果である。ルプーとのレベルは約二倍程あるが、森の賢王の本能を刺激し、モモンとフドウはレベルを感じさせないアイテムを装備している結果、2人の実力は分からなかったが、ルプーの従順な様子に、更なる強者だと本能的に理解したに他ならない。

そして、腹を見せて降伏する巨大なハムスターに、モモンは殺すのが忍びなくなり、森の賢王を従える事での箔付けも考慮し、連れていく事になった。森の賢王のネームバリューを利用し、即座に降伏させた巨大な狼姿のルプーを従えている体で、更なる箔付けを狙っている。

 

「さて、森の賢王も従えた事だし、カルネ村へ行くとする。ルプー。お前には不自由をさせる。アウラもご苦労だった」

 

「はい!」

 

「ウォン(ありがとうございます)」

 

予想外に疲れ、呆れ、早く事態の収拾がついた事に、モモンは次の行動へ移ろうとした。さり気無く部下への労りを言葉にするのが眩しい。ルプーに関しては傍にいた事もあり首筋を撫でている。

その言葉に対し、アウラとルプーは其々反応を示す。ルプーが狼の鳴き声なのは、狼姿では人語を話さないように。また、狼の仕草をするよう命じられている為だ。

 

「ふむ・・・」

 

「どうしたの?」

 

モモンの神妙なつぶやきに、フドウは不思議そうに聞いた。彼女の目では、モモンはルプーの首筋を撫でているだけなのだから。

 

「いや、森の賢王と比べて柔らかいのでな。たしか、ココだったか?」

 

「クゥウォン。ゥォン!キャンッ!(あっ、あの。アインズ様っ!お戯れをっ!)」

 

モモンは籠手越しに感じるルプーの毛の柔らかに、先ほど降伏した際に触れた森の賢王の毛の硬さに驚き、その違いからルプーを撫で続ける。以前ギルメンの犬の飼い方の独演会で聞いた内容を思い出しながら、下顎の首筋や胸をなぞる。

時に優しく、時に筋を刺激するように強く。モモンの手が艶めかましく見えるのは、ルプーが人間形態になれる為だろうか。

一方の撫でられているルプーには刺激が強すぎた。敬愛する御方に触れられ、撫でられ、獣の本能からか理性が緩む。御方の前ではしたない姿を見せるのを理性が拒み、だが本能は喜んでいるのだ。思わず鳴き声で慈悲を求めるも、モモンの攻勢は変わらずルプーの理性を蝕んでいく。

ルプーは四肢から力が抜けるのを耐え、ぷるぷると震えていたが、終に耐えられず、体を横たえモモンに腹を見せた。

 

「喜んでいるのか?あの人が良さを語るだけある。実に可愛らしい」

 

「クゥ・・・ン(ダメ・・・です)」

 

(大きな犬を撫でているだけにしか見えないけど、何で腹が立つんだろう?)

 

モモンは片膝を立て、しゃがんで下胸部から腹部を撫でながら呟く。

ルプーは本能を抑えられずに、モモンの立てられた脛に、目を細めながら頭を擦り付ける。その様子は、マーキングしているようにも甘えているようにも見え、目を細められている為か気持ち良さ気であり鳴き声は何処か甘い。

フドウはそんな様子に不快感を抱く。ペットを可愛がる飼い主に見える筈なのに、異様に胃がムカムカしているのを感じていたからだ。

 

「いいなー」

 

「ルプー殿が羨ましいでござるぅ」

 

「気が合ったわね。私もよ」

 

そんな中、可愛がられているように見えている2人+1がいた。アウラ、森の賢王、ナーベである。

アウラはルプーの鳴き声の意味は分かるが、モモンに甘えてしまいそうになるのを耐えられないのだろうと考えており、彼女にとっては頭を撫でられているように感じており、後の2人は純粋に可愛がられているルプーが羨ましかった。

 

「ジュ・・・フドウ様?」

 

「ジュン様?」

 

そんな中、ナーベとアウラは己の頭を撫でられたのを感じ、つい振り返ると口元を頬笑ませたフドウを見た。

2人が振り返れば、もう一度撫でるフドウ。その手は優しく、暖かいものだ。

フドウは内心己を恥じた。

NPCは、ゲームであった頃は己から行動出来なかったのだ。であれば、本能があり、一つの命である現在では、つい甘えてしまうのは当たり前だと考えたのだ。

 

「モモンさんじゃなくてゴメンね。ほら、森の賢王も」

 

