まぁ、機体や忍空技はまだまだ先になりますが
風助御年八歳
春新たな出会いが待っていた
「母ちゃん、行ってくんぞ」
新聞配達のアルバイト先へと向かうため家から出ると家の前に見慣れない二人がいた
「おめえら、誰だ?」
見たことがない二人にストレートに疑問をぶつける
「あなたこそ誰よ」
風助は二人の珍獣を見るような視線を気にする事なく答える
「俺は風助、母ちゃんと二人でこの食堂で住んでるんだ」
自己紹介していると母が声をかけてきた
「風助、早くしないと配達に遅れるわよ」
その言葉に我にかえり慌てて走りだす
「配達あるからまたな」
風助は走りながらこう思った
(あいつらと友達になれたらいいな)
配達から帰ってきた風助の前に出かける前に出会った二人が母としゃべっていた
「母ちゃん、そいつら誰だ?」
母は呆れながら風助を見る
「風助、もう少し言葉を選びなさいって言っているでしょ。この人達は私の幼馴染の凰美華と娘の鈴音ちゃんよ。」
二人は頭を下げてお辞儀をした
「母ちゃんの友達か、遊びに来たんか?」
母は首を横に振り否定した
「風助今日から二人はね、このうちで一緒に住むのよ」
翌日二人の荷物が届き風助の生活に変化が起こりそして、この出会いが後々大きな変化を巻き起こす
凰親子が引っ越して数日たったある日
「じゃあ、母ちゃん行ってくるぞ!」
風助はドアを思い切り開け走りだす
本日は休日であるため入念に修行ができる日であった
「ねぇ、鈴ちゃんちょっとお願いがあるんだけどいいかな?」
風助の母の言葉にはてなを浮かべる鈴は首をかしげる
「ハッ!ハッ!ハッ!ハッ!」
近所の山で自分の数倍あるであろう大岩を背負い山道を駆けあがる風助
これが彼の修行の一つである
汗だくになり顔も苦痛の表情を浮かべるが空を見上げるだけで笑顔になる
(こっちでもおめえに会えて嬉しいぞ、風さん。ん?あっちに何かあるんか?)
いつもは笑いかけるだけの風が茂みの方を凝視していた
「誰かいんのか?」
岩を背負ったまま風が見ていた場所へと進む
「おめえ何やってんだ?」
そこにいたのは同居人の鈴音であった
鈴は鈴で驚きを隠せないでいた
数日という短い期間だが風助の人となりは分かりやすい部類であった
無遠慮で思ったことを口にするがその実心優しい少年で自分の母と共同でやっている食堂で彼を悪く言う人物はおらず先日もたまたま帰り見かけたときは老人の荷物を運んでいるまるで物語に出てくるような人物であった
何より家族想いで彼は母親のことを最優先にする傾向があった
そんな彼が休日母より優先させる事が何なのか気にならないわけではなかった
だが予想の斜め上を行きこう言わずいられなかった
「あんたこそ何やってんのよ」
この出会いが桐山風助を否、忍空をISの世界へと誘う出会いであった
執筆スピード上がったら武者○伝とネギまのクロスでも書きたいですね
もしくはなのはとニードレス