ウルトラマンとアイマスですがマンとジャックが机の上でアー!な感じにしかなっていません
「グルルルルル……!」
雄叫びとは裏腹に洗練された斬撃を放つラウラ
風助は無数の凶刃を紙一重で躱し距離をとった
「グガァァァ!!!!!」
だがラウラは距離をとった風助ではなく自分の近くにいた鈴とセシリアに刃を向けてきた
「やめろぉぉぉぉ!!!!!」
「!!!」
ラウラの斬撃は丸太を切り裂いただけにすんだ様に見えた
「くっ!避けきれなかったぞ!」
鈴とセシリアの腕を持ち背中に切り傷を負った風助は一夏達の近くへと移動した
「ここなら大丈夫だぞ。しかしあいつの動きまるで別人になった見てぇだぞ」
変わり果てたラウラの動きに疑問を抱く
「ドイツ軍の老害共が!」
千冬が歯を噛み締め忌々し気につぶやく
「織斑先生なんか知ってんのか?」
「VTシステム、過去のヴリュンヒルデの動きをトレースさせるシステムだが搭乗者の脳に負担がかかり過ぎるためどの国でも研究や開発は禁じられている代物だ」
次の瞬間風助の体に電流が走る
「あのままではラウラは死亡する……‥」
それは風助にとって辛い思い出を思い出させる言葉であった
「織斑先生……あいつを…ビー定システムを止める方法はねぇのか…」
必死に絞り出したような弱々しい声で風助は千冬に尋ねた
「VTシステムだ。ISのシュヴァルツェア・レーゲンに搭載された機能の一部だ。シュヴァルツェア・レーゲン自体を停止すればラウラの命も助かるはずだ」
風助は拳を力強く握りしめた
「そうか…助けられるんだな…」
「おぉおぉぉぉぉぉx!!!!」
救えることにたいして喜んでいた風助だが一夏が突如雄叫びを上げラウラに向かっていこいうとした
(そうか…一夏おめぇもあいつを助けてぇんだな…)
危険を省みず助けようとしている一夏にかつての友たちの姿を思い浮かべる風助だったが
「あの野郎!ぶっ飛ばしてやる!」
その言葉を聞いた瞬間風助の中にあったものが急激に冷めていった
そして一夏の両肩を強く叩いた
「おめぇにはラウラの相手させねぇぞ!」
「あれ…?肩に力が入らねぇ…」
風助が叩いた瞬間位置夏の肩はだらしなく下がりどんだけ力を入れようと上がることはなかった
「体の関節を外す空節離を使わしてもらったぞ。IS展開前に戦えなくするにはこうするしかなかったからな」
淡々と一夏を動けなくした理由を言う風助
「一緒に倒せばいいじゃない!」
「そうだ!一夏の白式ならIS相手にたやすく倒せるではないか」
箒やシャルルは風助に怒声を浴びせ怒りを露わにする
「何言ってんだおめぇらは?俺はあいつを倒すつもりなんて全くねぇぞ」
その言葉にその場にいた者は全員憤りを覚える
「きさ…ま!」
箒は風助につかみかかろうとしたがそれを中断する
「俺は最初からあいつを助ける事しか頭にねぇぞ」
そう言う風助の体から白い煙が発生していた
「桐山!お前の体から出ている煙はなんだ!」
千冬の言葉に風助は少し喜びを感じていた
(そっか…勝身煙が出る位の力ついてたんだな)
「ちょっと本気で戦うことを決心しただけだぞ」
「なっ!今まで本気で戦ってなかったのか!」
箒はその事実に驚き他の者も同様の反応を見せていた
「忍空は傷つけるためのもんじゃねぇぞ。忍空は困っている人や救いを求めている人助けるための武術だ。俺はその忍空の最高位干支忍十二人の一人」
風助は目を閉じ思い返す
忍空を始めた時のことを、天下分け目の大戦の時のことを、多くの忍空使いが道を外れ悪用した時のことを、だが自分の胸に掲げた信念と正義の為に戦ったその肩書は誰にも理解されなくても誇りと宝となっている
ならば今一度名乗りあげる
「元忍空組一番隊隊長子忍、風の風助!ラウラは俺が絶対に助け出す!」
そう言い終えると勝身煙の勢いは増しまるで出陣の狼煙をあげる様であった
というわけで忍空組伝統の名乗りで一旦区切ります
このペースなら年明けまでには学年別トーナメントまで終われそうです