「御心使い感謝でござる」

 

「・・・ありがとうございます」

 

「ありがとうございます!」

 

故にフドウは、親の一人であり、敬う相手に可愛がられるのは、NPCにとっては非常に嬉しい内容であると考えた。

少し困った様子のフドウに、新しく末席に加えられた森の賢王も含めフドウの優しさを感じる。

ナーベは、この心遣いに対し、アインズ攻略の協力を求めたアルベドに対して不義理だと思い、何処か声が固い。

だが、フドウは急に撫でられた事にビックリしたのだと思い、気にも留めなかった。それが、ナーベにフドウの器の大きさを感じさせるとは知らずに。

 

「モモンさん。森の賢王も喋るし、ルプーも喋らせたら?」

 

「そう言えばそうか。従魔の証に首輪でも着けるのが良いか?大きな狼だと恐れられるだろう。リードを着けて、引き連れるのも容易だろうしな?」

 

「く、首輪に引き連れっすか!?あっ・・・」

 

フドウの何気ない提案に、モモンは話しで聞いただけの犬の散歩を思いだす。リアルでは外気の関係で、コロジー内でも稀にしか見られないのだが、散歩する富裕層の人間がいる事を知っているからだ。

一方のルプーは、モモンの言葉に反応し、身を起こしてモモンの顔を見てしまう。

彼女はモモンに引っ張られる、鎖を首に巻きつけられた己を想像してしまい、つい人語を話してしまったのだ。想像した際に、己の姿が人型だったのは慣れ親しんだ姿である為であり、他意は無い筈だ。

だが、命令を守れず、つい人語且つ普段の口調で話してしまった事実に呆然としており、その恰好のまま固まってしまった。

 

「ルプー。私がモモンの姿である限り気軽に話せばいい。ナーベもな」

 

「はい。畏まりました」

 

「うぃっす」

 

呆然としているのが狼の顔でも分かった事が面白かったモモンは、小さく笑いながら2人にそう告げる。

モモンの穏やかで、楽しんでいる様子にルプーは内心安堵した。ナーベの敬語風の返事と異なり、モモンの要望通り、普段の口調で尚且つ気軽な返事だ。

切り替えの速さが彼女の良さだろう。

 

「・・・うむ。立てルプー。フドウ。上位物理作成を頼む」

 

「えっと、こんな感じ?この姿なら楽だと思うんだけど?」

 

「大丈夫っす」

 

モモンは彼女の切り替えの速さに感心しつつ、堅い返事をしたナーベに少し心配に思う。そして、鎧を着ている状態では魔法が満足に使えない為、フドウにお願いした。ルプーに立つように命じたのは作成しやすくする為だ。

ルプーが立つと、首輪を付けただけでは、体毛に首輪が隠れてしまい目立たない事に気づいたフドウは、いっその事モモンに合う形にする事にした。

基本は前胸部に逆三角の革の板がある黒いハーネスであり、細い銀の鎖が巻き付いたデザインになっている。胸部の革の板にはモモンガの紋様に似た髑髏が金で装飾されていのはワンポイントなのか。

フドウにより作成されたソレは締め付けは少ない。

 

「ついでに馬具みたいに鐙を付けてみたし、モモンさん。乗ってみて」

 

「何故だ?」

 

「ルプーの方がカッコイイと思って」

 

だが、ここでフドウは趣味に走った。森の賢王に跨ったモモンを一瞬想像したが、シュール過ぎたのだ。

背部にベルトを一本追加し胴体に締め付け、肩胛部へと繋がる革の板を追加し接続。そして、金の鐙を追加した。鐙のある、革鎧を着けているようにも見えるだろう。手綱の起点は前胸を覆う革の板の上部の端から、首の後ろを経由で架かっている。

仮にルプーが走ったとしても動きを阻害しない形となっている。

 

「ジュン様。無くても大丈夫じゃないんですか?私もフェンに乗るときはそんなの使いませんよ?」

 

「アウラは慣れているからね。最終的には無くても構わないと思うけど、初めは有ったほうが安定する筈だよ。鞍は合わない気がしたから無いけど・・・モモンさんがルプーに乗るとカッコイイと思わない?」

 

「私はカッコイイと思います!」

 

アウラの疑問に関しては、歴史物の文献でしか鐙の利点を知らないフドウの説明はデザイン重視だ。フドウの問に、アウラはルプーに乗ったモモンの姿を想像すれば、何処か期待で目を輝かせてモモンを見る。内心、モモンの騎獣に選ばれたルプーに心がチクりとした痛み。嫉妬を覚えるが、内心が表へ出る事はなく。どこかヒーローショーを見に来た子供に見えなくもない。

