罪深き萌えもん世界   作:haruko

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もしかしたら今回の回は駆け足に見えるかも……
説明回は難しいです。



どうでもいいことですが、初めて予約投稿なるものを利用します。


第7話 2 ゆめくい

 

 

「だから! ドリップが雑すぎるって言ってんだろ! それにペーパーは先に濡らしておくんだ! お湯は100℃にしたものを20センチ以上離して注ぎ込むんだよ! だー、入れすぎだ!」

 

「うるっさい! もうちょっとだからおとなしく座って待ってなさいよ!」

 

「……どうしてこうなった」

 

「俺に聞くな」

 

「マスターですから」

 

「あの苦汁のことになるといつもこれだ」

 

(こくこく)

 

 

萌えもんハウスに到着し、早々にこんな状況になっていることに頭を抱えるレッドとカゲ。ちなみにその横に座るシーク、スー、フレイドの三人は毎度のことと言わんばかりに微動だにせずに目の前に出された茶菓子をほおばる。正確に言うとフレイドは早々に食べ終わってしまった二人にあげてしまったので食べていないのだがそこは今はどうでもいい。

 

 

 

 

 

「さてと、まずは俺の弟分にありがたい忠告してくれたことを感謝する。おかげでこいつは九死に一生を得た」

 

「あ、ありがとう」

 

一通りの享受を終えカップの乗ったトレーを運びリビングに戻ってきたミズキはソファーのシークを膝の上に乗せ座り、隣のレッドの頭をがしっとつかみ、無理やり下に下げ礼を言う。

 

「いいわよ、礼なんて。それより、どうしたの? 一応南口は通れるようになったんでしょう?」

 

「まあな。ただ、こいつがどうしても命の恩人に義理を果たしたいっていうもんだからな。兄貴分としてはお手伝いしてやろうかなと思ったわけよ」

 

「んなこと言ってない!」

 

反論するレッドをそのまま手で頭を抑え込み黙らせる。笑いながら前に向き直ると一瞬少女の瞳に陰りが見えたが、すぐに笑顔を戻した。

 

「……私のお願い、聞いてくれるってこと?」

 

「レッドがやる気だからな。俺はあくまで付添いの予定だけど」

 

「……ありがとう」

 

一呼吸置いた少女が自分のカップに口をつける。一口飲んだ瞬間に明らかに表情が少し和らいだのを見ていたミズキは小さく笑った。

 

 

 

「さてと、じゃあ君が知ってることを話してもらおうか。レッドに話したことが全部じゃあないんだろ?」

 

「……ええ。こんな言い方するのは良くないかもしれないけど、信用できない人には話したくない内容だから」

 

「……願いを聞いてくれる人間以外には話さない、ってわけか」

 

「……ごめんなさい」

 

「何を謝る。当然のことだ。むしろ友達のことをべらべらしゃべって人に任せる奴の方が信用ならないさ。そして、それだけ友達思いなあんたが自分で助けに行かないんだから、『自分ではダメな理由があるから』、だろ?」

 

そういってミズキは三つボールを取出しテーブルに置き、膝の上と隣にいる自分の萌えもん三人を見る。それを見た三人は理解したと同時に自分でボールを触り、ボールの中へと戻っていく。レッドもそれに気づいてカゲをボールに戻す。

 

少女は驚愕の表情をみせた後、安心したように微笑み照れくさそうに茶髪をいじくる。

 

「話したいことだけ話せばいいさ。その情報をどう扱うかは俺たちの仕事だ」

 

少女はミズキの顔を見た後、ちらりとレッドの顔に目線を移す。無言でうなづくのが見え、歓喜に震えそうな声を無理やり抑え込み、話し始める。

 

 

 

 

 

「わたしの友達は……今、萌えもんタワーの中で……暴走しているの。私のお願いはただ一つよ。彼女を……私の親友を止めて欲しいの!」

 

 

 

 

 

一瞬だけ声がふるえていた、と気づいてしまったミズキだったが、指摘することなく話を続ける。

 

「……暴走? 君の友達の暴走が、この町の事態を引き起こしてるっていうのか?」

 

「……その通りよ。あの娘の力は、この町のすべてを飲みこんでしまったの」

 

「ちょ、ちょっと待って! じゃあ、あんたの友達ってまさか……」

 

 

 

「ええ、わたしの友達は……萌えもんよ」

 

 

 

唖然とするレッドに対し、だろうなという表情のミズキ。

 

「何を驚くことがある。むしろこれだけの事態を引き起こしてるのが人間の方が驚きだよ」

 

「いや、まあ、そうかもしれないけど、友達っていうからには人のことかと……」

 

