やったね
鈴がIS学園へと出発する日、風助親子と鈴の母は見送りの為空港にいたが案の定風助は道に迷っていた
「やっべぇな、完全に迷ちまった。せっかく鈴のために垂れ幕書いたの無駄になっちまうぞ。」
空港内をふらふら迷っていた風助
「ん?風さんそっちに行けばいいんか?」
風の自然龍が風助を手招きしていた
風の道案内で導かれるまま行くとあるものがあった
「なんだこれ?」
世の中に疎い風助は何かわかっていないがそこにあったのは女性にしか扱えない宇宙進出用パワードスーツISだった
『私に触れて…』
突如、何者かの声がし周囲見渡すがなんの気配もせずISの方を向く
「ちょっとしておめえが喋ったんか?」
そしてゆっくりISに触れると光輝きISは風助に装着された
「おぉ…おおおおお何か浮いてぞ!!!!!!!!」
思わず自分の状況に驚き絶叫する
「これで鈴の見送り行けばいいんか。ありがとうな!風さん」
そのまま外に出て鈴の元へ飛び立った
一方鈴のほうは同居人や同じ訓練生から見送りの挨拶を受けていた
「ごめんね…風助また道に迷っちゃって」
手を合わせて謝罪する美鈴に鈴も手をふる
「そんな大袈裟に謝らなくていいですよ。そのうち来ますよ」
事あるごとに迷う風助に慣れた対応で言う鈴の耳に覚えのある声がした
「おーい!!鈴!向こうでも頑張れよ!!」
汚い字で『がんばれ!りん』と書かれた垂れ幕を持ちながら宙を飛び現れた風助
その場の全員が行動が一致した
「えええええええ!!!!!!!!」
そして美鈴だけはおっとりした表情であらあらと呑気に驚いていた
当の本人は後ろをむき鈴達が何に驚いていたのかわかってなかった
「というわけでISは女性にしか動かせないの!分かった!!」
ISのことを全く知らない風助に説明をして3時間、女性にしか動かせないことを説明しているにも関わらずまったく理解できない風助に局員は疲弊していた
「んなことより、俺腹減ったぞ」
空港の一室で応対され風助から轟音が発生されもう時間の無駄と判断した局員は次の議題へと移った
「もういいわ、とにかく風助くん、あなたにはIS学園へ行ってもらいます。」
その言葉に風助は唖然とした
「なんでそうなるんだ?」
局員はため息交じりに応える
「あなたがIS学園に行かないと周りの人たちが危険な目にあうの。だからよ」
俯き風助は尋ねる
「そんなにか?」
局員はうなずいた
「過激な女尊男卑団体が毎日のように襲う可能性も否定できない状況よ。」
その言葉に風助は外を見つめる
「なぁ、俺の我儘って通るかな?」
困惑しながら局員はうなずく
「まぁ、無理ない範囲なら通るんじゃない?」
そう言うと風助は笑顔になる
「じゃあ、頼みがあるんだ」
4月当初鈴のみだったIS学園行は風助というイレギュラーを入れ飛び立つことになった
「じゃあ、行ってくんぞ!」
見送りに来た鈴の母、風助の母、そして風助の父に高らかに言う
「いっぱい友達作るぞ!!!」
風助の頼みで中国のIS企業に入社した父に見送られ忍空はISの世界へと向かう
次回からちょっと書き方を変えてきます
ネタバレですがKさんが干支忍として活躍させる予定ですが卯忍と申忍どっちがいいですか?