(何なのよ、これ!おばさんの頼みで風助の様子見に行けば岩を持ち上げているしそのまま走っているしどういうわけなのよ!!)
軽い気持ちで了承した鈴だがそんな自分の判断に後悔していた
「何って言われても修行としか言えねえぞ。よっと!」
岩を下ろすと地面が揺れ付近の木から鳥が飛び見た目通りの重量がある事がわかる
「修行ってあんたいつもこんな事してんの?」
淡々という風助に噛みつくように問う
「おう!!父ちゃんと約束したからな。」
約束という言葉に鈴は食らいついた
「どういう事よ。何?あんたのお父さんこんな事させているの?」
鈴は顔を強ばらせる。
もしそうならこんな事やめさせようと思った
いつ大怪我を負うかわからないそれほどの事だった
「違うぞ、父ちゃんは母ちゃんを守ってやれって俺に頼んだからよ。だから修行してんだ、母ちゃんを守るためだからな」
岩を背負い頂上へと進みながら風助は言った
「父ちゃんは絶対迎えに行くって俺に言ったから俺も母ちゃんを守るためにもっと強くならねぇといけねえからな。それに学校の奴もおめえもちゃんと守ってやるぞ」
鈴はその後ろ姿を見て自分の想い人である少年と重なって見えた
「あ!母ちゃんには内緒だぞ。母ちゃん、心配性だからな」
慌てて振り返り口止めする風助に鈴は思わず笑みを浮かべた
「駄目よ!こんな危ない修行一人でやるなんて認められないわ。」
鈴の言葉に困り果てた顔になる風助に鈴は宣言する
「だから私もあんたと一緒に修行に参加させて貰うわ!」
その言葉に風助は満面の笑顔になった
そして翌週から鈴と風助は休日は共に山で修行をするようになった
IS訓練生として一般人より体力に自信があった鈴も最初はついていけずにいたが半年近くでなんとかついていけるようになりそのおかげか代表候補生までに登りつめた
そして3月歴史的大事件が世界中に流れる
「鈴ちゃん、本当にIS学園に行かないの?」
風助の母、美鈴の問いに鈴は答える
「はい。興味ないですしそれに、これを母さんとおばさんに任せるわけにいかないですし…」
視線の先にあるのは大量の丼といまだに衰えず食べ続ける風助であった
「ありがとうね」
優しく微笑みお礼を言う美鈴だったがTVから流れたニュースにそれは一転する
『緊急ニュースです!世界初IS男性操縦者が発見されました!!名前は織斑一夏繰り返します…』
そのニュースに鈴は食器を落とす
「あの…前言撤回していいですか?」
申し訳なさそうに言う鈴に美鈴は快く了承した
こうして鈴はIS学園行きを決意した
後半グダグダになってきたな
一夏はあと二話位で登場予定です