何を当たり前のことを、と言わんばかりのミズキに、落ち着きを取り戻そうとするレッド。この違いはミズキにとっての萌えもんが対等な『契約者』であるのに対し、レッドにとっての萌えもんが、自分が使役する『戦闘仲間』といった意識が残っているせいだろう。

 

「それで、君の友達が暴れまわっているっていうのは理解した。ここまでは俺がレッドの話を聞いて予想できる範囲だったしな。俺が本当に聞きたいのはその先だ」

 

ミズキは横目でちらりと窓の外、萌えもんタワーを視界に入れてから向き直り、顔の前に指を立てる。

 

「第一に、その萌えもんは『どういう暴走をしているのか』。いかに強力な力を持った萌えもんが暴れたとしても町一個がこんな簡単に支配できるものなのか、という事。第二に、『町の人たち、萌えもんたちはいったい何をされたのか』。ただ攻撃されているわけではないのはわかる。でも、萌えもんのわざで何を受けたらあんな風になってしまうのか、という事。そして最後に、『なぜ俺たちに異変が起きないのか』。俺、レッド、そして君、あと何人かの住民にジョーイさん。この町にいる生き物すべてに異変が起きているわけではないという事。まあ、全員に作用していたらこの小さな町はとっくに崩壊してただろうから、不幸中の幸いというべきなんだろうけどね」

 

恐ろしいことをさらっと言ったミズキに対し、これまた何でもない事のように少女が答える。

 

「その三つの疑問は全部一つの回答で解決するわ。正確に言うと一つ目の疑問に私が答えれば後は芋づる式に答えが出て来る、って感じだけどね」

 

精一杯話についていこうと集中していたレッドはいったん思考を中断し、顔を上げてミズキを見る。するとミズキは、口に手を当てて苦々しい表情を作っている。少し無音の時間が続いて、両手で顔を覆い、天を仰ぐ。悔しくもわからず、投了した、という事だろう。

 

「わからねえ。一応原因の候補がないわけじゃないが、現実的じゃなさすぎる。たのむ、教えてくれ」

 

「……そう。でもね、実際の原因も、現実離れしてるかもよ」

 

「は? いったいどういう」

 

 

 

 

 

「彼らはね、抜き取られたのよ。体力(HP)を、寝ているうちにね」

 

 

 

 

 

ミズキの表情がとたんに青ざめ、歪む。予想外、というよりは、信じられない、という表情に見える、と、一人話を理解できていないレッドはミズキを見ながらそう思う事しかできなかった。

 

「馬鹿な……そんなことがあってたまるか! あのタワーから……町の外まで……そんなことが……」

 

「やっぱり……あなた、想像はしていたのかしら。すごく頭がよさそうだものね」

 

「…………化け物かよ」

 

「萌えもんよ、すごく純粋で、かわいらしい、わたしの親友」

 

そういう少女の顔も笑っていない。落胆と多少の諦めが混じったような、そんな表情だった。

 

「ちょ、ちょっと待ってよ! 二人そろって勝手に納得してないで、ちゃんと俺にも説明してくれよ! いったい何が原因なのさ!」

 

ようやくしゃべれる時間が来たといわんばかりにレッドが心からの声を出す。それを聞いたミズキは苦い顔を崩すことなくため息交じりにレッドに答える。

 

「……さっき、萌えもんセンターにいた時、町の住民たちを見て、『ゾンビ』、と形容したな」

 

「え、あ、うん……」

 

唐突な話題の変わり方に戸惑いながらも頷く。

 

「……若干大げさに表現したつもりだったが、図らずもそれが今回の件の原因に近い表現だった」

 

「は? どういう事?」

 

 

 

 

「『ゾンビ』っていうのは、どういう状態だと思う?」

 

 

 

 

「……どういう状態って……」

 

ゾンビ。

映画や小説の恐怖の対象として度々登場する架空生物。

科学者によって作られた生物兵器であったり、怨念による死者の逆襲のための蘇生であったりと、物語によって理由付けは様々であるが、統一して言えることは、『死者の体が動き出す』という事である。

 

「……そりゃあ、腐った死体が『うぼぉおお』、って感じで迫ってきて……」

 

「なんで死体が動けるんだ?」

 

「……そんなの、お話だからでしょ? 現実にそんなことがあるわけないじゃないか」

 

「お前はいつも俺の予想通りの誤解答をしてくれるな。生徒としては満点だけどトレーナーとしては0点だぜ」

 

わざとらしく馬鹿にした笑いをするミズキにレッドは少しむっとする。

 

