学年別トーナメント当日 校門前に三つの人影があった
「早く来ねぇかな…」
「心配しなくてもちゃんと来るわよ」
「本当に嬉しそうにして…少々妬けるぞ」
そわそわし両親の到着を待つ風助、付き添いとし てISのダメージがひどく出場ができなくなった 鈴、そして風助のパートナのラウラがいた
「あ!あのトラックがそうじゃない?」
大型のトラックがやって来て学園の手前で停車し 助手席側のドアが開き一組の男女が降りてきた
「父ちゃん!!母ちゃん!!」
父と母を確認した瞬間風助は飛びついた
「風助!元気だったか?」
「鈴ちゃんに迷惑かけてない?」
仲睦ましい風助親子の様子を見て黙りこむラウラ
「あら?その娘は?」
「俺の新しく出来た友達のラウラだ」
美鈴がうつむくラウラに気付き近づく
「せっかく可愛い顔をしているのにそんな暗い顔してちゃ可愛いさ半減しちゃうわよ」
「あの…その…私は家族というの知らないので貴女方を妬き、そんな自分に自己嫌悪して…」
顔をじっと見られ己の心情を全て吐き出したラウラはますますうつむいてしまう
「なんだ、んなことで悩んでいるなら簡単な事じゃねぇか。俺の家族になればいい話だ」
風助の言葉に顔を真っ赤になるラウラ
「あ…その…急用を思い出した!!引き換え室で待っててくれ!!」
風助に負けず劣らずのスピードで駆け出すラウラ
「あいつも案外、おっちょこちょいだな」
その場にいる全員がジト目で風助を見る
「風助、家族ってどういう意味で言ったわけ?」
鈴が確認のために聞く
「俺、兄弟いねぇし、織斑先生と一夏みたいな兄弟が羨ましかったからラウラみてぇな姉ちゃん欲しかったぞ」
一同盛大なため息をつく
「風助に女心をわかれなんてナマケモノに早寝早起きさせるようなものだものね…」
鈴は頭に手を当てて首をふる
「はぁ…なんでこんなのばかりに惚れちゃうのかしら…」
その言葉に顔をキラキラさせた美鈴が鈴に接近する
「あら?あらあら?あなた私ちょっと向こうで鈴ちゃんと話して来るわね」
美鈴は鈴の腕を掴みどこかへと行ってしまった
「とりあえず、控え室でフィッティングするぞ」
女性陣が居なくなり二人だけになった風助達は学年別トーナメントの準備をする事にした
クラス対抗戦とは別の波乱をはらんだ誤解とすれ違いと羞恥に満ちた学年別トーナメントが開催されようとしている
「そうか…やはりそういう事なのだな!うむ…ここまで言われたら私も応える…助言助かる…クラリッサ」
誤解を盛大に満ちたトーナメントが開催された
フラグ強化完了!!