前回のツルギのできそこないぷりっ
魔獣練磨師なのにゴーレムと殴り合いをし勝つ
「さぁーて。今日もトレーニング始めっか!」
「ぴぎぃーっ!」
レインの声に、ペムペムは声高らかに答えながらぐにょっと身体を伸ばした。
先ほどガイに一撃を加えたためかかなりご機嫌で気のせいか何時もよりも伸びている。
レイン達の二人の朝は、学園の外周を回るランニングから始まる
『こちらも負けてられないでござるよ!』
「ふむ……」
ぐにょっと伸びるスライムへと熱い視線を送るツルギへと、ガイがこちらも見てくれとばかりにブンブン看板を振り回す。
ツルギ達二匹の朝も外周を回るランニングから始まる。その距離は何と20キロ。
「それ、毎回見て思うんだけどよ?ツルギの訓練じゃないのか?」
レインがランニングのための準備運動をしてる横で、ツルギは鎧を脱いでガイを鎧の代わりに装着していく。
「いやいや、こうやってワシの動きを覚えてもらうと言う意味があるのじゃよ」
『こうやって、主は更に強くなっていくでござるよ』
走り始めたレインとペムペムに遅れて看板を掲げたガイとツルギ、と言うよりガイが走っていく。
レインのペースは毎日自己ベストを更新するつもりで走っているためかなりペースは早い。そのため並みの学生では敵わない程に足の早いツルギでも鎧を装着したままだと遅れだし、ついにはレイン達は見えなくなる。それでも並みの学生なら息が切れるペースである。
そのペースのまましばらく走ると、前方に人影らしきものが見えた。
『主襲われてるようでござるよ』
「分かってる。ガイお願い!」
前方に見えた二つの人影は小さな男の子と女の子。それに襲い掛かるのは下級のウルフ系モンスターのグレイウルフ。勢いよく吠えて二人の子供を追い回すモンスター。
遊ぶようにゆっくりと追い詰めていく。
その様子にガイから飛び出し着物姿になったツルギは、冷静に相棒に命令する
「ワシの事は気にせず思いきりぶん投げろ」
『了解でござるよぉ』
そう書かれた看板をグレイウルフへと投げつけ怯ませると、勢いよくツルギを投げ飛ばす。
「えっ?えぇ!」
鬼の面を着けた物がいきなり飛んできて子供達の前に立てばどう見ても、新手のモンスターが来たようにしか思えないだろう。
「子供相手に何をしておるんじゃ!」
続いてガイが投げ飛ばしたガイの刀を掴むとグレイウルフの足へと一閃グレイウルフが倒れた所を空高く掲げた刀を勢いよく振りおろし、哀れなワンちゃんの意識を奪った。
「大丈夫じゃったかのう?二人とも」
「あ…ありがとうございます。妹も僕も助かりました。」ツルギが声を掛けると少年は自分達の味方だと分かったらしく安心してその場に座り込む。
しかし、女の子の方は怖いのか震えていて…
「あっ、ワシは敵じ…」
「お兄ちゃんアタシこのオーガさんと契約したい!」
怖くて震えてはいなかったがツルギにしてみれば更に困った問題発生である
「いやいや、ワシはオーガじゃなくてな」
「そうだぞ!オーガじゃないよね?」
困り果ててオロオロし始める鬼の面に少年が助け船を出した。
「オーガじゃなくて、東洋のオーガの鬼さんだ」
「じゃ、鬼さん契約して?ほらほら紋章ならあるから!」
助け船は泥船だった。ツルギを乗せて沈没していく助け船。妹は嬉しそうにオーガの紋章の描かれた手を振り、兄は悔しそうにスライムの紋章の描かれた手を睨み付ける。
そして、板挟みになった鬼さんことツルギはと言うと事情を聞こうにも聞けずオロオロ。
まだまだ事件は終わってないのも知らずにオロオロ。
本物のモンスターのガイは重い身体で精一杯走る。
結局話が聞けるのはガイと合流しガイが自分の魔獣練磨師だと言うことにし説得をしてからであった
はい、私スライムも可愛くて好きですが狼系モンスターも好きです。もふもふしたいぃ
次回サブタイは、歯には歯を、目にはメアリ、数にはカズ(三浦知良)をで、レッツぴぎぃー♪