「思い込みっつーのは慢心の一つだ。萌えもんバトルでもそうだろ。一見したら“ほのおのうず”より“かえんほうしゃ”の方が強く見える。しかし役割に着目すれば“かえんほうしゃ”ではこなすことのできない“ほのおのうず”の仕事がある。ありえないってのはありえないんだぜ」

 

「……じゃああるのかよ。死体が動くことが」

 

「あるかどうかはわからない。だが、現実そういう事がある、と主張している学者がいることも確かだ」

 

そういいながらミズキは指を折りながらどこの国の物かもわからない名前をつらつらと並べていく。

 

「まあ、もちろん、俺はこんな知識自慢をしたいわけじゃない。俺が話したかったのはその中の一つの説の話だ。まあ、そのまま話してもわかるはずはないだろうから適当に噛み砕いて説明するのなら……

 

 

 

 

もし、生物が自分の死に気付かず死ねば、その生物は生ける屍となる。

 

 

 

 

「……筋肉が死を認識しない状況下で生存しているならば、それはゾンビと言えるんじゃないか、っていう学説だ。なかなか面白い」

 

だろ? と、隣を見ると頭から白い煙を吹きそうになっているレッドがいた。脳の許容量が限界を超えたらしい。

 

「……それ、あり得るのかしら?」

 

「基本的には絵空事、机上の空論以下だ。だからこそ、世に出てない学説なんだからな」

 

「! なんだよ! じゃあ結局関係ないじゃん!」

 

ショートしていたレッドが意気揚々と復活する。カゲも含めてなぜこいつらはどうも言動が小者くさいのだろうか……

 

「じゃあ今の話も含めて、俺たちの発言を考えてみろよ」

 

「兄さんたちの発言……? ええと、なんだっけ?」

 

 

 

 

 

 

ゾンビ。

 

 

 

 

 

死んだことに気が付かない。

 

 

 

 

 

 

体力を取られている。

 

 

 

 

 

 

寝ている間に。

 

 

 

 

 

 

 

!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

ま、まさか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……まさか、あの人たち! 体力がなくなってるのに気付かないで!?」

 

「……大正解。上出来だ」

 

ミズキは悲しそうな顔で外を見ながらつぶやく。いや、でも……

 

「ちょっと待ってよ! そんなこと、できるの!? 寝ている間に、相手に気付かれずに体力を奪い取って、それでいて体力を奪われていることすら気づかせないなんて、そんな馬鹿な事が出来るの!?」

 

「できる。萌えもんならな」

 

 

 

寝ている敵から、痛みもなく、気配すらも感じさせず、体力だけを盗み出す技。

 

 

 

 

 

 

ねむる相手の頭の中だけを、ひたすら貪り、食らいつくす技。

 

 

 

 

 

 

“ゆめくい”

 

 

 

 

 

 

「……“ゆめくい”?」

 

「ああ。タイプはエスパー、と言っても、性質上ゴーストタイプが使うことが多いわざだけどな。寝ている相手のゆめを経由して相手のエネルギーを直接貪り、自分の中へと取り込んでしまうっつー、萌えもんバトルにおける横紙破りの必殺技だ」

 

ねむる相手、という、対象の限定こそあるものの、シングルバトルにおいては無類の強さを発揮するわざである。なぜなら、本来、一対一の戦闘において相手からさいみん系のわざを受けてしまうということは相手に対して反撃を行うことは一部例外を除いてほぼ不可能となる。そんな状況の相手を起こすことなく体力を奪い取ってしまうわざ、そんなわざが弱いはずがない。

 

当然、相手取るのは厄介この上ないわざだ。

 

「……いや、でも、本当に“ゆめくい”が原因かどうかは……」

 

「わかるさ。というより、そう考えるとつじつまが合う。カビゴンの件も含めてな」

 

「……あっ!」

 

そう、そして、これこそが、カビゴンを怒らせる数少ない方法の一つなのだ。

 

カビゴンという種は、ねむりのエキスパートである。ねむりさえできれば機嫌がいい。逆を言えば、ねむりを妨げる者は何人たりとも許すことはない。それがカビゴンだ。

 

萌えもんは戦闘する機会が多い分、人よりも自分のステータスの変動に敏感である。住民たちは気づけなくても、シオン付近の萌えもんたちは体の異変に気が付いていたのだろう。特にカビゴンは自分の至福の時間である睡眠中にこうげきされていたのだ。どれだけ不快な思いだったかは想像するに難くない。

 

そして、だからこそ、この町に来てから一度も寝ていない二人や、元の体力が多いこの少女のような若者やジョーイサンたちはまだ異変が起きていないのだ。

 

「そう、そう考えればすべてのことにつじつまが合う。つじつまをあわせるだけならな」

 