 

「よし。ルプー。良いな?」

 

「はっ、はいっす!」

 

「うむ。静止状態では中々良いな。では、歩きからだ」

 

モモンはアウラの目に拒否する事を諦め、乗る相手であるルプーの了承を得て飛び乗る。

キ甲には、本来のハーネスならばリードを付ける為の輪が有るのだが、代わりに太い鎖が有ったためソレを握る。鐙に足を掛ければ、意外にも安定した乗り心地であり歩行試験を行う事にしたのだ。

 

「はははっ!中々良いじゃないか!」

 

「ありがとうございます!」

 

歩行試験は直に複雑な走行試験へ変わった。複雑な木々の隙間を縫うように、モモンを背に乗せたルプーは疾走し、飛び跳ねる。

木々の隙間を、巨大狼に跨った黒騎士が疾走する。なかなかの迫力だろう。

速度や複雑な軌道だというのに、乗っているモモンにはそれ程振動は感じない。故に、彼の機嫌のいい声に対し、ルプーの声は喜びに満ちているモノだ。至高の御方を背中に乗せて走る。ナザリックのNPCならばご褒美だ。

 

「アウラ。どう思う?」

 

「結構ルプスレギナ任せで走ってますね。アインズ様の御意思に副って走っているので良いと思います」

 

上機嫌の彼等に対し、フドウはテイマーであるアウラの意見を聞いてみたくなった。

アウラはモモンのカッコイイ姿に見とれていたが、フドウの質問に我に返り、仕事中だと思い出した事で、恥ずかしそうにそう答える。アウラの言葉に、フドウはモモンの手元をよく見れば、キ甲に架かった手綱に使えるように付けた鎖を軽く引っ張ったり、緩めたり等して、ルプーに行きたい希望進路を伝えており、ルプーは彼の希望の範疇で軌道を変えていたのに気づく。中々上手い騎獣操作だ。

 

「姉さん。ズルい・・・」

 

「拙者も殿を乗せて走りたいでござる」

 

楽しそうな戦士と騎獣の一時というべき光景に、ナーベと森の賢王は純粋に羨ましい。特にナーベとしては同じプレアデスなのだから一入だ。

 

「―――うむ。ココを持てば剣を振るうのも楽だな。締め付けてしまうが大丈夫だったか?」

 

「はいっす!モモン様が落ちなければどうでも良いっす!どんどん締め付けちゃって下さい!」

 

モモンの手綱の一振りと、肩胛部を足で強く挟む事でルプーは跳躍し、巨木の前で前足から着地し、それと同時にモモンは右手で大剣を一振りし、ルプーとモモンの全重量がプラスされた斬撃となる。

かなりの高等技術だ。

袈裟斬りの一閃で巨木は切り倒され、かなり粗い断面だがモモンは色々満足しており、剣を収めてルプーの頭を撫でながら労わる。一方のルプーはその身体能力から、モモンの足で腹部を締め付けられようともダメージは無く、役に立てるという事実から興奮気味で元気よく答えた。大きく、速く横に振られる尻尾が彼女の興奮と喜びを具合を伝える。

 

「痛ければ痛いと言え。特に今のは足への負担が大きいかもしれん。この程度は大丈夫だとしても心配してしまうだろう?」

 

「くーん」

 

ルプーの返事に対しモモンは優しく嗜める。至高の御方に乗られ、労わられる。彼女はナザリックのNPCで、今一番幸せだろう。

その幸福感に穏やかに目を細め狼の顔でも笑顔だと分かる。か細く鳴くのが幸せそうだ。

 

(やっぱり首輪が有った方が良いか?)

 

「ござっ!?」

 

「フドウの作成したモノに合う形で作ったのだが・・・どうだ?」

 

モモンはルプーに跨りながら、首元が寂しく思いアインズの姿に、骸骨の魔法詠唱者の姿に戻り、絶望のオーラ<Ⅰ>を無意識に使い、更に上位物理作成で首輪を作成した。

その際、アインズの姿に驚愕した森の賢王はその異様と濃厚すぎる死の気配に毛を逆立てる。森の賢王の反応に際し、そのビビりように絶望のオーラ<Ⅰ>の発動を収めながら、作成したモノの具合をルプーに聞く。

アインズが作成したのはアインズ・ウール・ゴウンの紋章が刻まれた円型のペンダントであり三重の鎖で首に固定されている。さり気無く、紋章の無い、裏側にはラテン語風にルプーと彫られていた。

 

「あ、アインズ様っ!?」

 

「ん?こうしてやればリードにもなるし・・・噛みつけないようにしてやれば・・・いや、それでは話せないか。鳴き声も上手く出せぬのはリスクになるか?」

 

(えっ!?私、どうなるんっすか!?)