「……わかってるわ。ありえないって言いたいんでしょ」

 

「勘違いするな。信じたくないわけじゃない。俺はトレーナーであると同時に科学者だ。どんな物事も現象として受け止め、考えるだけの度量は持っているつもりだ」

 

だが、と少し首を振りながら続ける。

 

「そんな広範囲で、“ゆめくい”なんていう大技を放ち続けるなんてそんな冗談みたいな話があるのか? 萌えもんが? 何日も何日も? “ほうでん”しっぱなしの発電機みたいなものだ! すぐにショートするに決まってる!」

 

 

 

 

 

 

「でも、できるの。あの娘なら、マーちゃんなら、そんな無茶苦茶も可能なのよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無音の空間に変化した後、ミズキは少女の目を見続ける。先ほどまでの不安げな表情とは違う、確固たる思いがあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……信じられない」

 

 

 

「……そう」

 

 

 

「兄さん……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だから、自分で確かめに行く」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「! それって!?」

 

「まあ、レッドの付き添いはするって言っちまったからな。それに、俺はトレーナーであると同時に科学者だからな、気になることは知りたくなるのさ」

 

「なんだかんだ言って兄さんも素直じゃないよね」

 

「一人で行くか?」

 

「一緒によろしくお願いします、兄さん」

 

「よろしい」

 

くすくすと響く笑い声が、気持ち良かった。

 

 

 

 

 

「さてと、じゃあ行く前に、俺の用事も済ましておくか」

 

「? 用事? ここでかしら?」

 

「ああ、そうそう。君、この施設の娘なんだろ?」

 

「え? え、ええ、まあそうね……」

 

歯切れの悪そうな返事に一瞬疑問符が浮かぶが、気にせずに問いを続ける。

 

「ここにフジってじいさんがいるだろ? 俺はその人に会いに来たんだ。今いないのか?」

 

 

「……ああ、フジさんね。ここ何日か帰ってないわよ」

 

 

「……ここ何日か? それっていつからだ?」

 

「……たぶん、五日か六日ぐらい…………!!?」

 

 

 

そこまで少女が口にしたところで、三人は同時にタワーに目を移す。

 

 

 

「……なんですぐに気付かないのやら、っつー愚痴はこの際おいておくことにしよう。めでたく好奇心と当初の目的のベクトルが一致したな」

 

「……ごめんなさい」

 

「謝るなって。言ってんだろ、全部一致したって。やりたいこととやらなきゃいけないことがまとまったんだ。素直に喜ぶべきことだろうよ」

 

そういって茶色いきれいな髪の頭を軽くなでる。少女は照れくさくも嬉しそうに頭を抑える。

 

「行くぞ、レッド。頭ん中でごちゃごちゃ考えんのはここまででしまいだ。こっから先は、謎が解けるまで、『正面突破』だ」

 

「よっしゃあ! ようやく俺の得意分野だぜ!」

 

意気揚々とハウスを出て行ったレッドの後ろ姿を見て、少し空気が明るくなったことを感謝しながらミズキも後に続こうとする。

 

が、手首の服をつかまれ、立ち止まる。当然つかんだのは茶色の少女だ。

 

「……どうした?」

 

立ち上がって出ていこうとしていたミズキは、振り返り、軽く腰を落として尋ねる

 

 

 

 

 

 

 

「……助けて」

 

 

 

 

 

 

私はいいの。

でも、あの娘は。

あの娘は、わたしのせいで今もあそこで苦しんでるの。

お願い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの娘を……助けて! ジョウ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ああ……任せろ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……」

 

 

「? どうしたの? 兄さん?」

 

 

「……なあ、レッド。俺、あの娘に名乗ったっけ?」

 

 

「……名乗ってなかったと思うけど?」

 

 

「……そっか」

 

 

 

 

 

 

手のひらを顔の前にだし、開いて閉じてを繰り返した後、

 

握った拳で頭を一発殴る。

 

 

 

 

 

 

 

 

痛かった。




ちなみにゾンビ云々のところは自分の好きな漫画のゾンビ論を少し参考にさせていただきました。




さて、次回、萌えもんタワー編なのですが、少し賛否の別れそうな話になります。
こんな言い方をすると少し波紋を呼びそうなのでもうストレートに言ってしまいますが、初代以降のポケモン(萌えもん)が出てきます。すなわち、カントーにいないはずの萌えもんが出てくるということです。
もしかしたら初代ポケモンしか出てこないと思って読んでいた方がいたら申し訳ございませんが、これは当初から決めていたことだったので、そのまま書かせていただきます。
是非、今までどおりに読んでいただけたら幸いです。

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