 

アインズに直々に作成したアイテムを下賜され、直接身に着けてもらう行為は彼女にとって大きな事であり、驚愕の声を上げる。

そんな彼女の様子に対し、何が驚いているか分からぬまま、首にある固定具を外し、二巻き分を外しリードにも使える事を強調しながら元に戻す。

マスクの必要性の有無を考えながら更に述べた言葉に、ルプーは自身がどうなるのか分からず、興奮と不安、歓喜に加え、ちょっとした恐怖を感じる。

さり気無く、この鎖はサイズが変更され、現在は大きな鎖だが細いタイプになれる。よってこのアイテムは普段の人間形態でも身に着ける事が可能だ。しかし、この効果を付加しているため意外と脆い。

 

「森の賢王。コレが本来の姿だから怯えないの」

 

「わ、分かったでござる。と、ところで、奥方やナーベ殿、アウラ殿、ルプー殿も本来の御姿が有るのでござるか?」

 

そんな2人を他所に、フドウは森の賢王のフォローに当たっていた。疑問に答えてやるのは重要である。

だが、森の賢王の怯えは大きい。やはり、先ほどの絶望のオーラ<Ⅰ>は彼女の本能的恐怖を大いに刺激したのか声が震え気味だ。

 

「アウラは見ての通りで、私は悪魔。ルプーは人型になれるよ」

 

「私はドッペルゲンガーよ」

 

森の賢王の恐怖を和らげる目的で、フドウはアウラの頭を撫でながらフードと仮面を外し、半魔形態へ移行した。彼女の髪は堕天使の翼のようになり顔には真紅の紋様が浮かぶ。笑みを浮かべているつもりだが、何処か威圧的で好戦的な笑みだ。

ナーベも森の賢王に向けた手を一時的に、本来の三指の手に戻し

述べ、直ぐに元の美しい白魚のような手へと戻した。

 

「あと外では無暗に言ってはダメだけど、私の本当の名前はジュン。モモンさんはアインズ・ウール・ゴウン。ナーベはナーベラル・ガンマ。ルプーはルプスレギナ・ベータね」

 

「そ、そうでござったか。分かったでござる」

 

フドウの付け加えた警告に似た説明に、森の賢王は一定の理解を示す。恐怖を覚え、完全な理解に至らないのは自然だ。

 

「アインズさん。モモンの姿になって。例のタレント持ちの子が来てるんだし、ルプーの口元に関してはその様子を見たら?」

 

「そうするか」

 

「あと、肉が有る状態でヘルムは取ってね。ルプーの体高も有るから、顔が分かれば村人とかも対応しやすいだろうし。私も仮面は外すね」

 

フドウの提案に再び漆黒の戦士の姿になり、ヘルムを取り力の涙を発動させる。ナーベがモモンへ両手を伸ばせば、モモンは自然とヘルムをナーベに手渡した。ソレを確認したフドウは再び、人の姿に戻り、仮面を着け、フードを被りなおす。

 

「では、行くか」

 

「いってらっしゃいませー」

 

ソレを確認したモモンはそう言い放ち、ルプーは歩き出し、アウラを除きカルネ村へ歩を進めた。その背中に対しアウラは一礼してから手を振る。

アウラの様子を気にしたモモンは一度後ろを振り返り、元気良く、また太陽にも思える程明るい少女の笑顔に、軽く手を振り返したのだった。




ルプーに乗った。ルプーに首輪をつけた。

・・・あれ?文面だけだとエロく感じるのは狼形態が、絵として上がってないからなんだろうか?
大きな狼と戯れる黒騎士をモチーフにしたんだけど・・・?

てな感じでお送りしました。やっぱり、十二話は反応に困った人が多かったか。思いついたら兎に角試したくなる悪い癖ですわ・・・(’×ωב)

あ、次の更新も日曜になると思います。投稿時間は・・・まぁ、時間によります。すいません・・・

11巻のドワーフ編が楽しみですw
10巻は・・・ジルさん。発狂しなくて良かったw
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